みんなの議会

名寄市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月22日

(1)消費税インボイス制度について/(2)市民と愛玩動物との共生について

2022年6月22日、名寄市議会の一般質問で、富岡達彦議員が「消費税インボイス制度について」「市民と愛玩動物との共生について」について質問し、市民部長 廣嶋淳一、総務部長 渡辺博史、産業振興室長 田畑次郎、副市長 橋本正道、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
富岡達彦 議員
答弁者
市民部長 廣嶋淳一、総務部長 渡辺博史、産業振興室長 田畑次郎、副市長 橋本正道、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 富岡達彦

おはようございます。通告順に従い、質問をしてまいりたいと思います。大項目1、消費税インボイス制度について伺います。2019年10月に消費税が10%に引き上げられ、長引くデフレにより景気が低迷しております。新型コロナウイルス感染拡大やウクライナの情勢、そして急激な円安の波、あらゆるものの物価高騰を受けて中小、零細事業者の業種によっては売上げがさらに落ち込んでいるのが実情です。国や道、そして市による各種支援金や協力金の給付、また貸付けなどで辛うじて持ちこたえている事業者も多く、事態は深刻さを増している状況であります。その渦中において、来年2023年10月に消費税インボイス制度の導入が予定されています。消費税インボイス制度について理事者の見解を伺ってまいります。市内の免税事業者数の把握について。国税に関わる消費税の新しい制度、インボイス制度、適格請求書等保存方式の実施が2023年10月から導入される予定になっています。それに伴いまして、昨年10月からインボイス発行事業者の登録申請が始まっています。現行の帳簿方式では、年間売上げが1,000万円以下の小規模事業者は消費税が免除されています。しかし、インボイス制度が導入されますと、仕入れや経費を支払う相手先から適格請求書が受け取れなければ、売上げに係る消費税から仕入れ税額控除ができなくなります。それによって、課税事業者は消費税納入額が増加してしまうことが想定されます。課税事業者は、仕入先から経費の支払いまで適格請求書を発行できる事業者を選定し直す必要が生じます。一方で、そもそも適格請求書を発行できるのは課税事業者だけですので、売上げが1,000万円以下の小規模免税事業者は取引先から適格請求書の提出を頼まれても発行することができません。そのために、免税事業者は取引を停止、排除される懸念が生じます。取引を継続するために免税事業者がインボイスに登録をして、課税事業者になるという選択肢もありますが、そうしますと少ない売上げの中からさらに消費税の納税が重くのしかかることになります。こうした市内の免税事業者がどのような影響を受けるか、そして影響を受けることが見込まれる免税事業者が本市内にはどの程度いるのか、把握状況について伺います。小項目2、インボイス制度の周知と相談体制について。国税庁のホームページを見ますと特設サイトが開設されており、オンラインでの説明会や専用ダイヤルでの相談を行っているところであります。取引する目的や相手の立場によっては、適格請求書が必要な事業者と不要な事業者があります。煩雑な仕組みを簡単に理解するのは難しい部分もありますので、小規模免税事業者が一定数いると思われる本市においてインボイス制度のさらなる周知と相談体制づくりが必要になるものと思われますが、本市の考え方についてお知らせください。小項目3、企業会計に関わるインボイスについて。インボイス制度が導入されますと、本市と取引のある事業者にも影響があると思われますが、どのようにお考えをお持ちなのか伺います。一般会計に関わる部分に関しては、消費税の申告義務から外れるのかもしれませんが、取引事業者側から適格請求書の提出を求められた場合、本市もインボイス発行事業者としての登録申請が必要となると思いますが、どのような対策を講じていくのかお知らせください。また、公営企業会計の市立総合病院と上下水道に関しては、消費税の申告義務が発生する課税事業者でもあります。そこで、仕入れ額控除の適用を受けるために課税事業者に対して適格請求書の提出を求めることになるわけですが、免税事業者との取引はどの程度あって、インボイス制度導入後はどのように対応していくのか、考え方について伺います。小項目4、地域経済循環や総合計画などへの影響について。中小企業振興条例の中で強調されておりますのは、地域内経済循環であります。域外への財貨の流出を避け、域内で循環経済の仕組みを構築していく上でも中小事業者の受注機会の増大が必須とうたわれています。その中には漏れなく免税事業者も含まれると思いますが、インボイス制度導入によって課税事業者との取引の状況によっては取引の中止や消費税分の値引きを迫られたり、場合によっては廃業に追い込まれかねない事業者も出てくるものと思われます。さらに、地方創生施策のまち・ひと・しごと創生総合戦略に照らしてみても免税事業者の基礎体力を奪うことのないようきめ細かい施策規則などへの配慮が必要不可欠になると思いますが、どのような見解であるかについて伺います。また、来年度以降名寄市総合計画後期計画に進んでいくわけですが、名寄市の中長期的展望への影響評価についてどのように考えているかについて伺います。大項目2、市民と愛玩動物の共生について。少子高齢化や独身、独居者、そして長引くコロナ禍において生活の癒やしや安らぎを求めて犬や猫と令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号暮らす人が増えています。一方で、多頭飼育崩壊や動物虐待、飼育放棄や野良猫の増加、そして殺処分などが社会問題化しています。2013年に改正された動物愛護管理法では、動物の殺傷や虐待、飼育放棄などに対して罰則が強化されています。名寄市においても市民部生活環境課が市のホームページに愛玩動物飼育に関しての啓発項目が掲載されております。以下4点について見解を伺います。小項目1、本市の多頭飼育崩壊と野良猫の対策について。行政と獣医師、愛玩動物看護師、動物愛護推進員、地域ボランティア、民間、動物愛護NPOなどの連携によって多頭飼育崩壊や野良猫の保護活動や保護猫の譲渡会などがなされています。本市における現状と対策について伺います。小項目2、アニマルウエルフェア、動物福祉と殺処分ゼロに向けた取組について。改正動物愛護法の施行によって苦痛とストレスのない安心できる環境での飼育と保護した動物の殺処分を減らす取組がなされております。その結果殺処分は全国的にも減少傾向にあるということは、大変喜ばしいことではあります。アニマルウエルフェアの観点から保護動物の譲渡促進などにより殺処分ゼロに向けた取組について本市の見解を伺います。小項目3、マイクロチップの装着義務について。犬や猫の飼い主の情報が分かるマイクロチップの装着が本年6月から繁殖業者や販売業者に義務づけられました。何らかの事情で行方不明になった犬や猫が飼い主のもとに帰ってくるためのツールとして期待されています。しかし、一般市民への周知不足は否めないのが実情です。また、チップを装着した犬や猫を業者から購入した飼い主は登録変更などの手続が必要になります。登録手続は有料で、オンラインで300円、書類で1,000円かかることから、飛躍的にマイクロチップの装着が広がりを見せるとは言い難い側面があります。本市として犬や猫の飼い主へのマイクロチップ装着推進についてどのような見解であるかお知令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号らせください。小項目4、不妊去勢手術助成補助金について。多頭飼育崩壊や飼い主のない猫たちの繁殖制限をかけていくためには、動物愛護管理法を遵守するための啓発活動も必要ですが、これまでのようにボランティアや市民の寄附や善意に頼るだけではなく、行政による不妊去勢手術に係る費用の助成や補助も必要な時期に来ているのではないかと思います。地域の生活環境と環境衛生を良好に保ち、飼い主のいない猫の頭数調整と殺処分を減らしていく上でも、そして市民と愛玩動物が幸せに暮らしていくためにも何らかの補助制度の創設が必要になると思われますが、本市の見解を伺います。以上、壇上からの質問といたします。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

おはようございます。富岡議員からは、大項目2点について御質問いただきました。大項目1の小項目1及び2並びに大項目2は私から、大項目1の小項目3は総務部長から、大項目1の小項目4は産業振興室長からのそれぞれ答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、消費税インボイス制度について、小項目1、市内の免税事業者数の把握について申し上げます。令和5年10月1日から導入が予定されております消費税の適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度においては、消費税の仕入れ税額控除のために適格請求書の保存が必要となり、事業者がインボイスの交付を行うためには既に開始されております税務署への適格請求書発行事業者としての登録申請が必要となります。インボイス制度の開始に当たって登録しない免税事業者への想定される影響としましては、適格請求書の発行をできないことで売上げ先の事業者と比較して取引条件についての情報量や交渉力面での格差により取引条件の見直しを求められることなど一方的に不利になりやすいことや、課税事業者を選択した場合に小規模事業者が消費者に消費税を転嫁しづらいケースも出てくるのではないかとも言われております。制度の円滑な移行のため免税事業者からの仕入れについても制度導入後の3年間は仕入れ税額の80%、その後の3年間は仕入れ税額の50%を控除できる経過措置が設けられております。また、免税事業者が課税事業者を選択した場合、消費税の申告、納税等が必要となりますが、インボイス制度の実施後も基準期間における課税売上高が5,000万円以下の事業者は事前に届出をすることで中小事業者の事務負担軽減に配慮した簡易課税制度を適用でき、売上げに係る消費税額にみなし仕入れ率により仕入れ税額を計算することができます。さらには、簡易課税制度を適用している場合、インボイス制度の実施後も適格請求書を保存しなくても仕入れ税額控除を行うことができますので、仕入れ先との関係では留意する必要がないとされております。想定される免税事業者数ですが、市では課税売上高の把握ができないため正確な数字はお示しできませんが、一定数の事業者はいるものと考えており、免税事業者の不安が解消でき、制度の導入に向けて混乱が生じないよう市としてできる広報や周知に努めたいと思っております。次に、小項目2、インボイス制度の周知と相談体制について申し上げます。インボイス制度のスタートは令和5年10月1日からとなっておりますが、適格請求書を交付するためには令和5年3月31日までに登録する必要があり、影響の大きいフリーランスの方や個人事業主などの免税事業者の方々は制度の理解と対応について判断する時間が必要になると考えられます。この間国からは様々な媒体を通じた広報や税務署による説明会が実施されておりますが、市としてもインボイス制度の広報、周知につきまして問合せがあった場合に国の相談窓口の案内を行ったり、市広報紙、ホームページへの掲載、市庁舎内への制度PRチラシの設置などの対応を含め税務署等からの依頼に対して積極的に協力してまいりたいと考えております。市内における事業者支援として、名寄商工会議所においてはインボイス制度の概要と実務対応をまとめた事業者向け小冊子を会員企業に対し配付しているほか、会員企業に限らず広く市内事業者を対象としたセミナーを定期的に開催しています。また、風連商工会においては早期に制度の理解を深める会員向け講習会を先月開催したと聞いております。引き続き商工会議所、商工会及び名寄地方法人会名寄支部など各団体と連携し、同制度の事業者への周知、相談体制の構築に努めてまいります。続きまして、大項目2、市民と愛玩動物との共生について、小項目1、本市の多頭飼育崩壊と野良猫対策について申し上げます。飼い主がペットを適正な措置を行わないまま無計画に飼った末に異常繁殖が繰り返される多頭飼育崩壊が全国各地で発生し、社会問題となっておりますが、本市においても猫の多頭飼育崩壊事案が昨年度1件発生しております。市では、市民に幅広く適正飼育について広報、啓発を行うとともに、昨年度より多頭飼育崩壊の当事者である飼い主とのコンタクトを図った上で、市で公益財団法人どうぶつ基金の救済支援を活用した不妊手術を実施したほか、北海道が委嘱する動物愛護推進員や地域ボランティアの皆様、NPO法人ツキネコ北海道等の御協力により保護を行っていただいているところです。野良猫につきましては、広報等により餌やり防止の啓発を行うとともに、市民苦情により戸別訪問やチラシ配布など注意喚起を行っているところです。保護につきましては、負傷している猫については北海道動物愛護管理推進計画により北海道が保護収容を行うこととなっていることから、保健所等と連携した対応を行っております。次に、小項目2、アニマルウエルフェアと殺処分ゼロに向けた取組について申し上げます。動物の保護や殺処分については北海道の業務となっていることから、市として殺処分ゼロに向けた具体的な取組を行っているわけではありませんが、生令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号活環境の保全や不幸な猫をつくらないことを目的として広報等により飼い猫の適正飼育や野良猫の餌やり防止の啓発を行っているところです。また、保健所からの依頼により保護猫に関する公告を行うなど保護猫の引取り先確保への協力を行っており、今後も啓発等の取組を進めてまいります。次に、小項目3、マイクロチップの装着義務化について申し上げます。マイクロチップの装着に関する販売業者に対する義務化や現在犬、猫を飼っている方などへの努力義務化により装着された犬、猫が飼い主と離れ離れになったときに飼い主のもとに帰ることができる可能性が高まることが期待できるものと考えております。市としましても、市のポータルサイトから国のサイトへのリンクを貼り、市民への周知強化を図っております。次に、小項目4、不妊去勢手術の助成補助金について申し上げます。全国では、飼い主のいない猫の増加を抑制することなどを目的に飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用に対する補助制度を設ける自治体があり、道内では旭川市や下川町で補助制度を制定されていると認識しております。先行している自治体では、補助により野良猫を捕獲、不妊手術し、元の場所に戻すことによる効果として子猫が増えない、餌の散乱や腐敗による環境悪化を防止、猫の尿の臭いが薄くなる、ふん尿による被害が減少、繁殖期の鳴き声がなくなると周知している事例もあり、本市においても同様の苦情が多いことから、これまで行ってきている餌やり防止の啓発を継続するとともに、補助制度を実施している先行自治体の状況などについて調査研究を行ってまいりたいと考えております。以上、私からの答弁といたします。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

私からは大項目1の小項目3、企業会計に係るインボイスについてお答えします。地方公共団体のインボイス発行事業者登録については、一般会計のほか、個々の特別会計、公営令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号企業会計ごとに行うことになります。インボイス制度が開始する令和5年10月1日以降は、付番される登録番号等、インボイス制度に適合した事項を記載した請求書などを発行しなければ、取引事業者が仕入れ税額控除の適用を受けることができなくなります。このため、課税事業者との取引を有する一般会計、特別会計、公営企業会計については適格請求書発行事業者登録を行うべく作業を進めている状況でございます。次に、企業会計におけるインボイス制度の導入に関する対応状況についてですが、病院事業会計は基準期間に課税売上高が1,000万円を超える課税事業者であることから、適格請求書発行事業者の登録申請を行うための準備を進めております。一方、現在病院事業費用においては給与や減価償却費などを除いた大部分の物品を課税仕入れにより調達しております。そのため、制度導入後は適格請求書の発行ができない事業所との取引は仕入れ税額控除の対象外となることから、当該事業者が消費税相当額を価格に反映させる場合には当院への影響は大きなものになると想定しております。免税事業者との取引については、これまで競争入札を伴わない軽微な取引においては当該事業者の消費税の届出区分の通告を求めていなかったことから、正確な把握はできておりませんが、今後はインボイス制度導入に向けた準備を進めていく中で各事業者の届出区分を把握し、適正な申告事務に努めていきます。なお、病院事業においては現在インターネットを介した電子請求受領サービスを利用しており、本サービスによる請求書がインボイス制度の要件を満たしていることから、適格請求書のフォーマット作成に苦慮されている事業者を中心に支払い業務の効率化を兼ねて本サービスを利用した請求書提出への切替えについて改めて周知を図っていく予定でございます。次に、水道事業会計及び下水道事業会計につきましては、現在消費税の課税事業者であり、取引の大部分を占める水道料金及び下水道使用料は課税取引となっております。両会計とも消費税の課税事業者としてインボイス制度への対応が必要となることから、適格請求書発行事業者として登録申請を行い、既に登録を受けております。また、インボイス制度への対応のため料金システム及び企業会計システムの改修、検針票や納入通知書等の用紙類の変更、交付したインボイスの写しの保存方法の調整を行っております。免税事業者との取引については、病院事業と同様の理由により正確な把握が難しい状況となっております。水道事業及び下水道事業は、水道料金及び下水道使用料による収入、いわゆる受益者負担により経営を行っており、インボイスに対応しない事業者との取引は仕入れ税額控除ができないため、経営に大きな影響を与えるものと想定しております。インボイスに対応するかは各事業者の判断によりますが、水道事業及び下水道事業としてはそれぞれの取引の内容や規模に応じて適切な判断を行ってまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

私からは大項目1の小項目4、地域循環経済や総合計画などへの影響についてお答えいたします。地域経済の活性化においては、地域で生産されたものがその地域で消費されるなど地域内での経済循環が重要であり、これと併せ地域外からの財貨を獲得することにより経済循環が持続的なものとなります。中小企業の振興は、この地域循環型経済の構築を図ることで豊かに暮らせるまちづくりを実現するよう推進することが重要であると考え、昨年12月に中小企業振興条例を全部改正し、基本理念や役割などを定めるとともに、同条例に基づく支援メニューを事業者のニーズに応える使い勝手のよい制度となるよう見直し、関連予算を今定例会に補正予算として提案をしているところでございます。国の税制であるインボイス制度導入に当たりましては、国において様々な中小企業向けの支援が用意されており、その中には本則課税の事業者と取引がある免税事業者がインボイスを発行するために登録事業者、すなわち課税事業者になるに当たっての支援もあり、商工会議所や商工会で丁寧な説明を行っております。免税事業者がインボイス発行事業者になるかどうかは経営判断によるものと認識をしており、本市においてはいずれの場合においても制度導入が地域経済の活性化、地域内の経済循環に影響を及ぼすことのないよう本市中小企業振興条例に基づく新たな支援メニューの周知、利用促進を図り、中小企業の経営基盤の強化、地域商業の発展に向けた取組を推進してまいります。名寄市総合計画(第2次)後期基本計画などへの影響については、今年度同計画を策定するに当たり中小企業振興審議会、各団体との意見懇談会、名寄商工会議所及び風連商工会と市との3者協議、産官金連携なよろ経済サポートネットワークなどにおいて幅広く意見を伺いながら地域経済の中長期的展望について検討してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 1番 富岡達彦

それぞれ御答弁いただきました。再質問をさせていただきたいというふうに思っております。周知とか、市民への周知等々に関しては、恐らく商工会議所の担当の方もおっしゃっておられましたけれども、把握をしていくのは、免税事業者がどれだけいるかと把握するというのは個人情報の問題もあったり、税務署の所轄だったりなんだりするということでなかなか難しいという話もありましたけれども、行政として事業者を下支えしていくためにもさらなる工夫を凝らした、判断期間が短いという状況もありますので、ホームページなどで広く周知をしていただければなというふうに、広報していただけるとありがたいというふうに考えております。なかなか、当事者の方々にお話を聞きに行ってもやっぱりまだ7割近くの方令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号々が理解をされていない、あるいはインボイスへの準備をどうしたらいいかが分からないというような状況もあるというふうに思って、そういうお話が結構出てきておりますので、その辺も含めて併せてお願いをしたいなというふうに思うところです。行政からのバックアップ、連携というのも非常に大事になる部分なのですけれども、財務省の推計によりますと消費税免税事業者というのは全国で488万者いるというふうに言われておりまして、その中でも企業間取引をしている事業者のうち財務省はおおよそ161万者の方が課税事業者に転換をして事業を行っていくというふうに想定をされているという数値が上がっているところですけれども、ところが課税事業者へ転換した結果、1事業者当たりへの負担というのが15万4,000円が新たに消費税納税という形で増えるということが試算されています。財務省としては、それによって年間2,480億円の消費税の増収を見込んでいるというわけでありますけれども、企業間取引のある課税事業者の20%がインボイスをもらえない、免税事業者との取引は行わない意向であるという商工会議所のリサーチの結果も出ております。その中で取引から除外される、あるいは値引きを迫られるという業者が出てくるということに関してどのようにお考えをお持ちなのかお聞かせください。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

先ほど答弁させていただきましたとおり、議員のほうからもありましたとおり、それぞれの事業者の方の今回のインボイス制度に関わるどういうふうな形で対応していくかというところがありますので、そこについては行政側からこうしなさいということははっきりお伝えすることはできないのですけれども、先ほど答弁させていただきましたが、経過措置ですとか、そういった優遇措置も含めてそれを活用していただくということを繰り返し御説明をさせてい令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ただいて、制度スタートまでにはそういった不安を解消できるような形で市としても周知活動に努めていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

再質問 1番 富岡達彦

そのように進めていただけると非常にありがたいなというふうには思うのですけれども、市民の皆様から声を聞いてきたところによりますと、取引先がたくさんあるので、その中のごく一部の免税事業者との取引であれば目をつぶるかなという課税事業者さんもいらっしゃいます。そういう方はまれなのかなというふうに思うのですけれども、またある免税事業者さんは無理やりにでも事業を継続していくにしてもインボイスのやり取りが必要のない範疇でやるということになると事業の縮小ですとか、あるいはダブルワークも考えなくてはいけないということをおっしゃっておられる方もいらっしゃいました。また、別の事業者さんはもうこの際事業を畳んで、名寄市から出ていって、都市部で大手の企業の傘下に参入することも考えなくてはいけないなということもお話をされていました。企業間取引をされている免税事業者の方々にしてみれば、この消費税分の価格への転嫁というのは非常に難しいのだろうなというふうに思われます。その中で、商工会議所のリサーチの調査結果でもおよそ4%から最大で9%の事業者が廃業を検討せざるを得ないというような結果も出ているという状況があります。売上げが1,000万円以下の免税事業者が課税事業者になったとしても、先ほど申し上げたとおり、15万円ほどの消費税の負担、平均ですけれども、負担になるということは経営上非常に重くのしかかってくる部分だというふうに思っております。そんなような状況の中で免税事業者さん、個人事業者さんというのは仕入れから加工、販売促進、営業、宣伝などなど光熱費も備品や什器も全て自賄いという形になっておりますので、そういった状況の中で弱体化を招きかねないのかなというふうにも思うところでありますけれども、市としては免税事業者さん、今後市内の経済を回していく上で、これまで下支えをしてこられた地域の小規模事業者さんの暮らしと地域の循環経済を支えていく上でどのようなサポートをされていくのかということについてお聞かせをいただければと思います。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

インボイス制度導入に当たっての小規模事業者といいましょうか、免税事業者への対応といいましょうか、御質問だと思います。国の税制については、まず国のほうで様々な支援を用意しております。例えばその中の免税事業者がもし課税事業者になろうとした場合については、持続化補助金という国の制度の中でインボイス制度導入後の環境変化も見据えて取り組む小規模事業者の上限額を引き上げるなどといった、そういった支援もございます。また、市としては免税事業者がインボイス発行事業者になるかどうかというのはまさに経営判断によるものと認識をするところでありますが、このたびの国の税制が本市経済に影響を及ぼすことのないようにしたいというところで、免税事業者がインボイス発行事業者、すなわち課税事業者になる場合においても、あるいは免税事業者のままでいる場合においても地域経済の活性化、地域内の経済循環を推進するために、先ほど申し上げましたけれども、中小企業振興条例に基づく新たな支援メニューの周知、利用促進を図って、中小企業の経営基盤の強化、地域商業の発展に向けた取組を推進することかなと考えているところでございます。

再質問 1番 富岡達彦

その辺は理解をさせていただくところでありますけれども、事は国税に関わることでありますので、市は恐らく国の方針等々に沿ってやっていくことになるというのは理解できなくもないわけではありますけれども、殊さらやはり国の事業だとはいえ影響を受けるのは名寄市民であって、名寄市内の事業者であるわけです。インボイス制度の導入で影響を受ける免税事業者たちはこれまでも地域の暮らしと循環経済を支えてきたという自負を持たれているという話も、いろいろなところへ訪ねて話を聞いたところそのように申されている事業者さんも多かったわけなのですけれども、名寄の産業基盤のこれからの強化や地域の循環経済政策において、名寄市としては大きい企業と法人とかと小規模事業者のまずもってどちらに保護の手を差し伸べるべきだというふうに考えているのかについてちょっとお伺いしたいなと思うのですが。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

大きい企業か小さい企業かということではなく、私どもは中小企業の振興においては市内中小企業、中小企業の中には定義として小規模事業者も含まれておりますが、の振興をもって地域経済の発展がするように施策を進めていくというのが私どもの務めだと考えております。

再質問 1番 富岡達彦

まず、どちらも大切だということは言うまでもない話なのだろうなと思いますし、ちょっと愚問だったかなというふうにも思ったのですけれども、これまでの2年半に及ぶコロナ禍の救済政策、あるいは物価高騰に対する市内の経済対策について本市としてはこれまで非常にスピーディーに対応されて、御尽力をいただいてきているのだなということはありがたいこととして重々承知をしているところでありますけれども、地域の循環経済を推進していく上ではまずは私としては小規模事業者をきちんと下支えをしていくことが大事なのかなというふうに思っております。それは、人道的な理由とかではありませんで、やはり先ほども答弁の中にもありましたけれども、市外への財貨の流出を防ぐ、あるいは大手企業に一極集中が起こらないような施策を取っていくということが必要になってくるのかなと令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号いうふうに思っております。せっかくの地域循環経済の仕組みも恐らく小規模事業者がいなければ成り立っていかないものがあるのだろうなというふうに考えております。財貨が市外の大手企業に流れて出てしまうということもありますし、心配もありますけれども、あとは通年雇用を促進したり、あるいは移住定住促進策等々、あるいは大学生、高校生の卒業生たちにこの地域で労働生産世代として生活をしていただくためにも、あるいはそういった労働生産世代の方々が市外へ流出していくということも抑えなければいけないなというふうに思っております。インボイス制度、これによって影響を大きく受ける業者がごそっと減っていくことになりますと、恐らく市内の中規模、大規模の事業者さんたちも大きな影響を及ぼすのではないだろうかというふうに懸念されております。産業の衰退につながっていく負の連鎖を生み出さないような方策を考えていただきたいというふうに思うのですけれども、改めてその辺についての見解をお伺いしたいと思います。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

議員おっしゃるとおり、まさにこの地域の経済循環をするということがこの名寄市の経済を、あるいは地域の経済を活性化するものだと思います。そういったことを含めて基本理念ですとか役割などを定めた中小企業振興条例の全部改正を昨年12月にさせていただき、4月1日から施行しました。そこで、今年の広報の4月号にこの条例の概要を載せさせていただきまして、その中で地域循環型経済というもののポンチ絵といいましょうか、模式図も示させていただいて、その中で市外、域外から財貨を獲得する産業を興し、さらに獲得した財貨を循環させることで地域経済が発展すると。その中には、今議員がおっしゃった小規模事業者の皆様の御活躍、あるいは通年雇用の問題、雇用を市内で起こすこと、あるいは移住定住で市内に来ていただくことですとか、大学生の就業の定着ですとか、そ令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ういったことも全て含まれてくるものだと思っておりますので、御理解いただければと思います。

再質問 1番 富岡達彦

ぜひともその辺を含めて十分に、もう時間もあんまりない状況の中ですので、しっかりと対策を講じていただければありがたいなというふうに思っているところです。いずれにしましても、見渡していきますと、小規模事業者が地域の循環経済の核としてこの地域活力を地道に生み出してきたという成果を鑑みますと、地域の小規模事業者がこの先もこの地域で活躍をしていける環境整備と市内での事業再構築をしていけるような助成の仕組みというのも考えていく必要があるのかなというふうに考えております。インボイス制度の導入に関しては、日本商工会議所をはじめ全国建設労働組合総連合会、農民運動連合会などなど、日本税理士会連合会などなどがコロナ禍や物価高騰で疲弊している今、早急に導入するべきことではないという見直し提案を上げております。本日公示になります7月の参議院選挙の争点の一つとしても注目をされているところでありますけれども、名寄市の総合計画後期計画を創造していく上で、行財政改革や中長期財政計画、あるいは10年後、20年後、30年後の名寄市のまちのグランドデザインをどう描いていくか、未来世代にツケを回すことのないような取組を進めていく上でも、持続可能なまちづくりを創造していく上でも消費税のインボイス制度は市政に大きく影響を及ぼすものというふうに考えておりますけれども、その辺について副市長の見解をお聞かせいただければと思います。

答弁 副市長 橋本正道

富岡議員の今までのやり取りの中で中小企業の立ち位置については、私も同様の見解を持っておりまして、中小企業の中には本当に一生懸命やっていただいて、名寄の経済を下支えしていらっしゃる企業さんもいらっしゃることも認識しております。今話題となっておりますインボイス制度、このものにつきましては国策、国税ということでありますので、お話しになったことが名寄市だけなのか、あるいは日本全国様々なところでこういう問題が出てくるかについては、これ国政の場での議論になるかと思います。となると、私どもとしてはやはり今まで中小企業含めてここの地域経済をどういうふうに活性化していくかというのはこれ非常に大きな課題でありますので、田畑室長のほうからも中小企業振興条例の様々な補助制度の中で、あるいは、今お尋ねの総合計画の中でここの経済をどういうふうに活性化していくか、非常に大きな切り口だと思っております。後段出てまいりましたけれども、移住定住あるいは市内の大学生、若者の就職口、必ずしも大手企業に就職するだけが求めているものではないのかもしれません。自分で一人親方として事業を構えて思う存分やってみたいという方もいらっしゃると思います。そういったニーズに様々な制度設計で応えていくのはまた市の役目だと思っておりますので、やれるところについては一生懸命やらさせていただきたいと思います。そういった道筋を示すことで次の総合計画にいい議論ができるかと思っています。よろしくお願いします。

再質問 1番 富岡達彦

恐らくまちづくりに関する思いというのが一致する部分というのも多大にあるなというふうに今の副市長のお話からもうかがえたところでありますけれども、ちょっと市長にもお伺いしたいなと思うのですけれども、地方創生、地方分権を軸にしてこの市内の地域循環経済の仕組みをさらにブラッシュアップしていくためにも、国税の制度とはいうものの名寄市としても、先ほど申し上げたように、市内事業者の影響を鑑みて、インボイス制度、この国策自体を市内、庁舎内、庁内で検証をしていただいて、地方から国に対して意見を上げていくということも必要になるのかなというふうに思うのですけれども、その辺についていかがお考えでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

インボイス制度の導入における地域の、あるいは中小企業の影響についてどういう状況にあるのか、あるいはどういう状況が想定されるのかということは当然しっかりと我々も検証していかなければならないと思います。一方で、それぞれ今自治体の中でも同じように同様の導入がされるということでありますので、そうした横のというか、それぞれの市町村の状況等もよく連携、相談をしながらしかるべき対応、必要によっては市長会だとか、そうしたところを通じて国に対して影響がかなり厳しいという状況があるのであればしかるべき要望していくと。しっかりと対応して、対応というか、そこは影響をしっかりと鑑みて、やるべきことはしっかりとやっていきたいというふうに思います。

再質問 1番 富岡達彦

ありがとうございます。個人的にはぜひ反対の声を上げてほしいとか撤回の声を上げてほしいという、延期を求めてほしいという思いもあるところではあるのですけれども、国税の制度をきちんとこの中で検証して、もみながら一番いい形に収められるような形で、本市の大切な財産である財貨の流出、あるいは生産世代の市外への流出を防ぐ上で、今北海道新聞でも漏れバケツにならないような連載物が掲載されておりますけれども、地域経済の循環とそれらを実効性あるものとしてこの消費税インボイス制度への対応策を進めていっていただきたいなということを申し添えておきたいと思います。次に、愛玩動物との共生についてでありますけれども、冬が厳しい環境の中にあって、道北内陸部においては地域猫の存在が、野良として生き延びるということは長い冬があると考えるとなかなか難しい。地域猫の世話をする、餌をあげたり、あるいは冬の寝床を用意してあげる、そういった人がいないと恐らく一冬も越せないのだろうなと令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号いうふうに思うのですけれども、飼育崩壊のほうが今ちょっと名寄市としては大きな問題なのかなと。ツキネコさんのホームページのブログを見てもユーチューブを見ても名寄市、猫、多頭、飼育崩壊と入れると結構検索で上がってくるというようなこともありまして、その中で先ほど御答弁にもありましたけれども、公益財団法人どうぶつ基金、こちらでTNRの活動に行政枠として名寄が参加をされているということは承知をしているところであります。地域猫活動、TNRに積極的に参加をされて、どうぶつ基金を行政枠として使っていっているというような状況があるのかなというふうに思うのですけれども、登録後の、これまでにどのような形でどうぶつ基金を使ったかについての詳細についての実績について分かればお知らせください。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

先ほどの答弁の中で、昨年1件多頭飼育の関係で発生をしまして、対応させていただいております。いわゆるTNR、野良猫を捕獲して、不妊手術をして、また帰すという活動については今全国的にもそれぞれ導入されていまして、今回多頭飼育の関係につきましてはちょっと詳細については個人情報になりますので、ないですけれども、いわゆる行政枠のチケットについては申請をさせていただいて、その際に今回昨年の1件ありました多頭飼育の関係では19件の不妊手術ということでチケットを発行させていただいて、助成を受けて、実際に行っておりまして、チケット発行させていただいて、そのうち、先ほど19件ですけれども、7件は緊急性があったので、ボランティア団体のほうが費用を負担していただいて、残り12頭分をチケットを使わさせていただいたというような状況であります。また、市内のボランティアの関係の方ですとか、それから道が委嘱しています動物愛護推進員の方の、そういった方々の協力もいただきながらこの多頭飼育の関係については対応させていただいてきた令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ところでございます。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

その辺詳しくは恐らくどうぶつ基金のホームページの行政枠というところを検索すると出てくるのかなというふうにも思っております。その中で、今回の名寄市が申請をした事例の中では多頭飼育崩壊という形で40頭ほどの猫が保護されたという話を伺っております。その中でも猫は8頭死亡されて、32頭がボランティア団体に保護されたという話を聞いているところなのですけれども、多頭飼育崩壊となりますと、どこかからの通報がなかったら分からないとか、あるいはそういった申出がないと非常に発覚しづらいものなのかなというふうにも思うのですけれども、とりわけこの飼育崩壊の現場では市の生活環境課の担当職員さんたちも大変な御苦労されているということも伺っております。動物愛護推進員の方のお話等々も伺っていくと、まずもってその前段で恐らく高齢者の方とか、あるいは独居の方という方の多頭飼育崩壊というのが多いのかなというふうに思うのですけれども、その辺に関して健康福祉部の高齢者包括支援センターなどときちんと連携をしながら未然にそれを防いでいくというような方策も必要なのかなというふうに思うのですけれども、その辺に関してはいかがでしょうか。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

昨年の多頭飼育の関係につきましては、実は高齢者が絡んでおりまして、その部分も含めて健康福祉部の包括支援センターとも連携しながら多頭飼育されている方の生活の改善も含めて、それから猫の多頭飼育の対応も含めて連携しながら取り組んだ案件でございまして、今回の猫の関係の苦情については負傷しただとか保護したというもの以外の苦情としては年間二、三十件毎年ございまして、その中にはやはり通報が多いということで、猫が出入りしているのを例えば隣の方が見かけたり、臭いがしたりというようなことで、そういった形での通報も多いですし、また包括のほうだったり、そういった連携した中でそちらのほうからの、実際にはその家庭の方の支援に行ったときにそういう状況も発見したりとかということも含めて情報もいただいておりますので、そういったことも含めてこの多頭飼育の関係、それから野良猫の対応の関係については連携しながら、また保健所、道振興局も含めて連携しながら現在も対応させていただいているところでございます。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

分かりました。猫の、動物の話になると市税を使うのは動物よりも人のほうが先ではないのという話も、御意見も結構聞かれるところなのですけれども、地域猫の対策活動というのは私は一部の猫好きの人たちだけのものではないというふうに考えておりまして、やっぱり市民の生活環境、あるいは環境衛生活動、そういったものにも資するものだというふうに思っております。町内会の活動や、市立大学にももふもふサークルというのがあるというふうな話も伺っておりますけれども、そういったものと今まで取り組んでこられた様々な方々との連携をしながら、飼い主不明の猫を減らしながら屋内での適正飼養の必要性、あるいは終生飼育を啓発していくためにも地域全体で意識を変えていくために市民の一層の理解を求めていくことが必要になると思います。その辺に関して再度何かこれはというものがあればお知らせをいただければと思います。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

今いただいたもの含めまして、先ほどの答弁の中でも一部触れさせていただきましたが、おっしゃるとおりで、そういった地域の理解も含めて飼い主のモラルだったり、それから周りにいらっしゃる方々の理解も得ながらこういった取組をしていかなければならないというふうに考えておりますし、北海道のほうで先日発表ありましたけれども、動物愛護センター、道が4か所開設するということで、今まで道のほうでは設置をしておりませんでしたけれども、一部政令市等で設置をしていましたが、実証実験が開始されるということで、動物を保護する専門の施設が今後設置されるということもお聞きしましたので、名寄市としても今なかなかそういった猫が増えてきている中で、受け入れる施設ができるということは非常に市としても担当者としても今喜んでいるというような状況もございますので、その設置もできれば近くにできたらいいなというふうには考えておりますけれども、そういったところも期待しながら今後もますます対応についてはきめ細かく周知も含めて行っていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

北海道で保護施設ができるというのは私も承知をしているところでございますけれども、できれば道北も広いので、中核都市である名寄に一時保護をできるような施設を、遊休施設などなどを使いながら検討していくということも必要なのかなというふうにも思っておりますので、その辺検討していただければありがたいかなと思います。多頭飼育崩壊がなぜ起きるかというのは、施設に入所したりとか病院に入院したり、あるいは介護度が増していくという状況を抱える市民の方々がそういうことにつながっていくのかなという部分も考えられるわけですけれども、そのためには先ほど言ったように高齢者福祉、あるいは包括支援センターとの連携というのも非常に大事になるのかなというふうにも思っているところなので、市内の獣医師さんのお話をちょっと伺ったのですけれども、名寄市の野良猫は増える一方で、今のところ減る気配がないと。ここ四、五年は特にひどいということで、それなぜ起こるのかという話をしたのですけれども、そのドクタ令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ーがおっしゃるには命を軽視する感覚ですとか、そういう風潮が社会に蔓延しているという現実があると。その反面、短絡的に愛玩動物に癒やしとか、そういうものを求めて、精神的に依存してしまうという。飼ったは飼ったけれども、無責任にまた遺棄してしまったりとかということもあるというようなこともあって、モラルに対する目の厳しさとかも近所からも出てくるのかなと思うのですけれども、多頭飼い飼育崩壊を起こす人というのは経済的にも精神的にも余裕のない人が多いのだろうなという話をドクターはされておりました。その中で、先ほども申し上げましたけれども、市税は犬、猫よりも人の生活を守るために予算すべきだという意見も多く聞くのですが、そういったもろもろの活動等々を鑑みていくと、相談支援センターを整備することも必要になってきますし、不妊去勢手術等に関わる費用に関して行政は予算を組んで取り組むことというのは全く無意味ではないというふうに言われておりました。その中で、この不妊去勢手術費用の助成制度、旭川市やお隣、下川町も行っております。下川は、足りなくなったら補正を組むというふうに財務の担当の方が話をされておりましたので、そういったことをぜひとも検討していただきたいというふうに思うのですが、前向きな御回答をいただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

先ほど答弁もさせていただきましたが、旭川市の例、それから下川町の例も担当のほうからも聞いておりまして、その効果も含めてどういう形が望ましいのかと。どういう形で事業を行っているかも含めて検証させていただいて、調査研究ということで、答弁させていただいたとおりなのですが、させていただきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 1番 富岡達彦

よろしくお願いいたし令和4年6月22日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ます。以上で質問を終わります。

出典:名寄市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月22日 議事録 PDF(135ページ) 間違いを知らせる