みんなの議会

名寄市議会 平成31年第2回定例会 2019年6月20日

(1)統一自治体選挙の総括について/(2)将来を見据えた街区形成について/(3)社会教育行政について

2019年6月20日、名寄市議会の一般質問で、倉澤宏議員が「統一自治体選挙の総括について」「将来を見据えた街区形成について」「社会教育行政について」について質問し、総務部長 中村勝己、建設水道部長 天野信二、教育部長 河合信二、市長 加藤剛士、産業振興室長 田畑次郎、教育長 小野浩一が答弁しました。

質問者
倉澤宏 議員
答弁者
総務部長 中村勝己、建設水道部長 天野信二、教育部長 河合信二、市長 加藤剛士、産業振興室長 田畑次郎、教育長 小野浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 倉澤宏

ただいま議長より指名をいただきました。通告順に従い、3点にわたり質問させていただきます。初めに、大項目1、統一自治体選挙の総括についてお伺いをいたします。さきの統一自治体選挙については、北海道知事選挙を初め各級選挙が執行され、中でも北海道議会議員選挙、名寄市議会議員選挙においては8年ぶりの選挙となったところでございます。前回はそれぞれ無競争であったことから、選挙戦となった今回の道議選、市議選については有権者の関心が高まると考えていたところです。しかしながら、道議選については前回より約6ポイント減、677%、市議会議員選挙については前回より9ポイント減の614%と過去最低の投票率となりました。知事選における投票率は前回4年前に比べ4ポイント以上ふえた中、選挙が執行されました8年前と比べ道議選は減少、とりわけ市民に一番身近な選挙である市議会議員選挙の投票率が大きく減少する結果となりました。投票率の低下については、私ども候補者に起因することも含め、さまざまな要因が考えられると思いますが、選挙管理委員会事務局を兼ねております総務部として今回の一連の選挙を総括する中で、1点目として、それぞれの選挙の投票結果についてどのように分析をされたのかお知らせをください。2点目として、今回の一連の選挙において有権者に対する啓発活動としてどのような取り組みがなされたのかお知らせください。3点目として、今後執行を予定されている各級の選挙に向けた投票率の向上に対する具体的な考えについてお伺いをいたします。次に、大項目2、将来を見据えた街区形成についてお伺いをいたします。名寄市では現在都市計画マスタープラン及び立地適正化計画の策定に取り組まれておりますが、今後もさらなる人口減少が想定される中で計画の策定に当たり行政コストの抑制、また高齢化社会への対応という観点からもコンパクトなまちづくりの形成が課題であり、その認識はこれまでもあったと考えます。2008年に策定された現計画における基本理念として市街地の拡大抑制、既存の都市基盤の再生及び活用、中心市街地の活性化、都市機能の集積、まちなか居住の推進などが掲げられておりましたが、1点目として、現在の計画策定後、この10年余りの間にコンパクトなまちづくりを推進すべく取り組まれた各種事業の実績と成果についてお知らせをください。2点目として、今後策定される計画の中においてもいわゆる中心市街地がまちづくりの核になると考えております。これからの中心市街地の位置づけについてはどのように考えておられるのかお伺いをいたします。3点目として、コンパクトなまちづくりには欠かせないまちなか居住を促進するに当たり、具体的な居住誘導策についてお考えがあればお知らせをいただきたいと思います。次に、大項目3、社会教育行政についてお伺いをいたします。本市においては、図書館、博物館を初め研究施設としての機能を有した天文台など社会教育施設については充実しており、職員についても専門的な職種の人材も配置される中で各種事業が行われております。青少年や高齢者を含めた成人までの生涯を通して学習する場の提供もあわせて図られてきております。そうした状況のもとそれらの教育施設を統括し、各施設と連携を図りながら生涯学習全般の事業を行う生涯学習担当においては事業の企画、生涯学習機会の提供、また今後コミュニティスクール等を推進するに当たっても社会教育の役割は重要となることから、計画的な職員配置と長期的な観点での人材育成が必要と考えております。そこで、1点目、社会教育にかかわる人材についてですが、現在の生涯学習担当における社会教育主事及び生涯学習推進アドバイザーの配置状況と社会教育主事講習等の受講など人材育成状況についてお知らせをください。2点目に公民館の役割についてですが、文化、教養、健康、福祉など社会教育推進計画に基づき企画された具体的な事業を実施する公民館は、中央館機能を有した施設が風連、名寄、智恵文とも現在3施設が存在し、各施設とも複数の分館を配置し、これまでも地域における教育や文化事業等を行い、健康の増進や情操の純化を図る役割を果たしてきたと認識しておりますが、現在の中央館と分館の位置づけとそれぞれの事業内容についてお知らせをください。以上、この場からの発言とさせていただきます。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

おはようございます。ただいま倉澤議員から大項目で3点にわたり御質問いただきました。大項目1については私から、大項目2については建設水道部長から、大項目3については教育部長からそれぞれ答弁となりますので、よろしくお願いをいたします。御質問の大項目1、統一自治体選挙の総括につきましては、名寄市選挙管理委員会の所管となり令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号ますので、同委員会事務局としてお答えいたします。まず、小項目1、統一自治体選挙の投票結果についてでありますが、過去の選挙の投票率と比較し説明をさせていただきます。8年ぶりとなりました今回の道議選挙の投票率は677%となり、前回の平成23年執行の選挙が757%でありましたので、対比では98ポイント減となったところであります。また、平成19年の選挙が738%、さらにその前の平成3年の選挙が806%でありましたので、平成23年執行時における平成19年との対比では63ポイント減、平成19年執行時における平成3年との対比では68ポイント減となっており、合併以降選挙執行ごとに約5ポイントずつ減少してきている状況であります。また、同じく8年ぶりとなりました今回の市議選挙の投票率は614%となり、前回の平成23年の選挙が704%でありましたので、対比では9ポイント減となりました。平成19年の選挙が762%、平成15年が722%でありましたので、23年と19年の対比で58ポイント減、19年と15年の対比で6ポイント減となっており、これまでの選挙と比較をしても今回は特に減少幅が大きくなっております。これは、先ほど申し上げましたとおり、投票率が年々減少してきていることに加え、今回の市議選挙においては立候補者が届け出をする告示日当日まで選挙戦になるのか不透明な状況だったこともあり、選挙に対する有権者の関心が薄くなったことが要因の一つではないかと推察しているところです。一方、知事選挙の投票率は668%となり、前回の平成27年の選挙が631%でありましたので、対比では37ポイント増となりましたが、平成27年の選挙は道議選挙が無投票だったため投票率の低下が特に顕著でありましたので、その選挙との対比では増加しておりますが、平成23年の投票率が707%、平成19年が773%でありましたので、今回の選挙と23年の令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号対比では39ポイント減、23年と19年の対比では66ポイント減となっており、道議選挙と同様に約5ポイントずつ減少してきております。政治への無関心等から全国的に投票率の低下が進んでおり、本市においてもその傾向があらわれているものと考えております。次に、小項目2、有権者に対する啓発についてお答えいたします。今回の統一自治体選挙においては、4月に3つの選挙を執行するという大変過密な選挙事務日程でしたが、新聞への広告掲載やFMラジオでのCM放送、選挙公報の全戸配布、名寄市立大学での啓発活動など有権者を投票に誘導するための各種取り組みを行ってまいりました。しかしながら、市の広報車による選挙宣伝につきましては、市議選挙では各候補者の選挙運動用自動車が選挙期間中市内を走行していることから、選挙宣伝の必要性や効果が低いと判断し、実施を見送ったところであります。また、街頭啓発活動につきましては、4月4日に市立大学校内において選挙管理委員による啓発活動を行っておりますが、当初計画していました市議選挙期間中の市内商業施設における啓発活動につきましては選挙事務日程の都合上実施が困難と判断し、今回は中止といたしました。限られた人員配置または時間的制約がある中で、選挙管理委員会事務局にはミスのない適切な選挙事務の執行が最優先で求められることから、投票率向上のための効果的な選挙啓発活動を行うことは今回のようにスケジュール的に厳しい面もありますが、今後予定されている参議院議員通常選挙も視野に入れながら、できる限り啓発の充実を図り、有権者に投票を呼びかけてまいりたいと考えております。最後に、小項目3、今後の各級選挙に向けた取り組みについてお答えいたします。直近で予定されている参議院議員通常選挙以降におきましては、今回の統一地方選挙で選挙事務日程の都合から見送った選挙啓発活動も含めてこれまでの新聞広告掲載やFMラジオでのCM放送、選挙公報の全戸配布、名寄市立大学での啓発活動、広報車による選挙宣伝などを行い、有権者の投票行為につながる選挙啓発活動となるよう計画的に取り組んでまいりたいと考えております。投票率の向上に向けた投票しやすい環境の整備として、駅や商業施設などへの期日前投票所や投票日当日の共通投票所の設置などについて過去に検討した経緯がありますが、いずれの投票所につきましても二重投票を防止するためのネットワーク整備に相当な経費を要することや人員配置の問題などから実施は困難と判断してきているところでございます。将来的な投票率の向上を図るためには、有権者のみならず18歳以下の若年層に政治や選挙に関心を持ってもらう必要があることを踏まえ、これまで実施してきた学校に対する投票箱等の選挙物品貸し出しやポスター、標語などの募集を初め、今後は学校での出前講座や模擬選挙などの実施など他自治体での取り組みを参考にしながら研究をしてまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 建設水道部長 天野信二(建設水道部長は2019年12月まで)

私からは、大項目2、将来を見据えた街区形成について答弁を申し上げます。初めに、小項目1、事業実績と成果についてであります。名寄市都市計画マスタープランは、2007年3月に本市が合併をして、将来の都市のあるべき姿、まちの将来像を具体に示す基本的な方針として2008年3月に策定されました。計画期間はおおむね20年後である2026年と設定して、おおむね10年ごとに見直すこととしていることから、昨年度から2カ年をかけまして現在名寄市立地適正化計画策定とあわせて中間見直しを行っております。名寄市都市計画マスタープランでは、2つの基本理念として、市民と行政との協働のまちづくりとコンパクトなまちづくりを設定しています。市民と行政との協働のまちづくりについては、市民自治を確立するための基本原則を定めた名寄市自治基本条例やパブリック・コメント手続条例に基づき市民参画を推進するなどさまざまな場面での市民参加に努めてまいりました。コンパクトなまちづくりについては、風連地区と名寄地区でそれぞれ都市再生整備計画事業を実施いたしました。具体的には風連地区では風連駅前に地域交流センターや診療所、商業機能の集約化を、名寄地区では交通結節点や地域交流拠点として駅前交流プラザよろーなの整備や文化機能の集約として市民ホールEN―RAYの整備、文化センターのリニューアル、また公共施設へのアクセス機能強化としてコミュニティバス運行などの事業を実施をしており、都市機能の集約化などに効果はあったものと考えております。その一方で、コンパクトなまちづくりは市街地の拡大抑制を基本としながら、都市機能の集積と中心市街地の活性化で都市の魅力と活力を向上し、行政コストの低減を図ることとしておりましたが、急激に徳田地区に大型商業施設や戸建て住宅が数多く立地し、南北に縦長の都市構造となってしまい、工業地域である本地域への抑制が図ることができていない状況にあります。今後におきましては、現在策定中の立地適正化計画と連動させながら都市機能をネットワークでつなぎ、行政コストかけず、コンパクトで持続可能なまちづくりを図るため市街地へ緩やかに人の流れと地域の経済の活性化が図られる誘導施策の立案についてもあわせて検討してまいります。小項目の2、中心市街地の位置づけについてでございます。現在策定作業中の都市計画マスタープランの高度化版である名寄市立地適正化計画では、2つの地区を設定することが計画の中心となっております。1点目は、居住誘導区域の設定であります。人口減少の中にあっても一定エリアにおいて人口密度を維持することにより市民生活へのサービス向上やコミュニティーが持続的に確保されるよう居住を誘導すべき区域です。2点目は、都市機能誘導区域の設定であります。医療、福祉、令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導を促し、集約を図ることで効率的かつ効果的なサービスの提供を図ろうとする区域であります。この居住誘導区域の検討では、今後も人口が集中していく地区、土地利用の用途と整合性、公共交通であるバス停の徒歩圏、災害リスクなどの条件をもとに検討を行っております。また、都市機能誘導区域については、公共交通においてアクセスの利便性が高い区域であることや公共施設の立地状況、都市機能が一定程度充実して、徒歩圏で移動が可能な圏内であることなどの条件を踏まえた上で区域の検討を行っております。この間本市が交通の要衝で駅前を中心に発展してきた歴史的な背景なども踏まえたときに、中心市街地と言われてきたエリアのあり方については十分検討すべき必要があるものと認識をしてございます。しかし、現在名寄市都市計画マスタープラン見直し及び名寄市立地適正化計画策定委員会の中で継続して議論中でありますことから、詳細については申し上げられませんが、居住誘導区域及び都市機能誘導区域ともに重要なエリアの一つとして議論しておりますことに御理解をいただきたいと思います。続いて、小項目の3、居住誘導策についてでございます。居住誘導策につきましても現在名寄市都市計画マスタープラン見直し及び名寄市立地適正化計画策定委員会において議論中であるため、具体的には申し上げられませんが、国は市町村が講ずる施策の例として居住誘導区域内の住宅の立地に対する家賃補助や住宅購入費補助、公共交通網のサービスレベルの確保のため施策誘導、居住誘導区域外の災害リスクの提示、空き地、空き家などの都市のスポンジ化対策などを挙げております。今後におきましては、本市の特性や課題を考慮した上で公共施設の再編や医療、福祉、まちづくりにかかわるさまざまな施策と連携を図り、相乗効果を考慮するとともに、誘導施策についても具体案を検討してまいります。以上、私からの答弁といたします。令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号

答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)

私からは、大項目3、社会教育行政についてお答えをいたします。まず、小項目1、生涯学習にかかわる人材についてでございます。名寄市では、現在再任用職員を含め社会教育主事の資格を有する職員は9名いますが、教育委員会事務局には配置されておりません。また、社会教育主事講習の受講者については平成23年度を最後に受講しておらず、資格取得に係る予算措置もしておりません。また、生涯学習社会の形成の一助として設置されている高齢者大学、学級の運営指導などを行う生涯学習推進アドバイザーについては名寄、智恵文、風連地区合わせて4名を配置し、多種多様化している市民の学習要求に応えるためタイムリーな学習内容の設定や各種講座などの指導者の選定を行ってきております。また、とりわけ社会教育主事には地域の学習課題やニーズの把握と分析、地域における生涯学習のコーディネートなど多くの役割が期待されており、社会が複雑化し、市民の学習ニーズも多様化する中でその役割は大きくなってきております。社会教育法でも教育委員会の事務局に学校教育主事を置くこととなっており、配置の必要性はもちろんのこと、社会教育主事が社会教育の推進に欠かせない存在であることについても認識をしているところでございます。次に、小項目2、公民館の役割についてでございます。名寄市では、現在公民館3館、各公民館に置かれた分館14館の計17館が運営されており、それぞれの公民館、分館は社会教育のための施設として住民の教養、生活、文化の向上などのために各種講座や行事の開催などを行っています。また、社会教育法第21条第1項に基づき設置される本館機能を有する公民館は名寄、智恵文、風連地区における生涯学習の拠点としての中核的な役割を担い、住民のニーズに応える市民講座の開設や青少年の健全育成事業などを行うほか、分館との連絡調整を図り、独自の取り組みなどを通じ、各分館の活性化に努めているところです。社会教育法第21条第3項に基づき設置された分館は、住民の学習の場、地域コミュニティー活動の場として活用され、健康増進や趣味の講座、地域資源を生かした講座などが行われており、分館が住民のつながりをつくる場としての役割を果たしてきているところでございます。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 2番 倉澤宏

それぞれただいま答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきたいというふうに思います。1点目の大項目1の統一自治体選挙の総括についてですが、選挙管理委員会の分析としては政治への無関心が高まっているというような内容でお答えをいただきました。啓発の取り組みについても各取り組みについて今御報告をいただきましたけれども、選挙管理委員会の職員については総務課の職員が兼務発令をされ、今回のように年度をまたぐような選挙日程の中では選挙事務とあわせて通常業務の繁忙期にも重なり、連日深夜までの業務をこなしていたというふうに見受けられましたけれども、そうした中で適正な選挙事務の執行、また十分な啓発活動が可能なのかというところのお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

御質問いただいたのですけれども、その前に、先ほど投票率の関係で実は8年ぶりとなる道議選挙の投票率の関係で、前回の23年の執行率の投票率を757と答弁したかというふうに思いますけれども、775%ということでございますので、大変申しわけございませんが、訂正お願いしたいと思います。今倉澤議員のほうから現行私ども言われるとおり随時選挙が執行されるときに職員、総務部のほうの総務課を中心に選挙管理委員会ということで従事しているということで、選挙管理委員会自体は毎月実施をしているということになりますけれども、実際の投票事務等についてはその都度職員が対応ということになっています。人数的には6人ということで、この人数につきましては他自治体と比較してもそんなに少なくないなというふうには思っています。ただ、大都市においてはやはり専任の職員が例えば1人いらっしゃって、選挙がない年についてもある意味ではそういう啓発活動等を中心にやっていらっしゃるのかなというふうには想像をしているところですけれども、現行なかなか限られた職員数の中でその体制を、専任の職員を6人から例えば10人にするですとか、あるいは常時職員を専任で配置をするというような、ちょっとそういう状況には、大変申しわけないのですけれども、ないのかなというふうには考えていまして、選挙事務に当たる職員、あるいは当日の投開票含めて職員の皆さんには少しお手伝いをいただきながらしっかりと選挙の執行が行われるように努力をしているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 2番 倉澤宏

短期間の中での選挙日程ということもありますけれども、職員の体調への影響等も懸念される部分がございますので、少しでもそうした負担の軽減といった意味でも選挙年以外での通常の定期的な選挙の啓発活動ということで選挙期間中の啓発活動等の負担を減らせるような部分があるかと思いますので、ぜひとも御検討のほどをよろしくお願いをいたしたいと思います。今後の各級選挙に向けた投票率の向上に向けた取り組みについてですけれども、先ほどもちょっと御答弁の中でございましたけれども、18歳の選挙権が施行されて3年が間もなくたとうとしているということでございます。直近の選挙でよろしいですけれども、未成年者の有権者に係る投票率についてわかる範囲でお答えをいただければというふうに思います。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

市議選挙では18歳、19歳の10代の投票率は10%ということで、年代別でいえば最も低くなっています。これは、名寄市全体ではなくて、標準投票区ということでの数字ということで御承知ください。

再質問 2番 倉澤宏

若年層の選挙の投票率がやっぱりかなり低いと。本市においても同様の状況だというふうに受けとめておりますけれども、御答弁の中でありました主権者教育について平成28年に文科省のほうから示されました指針がございまして、その中でも自治体の役割として総合教育会議の活用であったり、大学との連携というところも出ております。期日前投票の投票所の開設も含めてさらなる踏み込んだ取り組みが必要だというふうに思いますけれども、そちらについてのお考えをお聞かせください。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

先ほども少しお話しさせていただきましたけれども、これまでも学校を対象に投票箱等の貸し出しですとかポスター、あるいは標語等の募集を初め取り組みをしてきているところでございます。今後につきましては、私ども職員が少し学校のほうに出向いての出前講座ですとか、模擬選挙などの実施に向けて近隣の、あるいは、道内の先進的な自治体の取り組みを参考としながら研究させてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 2番 倉澤宏

引き続きの取り組みのほどをお願いしたいと思います。先ほど選挙管理事務局としての選挙結果の分析についての見解をお伺いしましたけれども、市の執行者である加藤市長におかれては今回の選挙について市政の満足度の高さと捉えているのか、もしくは関心の低さと捉えているのか、あるいは他の要因があるというふうに考えておられるのか、令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号お考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

今回の投票率については、これまでと比較すると決して高いものではなかったということで、今いろんな分析がされましたけれども、やっぱり市民の関心を高めていくということが非常に重要だというふうに私も捉えています。やっぱり住民自治がしっかりと機能するには、この投票行動をできるだけたくさんの人が行っていくこと、このことが自分自身の地域、まち、まちづくりに関心を持っていくことにつながっていくというふうに考えますので、今議員から御指摘いただきました主権者教育だとか、若年層への啓発、さらにはできるだけ投票しやすい環境づくり、ふだんからの啓発、あらゆるところでそうした選挙行動につながるような取り組みをしていくこと、さらにはふだんからまちづくりに関して市民の皆さんといろんなディスカッションをしていく、あるいは情報を発信していくと、こういったさまざまな多様な取り組みの中で市民の皆さんと協働のまちづくりにつなげていく、このことがさらなる投票率の向上につながっていくというふうに考えますので、重要な指摘と提言だと受けとめましたので、しっかりと対応してまいりたいと考えております。

再質問 2番 倉澤宏

いずれにいたしましても、この間の都度の選挙の中で投票率についてなかなか明るい兆しが見えてこないといった状況の中で、私ども議会としましても日ごろの活動の中で住民との対話を重視して、市政に関心を持っていただくよう、そのことが重要だというふうに認識をしております。行政としましても市民の側に立った行政運営を行っていただくことで投票率の向上につながっていくと考えておりますので、選挙管理委員会の取り組みとあわせて協調をお願いを申し上げたいというふうに思います。それでは、次に移ってまいります。2点目の将来を見据えた街区の形成についてでございます。先ほど御答弁にもありましたけれども、この間名寄地区における市街地については専用住宅、共同住宅等の建設状況を見ても明らかに南地区に広がりを見せているといった部分がございます。市街地の拡大抑制といった部分についてはなかなか歯どめがかかっていないといった状況もある中で、今年度の小学校の入学児童者数、南小学校が95人、西小学校は47人、東小が35人、名寄小学校においては24人といった状況が名寄地区では見られる中で、学校区における世代間のバランスが崩れており、こうした状況については学校運営や地域コミュニティーに与える影響が非常に大きいというふうに考えておりますけれども、こうした状況を今どういうふうに捉えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 建設水道部長 天野信二(建設水道部長は2019年12月まで)

議員の今御指摘のように、東西南北というわけではございませんけれども、小学校それぞれ、その小学校に通われる子供をお持ちの世代に課題があるのだなというふうに改めて今議員のお話を伺いました。とりわけ象徴的には、数年前に南小学校、新築をさせていただいてございまして、これに伴いまして南地域、子供の通学等々でかなり南の地域に新築なり、または中古で住宅を購入されるというような形で、現実的に南への戸建て等々が広がって、また商業施設との関係もありまして、そういった利便性が求められてのことだというふうに思ってございます。南小学校については名寄市の中心部にもちろんございまして、やはりドーナツ化現象というのでしょうか、これがございまして、ただ今の現在の認識としてはもちろん今議員の御指摘のとおりでございます。また、これが10年、20年、30年という長いスパンで考えたときにはまた人の住まいだとかまちの形といいますか、やはり少しずつ変化が伴っていくのも事実だというふうに思っていまして、それをどう今後先ほど答弁をさせていただきましたできるだけコンパクトなまちづくりの中に結びつけていくのかというのがこれからの私どもの課題だというふうに認識してございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。以上でございます。

再質問 2番 倉澤宏

先ほど2026年までの目標ということで作成している計画ということで、将来的に南地区に広がっている部分については既存の住宅、これまでの住宅エリアに回帰していくような計画になっていくのかなということで理解をさせていただきたいというふうに思います。2点目の中心市街地の位置づけでございますけれども、名寄地区における中心市街地、今現在中心市街地と言われているエリアについてを平成12年に策定した名寄市中心市街地活性化基本計画に基づくJR名寄駅から東8号通まで、そこを中心として東西2キロ、南北7キロの約80ヘクタールのエリアというふうに認識をしておりますけれども、今後策定される計画の中においてもそのエリアを中心市街地として継承していくのかお伺いをいたしたいと思います。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

現在の中心市街地と言われているエリアを継承するかということについてですが、本市におきましてはJR駅を起点として商業等の活性化を図り、事業活動を促進するため名寄市都市計画用途地域として商業地域を定め、中心市街地として位置づけておりまして、平成12年に中心市街地活性化基本計画を策定いたしまして、民間におきましては中小小売商業高度化事業構想、いわゆるTMO構想を策定するなど行政と経済界が連携を図りながら中心市街地の活性化に取り組んでまいりました。現在名寄市都市計画マスタープランの見直し及び名寄市立地適正化計画の策定作業が進められている中におきまして、将来にわたり安心、快適に暮らせる市街地令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号づくりを目指す上で拠点の継続性が重要であると考えております。本市の地域経済の活性化のためには中心市街地の果たす役割は大きく、現在名寄市中小企業振興条例に基づいて商業地域内での店舗または事務所の新築や増改築、設備投資に係る事業費の一部を補助する中心市街地近代化事業や創業支援事業、さらには商業地域内の空き地、空き店舗の活用を促す支援など中心市街地の活性化に寄与する取り組みを進めておりまして、今後も引き続き地域経済活性化に資する拠点の継続的な支援が重要であると考えております。

再質問 2番 倉澤宏

ただいまの御答弁の中でも今後の計画の中でも中心市街地といった部分については重要なエリアだというふうな認識でいるという御答弁だったと思いますけれども、今後計画を策定していく中で、また策定後中心市街地、商業の振興であったり、商店街の活性化、また都市機能の集積といった部分で今後建てかえが見込まれる公共施設の配置もあわせてそうしたエリアに建設を考えるといった部分で申し上げますと、立地適正化の策定とあわせて財源等の確保も見据え、新たに中心市街地活性化基本計画の策定、こちらの、こうした計画の策定についてしていく考えがあるのか、また再開発も含めて行っていく考えがあるのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

中心市街地の活性化の計画を改めてつくるのかというお話でございましたが、今ほど来ずっとお話をさせていただいている、今都市計画マスタープランを見直しする、それと立地適正化計画という都市計画マスタープランの高度化版と言われているこれを同時に今並行で策定中でありまして、さまざまな今市民議論をいただきながらこの計画をつくっているところであります。先ほどもお話ししたとおり、今回は立地適正化計画のみそはいわゆる都市機能誘導区域と居令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号住誘導区域という区域を改めて設定するということになります。とすると、居住誘導区域から外れる地域も出てくるわけでありまして、場合によってはここに、法的な拘束力はないけれども、インセンティブを働かせようというようなことが出てきたときにそこに設定されない住民の皆さんの不利益になってしまうということも十分これは想定をされると。なので、できるだけ今どうしてもこれ人口が減っていく中で市街地区域をコンパクト化、拠点化していかなければならないということ十分市民の皆さんに御理解をいただいて、納得感を持っていただく中で今計画の策定をしているということでございまして、この中で中心街をどうしていくのかということも当然議論にされるでしょうし、中心街のあり方というのも非常に重要になってくると思いますので、この計画と並行してそこはしっかりと議論されていくべきものというふうに考えております。

