みんなの議会

南幌町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日

本町の米と米粉の普及拡大について

2022年6月15日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「本町の米と米粉の普及拡大について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
佐藤妙子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 佐藤

本日は町長に御質問させていただきます。本町の米と米粉の普及拡大について。日本の国民一人当たりの米の消費量は減少し続け、米離れが加速しています。これは食生活の多様化、少子高齢化、世帯構造の変化などが要因と考えられ、今後も進んでいくものと予想されます。その中で本町では様々な品種の米を生産し、子育て支援米支給事業、小学校のバケツ稲づくり事業などを進めています。第6期総合計画後期計画では「地元消費者と生産者の距離が近い地産地消の取り組みを中心に本町だからこそ手に入る安全安心な農産物の消費拡大を推進する」と方向性が示されています。米の生産を主軸に産業を推進している町として、町民や新規移住者に南幌産米をより知っていただき消費拡大につなげる取り組みが必要と考えます。さらに食育活動や米粉の利活用からも消費が拡大されると考えますが3点町長に伺います。1、南幌産米を町民がより理解し、利用して頂くために南幌産米の情報をわかりやすく伝えるための町の取り組みは。2、米は和食文化を継承し子どもの成長や健康づくりに大きな影響を与えるものと考えます。米中心の日本型食生活への改善を促し、食育から米の普及を拡大する考えは。3、今後、小麦の高騰が予想され、それに代わる米粉の活用推進を政府でも強く推し進めています。米粉はお菓子やパン以外にもパスタやうどん、ピザにも代替できます。本町でも米粉を使用したドーナツやシフォンケーキなどを製品化した事業者や団体が活躍しています。住民や事業者、団体などが米粉を活用し普及拡大するために町からの支援策は。

答弁 町長

本町の米と米粉の普及拡大について、の御質問にお答えします。1点目のご質問については、南幌産米の情報は、「第2期南幌町食育推進計画」の中で示しており、ホームページに掲載しています。また、地元消費者と生産者の距離が近い地産地消の取組として、「ビューロー直売所」の設置や「なんぽろ朝市」、観光協会イベントなどの開催を支援しています。引き続き、イベント等の場を通じた南幌産米をはじめとする農産物の販売、情報機会の創出に取り組んでまいります。2点目のご質問については、南幌産米の理解と食に関する知識を深めるため、子育て支援米の支給事業や小学生のバケツ稲づくり、学習田での田植え、稲刈りなどの食育体験を実施しております。小学生からは「お米を大切にしようという気持ちをもった」などの感想があり、お米に対する事業効果が高いと考えています。また、昨年に引き続き、小学生を対象とした「スープカレーセミナー」を実施するほか、本年度新たに中学生を対象とした「食育講演会」、並びに一般の方を対象とした「給食試食会」を開催する予定であり、これらの事業を通じて南幌産米の普及拡大につなげてまいりたいと考えます。3点目のご質問については、事業者や団体への製品化に向けた支援は考えていませんが、今後、米粉の需要拡大が見込まれることから、米粉を活用した料理教室の開催など、普及拡大に向けた取組を検討してまいります。

