南幌町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日
グローバル化を目指したまちづくりを
2015年12月10日、南幌町議会の一般質問で、菅原文子議員が「グローバル化を目指したまちづくりを」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 菅原文子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 菅原
グローバル化を目指したまちづくりを、について町長にお伺いいたします。社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語力の一層の充実は我が国にとって極めて重要な問題とし、文部科学省では、学校教育における英語教育に関して、「小・中・高等学校が連携し、一貫した英語教育の充実・強化のための改善が求められる。小・中・高等学校を通じて、授業で発音・語彙・文法等の間違いを恐れず、積極的に英語を使おうとする態度を育成することと、英語を用いてコミュニケーションを図る体験を積むことが必要である。英語教育の充実に当たり、『ことば』への関心を高める工夫によって、さらに外国語の効果的運用に必要な能力を伸ばすという視点が重要である」としています。また、「学校教育法等の一部を改正する法律(平成27年法律第46号)が本年6月24日に公布され、平成28年4月1日から施行されることとなりました。今回の改正は、学校教育制度の多様化及び弾力化を推進するため、小中一貫教育を実施することを目的とする義務教育学校の制度を創設するものです」という文書を通達・公開しています。文部科学省では、全国の小中一貫教育を実施している学校を調査し、学力向上、中1ギャップの減少、目的を持った系統性のある9年間の教育方針などの結果から義務教育学校を制度化したものです。中央教育審議会でも「小学校の英語教育を充実する必要があると考える」としています。このように、国では小・中連携・一貫教育を通じて英語教育に力を入れ、国際化を進める考えです。本町でもこれに先駆けてグローバルなまちづくりを進めていく必要があると考えます。また、札幌圏からの移住対策には学校教育が欠かせない重要な点になり、その観点からも英語教育は欠かせないと考えます。そこで町長に3点伺います。1、小・中一貫教育の考え方として、9年間の英語教育をしていく考えはあるか。2、ALT(外国語指導助手)を増員し、さらなる英語でのコミュニケーション能力を育成していく考えはあるか。3、大人も含めた「グローバルな南幌町」を目指したまちづくりをしていく考えはあるかお伺いいたします。
答弁 町長
グローバル化を目指したまちづくりを、の御質問にお答えします。グローバル化というのは私の中では非常に難しい言葉と受け取っておりますので、今回の内容については意図しているかどうかちょっとわかりませんが、うちの町に果たしてグローバル化というのが私は合うかどうか、その辺もちょっと疑問に思っているもので、それも含めてお話し、答弁とさせていただきたいと思います。文部科学省は、初等中等教育段階からグローバル化に対応した教育環境づくりを進めるため、小学校における中学年の外国語活動・高学年の教科化、中・高等学校における言語活動の高度化など、小・中・高の各段階を通じて英語教育を充実し、児童生徒の英語力の向上を図るとしています。1点目の御質問については、英語教育において文部科学省が策定した小学校高学年の教科化を初めとするグローバル化に対応した英語教育改革実施計画において示されたとおり、小・中・高を通じて一貫した学習到達目標に向けた取り組みにより、小・中9年間の英語教育を進めたいと考えます。2点目の御質問については、昨年の第1回議会定例会において菅原議員の一般質問に対し教育長が答弁しておりますが、平成32年度の小学校高学年の英語の正式科目化に向け、外国語指導助手の増員を含め、英語教育の充実を進めたいと考えます。3点目の御質問については、現ALTによる英会話サークルや英語に堪能な方の生涯学習サポーター等への参加による事業展開により、町民の方々の英語に触れ合う機会が拡充されるものと考えます。また、町民とALTや町内在住の外国の方々との異文化交流によりコミュニケーションが深まり、国際化につながっていくものと考えます。
質問 菅原
今、町長から御答弁いただきましたけれども、今まで私は小中一貫教育とかALT、外国指導助手の質問をしてきましたけれども、今までは教育的観点からの御質問でございました。しかし、減少問題、それから移住定住、それから、本町にそぐうかどうかというお話がありましたけれども、札幌圏を対象にした移住問題ということで、町長も先日からまちづくり懇談会などでお話しされていますように、やはり札幌圏から近いということもあり、それから、教育をまちづくりの一環として考えたほうがいいのではないかなということで私は今回町長に御質問させていただいております。1番目の質問になりますと、今、小学校のほうにもALTの先生が行かれているのは私も存じておりますが、これからまたさらに英語教育を進めたいという御答弁をいただきましたので、これをどのような形でさらに進めていくのかをお伺いいたします。それから2点目なんですけれども、私、確かに平成32年からということで教育長から御答弁をいただいておりますけれども、制度が変わりまして、若干の条件はありますけれども、今度から小学校にも専門のALTの先生を置いてもいいということで制度が変わったようです。