南幌町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月8日
記憶に残る「ふるさと南幌」の取り組みを
2016年9月8日、南幌町議会の一般質問で、原田弘克議員が「記憶に残る「ふるさと南幌」の取り組みを」について質問し、教育長、原田委員が答弁しました。
- 質問者
- 原田弘克 議員
- 答弁者
- 教育長、原田委員
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 原田
それでは2点目に入らせていただきます。記憶に残るふるさと南幌の取り組みをと題して質問いたします。私が子供のころの記億といえば、学校授業以外では夏は七夕の行燈行列、キャンプ・海水浴、盆踊り、秋は祭りのみこし担ぎ、稚児行列、冬は学校の校庭に氷を張りスケートを楽しんだものでございます。各行政区には今は子ども会ですが、実践会という地域住民の組織があり、子供たちの育成のためにいろいろな活動をしていました。今はどうでしょうか。少子化と高齢化、雇用の不安定と生活の多様化により大人も共働きの家庭がふえ、地域でのこのような活動も少なくなり、少年団活動と電子化によるゲームの普及も相まって、地域での子ども会の事業も少なくなりました。子供のころのふるさとでの体験は大人になっても記憶として残り、都会や地方に住んでいてもふるさとを思う心は永遠であり、夏にはこれがあったな、秋にはあれがあったなと思い出として残り、自分の子供にも体験させてあげたいと将来ふるさとに戻ることにもつながると思います。私は、行政が、地域が、大人が一体となって子供たちにたくさんの夢を与え、ふるさと南幌の記憶の醸成をはぐくむことが必要だと思います。そこで、一つの取り組みとして南幌子どもまつりの開催を提案したいと思います。本町の子供たちに多くの体験をしていただき、みんなでその成長をお祝いする機会を持つことで、前段で申し上げました効果と、南幌では子供たちのためにこれをやっているよ、と子育てのまち南幌のイメージづくりにもなると思います。子供たちへのたくさんの思い出をつくってあげることが大人の使命であると思いますが、教育長の考えを伺います。
答弁 教育長
記憶に残るふるさと南幌の取り組みをの質問にお答えをいたします。幼少期に体験したさまざまな地域の行事は、生まれ育った町への思い出やふるさとを思う時の記憶として残る大切なものであり、できることであれば地域の中で継続していただくことを願っております。御指摘のとおり各行政区にあります子ども会・育成会、かつての実践会の活動につきましては、少子化の影響などにより年々会員数が減少し、地域によっては活動を休止せざるを得ない状況や、子供達の少年団活動・部活動と重複するなどの理由により、季節ごとの行事が以前のように地域の中でなかなか思うようにできないという実態があります。しかしながら、異学年での活動や地域の大人との交流は、子供たちの成長に大きな影響を与え、社会性をはぐくむためにも重要なものであると考えております。このことから、本町では子ども会育成連絡協議会において、地域単独では実施することが難しくなってきているキャンプ、自然体験などを地域の皆さんと一体となって実施していただいております。特にたくみ祭りは、子供を中心としたお祭りとして、育成会の保護者や青年団、婦人会、さわやかカレッジ、建築士会の協力を得て17年の長きにわたり実施され、町民の中にも定着していることから、子供たちの記憶に残る行事として、さらに充実が図られるよう引き続き支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。
答弁 原田委員
それでは再質問をさせていただきます。確かに現行の生涯涯学習の中で子供たちに対する、たくみ祭りを筆頭としていろんな行事をなさっていること、これは僕は評価いたします。私が考えるのはやはり事業を消化する目的でっていう部分、なんかこう参加して見てみて、あったかみというか、みんなで盛り上げているようなそういう雰囲気というのが私は若干ないような気がします。それで、やっぱり子供たちの記憶に残るという部分でいけば、やはりこう楽しかった思い出、そういった体験した思い出、ただ参加するのではなく、やっぱり自分たちも当然楽しい思い出をつくりたい。そして大人もやっぱり自分たちも楽しまなければ、僕はいいものにならないと思っています。その中でみんなで楽しんで子供たちの成長、これをお祝いするのと、それと子供たちが将来、南幌というふるさとをどう大人になったときに、逆にそういうのが僕は楽しみだというふうに思います。そうなってくるとやはり今確かにたくみ祭り、いろんな団体の方、参加していただいて協力していただいてやってるのは理解しています。その中で、私は全くたくみ祭りを否定する気はございません。これに先ほど言った子供たちの成長を願いお祝いする機会、ですから子供たちの1日っていう部分をイメージづくれないかという提案でございます。それには今現行のたくみ祭り、これに付加価値をつけて、そして思いやり、温かみのある、そして行政がきちんとそれを評価してあげると、そういったものが私は必要ではないかというふうに思います。そういう意味合いで単独で子供祭りという形で、いろいろな生涯学習の事業の中で、それは確かに難しいことかもしれません。その中でやっぱり子供たちに対する、子供たちの記憶に残る、そういったものを私は考えてはいかがかなという提案でございますので、その思いが教育長がどう考えるか、その辺ちょっと再質問でお聞きしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長
それでは再質問のお答えになるかどうかわかりませんが、お話をさせていただきたいと思います。先ほどの話のように子供会、この会員数につきましては一時1,000人を超えていた部分が今は250人を切っています。相当の数が減っているっていうのは事実でございます。その中でも、子ども会育成連絡協議会でそれぞれいろんな事業を継続して行っております。さらには、例えば子ども会育成連絡協議会でニセコのほうに自然体験学習っていうものに行っております。特に私この部分で大事なことは、ことしは特に参加者も多かったわけですが、そこにボランティアとして一緒についていってる子供が小中学生時代にニセコの体験学習を経験した方が高校生になって、小さい子供さんを面倒みようということで、参加してくれてるということは大変意義深いものだと思います。ですから自分たちが小さいときに経験して楽しかった、その時に大人の人に世話になったという、そういう大変大事な気持ちを忘れないで、自分も参加していただいている、大変感謝をしているところでございます。そういう意味から、なかなかいろんな面で人が集まらないとか、子供たちの気持ちになってるかっていうことでございますけど、たくみ祭りもその年その年で子ども会あるいは少年団がどういう形でかかわるかという部分で毎年協議をしております。ですから子供たちが手づくりの案内状をつくって、ほかの加入してない子供たちにも配って、多くの人に参加を呼びかけてる、そういう自分たちの取り組みもあります。例えば南小であれば南小フェスティバルという毎年1回、子供たちが企画立案をして実施をするイベントもございます。さらには、それぞれ子供たちが集まるイベント、それは今まで地域ごとにあった部分がなくなって、数は減ってるかもわかりませんが、それぞれいろんなイベントがあります。そのときに多くの子供たちが参加して楽しんでる姿を目の当たりにしております。ですから、新たな子ども祭りということでなくて、既存にやってるものを発展・充実させ、さらにはそこに町民の方が手を貸していただける、そんな、例えばたくみ祭りもそういうふうになっていただければ大変ありがたいなと思います。ただ私どもはあくまでも行政が主体となって行政が音頭をとってやるということではなくて、地域の方、そういう方が盛り上げていただいて御協力をいただく、そういう面に対しては御協力を一層強めていきたいなと、そんな思いであります。ですからもしいろんな思いがあるとすれば、教育委員会のほうにお話をいただければ十分話し合って改善できる余地はあるというふうに考えてございます。
答弁 原田委員
ありがとうございました。私も全く同感でございます。行政主体という区切りはもう今の時代はなかなか難しさ、やっぱり本当にニーズに合ったものができるか。町長の執行方針もあります次世代につながる夢のあるふるさとづくり、こういったテーマを本当に地域の人や大人がどう考えていくか。それに行政がどういう仕掛けをしていくか、これの相乗効果で一つのものが成り立つんではないかと私は思っております。いろんな面で少なくなった子供たちに、少しでもこの南幌の思い、南幌のふるさとと、そういう意識づけ、これは受けるほうの部分でございますので、親が大人が押しつけるわけにはいきません。ただやっぱり感受性の強い子供の時代、やっぱりこういろいろな家庭環境やら学校の環境ですとかそれぞれ受け方が違うわけでございますので、そういった一つ、子供たちの成長をみんなで見守る、新たに今度学校運営協議会、2年後に発足するわけですけども。その中でも地域や皆さんで一体となって、大人たちで子供たちを見守って成長を願ってお祝いをしてあげる。そういったものに私はたくみ祭り、もしよければ私もちょっと参画をさせていただいて、いろんな形でどういったものが必要になるか、協力をさせていただきたいと思いますし、そういった南幌ならではの温かい、そういうお祭りを私は考えていきたいなと思いますけれども、再々質問ということでなるかどうかわかりませんけども、教育長にまた思いを語っていただく部分でですね、やはりこう南幌の子供たちに対するメッセージ、そういうふるさと南幌っていう思いですね、教育長としてお考えしている部分があれば、一言お伺いしたいと思います。
答弁 教育長
ふるさと南幌という思いを子供たちにどういうふうに持ってもらうかという、多分意味合いだと思います。現状私たちが小さい時の話をして大変申しわけないんですが、私たちが小中学生のころより、現在の小中学生の子供さんのほうが多分忙しい生活を送っているというふうに思います。ですから、体は忙しくてもいいと思います。ただその中で心にゆとりが持てるような、そんな流れを親御さんたちがつくってあげることが大事だなと。ですから、先日ある講演会で聞いた時に、家庭、地域、学校っていう順番だそうです。僕らあんまり順番を気にしてなかったんですが、家庭っていうのは子供さんが生まれる、そして生まれたら地域にお披露目されますよと、そして年齢が来ると学校に入りますということで、これはどこが欠けてもだめなわけです。ですから、そんな中でやっぱり家庭というもののあったかさ、そういうものが子供たちが感じて、そして地域の皆さんの優しさ、そして学校に行って勉強の難しさ、あるいは先生の優しさ、そういうものに触れてそこが南幌町ですよと、そういう思いで子供たちが成長していっていただきたいなというふうに願っております。