再質問 佐藤

再質問させていただきます。まず1点目ですね。地元消費者と生産者との距離が近い地産地消の取り組みとして、情報機会の創出に今後取り組んでいかれるという、そういうお話でございました。先日、移住して来られた子育て世代の若い奥さんから、南幌町は子育てがしやすくて野菜もお米もおいしいところと聞いて引っ越してきました。地元でいろいろな種類のお米を子どもに食べさせたいのですが、農家さんと直接触れ合うにはどうしたらいいんでしょうかと、そのように聞かれました。南幌では、減農薬や無農薬、各農家さんそれぞれでお米を作っておりますので、私も分かる範囲でお調べしてお伝えしましたが、正直私も詳しくはわかりませんでした。改めてそのような意識を持ってこの南幌に移住してくださる人が増えているんだなあということを、大変嬉しく思い、そのような形で気付かせていただきました。移住された人が、直売所や農家さんのところを探しても、探しきれないということもありますし、また電話しても農作業中であればお留守になるということもございます。突然の訪問は、作業中であれば当然対応が大変だろうと思います。生産者と消費者をつなげるためには、やはり情報の提供が必要ではないかと思います。そこで、例えばビューローの観光物産館のなかにお米の情報館と表示して、住民にお米の種類や自分の欲しいお米を作っているところなどをお知らせしたり、お米に関する情報の窓口をつくってはいかがでしょうか。南幌は田園文化都市としてこれまで米を中心に発展してまいりました。地元の消費者、特に新しく移住された方たちが南幌のお米をより食べていただくことで、米の消費拡大につながっていくと思います。それともう1点なんですけれども、南幌町の飲食店のなかで、南幌産の米を使っているお店が非常に多いと聞いております。ただ、多いんですけれども、南幌産米を使用していますよという、そういう表示をしているところが少ないように見受けられるんですね。それで、表示していただくことは南幌産米の普及拡大につながると私は考えるんですけれども、町長はどのようにお考えでしょうか。それと2点目の食育なんですけれども、先ほどお話しされましたように、日頃から地域のボランティアの皆様には、本当に食育活動を進めていただき大変心強く思っております。食は私たちの健康を支える基礎となるものです。最近では食の欧米化で子どもたちの食環境は大変変化しています。日本型食事とは、ごはんを中心にバランスよく栄養をとる食事ですけれども、もともと米は日本人の体質に合っていて、米は心も元気になる脳のメカニズムもあるそうです。特に南幌に住む私たちは、日常で米の生育を間近で見ることができます。子どもたちは特に、農業体験もできる大変恵まれた環境に住んでいると思います。食育推進計画のなかの食育アンケートの結果では、南幌町のお米や野菜などの農産物を食べたことがある人は99%でした。皆さん召し上がっていると思うんですけれども、だんだん、やはり地元のおいしい野菜を食べ続けると、地元意識の高い町民の方が増えていらっしゃると思います。今後南幌産のお米の認識を広めるためにも、健康はもちろんなんですけれども、和食のマナー、行事食の由来とか、また、南幌と米の歴史を町民が学び合える機会をつくって、住民に、また、子どもたちに南幌と米の歴史を伝承していくことが大事だと思います。そのことに関して、町長はどのようにお考えかお聞きいたします。それと3点目の米粉なんですけれども、ここ数年米粉は小麦粉アレルギーのある方の代用品として注目を浴びているものでございますけれども、最近では家庭用の製粉機や、余りごはんでパンが作れるという家庭用のパン焼き機も販売されております。以前、南幌町でもGOPANという機械を貸し出した経緯もあったようでございますけれども、その当時からみると、随分と価格は抑えられているようです。本当に米粉の普及のために、ぜひ今米粉を買おうとしてもなかなか売っているところがたくさんあるわけではないですので、ぜひ米粉の製粉機ですね。それも家庭用のもございますし、米粉のパン焼き機、そういうのを購入された方に対して、町のほうから補助金制度の考え方が先ほどありませんとは言っていたんですけれども、もう一度お聞きしたいと思います。また、そのほかに例えばですね、ふるさと物産館に、製粉機を設置して、そして町民に米粉をつくってもらって活用してもらう。自分の家からお米を持っていってその製粉機を活用してもらう。他市町村でも道の駅に設置してやっているところもあるようでございます。そういう部分では、米粉に関して町長にお聞きします。この3点再質問いたします。

答弁 町長

佐藤議員の再質問にお答えをいたします。まずお米の情報でございますけれども、本町以前からいろいろな情報を発信してきてございます。現在、南幌べジタブック、または、食育まるかじりガイドというものを発行して、一部、お米の紹介、または直売所の紹介をしているところでございます。また、町ではございませんけども、農協さんのほうでは、年に3回発行しておりますFanFanFOOD!という、これまた大変詳しい生産過程や栽培管理など、詳しく掲載したものでございます。これはお米特集号というものも出されており、全町を対象に配布をされております。大変特化した取り組みではないかと思います。また取り組みに関しましては、なかなか今までコロナ対策というものに追われて、なかなかそういう事業は取り組めなかった経過がございますけれども、昨年度観光協会の町内イベントで、町内産の新米5種類を販売して、あわせて生産農家の情報を出しました。それらの取り組みをしてございます。また、これからコロナの感染回復とあわせて、またそういうような動きがまた出てくるものと思われます。あと移住者の方がですね、どこで買ったらいいのかというようなお話でございますけども、朝市はもう25年近い歴史がございます。7月から10月まで毎週開催されて、本年も7月3日から開催ということで、生産者の方は準備をいただいております。毎回出店されている生産者には大変頭の下がる思いでございます。また秋には収穫し、精米したての新米が販売されてございます。実際美園地区の方も、若い世代の方が日曜日に親子で朝市に見えられているのも、私何度も見てございます。ぜひそういう取り組みを促進したいと思っておりますので、そういう促しもこれからやっていきたいということで考えております。また、町内飲食店における地元産の使用といいますか、そういう表示でございますけれども、この取り組みについては大変いいことかなと思いますので、私も機会があれば、そういうことについてお話をしていきたいなと思ってございます。また、お米といいますか、食育の継承といいますか、そちらの部分でございますけれども、先ほど申し上げております小学生ではバケツ稲づくり教育田ということで、稲作文化や食の大切さを学んでいただいております。中学校においては、本年度新たに食育講演会を開催しまして、成長期における正しい食事と体力づくりについて学んでいただく予定でございます。さらに、本年度は全町民を対象に学校給食試食会を実施し、本町の農産物の理解促進に努めていく考えでございます。3つ目の米粉につきましては、議員がおっしゃったとおりGOPANという製粉機を以前、町のほうで2台用意して貸し出した経過がございます。年数の経過とともに、多くの方が扱われるということで故障し、今は休止している状態でございます。これから米粉の需要がさらに推進されるということもございますので、今、そういうGOPANに代わる新しい商品開発もされていると思います。また、それほど高額ではないというふうに考えているものですから、これにつきましては世代更新し、家庭やグループなどの体験できる活動に貸し出しをしていきたいなというように考えてございます。なお、町民の方が、そういう家庭用の製粉機を購入した際の助成とかそういうことは、今現在では考えてございません。また、ビューローでの米粉に関する推進拡大につきましては、これにつきましては米粉のこれからの需要拡大、それらの方向をみながらまた検討してまいりたいというように考えてございますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

再々質問 佐藤

再々質問させていただきます。1点目に関しては、本当にそのようにたくさんいろいろ事業をされているというお話を聞きまして、本当に嬉しい思いがいたします。確かにビューローの中に、農協さんですとかいろんな団体の食に関する資料があります。私も見たことはありますけれども、ぜひ南幌のホームページにも、しっかりそういう部分でいろいろな形で出していただきたいなと思います。私も皆さんのほうに、ぜひビューローに行ってそういうものがあるので見に行ってくださいということはお伝えしようかと思っております。やっぱりビューローの機能を情報館としてますます機能させてほしいという思いがありますのでよろしくお願いいたします。これは要望です。それと、南幌の飲食店さんのお米の使用の掲示なんですけれども、町長からそのようにお話を受けまして、私も嬉しい思いなんですけれども、まず最初にビューローのレストランですね。そこのところからしていただければなと思います。それと食育のほうはこれまで同様、またさらに南幌の米の歴史をしっかり子どもたちに伝えていっていただきたいと思っております。それで製粉機なんですけれども、いろいろ考えていただけるということだったんですが、南幌町の調理室にも何台か用意していただければ嬉しいなという、そういう思いでおります。今回ですね、本当に南幌の米の生産者の方々は、いま国の政策で本当に大変厳しい状況を強いられているとお聞きしています。こんなときだからこそ、南幌産の米を食べて、南幌のお米の消費を拡大できるように、住民も町も力を合わせて頑張るときではないのかなという、そういう思いで今回質問させていただきました。これまでの総合計画や食育計画、あらゆるところで本町では緑豊かな田園文化のまちとうたっております。本町は、農地面積の約40%がお米をつくっております。私は、地元消費者にも自信を持って南幌町をアピールできると思っております。そのアピールも、ただすごいですよっていうアピールじゃなくて消費者の心に残るようなものでなければいけないと思っているんですね。例えば農猿さんのお祭りで、トラクターの試乗会や綱引き、どこの町もやったことがないようなことをやっております。また秋の収穫祭で行うサンマの掴み取りで、やはり皆さんイメージが、次これがあるから行こうっていう、そういうユニークなイメージでアピールをしております。ぜひ南幌町も、例えばですけれども、ななつぼしの語呂合わせで7月2日をななつぼしの日とか制定してイベントを仕掛けるとか、ぜひ若い職員さんを中心とした、米の消費拡大に向けた新たな試みの考えを、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長

佐藤議員の再々質問に答えします。1点目のホームページの件でございますけれども、現在町内の農業グループの方がですね、自らホームページにアップをしまして、そういうことで消費者の方とコミュニケーションを取るような情報発信を行っております。2点目の飲食店への南幌産米の使用の表示でございますけれども、ビューローの食堂につきましては南幌産米も当然使っておりますので、これについてはすぐできることなので、速やかに実施をしてまいります。3点目の消費者の心に残るアピールということで、我々も精いっぱいやっているつもりでございます。ただ現状に満足することなく、これからも基幹産業の町として止まることなく、そういう活動の充実に努めてまいりたいと思ってございます。新たな取り組みについては、現状では考えているところではございません。

出典:南幌町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる