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名寄市議会 平成31年第2回定例会 2019年6月19日

ふるさと納税について

2019年6月19日、名寄市議会の一般質問で、三浦勝秀議員が「ふるさと納税について」質問し、総務部長 中村勝己、副市長 橋本正道が答弁しました。

質問者
三浦勝秀 議員
答弁者
総務部長 中村勝己、副市長 橋本正道

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 三浦勝秀

議長より御指名いただきましたので、通告に従い、大項目1点質問させていただきます。大項目1、ふるさと納税に関してお伺いいたします。小項目1番、使途指定の寄附を財源とする事業実績についてお伺いいたします。30年度本市に対する寄附の実績は、件数518件、金額にして757万円と報告されております。この寄附を行う際に本市に対する寄附者の使途の特定、つまりどのような事業に対し寄附金を使用してほしいかという項目があり、その内容は名寄市ふるさと応援寄附条例第2条より大学に関する事業や天文台に関する事業など7項目あります。そこで、本市に対して寄附いただいた方々の思いのとおり事業が行われているのかお伺いいたします。また、指定事業なしの寄附についてもどのような事業実績があるのかお伺いいたします。小項目2、使途を指定した寄附の事業区分拡大についてお伺いいたします。現在ふるさと納税の事業区分は7項目あり、本市の取り組みを市外にPRすることができるツールと考えております。しかし、昨年度の実績では、指定事業なしの寄附が156件で、全体の434%となっております。このことから、事業区分に対して項目をふやし、寄附者の選択肢を広げることでさらに本市を応援していただけると考えます。その新たな具体的な項目として、1つ目に名寄市総合計画の重点プロジェクトの一つである経済元気化プロジェクトに基づき観光に関する事業の追加、2つ目に名寄市都市計画マスタープランのコンパクトシティーに基づきまちづくり中心市街地活性化に関する事業の追加、新たに条例第2条、事業区分に追加することについてお伺いいたします。次に、小項目3、ふるさと納税事業の次年度以令和元年6月19日(水曜日)第2回6月定例会・第2号降の見通しについてお伺いいたします。今年度6月に総務省からふるさと納税の制度が改正され、返礼品による他市町村との格差が少なくなっていくことや29年度から30年度にかけても本市に対する寄附の件数が870件、金額にして133万円増加していることを考えると、本市の特産品をさらに全国的にPRすることができる機会がふえていくと考えられます。特に件数が増加している農産物や新たな返礼品の追加についてどのように対応していくのかお考えをお聞かせいただきたく存じます。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

ただいま三浦議員から大項目1、ふるさと納税について、小項目で3点にわたって御質問いただきました。初めに、小項目1、使途を指定した寄附を財源とした事業実績について申し上げます。本市では、いただきました寄附金につきまして名寄市ふるさと応援寄附条例に基づき、地域振興基金等に一度積み立てを行い、その翌々年度の予算編成時に使途指定に合致した事業で寄附金を活用させていただいております。今年度の予算で御説明いたしますと、平成29年度でいただきましたふるさと納税寄附金額623万034円を地域振興基金に積み立てをし、今年度の当初予算に同額を基金からおろして活用させていただくこととしております。例えば農業に関する事業であれば、市単独で実施している農業支援事業などに寄附額で同額の279万000円を、子育てに関する事業ではひまわりらんどやファミリー・サポート・センターの運営費に寄附額と同額の350万000円を予算計上して活用させていただくことになっております。なお、指定事業なしでいただきました寄附につきましては、昨年度は大学図書館、今年度は小学校における学習支援員等、各年度においてそれぞれまちづくりに欠かすことのできない事業に活用令和元年6月19日(水曜日)第2回6月定例会・第2号させていただいているところでありまして、その内容を平成29年度から新たに本市ホームページにふるさと応援寄附活用報告として掲載することで周知を図っているところでございます。次に、小項目2、使途を指定した寄附の事業区分拡大についてお答えいたします。本市では、平成20年に名寄市ふるさと応援寄附条例を制定し、5事業を使途を指定する事業としてスタートいたしましたが、平成29年度からの名寄市第2次総合計画の策定にあわせて、重点プロジェクトに位置づけられている施策や申し込みの際その他の事業で指定されることが多かった事業の中から特色ある事業を掲げることとして、農業と子育ての2事業の追加と利雪・親雪を含む冬季スポーツの拠点化事業の見直しを平成29年3月に行ったところです。今般観光や商店街活性化に関する事業を追加できないかとの御質問でございますが、平成29年の見直しの議論でも重点プロジェクトで観光振興等を含んでいる経済元気化プロジェクトを指定事業に加え、多くの事業で活用できるようにしてはとの意見もありましたが、基幹産業であり、申し込みの際に指定される事業として多かった農業を加えることで寄附者にとってわかりやすい事業とするため、条例の改正を行ったところでございます。また、指定事業を5事業から7事業にふやした平成29年以降も指定事業なしを選択する割合は上昇していることから、指定事業を追加することが必ずしも寄附金の増加につながるものではないと考えているところでございます。今後も国の動向や本市の各種計画、施策と照らし合わせて、必要に応じて随時見直しを行っていきたいと考えております。次に、小項目3、次年度以降の見通しについてでありますが、6月1日からふるさと納税に係る指定制度の運用が新たに開始され、本市においても指定基準に適合していることから、5月14日、総務大臣から指定通知を受けたところであります。過度な返礼品を送っていたため指定を受けられなかった自治体、または指定を受けるために返礼品の割合を下げるなどの対応をとった自治体にこれまで寄附していた方が今回の制度改正によって本市に寄附いただけるようになるかどうかは不透明でありますが、一人でも多くの方に御寄附いただけるようこれからも取り組みを進めてまいりたいと考えております本市の平成30年度の寄附金額は757万円となり、前年度から133万000円の増額となったところであります。その要因といたしましては、平成29年度から始めたインターネットの専用サイトによるPRが浸透してきたことに加え、記念品発送業務を委託しているなよろ観光まちづくり協会が人気のスイートコーンについて農協との調整を行っていただき、申し込み上限をなくしたことにより大幅な増加につながったことが挙げられます。今後におきましても前年度の実績や専用サイト等での申し込み状況に応じて、観光協会と随時協議を重ねることで本市の特産品を全国的にPRできる機会を増加させられるよう努めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

