みんなの議会

名寄市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日

(1)森林・林業施策にかかわって/(2)JR宗谷本線の維持存続にかかわって

2021年3月10日、名寄市議会の一般質問で、富岡達彦議員が「森林・林業施策にかかわって」「JR宗谷本線の維持存続にかかわって」について質問し、経済部長 臼田進、建設水道部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
富岡達彦 議員
答弁者
経済部長 臼田進、建設水道部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 富岡達彦

議長より御指名をいただきましたので、通告順に従って、一般質問いたします。大項目1、森林、林業施策に関わって。政府は、3月2日に温室効果ガスの排出削減を目的とする地球温暖化対策推進法改正案を閣議決定しています。2050年までに脱炭素社会の実現を目指し、再生可能エネルギーを地域活性化につなげる制度を創出するとしています。環境省は、CO2の排出に価格づけをするカーボンプライシング制度の導入を検討しています。北海道は、北海道地球温暖化対策推進計画に基づいてゼロカーボン北海道の実現に向け、道内の森林によるCO2の吸収量を2030年度には480万トンにする目標を設定し、北海道森林吸収源対策推進計画を年度内に改定するという方針です。この目標達成に向けて計画的な森林の整備、管理と公共建築施設の木造化を推進するとしています。それらを踏まえて、小項目5つについて質問をさせていただきます。1つ目、名寄市森林整備計画に基づく持続可能な森づくりビジョンについて。名寄市森林整備計画の基本方針による地域特性を考慮した持続可能な民有林の目指すべき姿について、森林生態系、多面的機能、公益的機能に着目した名寄市の森づくりビジョンとゾーニングを含めた実効性あるグランドデザインをどのように描いていくのかについて伺います。また、令和2年度市有林管理事業並びに未来につなぐ森づくり推進事業の事業実績とその評価についてお知らせください。小項目2、森林経営管理制度、森林環境譲与税活用による具体的な取組について。林業の成長産業化と森林資源の適正管理が法制化された森林経営管理法における市内私有林所有者に対する森林整備への意向調査の進捗状況について伺います。また、森林経営意欲が少ない林分、あるいは所有者不明林分、森林経営計画の策定についてとそれらの林分の人工林施業管理実績についてお知らせください。さらに、パリ協定の枠組みで定める温令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号室効果ガスの削減目標の達成や災害防止等を図るための森林整備等に関わる地方財源を安定的に確保する目的で導入され、令和2年度本市の当初予算にも盛り込まれていた森林環境譲与税の予算に関わる事業実績と評価について伺います。小項目3、林業現場における技能者、技術者の養成と担い手の育成について。昨年旭川に道立北の森づくり専門学院が開校し、オール北海道の体制で地域や産学官と連携し、北海道を丸ごとキャンパスとして活用し、現場での学びを重視したカリキュラムを組み、国や教育機関、地域との連携をしながら林業現場のエキスパート、プランナーやフォレスターを養成しています。本市における新たな森林、林業の担い手を迎えるための受皿体制づくりと森林、林業現場作業士の安定就業に向けた担い手対策について伺います。あわせて、市の行政林務側の森づくりに関わる専門技術員を配置することに対する考え方について本市の見解についてお知らせください。また、環境負荷が少なく、森林資源の適正管理を実践できる自伐型林業を目指す森林所有者の育成についての考え方も伺います。小項目4、災害に強い森林づくりについて。明日3月11日、東日本大震災から丸10年を迎えます。地球規模の気候変動に伴う激甚災害が毎年毎年国内各地で発生しています。道北地域でも台風の襲来や猛烈に発達する低気圧、さらには同じところで雨や雪が降り続く線状降水帯の脅威にさらされるようになってきました。名寄市地域防災計画や名寄市強靱化計画に沿って川に囲まれた水のまち名寄の水害や土砂災害に特化したハザードマップが示され、防災に関する施策の充実化が進められています。山地崩壊、土砂災害、土石流などを防ぐ治山、治水対策として災害に強い機能を有する森林整備施業が必要不可欠であります。極端な気象現象に対応していくために山地災害が発生しやすい地形や土壌、地質を有する林班の調査、そして適正施業管理の在り方と上流から市街地を令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号経て天塩川本流までの総合的な防災対策としての森林管理の在り方について考え方を伺います。あわせて、防災に関わる保安林、山地崩壊防止機能、災害緩衝機能への指定や保安林の役割に適した森林林部に誘導するための施業の見直しを含めた考え方をお知らせください。また、河川増水氾濫防止として渓畔林の整備、河道内木の適宜伐採、そして河畔林の適宜伐採整備についての考え方について伺います。小項目5、市街地緑化について。低炭素資源循環型の持続可能なまちづくりにおける市街地緑化に向けた緑の基本計画導入についての見解について伺います。名寄市は周辺は森林に囲まれていますが、市街地には緑が少ないという声を市民の皆様から少なからず聞きます。都市計画マスタープランや立地適正化計画を推進していく上で市街地緑化に関する施策における緑の基本計画の位置づけについての考え方について伺います。大項目2、JR宗谷本線の維持存続に関わって。JR北海道は、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年度の営業損益、損失は597億円に上ると発表しております。とりわけ新幹線や札幌圏域、主要幹線での落ち込みが激しいと分析されています。それらの深刻な経営状況に鑑み、政府国土交通省はJR北海道への支援の根拠となる国鉄清算事業団債務等処理法について今年度で期限が切れることから、支援の期限を2030年まで延長すると示しています。そこで、以下小項目3点について質問いたします。小項目1、令和3年度からの第二次アクションプランの具体的内容について。北海道は、2011年度の予算案の中で交通、物流の形成で13億900万円を計上し、JRが単独維持困難8線区の利用促進策としてJRに貸与する観光列車車両の購入費10億円を盛り込んでおります。道は、JRに無償貸与して単独維持困難8線区での運行、運用をして、収益向上につなげていきたいという考えを示しています。これらの大きく前進した施策動向を受けて、宗谷本線活性化推進協議会としての受け止め方と今後のJR側への提言、要望について伺います。また、新年度からのアクションプランの具体的な内容についてお知らせください。名寄高校駅の掲載という答弁がありましたが、アクションプランの充実化についてどのようにお考えなのかお知らせください。あわせて、今年度までのアクションプランについての成果と評価についてもお知らせください。小項目2、4月以降自治体が管理する駅の維持について。今週末の3月13日のダイヤ改正で宗谷本線内では名寄市内の北星駅を含む12駅が惜しまれつつも3月12日限りで廃止されます。そして、4月からは日進駅、智北駅を含む17駅が自治体によって管理する駅になります。市政執行方針では、来年、令和4年ダイヤ改正をめどに東風連駅を移設する形で名寄高校駅を開設されると述べられております。今後それらの自治体管理駅の維持には市費を投じることとなりますが、4月以降の日進駅、智北駅の維持管理の具体策について伺います。小項目3、観光列車、急行花たびそうやの運行の関わり方について。JR北海道は、昨年コロナ禍で運行ができなかった観光列車、急行花たびそうや号を5月15日から6月6日までの土日に運行すると発表しております。それに対する本市の関わり方について伺います。また、JR側に対して沿線自治体としてどのような提案、要望を上げているのかについても伺います。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

ただいま富岡議員からは大項目で2点について御質問いただきました。大項目1のうち小項目の1から4につきましては私のほうから、小項目の5につきましては建設水道部長から、大項目2のうち小項目の1及び2につきましては総合政策部長から、小項目の3につきましては産業振興室長からそれぞれ答弁となります。よろしくお願いいたします。大項目の1、森林、林業施策に関わって。初めに、小項目の1、名寄市森林整備計画に基づく持続可能な森づくりビジョンについて申し上げます。平成30年4月に策定をしました名寄市森林整備計画につきましては、森林法に根拠を置き、北海道が定めます地域森林計画に沿って作成する計画で、市有林をはじめ市内にある道有林、私有林を対象に地域の森林、林業のマスタープランとして、また施業などの規範を示す計画で、本市における森づくりのビジョン、グランドデザインとなるものでございます。計画で示す森林整備の基本方針につきましては、森林の有する多面的機能を総合的かつ高度に発揮させるため適正な森林施業の実施や森林保全を推進することとし、公益的機能の維持増進を図るべき公益的機能別施業森林と木材などの生産機能や維持増進を図るべき木材等生産林の2つの区域を設定してございます。さらに、この公益的機能別施業森林につきましては、機能ごとに水源涵養林、山地災害防止林、生活環境保全林、保健文化機能等維持林の4つの区域に分けており、木材等生産林を含めましてそれぞれの区域に望ましい森林の姿や森林の整備及び保全の基本方針を示すとともに、それぞれの森林が属する区域についても定めてございます。また、本計画が併せ持つ施業の規範の面では伐採、造林、間伐と保育、公益的機能別施業森林などの整備などについて標準的な方法や基準が示されてございます。次に、令和2年度の市有林管理事業の施業実績についてでありますが、間伐では当初計画52ヘクタールに対し54ヘクタール、下刈りでは25ヘクタールに対し21ヘクタール、皆伐では15ヘクタールに対し23ヘクタール、植林では11ヘクタールに対し14ヘクタールとなっており、施業の種類により若干の増減はあるものの、全体では109ヘクタールとなり、ほぼ計画どおりとなりました。また、未来につなぐ森づくり推進事業では、当初計画50ヘクタール令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号に対し56ヘクタールとなり、約2割の増となってございます。次に、小項目の2、森林経営管理制度、森林環境譲与税活用による具体的な取組について申し上げます。平成30年の森林関連法の改正に伴いまして令和元年度から新たな森林管理制度が施行され、森林経営意欲がない森林所有者に対し行政が森林経営管理権を行使し、間伐などの施業を実施できることとなりました。これを受け、令和元年度に森林経営計画に参入していない森林所有者306人を対象とし意向調査を実施したところです。約3割の回答があったものの未返信や不達が7割のため、令和3年度以降におきましても引き続き調査を継続し、森林経営計画への参加を進めてまいります。なお、経営意欲のない林分などの森林経営計画につきましては、意向調査を継続し、森林経営計画への参加を誘導しているところでございますので、現段階では策定をしてございません。次に、人工林の施業実績についてでありますが、市有林、私有林ともに平成30年度から令和4年度までの5年間を計画期間とする森林経営計画に基づき推進をしているところであります。令和2年度で3年目を終えることとなります。森林経営計画と実績との比較では、私有林の間伐では5年間で580ヘクタールの計画に対し実績では253ヘクタールで進捗率は約44%、皆伐では375ヘクタールに対し232ヘクタールで約62%、植林では340ヘクタールに対し226ヘクタールで約66%となっておりまして、全体では約55%の進捗状況となってございます。また、市有林の間伐におきましては、5年間で249ヘクタールの計画に対しまして実績は152ヘクタールで進捗率は約61%、皆伐では80ヘクタールに対しまして48ヘクタールで60%、植林では70ヘクタールに対し41ヘクタールで約59%となっておりまして、全体では約60%の進捗状況となってございます。次に、令和2年度の森林環境譲与税の実績と評令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号価についてでありますが、環境譲与税が448万000円に対しまして現在の執行見込みは368万000円、残額につきましては基金への積立てを予定しているところでございます。主な使途についてでありますが、まず森林整備への支援といたしまして、国の公共補助金が要求より減額された際の間伐への補填や公共補助事業への上乗せ補助、間伐、下刈り、枝打ちを合わせた施業面積では当初計画比105ヘクタール減の333ヘクタールとなり、野そ駆除は当初計画どおり400ヘクタール、秋期植栽根踏みは当初計画比1ヘクタール減の48ヘクタール、作業道維持管理補修では当初計画比800メーター減の200メートルとなり、市の補助金で282万000円を見込んでいるところでございます。担い手確保育成では、事業体の人材確保と新規就労者への助成につながります林業事業体就業支援の申請につきましては残念ながらございませんでしたが、安全衛生教育などの講習費への支援として7名、市の補助金で5万000円を見込んでございます。森林への理解を深める啓発活動等の部分につきましては、啓発チラシを作成し、回覧などで周知を行っているほか、トムテ文化の森、もりの学び舎にパネル展示を行い、事業費で16万000円を見込んでございます。その他といたしまして、林地台帳補修点検業務委託、上川森林認証協議会負担金などの事業費で60万000円を見込んでいるところでございます。環境譲与税の活用につきましては、実質今年度が初めての取組となりましたが、森林整備の促進をはじめ、一定の成果があったものと受け取っておりますが、今後も事業の検証を通じまして財源の有効活用、より効果的な制度となるよう取り組んでまいります。次に、小項目の3、林業現場における技能者、技術者の養成と担い手の育成について申し上げます。林業事業体における専門技術職をはじめとする担い手不足は大きな課題であり、道立北の森づくり専門学院に対しては当管内への誘致の際から専門職の育成などの役割に期待をしてきたところでありまして、同校の卒業生が広く活躍することで本市はもとより、流域をはじめ、道内林業の活性化が図られるものと考えてございます。御質問のありました担い手の受皿づくりと安定就業に向けた担い手対策についてでありますが、まずは市内林業事業体が雇用の受皿となるように市有林の整備や私有林整備への支援を継続して取り組むとともに、市内林業事業体に対しては人材確保を支援します林業事業体就業支援助成金、免許や資格取得などの人材育成を支援します林業従事者資格等取得支援事業など環境譲与税を活用しながら助成制度を創設し、対応してきたところでございます。市の専門職員配置についてでありますが、法改正などに伴いまして専門性が増しているところでございますが、その対応につきましては職員の配置のほか、民間の専門人材を活用することも一つの方法と考えているところでございます。現在施業プランナーが在籍をします市内事業所と委託契約を結んで市有林の管理に当たっているところでありまして、当面は現在の方法を継続してまいりたいと考えてございます。次に、自伐型林業者についての考えについてでありますが、現在市内で実践されている方はおられないと認識をしているところであります。多様な価値感や生活スタイルがございますので、移住なども含めて今後調査研究すべき課題の一つと受け止めておりますが、森林資源の適正管理、経営の観点から申しますと、課題は少なくないものと考えるところであります。しかし、一方で活動組織を対象とし、昔ながらの里山林などを支援する制度などもございますので、これらの制度の活用、他自治体の事例なども含めて調査研究してまいりたいと考えております。次に、小項目の4、災害に強い森林づくりについて申し上げます。森林が果たす自然災害の役割はまさに森林が有する公益的機能の代表的な機能の一つでございます。先ほど申し上げました森林整備計画におきまして、土地に関する災害の防止及び土壌保全の機能の維持増進を図るための森林施業を推進すべき森林を山地災害防止林として区域を指定し、その区域の施業実施基準を主伐を禁止すべき森林、または主伐林齢、伐採率、立木材積の一定以上を維持することとしておりますので、この基準に基づき山地災害防止を図りながら森林施業を行ってまいります。土砂災害警戒区域につきましては、これまで智恵文八幡左の沢川のみが指定されておりましたけれども、令和2年度、北海道旭川建設管理部により見直しが行われまして、曙、砺波、弥生、瑞穂、旭東、東生、西風連など27か所が新たに追加をされ、全部で28か所の沢や川などが指定されたことによりまして、本年度の名寄市防災会議におきまして名寄市地域防災計画を見直す予定でございます。また、追加をされました27か所が全て林班内にございますので、北海道の地域整備計画が変更された後、速やかに名寄市森林整備計画の変更を予定しているところでございます。生物の生息環境や防災機能を備える渓畔林につきましては、名寄市森林整備計画で保健文化機能等維持林に指定をしています道有林の一部におきまして生物多様性ゾーン、水辺林タイプとして区域の上乗せがなされております。この上乗せをされた水辺林対応のゾーンにつきましては、河川の両側から原則20メートルを区域としており、施業につきましては択伐による複層林施業を推進すべき森林と定め、その伐採率を30%から40%以下とし、立木材積の10分の7以上を維持することとしており、適時に施業を推進することでその機能を維持、発展させ保全することとなります。次に、市の管理となる普通河川内の河道に堆積している雑木の伐採などにつきましては、近年多発をしています大雨による農地への冠水被害や防災上の観点からも土砂しゅんせつと併せまして計画的に実施してまいります。令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 建設水道部長 木村睦(建設水道部長は2021年3月まで)

私からは大項目1、小項目5、市街地緑化について申し上げます。まず、緑の基本計画は市町村が主体となり、緑地の保全及び緑化の推進のための目標、施策の方針を定める計画であり、国土交通省発表の2017年3月末時点では全道で46自治体が策定しております。本市においては緑の基本計画は未策定であり、今後本市といたしまして計画の策定の必要性など策定に向けた調査研究をしてまいりますが、緑に対する基本的な概念や考え方、まちづくりに対するグランドデザインについては、名寄市総合計画や名寄市都市計画マスタープラン、名寄市立地適正化計画の中でお示しさせていただいているところです。特にまちづくりの概念や方針を示す都市計画マスタープランの中では、持続可能な循環型社会や潤いと憩いのあるまちづくりに向け市街地の幹線道路や植樹帯、都市公園、公共施設の緑地を含め、緑豊かな優しく、安心で住みよい生活環境を目指すこととしています。これらの考え方を基本姿勢としながら、市民の皆様との情報交換を通じ市街地の潤いと安らぎをもたらす緑を維持していくため街路樹や公園の適正な維持管理に努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは大項目2、JR宗谷本線の維持存続に関わって、初めに小項目1、令和3年度からの第二次アクションプランの具体的な内容について申し上げます。北海道の取組としてお話のありました車両を買い取り、JR北海道へ無償貸与する取組につきましては、国と北海道が連携した事業と認識しております。本年度までは、北海道の事業として沿線自治体も負担金を拠出し、北海道も拠出する中で列車利用環境改善などに役立てていただく事業を行ってきております。これまでも申し上げており令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ますが、JR北海道の問題は沿線地区だけの問題ではなく、北海道全体の公共交通網をどのように持続可能な形で残していくのかという視野が必要であり、今回の事業は北海道のリーダーシップの下、事業実施に向けて国と調整された結果と認識しております。今後観光列車の運行が行われていくと想定しておりますが、北海道やJR北海道からの情報収集に努め、観光担当部門と連携し、効果的な取組となるよう努力してまいります。次年度からのアクションプランにつきましては、現在JR北海道を中心に策定作業を進めておりますが、基本的には現在のアクションプランのアップデート版になる予定となっております。今年度までのアクションプランにつきましては、成果の集約がまとまり次第沿線市町村長が集まる検証委員会が開催されるものと考えております。アクションプランの評価につきましては、JR北海道と地域が一体となった取組をまとめることで、国に対し法改正の動きにつながったものと考えております。次に、小項目2、4月以降自治体が管理する駅の維持について申し上げます。JR北海道の経営改善に伴う極端に御利用の少ない駅の見直し計画に対し、本年4月以降日進駅、智北駅については市で管理していくこととなります。駅の維持管理につきましては、JR北海道と駅業務に関する協定書を締結する予定であり、その内容に基づいてそれぞれの役割分担を明確化していくことになります。市で費用負担するものとしましては、主に除雪費、駅に係る検査、修繕費用及び光熱費となります。その他清掃業務や見回りなどについては各駅のある町内会や地域住民の方々の御協力いただきながらの維持を予定しております。その際に従事される方へは今後作業内容や安全確保についてJR北海道による業務講習を受講していただく予定となっております。協定書につきましては1年ごとで更新していくものとなりますので、維持管理をしていく2つの駅については毎年各町内会、地域住民の方々と協議をさせていただき、次年度の対応について判断してまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

私から大項目の2、JR宗谷本線の維持、存続に関わって、小項目3、観光列車、急行花たびそうや号運行への関わり方についてお答えいたします。花たびそうや号は、JR北海道が沿線の魅力を生かした鉄道の活性化のシンボルとして沿線地域の皆様と協力をしながら5月15日の土曜日から6月6日の日曜日まで4週間の土日に運転するもので、車両には一昨年JR北海道が既存車両を改造し製作した山紫水明シリーズが使用されます。JR北海道による宗谷線での観光列車は、一昨年夏の風っこそうや号に続き、昨年春に花たびそうや号が計画されたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により運行が取りやめになり、本年改めて花たびそうや号が運行されることとなりました。風っこそうや号や昨年計画された花たびそうや号がどちらも稚内駅と音威子府駅との往復、旭川駅と音威子府駅との往復と期間を分けて運行されることになるものに対しまして、今回は全ての期間で土曜日が旭川から稚内駅、日曜日が稚内駅から旭川駅と土日で旭川、稚内を往復する形となります。各駅でのおもてなしに関しては、JR北海道から沿線自治体に対して個別におもてなしの協力依頼があり、それぞれ回答しているところですが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からあらかじめJR北海道側から密になりにくい駅ホーム上のみにおいて10名前後での手振り、旗振りや御当地キャラクターによるお出迎え、お見送りなど規模感が示されました。こうした状況や上り、下りとも名寄駅での停車時間が10分程度であることを踏まえまして、観光協会とも協議し、本市の観光キャラクターなよろうと10名前後によるお出迎え、お見送りをすることとし、一昨年の風っこそうや号の際に音威子府村の住民若手有志グループが企画制作し、乗客の皆さんに好評だった手拭いでの旗振りなどを予定しているほか、観光協会ではノベルティーの配付などを検討しております。一方、JR北海道では自治体によるおもてなしとは別に名寄市内の事業者と連携して特製弁当を名寄駅で販売することを検討していたことから、本市からJR北海道に提案をし、この特製弁当の販売を本市のおもてなしの一環として連携、協力して一体感のある取組としたところでございます。各沿線自治体の提案、要望につきましては現時点でまだ公表されておりませんが、JR北海道側からの感染拡大防止の観点を踏まえた対応の方向性を受け、今のところ個別の取組となっております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

質問 1番 富岡達彦

それぞれ御答弁いただきました。ちょっと順序を変えて、JRのほうの話から再質問をさせていただきたいなというふうに思うのですけれども、様々な取組によって国や道の一連のこのJR北海道に対する支援策に至ったものというふうに認識をするところでございますけれども、市長をはじめとして沿線自治体の努力のたまものでもあるのかなというふうに今総合政策部長の話を聞いていて思ったところなのですけれども、まず加藤市長にちょっとお伺いしたいと思います。宗谷本線活性化推進協議会としてこれまでの今の北海道のこの頑張りについてどのように評価をされているのか。そしてまた、JR側への今後の利用促進に資する働きかけについてさらに今後可能性があると思われておりますJR北海道の実質的、効率的な上下分離、公的資金を入れながらの上下分離策に係る問題、あるいは観光列車導入によるオープンアクセスの拡大、この辺の考え方について現時点での御見解をお伺いしたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

何点かの御質問いただきましたが、まず昨年末に国土交通省のほうから向こう10年間、2030年までいわゆるJR北海道等の支援を延長する法律を閣議決定されたということでありまして、このことについてはこれまでの様々な沿線自治体や、あるいは北海道、関係をする皆さんのお力添えというか、また訴えが実ったものというふうに思います。加えて、JR北海道に対しては令和5年度までに追加の3年間で300億円を上回る支援、プラスアルファ様々な取組も今国、あるいは北海道からも提案されるところであります。かなり大きな支援をいただくことになりまして、このことについては北海道も本当に大変な御努力をいただいて、これらの支援にこぎ着けたものというふうに、改めてこのことについては一定の評価をしたいと思います。これは、すなわち沿線の自治体のアクションプラン等の様々な取組も認められた、この証左でもあるというふうに思っています。今後について様々なオープンアクセスだとか上下分離とかというような話がありまして、そこについての具体的な知見を今披露することはできませんが、これをやっぱり継続するためには沿線自治体が一体となって改めて取組の中で一定の成果を出していかなければならないと。利用率を向上させて、少しでも沿線の経営を維持、安定させていくということが必要だと思います。一方で、特に宗谷本線に関しては国境にわたっての大切な国の根幹となる路線、本線であるという認識も持っておりますので、一方で我々ができることは協議会通じて協力をしながらしっかりとやっていくということになりますけれども、一方でそうした重要な幹線でもあるということで、引き続き国のしっかりとした支援をしていくことで維持されていくものだということは改めて今後とも御訴えをしていきたいというふうに思っております。

質問 1番 富岡達彦

ありがとうございます。令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号やはりJR北海道の問題を考えていくとなると、国鉄分割民営化時の国鉄改革法に触れなくてはいけない部分というのはどうしても出てくるのかなというふうに考えております。上下分離の話があちこちからいろいろな策で出てきている状況ではありますけれども、スウェーデンの国鉄においてはJR北海道と非常に経営の状況が似ているというような形なのですけれども、国鉄分割民営化時の国鉄改革法の第4条には、国は国鉄改革の実施に際して国鉄が経営している事業に関わる利用者の利便の確保及び適正な利用条件の維持について特に配慮するものというふうに書かれているところであります。つまり民営化してしまえば国には責任はないという話では全くないということが今回の様々な支援策にも盛り込まれているのかなというふうに思うのですけれども、そういった部分を鑑みますと、今のJR北海道というのは恐らく自助努力の範疇をかなり超えてきているような限界に近い状況にあるのかなというふうに思っております。ぜひ加藤市長には活性化推進協議会の会長としてさらにもう一汗かいていただきながら宗谷本線、まずもって使える列車ダイヤとしてするように利便性の向上について努めていただきたいと思うのと、あと観光列車の施策についても誘導を実現できるような体制づくりを進めていただきたいなというふうに考えております。JR北海道、政府、国会に対して様々な面で宗谷本線の重要性を訴えられているということは重々承知しているのですけれども、改めてその辺に関してのJR北海道沿線自治体として支えていく、あるいは一緒に盛り上げていくというようなことに関しての危機感、あるいは決意というものを一言端的にお答えをいただければと思います。よろしくお願いします。

答弁 市長 加藤剛士

先ほども部長からもお話ありましたけれども、今週末から新たなダイヤ改正になって、宗谷本線でも幾つかの駅が廃止をされるということになりました。これも本当に地域のそれぞれの自治体の首長さん、あるいは住民の皆さんの苦渋の決断であったと思います。我々は、しかしこれは宗谷本線をやっぱりしっかりと維持していくために地域もできることはやっていくという、そうした中での苦渋の決断であったということは北海道や国のほうにもしっかりと訴えをさせていただいて、その上でしっかりとより機能を充実、強化させるような取組もしていただきたいと。我々も努力をするけれども、しかしこれだけの広域長大な路線を維持していくのにはやはり国の支援は欠かせないのだということをしっかりと訴えさせていただきたいと思います。一方で、今回H100が導入されるということで、ダイヤも大幅に利便性が増すということは評価をさせていただくし、一昨年から土日に継続した観光列車の運行の取組は一定程度宗谷本線の中で列車観光そのものが一つの商品になるのだということの手応えも沿線の中では感じているところでありまして、利便性の高いものをしっかりと求めていくことと併せて、この沿線をさらに有効に活用することで少しでも収益を上げていくということをしっかりと我々努力していくとともに、引き続きこの根幹となる路線の維持に向けて今後とも継続して国の強力な支援をしていただきたいということはお伝えしていくということになるかなというふうに思います。

質問 1番 富岡達彦

恐らく思いは私も市長も同じところにあるのかなというふうにも思っております。ぜひともJR北海道、JR宗谷本線の維持、活性化に今後も一緒に知恵を絞っていかせていただければなというふうに思っているところです。駅の廃止の部分についてなのですけれども、今後維持管理をしていく上で様々な市町村の取組があると思うのですけれども、ほかの沿線の。塩狩駅に関しては町長自らが残すという形で、全国から応援金が500万円以上集まってきていたり、あるいは音威子府に関しては天北線の石の缶詰というのをふるさと納税の返礼品にして、かなり好評を得ている。新年度予算にも維持費を340万円計上していると報道がありました。また、幌延町に関しては町内の駅を秘境駅群として観光の目玉として進めているところでありますけれども、今後日進駅、智北駅、そして来年開業を目指している名寄高校駅、これらに関して価値の発掘と研磨、そして交流人口を増やしていくためにその価値の顕在化というものをどう図っていくのか、考え方があればお聞かせください。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今回利用の極端に少ない駅といったことで対象に上がった駅というのが今お話のあった日進駅、智北駅と、そして今回のダイヤで廃止が予定されている北星駅ということになりますけれども、東風連駅につきましてはこれは決して利用が少ない駅ではなくて、非常に活発に利用されている駅ということで、今回のJRからの格付とはちょっと違う駅ということになりますけれども、今後の考え方ということですが、今回の駅の廃止等の御協力を町内会とお話をさせていただいた基準というのが地域に通学生がいるかどうかというところを基準として今回判断させていただいたと。現在いなくても数年後には通学生が出るのだといったところについては駅を残していきましょうといったことで今回は判断させていただいておりますし、次年度以降もそこの判断については今のところ急に変えるとか、そういったことは考えていないところであります。しかしながら、ほかの要素として駅利用者の状況変化などももし起これば、そこはそこでまた違う角度での判断材料として加えることを多少考えられることもあるのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 富岡達彦

通学生がいるかいないかということの判断基準というのは理解している令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ところでありますけれども、それぞれに駅にしてみれば駅のこれまでの歴史ですとか存在価値ですとか、そういったものというのはいろんなところにあるのかなというふうに思います。ましてや観光一本の一つの施策として掲げている名寄市とすれば、観光の交流人口の拡大、あるいは関係人口の拡大に資する価値というものが恐らく駅にもあるのかなというふうに思っておりますので、ただその駅を利用する、利用しないという物差しだけではないところでの判断というのをぜひ検討していただきたいなと思うところです。花たびそうや号、今回も今年5月、6月の土日に走るわけですけれども、名寄の未来を支える産業の一つにやっぱり観光というのがあるのかなと思っております。ですから、観光振興というものから考えてみても今の、現状コロナ禍の中では割と足踏み状態な状況が続いているのかなと思いますけれども、代表質問の答弁にありました自転車だとか家具、あるいは歴史、文化の探訪などのテーマを持ったエコモビリティーツアーとかマイクロツーリズム、そしてスノーリゾート、そういったものの基軸には恐らく鉄道というものが位置づけられてくるのかなというふうにも思っております。とりわけてインバウンドの方はジャパンレールパスというパスを使って北海道を周遊されるという方が多い状況でございますので、観光振興のアクセスツールとして鉄道の役割を今後どのように発展させていくのかについての考え方があればお聞かせください。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

観光におけるJR、鉄道ということですけれども、今おっしゃったように、ジャパンレールパスですか、こういったことインバウンドの方は使われますし、一方で名寄のようなこの道北の地域では二次交通の弱さということが言われているところであります。ただ、その中で例えば先ほどの話にあったサイクリングにかけてR3事業ということで、レール、ロ令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ード、リバーということで、こういった取組も既に進んでおりますので、そういったことも観光の資源として有効活用していければと考えているところでございます。

質問 1番 富岡達彦

ぜひとも宗谷本線を基軸にした状況の中で観光というものを一つの考え方としてこれからも発展をさせていっていただければ一層維持、存続にかなうものになるのかなというふうに考えております。森林のほうに入ってまいります。森ってこの地に住んでいると結構周囲が山に囲まれているものですから、なかなか日常生活、直接的に恩恵を受けているということ感じづらいのかなというふうにも思うのですけれども、様々御回答いただきました流れの中では市有林の、民有林の整備に関してはほぼ計画どおり順調に割と推移しているのかなというふうに思うのですけれども、木材などを生産する経済林に関してなのですけれども、日本の森林、林業の施策というのは恐らく国も道も、それで振興局も市町村も恐らく法正林という思想をベースに考えられているのかなというふうに思っています。本市のホームページを開きますと、新着情報の中に3月5日付で森林について知ろうというコーナーがありまして、前に回覧でも回ってきたのかな。森林について知ろうというページがあります。これを見ると、やっぱり法正林をベースに考えられているのかなというふうに思うのですけれども、今皆伐をして植林をしてという一定サイクルをつくってやっていますけれども、果たしてそれがうまく回るのかどうなのかというようなことも含めて考えていったときに机上の計画と実際の伐出、あるいは土壌ですとか立地ですとか環境ですとか、そういったものを加味した状況の中で今行われている法正林に基づいた施業方法というのが今後も続けていくべきものなのかどうなのかということについてお考えがあれば、お聞かせいただきたいと。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

森林を持続させるために今の森林施業の方法、あるいは特に生産林とか、その方法がいいのかということだと思います。施業の方法等については、これは国のほうで計画をつくり、さらには北海道がそれを準拠し、策定をし、北海道内の流域単位に計画を策定しているということでありますし、名寄市としますと流域の中の名寄市のエリアについて北海道の計画に基づいて施業方法など定めさせていただいるところであります。当然国、北海道の施業計画については専門的な見地から検証した上での施業方法を定めていると思いますので、私どもとしますと専門的な見地からの技術指導等、あるいは基準に基づいて施業させていただきたいという考え方ということで御理解いただければと思います。

質問 1番 富岡達彦

今専門的な見地というのも全国的な森林ベース、あるいは世界的な流れとして考えたときに法正林の思想というのは果たしてよかったのかどうなのかということが今考えられ始めています。法正林の思想の中にも森林整備の考え方についてというのは恐らく自然のサイクルを林業に適用しながら自然生態系との協調、保全ですとか林産物の持続、維持という形を取って、持続可能なものとして近づけていこうという発想だと思うのですけれども、これからの発想は恐らく後続林的な発想に基づいて森林全体というものを一つの生命体として考えながら施業を行って、そこから収穫物を得ながら、あるいは災害に対する公益的機能、多面的機能を発揮していくような考え方というのは非常に大事になってくるのかなというふうに思っています。現在の林業の在り方というのは、経済林に特化していってしまえば、恐らく木を見て森を見ていないというやり方だと思うので、今後は名寄市の市有林全体というものを木も見て森も見るというような発想の転換が必要になってくるのではないかなというふうに思っております。構造的な豊かな森林というもの目指していく上で総合計画や立地適正化、あるいは都市計画マスタープラン、中心市街地活性化、そういったものも全部ひっ絡まってくるのが恐らく森林環境だと思っています。農業にもこれは影響があるものだと思っておりますので、森林の公益的機能の働き、地域材のブランド化というものを無視できない存在であるというふうに私は考えております。今後民有林施業に当たって適地適木、あるいは適プラン、適セールス、適作業、適アフターケア、適モニタリングまで含めたPDCAサイクル、あるいはKPIの指標をどのように描いていくのかということについて考えがあればお伺いしたいと思います。。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

今の森林整備計画においても全てを一律的に生産林として経済優先して施業していくのだという考え方ではないということはまず、御理解されていると思いますけれども、あえて申し上げておきたいと思います。当然先ほど申し上げたように、公益的機能に着目しながらゾーニングをし、さらにはそのゾーニングの中でも土壌条件や木の整備状況、そこにすむ生物の関係、あるいはそこの立地条件なんかも含めてどういう施業がいいのか、そこも含めて今も施業させていただいているということでありますので、そこについてはぜひ御理解いただければと思います。もう一点、森林施業において持続をするという観点で必要なのがやはり森林の整備維持にはお金がかかりますので、森林経営という言い方が、なかなか行政から経営ということはなじまないのかもしれませんが、森林経営という面からもしっかりと見ていかなければいけないのだというふうに思っています。現状の森林の整備につきましては、これなかなか国の公共補助を活用しないと収支的に合わないというのがありますので、森林の整備に当たっては公共補助をある意味では前提としな令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号がら進めさせていただいているところでありますので、それを活用するとやはり一定の条件の中で整備を進めなければいけないということでありますので、言われる大きなマクロの考え方については私どもも一定の理解するところでありますけれども、現実の森林施業、維持、保全についてはそういった条件の中で進めるということでありますので、御理解いただければと思います。

質問 1番 富岡達彦

現状を分かっていながらにして話を振ったような状況はあるわけなのですけれども、いろいろと多面的機能、公益的機能というものを踏まえた中で森林管理というものを考えていくときに、提案したいことも何点かはあるのですけれども、お金の絡む問題なので、簡単にはいかない部分があるのかなというふうには思うので、それはおいおいまたやっていきたいなと思うのですけれども、最後に1点だけお尋ねしておきたいのは市街地緑化に関してなのですけれども、名寄市の市民憲章にも豊かな森林を守り育てて、自然と調和した暮らしの環境を整え、快適で潤いのあるまちづくりを進めていくとうたわれていますけれども、美しい緑と樹氷きらめくまち名寄をつくっていくためにも市民憲章を行政と市民が一緒になってやっていくという意気込みというのが今後必要になってくると思いますが、改めて考え方についてお知らせをいただければと思います。終わりにしたいと思います。

答弁 建設水道部長 木村睦(建設水道部長は2021年3月まで)

緑の持つ機能ですとか効果については私どもも十分認識させていただいておりますし、その必要性についても理解させていただいているかというふうに思っています。これから人口減少ですとか高齢化に伴いまして持続可能なまちづくりが求められていることから、国のほうにおきましてもグリーンインフラに関する取組なんかも推進されてきているのかなという令和3年3月10日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ふうに思っています。本市におきましては、先ほどの答弁のとおり、緑の基本計画については今未策定でございますけれども、緑の概念につきましてはこの間都市計画マスタープランですとか立地適正化計画の中の概念に包含されながら都市計画、都市全体の観点の中で推進させていただいていると思っていますし、市の最上位計画である総合計画の中におきましても緑に関する記述をさせていただいているかなというふうに思っています。こうしたことから、総合計画をはじめといたしまして様々な計画の基本的な概念に即しながらこれからもまちづくりを進めさせていただきたいと思っていますし、緑の計画の有無にかかわらず緑の大切さや保全についてはしっかりと進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:名寄市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日 議事録 PDF(158ページ) 間違いを知らせる