名寄市議会 平成31年第3回定例会 2019年9月18日
(1)産業の振興について/(2)高齢化社会等に対応した各種支援策について
2019年9月18日、名寄市議会の一般質問で、倉澤宏議員が「産業の振興について」「高齢化社会等に対応した各種支援策について」について質問し、産業振興室長 田畑次郎、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市民部長 宮本和代、経済部長 臼田進が答弁しました。
- 質問者
- 倉澤宏 議員
- 答弁者
- 産業振興室長 田畑次郎、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市民部長 宮本和代、経済部長 臼田進
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 倉澤宏
議長より指名をいただきました。通告順に従い、2点についてお考えをお聞きしてまいります。初めに、大項目1、産業の振興についてお伺いをいたします。5月の第1回臨時市議会において専決処分した事件の承認議案として提案されました事務分掌条例の一部改正により経済部においては本年度一部組織の見直しが行われ、新たに産業振興室が設置されました。この見直しにより、市内中小企業の振興はもとより、企業誘致の促進、農産物を含めた製品のブランド化や販路拡大、体験型観光の充実など地域経済の活性化への取り組みに期待が持たれるところです。この組織の見直しの背景には、事業者数の減少、また今定例会の行政報告にもありましたが、景気の低迷、人材の不足等さまざまな課題に対応していくための施策の一つと推測しますが、消費増税が目前に迫っていることもあり、総合計画に掲げる各種実施計画の推進や各種計画の策定、また景気対策も含めスピード感を持ちながらも着実な対応を求めるところです。そこで、小項目1、創業支援及び事業承継状況についてお伺いをいたします。近年の統計によると、平成24年から28年までの5年間において本市の全産業の事業者数は約70減少しており、とりわけ商業分野においての減少数が顕著となっております。こうした情勢は、高齢化が進む中、現実に日用品の調達や住宅設備の維持管理等に支障を来しているとの声も聞かれ、市民生活にも少なからず影響が出ていると感じております。本市における直近の事業者数の状況、またそうした事業者数減少への対策として取り組まれている創業支援等事業計画の進捗及び事業承継事業の取り組みの内容とそれぞれの成果についてお知らせをください。続きまして、小項目2、企業誘致等の取り組み状況についてお伺いをいたします。若干先ほどの質問とも関連しますけれども、本市における製造業、食品加工業等においても減少が進み、地域の特性ある製品の消失や雇用の面においても影響が懸念されます。近年における企業誘致の取り組み、また企業立地促進条例に基づく支援の状況と工場等の立地に係る工業団地の周知についての取り組みについてお知らせをください。小項目3、実施計画等の状況についてお伺いをいたします。名寄市総合計画第2次中期計画では、中小企業者の先端設備等の導入を促すことを目的に生産性向上特別措置法に基づく導入基本計画を策定し、昨年6月に国の同意を得て、3年間の計画でスタートしております。期間内に10件程度の認定を目標とするとした中で、1年が経過しました。現在の認定状況についてお知らせをください。また、総合計画中期計画の実施計画事業等に新たに加わった商工業振興基本計画及び中小企業創業支援センターの検討について、商工団体及び中小企業審議会等における協議経過があればお知らせをください。次に、大項目2、高齢化社会等に対応した各支援策についてお伺いをいたします。全国の地方都市においても同様の状況にあるかと思いますけれども、本市においても人口減少とあわせ高齢化が全国平均をはるかに上回るペースで進んでおります。平成30年次の状況では、1世帯当たりの人口が2人を割り込み、9人と核家族化も進んでおり、同時に高齢者のみの世帯、高齢者単身世帯も増加していると推測されるところです。こうした状況は、医療や介護はもとより、地域のコミュニティーの維持も含め社会のさまざまな分野に影響が出てきております。少子化や労働人口の減少とあわせ高齢化率の推移など今後においてもそうした社会情勢を的確に把握し、施策に反映していくことが重要であり、いつまでも安心して居宅での生活を送る上で住居や衛生面など生活支援のサ令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号ービスのシステム構築対策が急がれるところです。そこで、小項目1、現状の把握と分析についてお伺いをいたします。名寄市総合計画第2次では、全国的な傾向として理解しておりますけれども、平成32年をピークに高齢者は減少に転じていくとあります。本市における高齢化率の現状と今後の推移についてお知らせをください。また、今後の推移に基づく高齢化率の抑制に係る課題についてもお知らせをください。続きまして、小項目2、衛生面の支援についてお伺いをいたします。核家族化が進み、高齢者世帯が増加していく中で居宅生活をされる方のごみ出しや入浴に関することなど衛生面での支援が課題として考えられます。とりわけごみ出しに関しては、収集方法により程度は変わりますけれども、分別も含めごみ出しが困難な世帯が今後増加していくことが考えられます。現状の把握とその支援に対する考え方についてお知らせをください。小項目3、各支援の現状についてお伺いをいたします。自家用車など独自の交通手段を持たない高齢者世帯においては、通院や買い物の際の交通の確保、あわせて専門店等の事業者減少により生活用品の調達が困難になるなど地域によっては高齢者の生活に資する地域資源の確保、整備が重要になってくると考えられます。交通の確保、また高齢者の生活に資する地域資源の確保に対する支援の状況についてお知らせをください。以上、この場からの発言とさせていただきます。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
倉澤議員からは、大項目2点について御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2はこども・高齢者支援室長からそれぞれ答弁をさせていただきます。初めに、大項目1、産業の振興について、小項目1、創業支援及び事業承継事業について申し上げます。近年大型店の進出、消費者ニーズの多様化、後継者不足などにより中心市街地の商店数は減少し、空洞化が進行しております。経済産業省令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号と内閣官房が提供する地域経済分析システム、いわゆるRESASによりますと、本市の全産業の事業所数は平成24年度が473事業所、平成28年度が404事業所と4年間で69事業所が減少し、特に卸売業、小売業は平成24年度が378事業所、平成28年度が361事業所と4年間で17事業所が減少し、市内経済活動の縮小が懸念されます。既存の商業者の廃業増加が見込まれる中で、本市では創業支援及び事業承継を名寄市総合計画第2次中期基本計画における重点プロジェクト、経済元気化プロジェクト及び基本目標4、地域の特性を生かしたにぎわいと活力のあるまちづくりを推進する主要施策として位置づけております。創業支援につきましては、新たな雇用の創出や地域資源の活性化を図るため、創業支援等事業計画及び名寄市中小企業振興条例に基づき各種事業を実施しております。創業支援等事業計画に基づく創業相談窓口設置事業の実績につきましては、昨年度は7件の相談があり、今日までに5件が創業し、創業した5件のうち2件が名寄市中小企業振興条例に基づく支援制度を利用しています。事業承継につきましては、名寄商工会議所に中小企業振興条例に基づく商工振興事業補助金を交付し、同会議所が中心となり事業を進めております。平成29年度から同会議所内に創業事業承継の対策と推進のため事業承継支援室を設置し、実態把握と支援活動を開始いたしました。主な取り組み内容といたしましては、会員企業への事業承継診断アンケートの実施、北海道よろず支援拠点と連動した事業承継個別相談会及び事業承継セミナーの実施となっております。今年度は、これまでの取り組みに加え、北海道中小企業総合支援センターの協力のもと個別企業訪問を実施し、MアンドAに向けた相談対応を行っております。今後も商業等の活性化を図るため、起業意欲のある者への経営相談、財政支援を行い、新規創業へ誘導するとともに、後継者不足による廃業を避けるための支援体制を構築し、市内事業所数の維持及び第二創業による発展を推進してまいります。次に、小項目2、企業誘致等の取り組み状況について申し上げます。企業誘致につきましては、市外から新しい企業を誘致することはもちろんのこと、既存企業の移転、増設や大規模な設備投資などの事業拡大も含むものと考えておりまして、企業の立地は税収の増加、市内の雇用の拡大、地域経済の活性化のほか、新たな産業集積により市民の暮らしやすさ、住みよさの質の向上にもつながるものと考えております。本市における企業誘致の取り組みといたしましては、平成26年6月に名寄市企業立地促進条例を一部改正し、助成の対象となる施設の範囲を拡大するとともに、助成の要件を変更いたしました。同条例に基づく近年の支援状況ですが、平成29年度に運輸業を主たる業種とする中小企業1社に対し工場等設置費及び建設用地取得費等を支援しております。今年度は、日本最北のワイナリーを起業する中小企業を同条例に基づく助成の対象と指定したところです。また、平成30年3月には本市の特性と強みを生かした成長分野を農林水産分野、食料品製造関連分野、観光関連分野と選定し、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく基本計画を策定、さらに同年9月、物づくり関連分野を追加し、国の同意を得たところです。基本計画の策定により地域の中核企業を成長させ、その波及効果により地域経済の好循環を図るための環境を整備いたしました。その結果、市内に立地する企業が地域経済牽引事業計画を策定し、平成30年12月に北海道の承認を得て、大型の設備投資を行ったところです。企業誘致に係る工業団地等のPRにつきましては、北海道工業団地ガイドへの掲載にとどまっておりますけれども、企業立地に係る相談があった際には都度親身な対応をしております。今後とも国の制度や地域特性を生かした支援策の充実に努めるとともに、本市の支援制度等を情報発信し、地域資源を有効に活用できる産業への誘致活動を展開してまいります。次に、小項目3、実施計画等の状況について申し上げます。生産性向上特別措置法は、平成30年度からの3年間を集中投資期間と位置づけ、中小企業の生産性革命の実現のため臨時、異例の措置として償却資産に係る固定資産税の特例率を3年間ゼロ以上2分の1以下で市町村の条例で定めることとしています。本市においては、同法施行後速やかに導入促進基本計画を策定し、平成30年6月に国の同意を得るとともに、償却資産の課税標準額をゼロとする名寄市税条例の一部改正を行いました。基本計画では、3年間の計画期間中に10件の先端設備等導入計画の認定を目標と定めまして、平成30年6月から令和元年8月までの認定件数は7件で、市内中小企業の生産性向上に大きく寄与しております。今後も本市が道内で設備投資が活発な自治体の一つとなり、道北地域の中核都市としてさらに経済発展していくよう商工団体及び認定支援機関と連携し、市内中小企業への情報発信に努めてまいります。次に、商工業振興基本計画策定及び中小企業創業支援センター設置に向けた関係機関との協議経過について申し上げます。市内事業所の大半を占める中小企業は、地域経済の活性化はもとより、就業、雇用機会の提供、さらには市街地等におけるコミュニティー形成など地域の健全な発展に資する重要な社会的役割を担っており、本市では名寄市中小企業振興条例に基づき人づくりや創業支援など地域経済の活性化を図るための支援を行っております。さらに、中小企業を取り巻く経済的、社会的環境の変化への対応や中小企業が果たす地域での役割の重要性を踏まえ、今年度スタートした総合計画第2次中期基本計画において中小企業の振興に関する基本的な考えなどを示す商工業振興基本計画及び関連施策の窓口となる中小企業創業支援センターの検討を掲げたところです。基本令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号計画及び支援センターの検討につきましては、今年度から名寄商工会議所、風連商工会と市の3者で地域経済活性化に資するに意見交換の場を月1回程度設けておりまして、基本計画策定に向けた工程や支援センターのあり方などを協議しております。今後も3者協議を中心に議論を重ね、基本計画策定及び支援センター設置に向けた検討を進めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)
私からは、大項目2、高齢化社会等に対応した各種支援策について、最初に小項目1、現状の把握と分析についてお答えいたします。名寄市総合計画第2次の中期基本計画では、総人口は減少傾向で推移し、世帯数には大きな変動がなく、1世帯当たりの人数が減少し、核家族化や単独世帯が増加していることが推測されております。また、高齢者数については、令和2年度をピークに減少するものの、総人口の減少により65歳以上の高齢化率はさらに上昇すると見込まれております。名寄市における7月末現在の地区別の65歳以上人口は、名寄地区は169人で高齢化率335%、風連地区は680人で高齢化率493%と風連地区の方の高齢化が進んでおり、今後もこの状態が続いていくとともに、高齢独居世帯、高齢夫婦世帯が増加していくことが想定されます。続きまして、小項目2、衛生面の支援についてお答えいたします。ごみ出しが困難な世帯については、状況によって2つの課題が挙げられています。1つ目の課題はごみステーションまでごみを運ぶことができない場合であり、距離的理由、または身体的理由によってごみ出しが難しいという場合です。2つ目の課題は、認知症などの状況によって適切なごみ出しができないという場合です。これまでもごみ出しが困難な世帯の相談を受けて令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号おり、地域包括支援センターや市内介護支援専門員などとの連携を図り、そのケースに応じた対応策を検討してきたところですが、現行の公的サービスや地域の協力の範囲では支援が難しい状況となっています。その状況を踏まえまして、本年8月には高齢者のごみ出しをテーマとした地域ケア会議が開催をされまして、市内の介護支援専門員を中心にごみ出しが困難な世帯の状況報告と改善策の検討が行われました。具体的に挙げられた課題としましては、歩行状態が悪く、ごみを持って歩けない、ステーションまで数百メートルの距離があり、ごみを出せない、認知症があって分別できない、訪問介護員の訪問時間とごみの収集時間が合わないなどの状況が報告されるとともに、ごみ出しが困難な世帯を対象とした何らかのサービスの構築を求める声が多く出されていたところです。介護支援専門員への聞き取りでは、市内50世帯程度がごみ出しに困っているという状況を把握しておりますが、今後介護支援専門員等へのアンケートなどにより具体的な状況の把握に努めるとともに、ごみ出し支援のあり方について地域包括支援センターと連携し、検討を進めてまいります。次に、小項目3、生活関連の支援についてお答えいたします。最初に、交通の確保についてでございますが、名寄市第7期高齢者保健医療福祉計画・介護保険事業計画の策定に当たりまして実施しましたニーズ調査、さらには地域包括ケアシステム構築に向けたワークショップにおいて、通院や買い物などのために便利な交通手段の確保が課題として挙げられました。高齢者の方が住みなれたこの地域で安心して暮らし続けるためには高齢化社会に適した住民ニーズを踏まえた公共交通の構築が不可欠であると考えております。本年5月に名寄市地域公共交通網形成計画が策定されまして、計画策定に当たり実施をしました市民アンケート調査の結果から高齢者に着目した公共交通カバー率が89%、市民がバスで行きたい場所に行けるが85%との評価となっております。一方で、公共交通でカバーできないエリアが15%あり、自動車を手放す方がふえる将来において地域の足を確保することが必要とされ、現状の公共交通ネットワークの維持と交通空白地における地域の足の検討が課題として挙げられました。今後におきましても人口減少や高齢化社会の進行を見据えながら地域の足を守るために計画に基づき各種事業の改善や新たな取り組みの検討を行ってまいります。次に、高齢者の生活に資する地域資源の確保に対する支援の状況についてお答えいたします。買い物支援につきましては、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自分らしく暮らしていくことを目的に平成29年度から地域介護予防活動支援事業の通いの場の一環として助成事業を開始しております。実施に向けては、生活支援ネットワーク会議や地域ケア推進会議での協議結果を踏まえまして事業内容を精査してきております。現在通いの場での買い物支援に取り組んでいる団体は、1カ所となっております。実績報告では、利用される方の感想として安心して買い物ができる、おしゃべりすることが楽しい、以前より元気になったといった声が出されまして、順調に事業が運営をされております。この間事業内容の問い合わせはあるものの、事業を利用される団体はふえていないのが現状であります。事業を利用するためには事業を支えるボランティアの確保や運営方法などさまざまな課題があり、利用拡大につながっていないのが現状となっております。買い物支援の利用拡大に向けましては、本年3月から設置しております生活支援コーディネーターが地域の町内会や老人クラブ、ボランティア団体などにお邪魔し、住民ニーズの把握、サービスとのマッチング、関係機関とのネットワーク構築、担い手の育成、支え合いの体制づくりに関する周知や意識啓発などの活動を現在進めているところであります。人が生活していくためには食べること、食べるためには買い物が必要であり、買い物をすることで他者との会話、情報の共有ができ、商品を選ぶ際に歩くことで身体機能の維持が図られるなど自立した生活につながると言われております。このことから、買い物支援は重要な事業でありますので、先進的に取り組んでいただいております町内会の事例を各町内会や団体へ広く紹介するなど今後もさまざまな方法で事業を周知しながら事業拡大を図るとともに、より使いやすい事業となるよう努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 2番 倉澤宏
それぞれ御答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきたいというふうに思います。初めに、産業の振興についてですけれども、創業支援及び事業承継状況について状況を御答弁いただきました。御答弁の中にありました創業支援事業計画の相談件数7件、創業支援に結びついた件数は5件とございましたけれども、この5件の業種の内訳についておわかりになれば教えていただきたいと思いますけれども。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
5件の内訳につきましてですが、飲食業が3つ、それから小売業が1つ、宿泊業が1つでございます。
再質問 2番 倉澤宏
創業に結びついているといったところでいいますと、やっぱり飲食業が多いと。なかなか小売業、その他業種については結びついていないという現状があります。質問の中にもお話ししましたけれども、日用品の調達等、なかなか個店が減っている状況の中、高齢者においては苦労をしているといった状況もありますので、小売店の減少をとめる上でも事業承継、また創業支援、何とかそうした施策を使いながら状況の改善につなげていっていただければというふうに思っております。令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号事業承継につきましては、市として独自の取り組みがございましたらお知らせをいただきたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
先ほどの答弁にもございましたけれども、市として特別な取り組みというのは今はしていない状況でございますが、名寄商工会議所が中心となって進めておりまして、そこに対して商工振興事業補助金を交付することでサポートしているところでございます。
再質問 2番 倉澤宏
市として財政的な支援のみの部分で今とどまっているということでございました。商工会議所のほうでは事業承継支援室といった部分を設置しておりまして、今取り組みを進めております。金融機関とも連携をしながら取り組んでいるというふうにお聞きしております。名寄市としてもその事業に積極的にかかわりながら、状況を常にリアルタイムでそれぞれ把握して、先ほどお伺いをしております中小企業創業支援、また事業承継に向けた取り組みを進めていっていただきたいというふうに思います。続きまして、小項目2、企業誘致等の取り組み状況についてお伺いをいたします。企業誘致の状況ですけれども、企業立地促進条例に基づく事業を実施しながら、今実績もお話をいただきましたけれども、取り組みを進めているといったところでお話をいただきました。取り組みの一つとして、企業誘致に係る立地適地としてかつて徳田の工業団地であったり、風連の豊里工業団地、また多くの企業が移転したり、新たな企業が立地しました大橋の食品流通加工団地などこれまで取り組みがありましたけれども、大橋に関してはまだ分譲されていない土地が幾つかあったというふうに記憶しておりますけれども、現在そうした分譲されていない土地、何筆あるかわかれば教えていただきたいと思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
先ほどの答弁でも申し上げました北海道工業団地ガイドというところで掲載させていただいております。若干古い情報もあるのですけれども、現在食品加工流通団地としてこの段階では3筆というのでしょうか、ある状況になってございます。そのほかですけれども、本市はこれまでも遊休市有地の有効活用ですとか売却に努めてきたところでございますが、現時点で工場などの適地は限られているというところが現状でございます。
再質問 2番 倉澤宏
私もそのサイトは拝見しておりまして、食品加工流通団地といった情報出ております。事業主体が名寄土地開発公社というふうに表示されておりまして、インターネットもADSLと。この情報、いつの情報かわからない情報がちょっと載っているといった状況もございます。もし今分譲を行っているのか、行っていればどこが窓口になっているかもお知らせをいただきたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
議員おっしゃいましたとおり、この名寄土地開発公社は平成26年度に解散してございますので、この情報自体は新しい情報ではないというところでございます。先ほどの答弁にもございましたが、積極的な誘致活動というところではしているところではないのですけれども、ここについて窓口がどこかというのはちょっと私もすぐに答えられないところでございますけれども、先ほど申し上げた3筆というところがこの情報としてあるというところでございます。
再質問 2番 倉澤宏
ちょっと情報等、正確な情報を周知していくような取り組みをしていただきたいというふうに思っております。今後の部分ですけれども、先行投資等をして、新たに企業誘致、立地を目指すために今遊休資産となっている市有地の活用をしたり、また今後インフラ整備行ったりするようなお考えはあるのかどうかをお聞きしたいと思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
先ほども申し上げましたとおり、工場などの適地というのは限られている現状がございます。また、土地開発公社、先ほど申し上げました解散がありましたが、そういったものに伴いまして土地の先行取得が現状困難であるということですとか、工業団地の造成及びインフラ整備といいますのは土地が売れない場合には塩漬けになるという、そういったリスクもございますので、費用対効果の観点から現状では慎重な対応が必要だと考えております。
再質問 2番 倉澤宏
先ほどちょっと出ました大橋の食品加工流通団地、市場の跡地も今あいているような状況でございます。そうした土地の活用、また新たな企業適地の整備、企業誘致に係る部分につきましては人口減少が顕著になっている中、一定の従業員を確保した企業が来るといったところではハードルは高いですけれども、有効な手段だというふうに考えておりますので、継続的な取り組みが実を結ぶというふうに考えておりますので、ぜひとも取り組みについて御検討をいただきたいというふうに思います。続きまして、実施計画の取り組み状況に移ってまいります。先ほどお話がございました。御答弁いただきましたけれども、先端設備導入を促すことを目的に計画が取り組まれている生産性向上特別措置法に基づく導入基本計画ですけれども、実績として1年で7件の認定があったということで、3年間で10件を目標にしている中では大変認定状況がいいというふうに思っております。こちらについては、固定資産税の減免等の措置があると。従業員の減少が伴わないというところが条件になっているというところでありますけれども、効率的な事業運営を行うに当たってさらなる認定状況がふえていくような取り組みをお願いをしたいというふうに考えております。また、実施計画の中に新たに加わった商工業振興基本計画、また中小企業創業支援センターの状況の検討については、月1度程度の3者会議を行いながら今後設置検討に向けた、策定検討に向けた取り組みが行われるといったお話がありました。ぜひとも、先ほど来からありましたとおり、中小企業、小売業の減少を何とかとめていくためにもこうした中小企業振興施策に向けた取り組みを進めていっていただきたいというふうに考えております。今消費増税、冒頭も申し上げましたとおり10月に迫ってきております。軽減税率の対象商品等、キャッシュレスのポイント還元など制度的には大変複雑となっており、中小零細事業者については増税のために大変苦労しているというふうにお聞きをしております。市内の事業者の増税に対する対応状況について市として把握されているかどうかはちょっとわかりませんけれども、ポイント還元などキャッシュレスが進まなければ市民のほうにも還元がされない、恩恵が受けられないといった状況もありますので、そうした部分とあわせてしっかりとした事業所への指導等も含めてシステムを構築をしていただきたいというふうに考えております。名寄市においても増税に対する景気対策施策として非課税世帯、あとあわせて子育て世代を対象としたプレミアムつき商品券事業、今実施されております。増税後の景気の状況によってですけれども、その他一般の世帯に対して何らかの独自の景気対策、消費喚起の事業について実施を検討されるお考えがあるのかどうか、こちらについてお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)
今お尋ねの消費増税、消費税率の引き上げに伴う国が進めているもの以外のことについてというところで申し上げますと、今私どもで特別にこのことについての対令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号策を考えているところはございません。
再質問 2番 倉澤宏
今のところ一般世帯への消費喚起の部分については、財源等の関係もあると思いますけれども、お考えはないということですけれども、ちょっと状況を見ながら対応していっていただきたいというふうにお願いをいたします。続きまして、大項目2、高齢者社会に対応した各種支援策について再質問をさせていただきます。現状の把握と分析ということで小項目1でお伺いしました。名寄市の高齢化率、名寄地区で335、風連地区で493と。風連地区においては、もう終わりに近づいているといった状況があるという現状がわかりました。名寄市全体においても32%ぐらいになりますかね。間もなく3人に1人が高齢者といった状況があります。こうした状況の中ですけれども、高齢者、高齢化を何とかとめるといった部分につきましてはやっぱり少子化対策、労働人口の減少を食いとめるといったところが大きな策の一つとなるというところですけれども、現実的になかなか取り組まれていない。小項目2の衛生面の支援についても関連しますけれども、核家族化が進んでおりまして、高齢化世帯の増加とあわせて共働き世帯がなかなか多くなってきており、日中地域の高齢者を支援する方々が少なくなっている。地域の力がなかなかなくなってきているといった部分もあって、ごみ出しの支援についても今話題となってきているところですけれども、今8月に実施された包括システムケア会議の中で話がありましたごみ出しへの関係で、今後名寄市としてどのような支援方法、直接支援型がいいのか、地域支援型がいいのかといったちょっと支援の方法もあると思うのですけれども、その辺についてお考えがあれば教えていただきたいと思います。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
ただいま高齢化に伴令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号いますごみ出しの問題などについて御質問いただきました。風連地区と名寄地区で収集方法が違うという部分もございますけれども、風連地区につきましては合併前からステーション方式を採用しておりまして、現在市街地では76カ所、郊外地区では61カ所の設置となっております。また、資源ごみですとか種類などにつきましては、各町内会に設置されておりますリサイクルステーションで収集を行っている状況となっておりますが、先ほど答弁の中で申し上げました例えばごみステーションまでの距離が遠いといった部分につきましては、主に風連地区の高齢者の部分であると考えております。当面は、収集方法の違いによります課題などにつきましてはごみ出しが困難な高齢者などの支援という形で位置づけまして、現状の把握と今後どのような対策ができるのかといった部分の検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 2番 倉澤宏
今風連地区、名寄地区の部分でのお話いただきました。収集方法が違うと。もう合併して14年が経過する中でまだまだ名寄地区と風連地区との差があるという部分では、ごみ出し、大きな部分なのかなというふうに思っております。こちらについては、数年前にもアンケート、風連地区の皆さんにもとられているといった状況があるとは思うのですけれども、今後ごみ収集の方法について統一に向けた考えがあるのか。そうした今後また新たなアンケート調査等の実施のお考えあるのかちょっとお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
現状で風連地区の収集方法を変更するという部分につきましては、人的な部分ですとか費用の面を勘案しますと現状としては難しい部分があると考えております。しかし、今後は高齢化がますます進むということで、ごみ出しが困難な高齢者世帯もますますふえてくると考えておりますので、その必要性の有無も含めまして状況を把握し、対応していく必要があると考えています。また、アンケートにつきましても5年ほど前に実施しておりますが、見直しなどが生じた場合にはそれとあわせてアンケートの必要性も考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 2番 倉澤宏
わかりました。ごみの状況については、現状含めて理解をさせていただきます。冒頭壇上でちょっとお話をさせていただきました入浴に関する部分でもやっぱり高齢者のところ、大変苦労しているところもあると。先ほど来からありましたとおり、市内の銭湯が廃業したといったところ、午前中の山崎議員の答弁の中ではサンピラー温泉を活用してほしいということで市民部長のほうからもお話ありましたけれども、現状9月6日からサンピラー温泉、ちょっと使えない状況がお知らせをされておりますけれども、今後再開に向けためどとか現状でわかればお知らせをいただきたいなというふうに思いますけれども。
答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)
ただいまなよろ温泉サンピラーの再開の見込みということで御質問いただきました。9月6日の夜8時ぐらいから日帰り入浴についてはとめているということでありまして、議員が言われるように市内唯一の公共温泉であり、温浴施設ということで、私どももできるだけ早く再開ができるように今努めているところであります。できるだけ早期にということで、今応急的な対策ということで進めさせていただいているところであります。まず、1つは安全性をしっかりと確保しなければ再開ができないということもありますし、また急対応ということで制約もあるかもしれませんけれども、実際の使用に当たってできるだけ不便がないようにということで、この点についても今いろいろと工夫をしながら進めさせていただいているところでありまして、実際に作業も進めているところでありますけれども、近日中に再開できるように目指して今進めているということでぜひ御理解いただければ。再開になりましたら、改めてまた市民の皆さん含めて周知をさせていただきたいと思います。
再質問 2番 倉澤宏
ありがとうございました。市民の皆さん、本当に気にされている方、問い合わせも含めて多いというふうに聞いておりますので、今若干外れましたけれども、お聞きをさせていただきました。続きまして、各支援の現状についてお伺いをしていきたいというふうに思います。交通、買い物、なかなか高齢者施策の中では大きな課題ということで考えております。地域の中では町内会での取り組みということで何町内会かで買い物支援を含めて取り組んでいるところがあるというお話でしたけれども、大項目1のほうでも関連しますけれども、専門の業者、個店が減少していく中、地域によっては例えば自転車屋さんがないとか、電気屋さんがないとかいうような状況で、ふだんの足として使っている自転車が壊れたり、パンクしたりしたときに修理するところがない。また、電気、蛍光灯が切れたり、電球が切れたりしたときに取りかえてくれる頼めるお店がないといった高齢者の方の声も聞かれます。食料品、日用品についてももちろんですけれども、そうした方々の支援ということで総合計画の中には高齢者の生活に資する地域資源の確保というところで、地域の人材というような意味合いだというふうに思いますけれども、そうしたところの確保については、先ほどちょっと申し上げましたけれども、核家族化、また共働き世帯等があって、なかなか地域の資源の確保が難しい、人材の確保が難しい状況があるというふうに考えております。こうした課題の解決策の一つとして、今名寄市で農業支援員という形で募集をかけております地域おこし協力隊の活用令和元年9月18日(水曜日)第3回9月定例会・第2号について、今後こうした高齢者の支援策、商工業団体と連携をしながら最終的に事業化につなげていくような、定住につなげていけるような取り組みについてお考えがあればお知らせをいただきたいというふうに思います。
答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)
議員のほうから高齢化の中でそういったマンパワーも含めた地域資源の確保ということで、新たに地域おこし協力隊員の活用ということで御提言をいただいております。現在農業の従事者ということで農業関係が中心になっておりますけれども、農業だけではなくて、地域住民の生活維持していくための支援ということでありますので、当然高齢者に対する支援という部分でも活用できるかなというふうに考えておりますけれども、先ほど答弁もさせていただきましたが、今後新たな高齢者の生活支援サービスを実施していく上で、地域住民が主体となったボランティア組織だったり、民間団体を立ち上げた場合など、例えば地域おこし協力隊員の活用も考えられると思いますので、今後の高齢者に対する生活支援体制整備の方策の一つとして参考にといいますか、研究させていただきたいと思いますので、今のいただいた提言も参考にさせていただきたいというふうに考えております。
再質問 2番 倉澤宏
高齢者の支援策といっても交通であったり、ごみの関係、また入浴、本当に幅広い施策となります。なかなか健康福祉部、1つの部署だけでは取り組めないというふうに思いますので、ぜひとも庁内連携をした中での施策の検討、実施に向けて取り組んでいただくようお願い申し上げ、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。