再質問 5番 三浦勝秀

それぞれ御回答いただきましてありがとうございます。順次再質問させていただきます。まず、小項目1番に関して再質問させていただきます。御回答の中にホームページでは29年度分をふるさと応援寄附活用報告として掲載しているとの御回答でしたが、本市ホームページ上では28年度までの大まかな実績しか公開されていないように見受けられます。名寄市ふるさと応援寄附条例第1条の中に、寄附者の名寄市に対する思いを具体化するとあり、このことからも寄附者に対する誠意として寄附金を財源にどのような事業に対し、幾ら基金を充当したのかという報告をする必要があると思うのですが、お考えをお伺いいたします。また、30年度までの事業報告について掲載予定はいつごろになるのか、あわせて御回答をよろしくお願いいたします。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

ただいま三浦議員からホームページでの活用報告の掲載内容についてということでお尋ねをいただきました。御指摘をいただきました掲載内容につきまして、現在は活用させていただきました主な事業について掲載をしているところですけれども、今後はその事業の内容を少し詳細にしていきたいと。そのことで事業による効果などもあわせて掲載をしていきたいというふうに考えているところでございまして、議員がお話しのとおり、寄附者の皆さんに寄附金が有効に活用されているということを実感していただけるように努めてまいりたいというふうに思っております。それと、30年度までの事業報告についての掲載予定ということで御質問があったかというふうに思いますが、実は現在30年度の事業報告というのは平成28年度の寄附によりまして30年度掲載するということになっていまして、この実績につきましては、大変申しわけございませんけれども、今作成中ということで、7月上旬にはホームページで掲載ができるかなというふうに思ってございますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 5番 三浦勝秀

御回答ありがとうございます。基金に積んで翌々年ということで、お金が前年度と合致していないところがあるので、ちょっとわかりづらかったかなというのがありまして、この質問をさせていただきました。現状ふるさと納税の実質的な報告は、主に本市のホームページで確認することが多く、寄附者や市民周知に関し重要な役割を担っていると思いま令和元年6月19日(水曜日)第2回6月定例会・第2号すので、これからもよりわかりやすい実績報告になることを期待して、終わらせていただきます。次に、小項目2番について再質問させていただきます。指定事業をふやすことが寄附金の増加につながるものではないとの御答弁でしたが、本市の取り組みとして総合計画や都市マスプランの中で観光や中心市街地活性化ということを掲げているのであれば、寄附金増加という視点ではなく、名寄市の取り組みを市内外の方にアピールするという視点で考えれば、その項目をふやすということは本市に対しデメリットがなく、取り組むべき事業であると思うのですが、お考えをお願いいたします。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

先ほどの答弁でも少し触れさせていただきましたが、平成29年度、現在の総合計画の中期計画を策定する際に一度見直しの議論をさせていただいてございます。寄附者が指定事業を見て、本市がどんなまちなのか連想できるような事業を指定しようということで、そのことがきっと議員が市のPRにもなるのではないかというような趣旨かなというふうにお聞きをしておりましたけれども、名寄市はやはり基幹産業が農業ということでありまして、返礼品についても農産物を中心として出しているというのが現状でございます。本市の一番のPRということで、29年度の見直しの際にも判断をさせていただいたところでございますので、余り指定事業をふやしても名寄のまちが連想できるようなことにもならないかなというふうに思っておりますので、その都度、その都度重要な事業、名寄市の施策にあわせた見直しというのは当然必要でございますけれども、先ほども言いましたけれども、今回は29年に一度見直しをしているということで、ぜひ御理解をいただければというふうに思っています。以上です。