再質問 2番 倉澤宏

ぜひともコンパクトなまちづくりの形成に近づくような実効性のある計画になることを期待を申し上げ、次に移らせていただきます。大項目の3、社会教育行政についてでございますけれども、今社会教育行政について、この間の一般質問の中でも大きく、数多く言葉が出てきましたけれども、町内会であったり、地域であったりというところに依存をする機会が行政運営をする中で出てきておりますけれども、そうした地域の発展や活性化、振興も含めてですけれども、その礎となる人材の育成という観点では社会教育の役割というのは非常に大きいというふうに考えております。昨日から傍聴に来られている高齢者大学の現学生の皆さん、OBの皆さんもそうですけれども、そうしたOBの中には町内会の会長であったり、各種ボランティア団体のリーダー、また交通安全関係、さまざまな団体の推進役として活躍されている方が多くいる状況でございます。そうした状況、人材の育成という観点から計画的な事業を行う中で、人員の配置であったり、予算の配分も含めてですけれども、そうしたところに今後力を入れていく、手厚い施策をとっていくといった考えを、学校教育はもちろんですけれども、社会教育でもエキスパートであるというふうに思いますけれども、教育長におかれましてはどのようなお考えをお持ちでございますか。お聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 小野浩一(教育長は2022年6月まで)

今社会教育にかかわるさまざまな課題にいかに対応していくかということで、今後の社会教育の重要性にかかわることではないかなと受けとめておりますけれども、御承知のように生涯学習社会の実現を図るためには学校教育、そして家庭教育、また社会教育がそれぞれの目的や役割をしっかりと果たしていくことが重要ではないかなと、そんなふうに受けとめております。とりわけ人生は100年時代と言われる今日でありますけれども、生涯にわたる学びを行うためには学校教育はもちろんですけれども、今議員御指摘のように社会教育の果たす役割、これは極めて今後重要になるという認識をしているところでございます。現在新しい学習指導要領で社会に開かれた教育課程の実現を目指して、子供や学校の抱える課題の解決でありますとか未来を担う子供たちの豊かな成長のために家庭や地域総ぐるみの教育の展開が現在求められているところでございます。名寄市におきましても、地域とともにある学校づくりを実現するために数年前から、議員も御承知のように道教委の社会教育主事等を招聘、要請いたしまして、コミュニティスクールの導入に向けまして準備を進めてきているところでございます。先般おかげさまで名寄市内の全ての学校で学校運営協議会が設置されました。本格スタートさせることができたことに心から感謝をしているところでございます。今後学校運営協議会の設置に伴いまして地域と学校をつなぐコーディネーターというのでしょうか、これを置いて、学校運営協議会と一体となって学校を支援する組織、これをつくっていくことが大きな課題となっております。したがいまして、ますます社会教育の果たす役割というのは極めて重視されているのではないかと考えているところでございます。このため、名寄市におきましても、先ほどから人材にかかわるお話をされておりますけれども、社会教育に携わる人材の質を高めるというのでしょうか、社会教育主事の資格者をふやすことというよりも、どちらかというと社会教育に携わる人材の資質を高めるために今後社会教育主事への講習の参加促進はもちろんですけれども、道教委による社会教育主事の積極的な活用などを含めて今後努めてまいりたいと思います。また、公民館のお話もありましたけれども、公民館の果たす役割などについても今後かなり見直しを進めていかなければならないというような状況であると今認識しているところでございます。以上でございます。

再質問 2番 倉澤宏

ぜひとも社会教育に関連する施策、また人員配置も含めて今後の検討お願いしたいというふうに思います。今教育長のほうから公民館のあり方についても今後見直すといったお話もありましたけれども、公民館制度、できまして約70年が経過してきております。この間公民館の役割としては文化、教養、また福祉の増進といった役割があって、あわせて戦後民主主義教育の部分でも大きな役割を果たしてきたというふうに認識しております。時代の変遷の中で役割は変わってきておりますけれども、設置当初分館については各分館、当然小学校が併設された中での公民館分館の設置といった中で公民館が運営されてきましたけれども、各農村部含めて学校が廃校となる中で公民館だけが、分館だけが置き去りにされて、またそこに配置される分館長、分館主事におかれましても地域の方々令和元年6月20日(木曜日)第2回6月定例会・第3号が担うといった状況、現在も続いております。ぜひとも今後70年を迎える中で公民館のあり方について御検討のほどをお願いを申し上げて、最後になりますけれども、今回この場での発言をさせていただく機会を与えていただきました。議員各位、また理事者の皆様におかれましては引き続きの御指導よろしくお願いを申し上げ、私の発言を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:名寄市議会 平成31年第2回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(95ページ) 間違いを知らせる