私は、小学校の1~2年生から外国の方たちと親しむという機会を少しでも多くしたほうがいいのではないかなという思いで、また、それからまちづくりの一環としてもこれをもう少し早めにできないかということで2点目をお伺いさせていただいております。これは1年でも早くするべきだと私は思っていますが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。それから3番目につきまして、これが町長のおっしゃっている本町ではどうなのかという御質問になろうかと思いますけれども、私は、今、グローバルといいましても英語だけが外国だとはもちろん思っていないです。ですから、本町にもいろんな国から来ていられる方もいらっしゃいますし、近隣市町村にもいろんな国の方々がいらっしゃいます。その方も含めた中で、ALTの先生、2番目にもかかりますが、ALTの先生を増員することによって、その方々ともまたさらに交流を深め、それからいろんな外国に通じたイベントなどをしやすいのではないかなと思っております。今、現在もいらっしゃる先生も前からの先生も大人を含めた英語教室ということをされていることを私も存じておりますが、先ほども言っていますように、札幌圏にこんなに近い、20~30分圏内の所でやはりグローバル化、世界に向けたといいますか、そういうことをしていく必要が今後もまちづくりの一環としてあるのではないかなと、そういう点からお伺いしております。この3点について町長のお考えをもう一度お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長
菅原議員の再質問お答えいたします。最初にお話ししたとおりでありますけれども、小学校は英語を教科化していくにしても学校の体制、先生方の体制づくりもちゃんとできないと、ALTだけが行ったっていいわけではありません。そういう学校の充実が図られないと私は難しいと思います。ですから、平成32年の目標にありますけれども、そこに向けてトライをしていこうということでありますから。どちらにしてもALTの外国語助手が行っただけでそれで済むかと、そういう問題でありません。ですので、それらを含めていきたいなというふうに思っております。その動向を見ながら、うちもできるだけやれるものなら早めにしてあげたいと思いますけれども、頭でっかちになってもどうしようもありませんので。やっぱりそういう体制づくりが私は先ではないかなというふうに思っております。それで、私、ちょっと頭が悪いのでわからないので、グローバル化というのを調べました。うちの町に本当に合うか。僕が調べた中では地球環境規模だとか世界環境規模でどうするかという話、そのことをうちで今やるかどうかということを言われているんだと思うんですが、まずはうちのまちづくりをきちんとやっていくというのが大事ではないかなと。私の感覚ではそういう規模しか持っておりませんので。まあ、それはお金や人を活発化されるというのはわかりますけれども、規模的には町と町ではなくて国と国のほうに向かっているのに、今うちがそこに国がどうなっているかわからないのに、我が町だけが特化してそれをやるというのは私はちょっと違うような気がします。ただ、思いはわかりますけれども。だから、今の小学校あるいは中学校の教育を充実させていくというのは私もそれはわかりますので。うちの町としてできる範囲内で今やらせていただいているというのが現実でありますので。小学校に英語が入っていくという思いがそれは当然あって、小学校も1本にしたというのはその思いでありますから、そういう背景、順番をやっていかないと、何でもやったからいいという問題ではないと私はそういうふうに理解をしておりますので。なかなかグローバルな南幌町にと言われると、なかなかちょっとこれはどういうまちづくりするのと言われると、今まだうちの町にはそういう状況ではないような気がするので。子供たちの教育に関してはしっかり教育委員会を中心にやっていくというのは、これはもう間違いなく前から私も教育長も答弁しているとおりでありますので、そういう意味でできるだけ環境は良くしていきたいというふうに思っています。
質問 菅原
今、御答弁いただきましたけども、やはりグローバル化ということもすごく広い意味で使われております。私が今回視察に行ってきましたけれども、そこの所では高校生になりますが、全員がシンガポールのほうに修学旅行で行っているようです。そこで、おっしゃっていたことは、自分の住んでいる所を英語でプレゼンテーションすると。自分のすごく良い所をプレゼンテーションする。それっていうのは、今、グローカルという言葉もはやっていますが、ローカルなことを英語で説明する、世界に発信するグローバル化という。グローバルって先ほどおっしゃったように本当に広い意味がありまして、世界規模とか地球規模という意味もありますけれども、そういうことからもグローバルという言葉を使ってもいいのかなと私は思っています。世界的にCO2がどうとかそういうことではなく、やはり考え方としてのグローバル化ということで考えをしていただければ大変ありがたいかなと思います。中学生の留学プログラムでこの報告書を見させていただきました。この中で生徒さんたちが向こうに行ってからコミュニケーションに大変最初は手間取ったと。だけれども話していくうちにホストファミリーの方とか、それから、大学で留学した、英語を教えていただく時にすごくよくわかってきたという体験談が載っておりました。やはり体験するということが私はとても大事なことなのではないかなと思います。本町にそぐうのかという点ですけれども、私は本町にある幼稚園で10年間英語を教えさせていただきました。それで、本町に何人か今、お子さんもいらっしゃいます。外国から来た方とか、それから日本の方と御結婚されて、そして、お子さんが生まれてという方もいますし、また、近隣市町村からもそういうお子さんを幼稚園では教育されています。それから、小学校に入りまして、中学校でもALTの先生を入れたことで、さらにそれが深まり、そして、国際留学プログラム事業につながったのではないかなと私は思います。この国際留学プログラム事業を始めたということは、まさに私はグローバルに一歩進んだのではないかなというように私は感じております。先ほどから言っているように私は札幌圏を見据えたということで、この札幌圏でも、先日もずっと新聞にも載っていますが、札幌の教育委員会のほうでも先ほど私が言っています、義務教育学校を検討するモデル校をつくるということが新聞に載っておりました。やはり移住問題、それから、まちづくりを考えると、どうしても教育、それから、札幌から来ていただくには札幌とある意味競争しなければいけない事柄もあるのではないかなと私は思います。若いお子さんを連れて移住される、南幌町に来ていただくということは教育がものすごく私は、皆さん、親御さんは教育を頭に入れて移住されるのではないかなと思います。この平成32年からされるのはとてもいいことですけれども、やはり少しでも早くにその考え方を打ち出すとか、私が今この質問したからといって来年から早速始めますということでは、もう100%ありませんから、その考え方を早くにまとめていただいて、そして、それをまた移住、それから、まちづくりに結びつけるのは大変いいことなのではないかなと私は思っています。ですから、私は今まで教育関係として御質問をしていましたけれども、まちづくり、それから、この間のまちづくり懇談会の中でも教育という言葉、英語ではないですけども、教育という言葉が何カ所かから出ていました。やはり町民の方々とも私、最近お話しする機会に、お子さんがいらっしゃらなくても教育はどうなんだろう、あまり教育の問題って出てこないよねというお話を最近私は聞くようになりました。ですから、町長がおっしゃることも私は十分にわかります。ALTがいればいいのかと。そういう問題ではないことも私は十分わかります。ですけれども、やはり本町では、この国際留学プログラム、それから小学校からの英語もALTの先生が来ていただいてやっていると。そういうことを考えますと、私は札幌圏に向けたPR、それから全道、十勝方面からもこの町に来ていただいている方もたくさんいらっしゃいます。札幌を選ばないで南幌町に来てくださいと、そういう声を高く上げるにはやはり私は教育が大きなウエートを占めるのではないかなと思いますので、このまちづくりの一貫、それから、第6期総合計画の中におきましても大きな柱として捉えていただきたいと、私はそのように思っております。1、2、3番にかかわらず、ALTの先生の重要性を私は1、2、3に通じましてとても深く思っているところでありますが、町長とそこのところはちょっと考えがそぐわないようですけれども、このグローバル化というのでは、町長のおっしゃっているその地球規模、世界規模ということではなくして、このように今住んでいる子供さん、それから、これから来ていただく子供さんたちのために、この外国語教育をもう少しさらに進めるお考えがあるのかどうか、再度それを1点だけお聞きして終わりにします。
答弁 町長
菅原議員の再々質問にお答えします。教育は大事な分野でございます。教育問題がちまたから出てこないと。ある程度充実、満足ではないと思います。よそから来られた方も、こんなことをやっているんですねというふうに。これは札幌から来た方から。そういう話があるということは、ある程度うちの町も取り組んではいると私は理解しています。その上で、いろんなことを今、取り組み、また、やっているわけでありますから。単純に外国の人を早く置いたからいいかと、先ほど言ったように。そうはならないと思います。そういう環境づくりをきちんとしていかないと、来た先生の力が発揮できない。あるいは子供たちが戸惑うと思います。あるいは先生方もどっちに行っていいかわからないとなります。そんなことにならないように体制づくりをしていく。その上で早めれば、まあ、平成32年の目標はありますけれども、早まれば早まったようになるだろうし、それが、その時点でまだできていなければ遅くなる可能性もあります。そういう意味だと思います。だから、タイトルでグローバル化と来られると、私はそういうふうに感じてしまいますから。まちづくりについてというのなら別ですけども。このグローバル化というのなら、町でなくて、少なくとも国が考えてどうするか。国と国がどうあるべきかということに私は向かっていく、その指針が出て初めて都道府県があって、市町村がどういうふうにしていくかという私は思いだと思います。単純にそんな話にはならないと。だから、今いる子供たちの環境をいかに良くしてあげて、伸び伸びと元気な子供に育っていただきたい、私はそういうことです。その中に英語だろうが、南幌の中には英語より中国語の外国の方が多いわけでありますから。そのことも含めていくと何が良いか非常に難しい問題でありますけれども、そういう感性を子供のうちから身につけるための手法としてALTが必要であれば、みんながそういうことになれば早まるでしょうけども。そういう環境整備をしながら、しっかりとした子供がうちから育っていっていただきたいなと。そのための努力は惜しまないということであります。