再質問 5番 三浦勝秀

ありがとうございます。今その見直し、見直しの時期でまた御検討いただけるということで、随時何かプラスする項目等ふえていくかと思うのですが、そのときは前向きに御検討をよろしくお願いいたします。次に、小項目3番目の再質問なのですが、最後に機会を増加していくという方針ということでしたが、現状メロンなど返礼品によっては上限を設けていると伺っております。このことから生産が追いついていない農産物等に対し、行政側から支援等の検討をしていくのかお考えをお伺いいたします。また、本市市民から他市町村への寄附による税収減少への対応についてもあわせてお考えお伺いいたします。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

まず初めに、今現在返礼品ということで農産物を中心に送っているわけですけれども、数量を限定しているのはメロンですとか実はございまして、昨年委託先のほうで努力をいただいてということでお話しさせていただきましたけれども、一部まだ制限をさせていただいているということでございまして、ここの生産が追いついていないというか、もっと出荷すれば返礼品として利用ができるのにということで何か支援策はということだというふうに思うのですが、このことにつきましては現在例えばメロンでいいますと2戸の農家の方にお願いをしてやっているということで、数量は400ぐらいだったかなというふうに思っていますけれども、やはり農産物いろいろありまして、例えばメロンというのはなかなか生産難しいというふうにお聞きをしておりまして、議員が言っている支援策というのが例えば技術的なメロンを栽培をする上での支援策なのか、あるいは今生産をしているメロン農家の方がさらに何か生産向上するための機械の導入なのか、その辺も含めて検討することが必要かなというふうに思っていますけれども、生産技術の関係については、先ほど遠藤議員のほうからお話がございました農業振興センターのほうでも指導をされているというふうに思いますし、機械等の導入につきましては農業振興資金等があるかというふうに思いますので、担当の経済部のほうにでも相談に行っていただければというふうに思っているところでございます。あと、本市から他市へふるさと納税をすることによって本市の税が減収するということで、このことについてどう考えるかということなのですけれども、例えばことしでいいますと控除額が約500万円ということでございます。実は、昨年よりも400万円ほど減収しているというこれは状況になってございまして、この減収に対してどう考えるのだということで御質問なのですけれども、何とか減ってくる減収についてはふるさと納税の寄附金の額をふやす、そういった努力しかないのかなというふうに思っているところです。ふるさと納税制度がある以上は、他市町村にも当然ふるさと納税で寄附をされる市民の方もいらっしゃるというのは現実だというふうに思っていますので、この点については十分御理解をいただければというふうに思っています。以上でございます。

再質問 5番 三浦勝秀

ありがとうございます。具体的な数値目標というのはございますか、ふるさと納税での。お伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

ふるさと納税の目標なのですけれども、ことしにつきましては予算上はふるさと納税の寄附額で000万円ということで計上させていただいております。昨年の当初予算がたしか500万円だったというふうに思いますので、500万円ほど寄附額は増加をさせていただいて、予算編成をしているところです。以上でございます。

再質問 5番 三浦勝秀

ありがとうございます。これからこの先000万円をマックスに考えられて、それ以上の寄附額は目指さないという方針でよろしいですか。

答弁 総務部長 中村勝己(総務部長は2019年12月まで)

額は多いほうがいいのだというふうに思うのですけれども、単年単年で一応前年度の状況というか見ながら予算編成させていただいておりまして、目標に届かないような予算編成ということにもならないかなというふうに思っていますので、御理解をいただきたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

ふるさと納税、ふるさと寄附金ということでありますけれども、私どもの条例におきましては名寄市ふるさと応援寄附条例であります。応援するというところがやはり主眼になるということでありますので、一概に寄附額だけを見ると、今全国的にもこういうふるさと納税寄附金の状況どうなのだという議論も巻き起こっております。どこかの税金が減るということは、どこかで寄附されているということでありますから、全体の地方財政の中においては、今これは転換点に場合によっては来ているということもあるかと思います。例えば税収が000万円減ると、通常は普通交付税の中で75%補填されるということでありますが、大都市においてはこれが働かない。税の流出が起きているということでありますので、私どもとしましては一概に寄附金の額を追い求めるのではなく、制度あるいは政策を通じて名寄市を応援していただける形での寄附を追求すると、そういうような形であり、その延長線上にどのぐらいの寄附があって、どういうような予算編成ができるか、そういうような趣旨でこの事業は取り組んでいきたいと思います。

再質問 5番 三浦勝秀

ありがとうございます。理解させていただきました。令和元年6月19日(水曜日)第2回6月定例会・第2号生産者の方々や受託業者の方とよりよい協議を重ねて、これからも名寄市を道外、市外の方にPRしていただればなと思います。以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:名寄市議会 平成31年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる