南幌町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日
住宅リフォーム助成金事業の拡充について
2015年6月15日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「住宅リフォーム助成金事業の拡充について」質問し、町長、都市整備課長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長、都市整備課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
住宅リフォーム助成事業の拡充について町長に伺います。本年度より開始した住宅リフォーム助成事業は、5月22日に申し込みが締め切られ、予想を上回る36件の申し込みが行われたと伺っています。長年の願いが実現し、利用された町民からは喜びの声が多く寄せられていると思います。住みよい住宅の確保は、住民の福祉の増進を図るという自治体行政の目的と合致します。また、地元業者の仕事の確保や雇用の場としても大きな経済効果を生み、地域の活性化につながると思います。今回の事業では、助成金の上限額30万円の工事を契約された方は13件、工事費の総額は4,767万円と高い経済効果が生まれています。人口減少に歯止めをかけ、安心して住み続けられる町をつくるためにも、さらなる拡充が求められていると思います。そこで、今後の拡充について伺います。1つ、予算を決めて2次募集をする考えはあるか。2つ、広報での周知方法のほか、新聞折り込み等での募集や案内をする考えは。3つ目、資格登録事業者説明会には、どのくらいの施工業者が参加したのか。また、周知方法はどのように行ったのか。4つ目、個人の町内施工業者が参加しやすい方法はとられているのか。5つ目、住宅リフォームをされた方の感想や意見の把握と、今後それをどのように生かそうとしているのか。この5点について伺います。
答弁 町長
住宅リフォーム助成事業の拡充についての御質問にお答えします。本事業は、本年度より町民の住環境支援及び町内建設事業者への支援を通して、町内経済の活性化を図ることを目的に新規事業として取り組むこととしたものです。1点目については、本事業は第5期総合計画後期基本計画により単年度予算額600万円の継続事業と位置づけています。基本的には計画額によることとし、申請受付を開始しましたが、期限までに申請額が741万5,000円となったことから、予算額を超えた申請分につきましては本定例会において補正予算により対応させていただき、2次募集については考えておりません。2点目については、新規事業ということもあり町広報2月、3月、4月号で事業の案内を行いました。明年度以降も効果ある周知方法により事業PRを行ってまいります。3点目については、2月20日開催の資格登録事業者説明会は、10社の参加があり、申請期間中の登録事業者数は法人10業者、個人2業者です。資格登録の周知は商工会からの呼びかけと町広報2月、3月号で行いました。4点目については、登録事業者の資格は建設業法による許可は必須とはしておらず、営業証明書等の確認によって専ら生業として仕事をされている個人事業者の方も対象としています。最後の5点目については、工事完了時に聞き取りアンケートを行い、改善すべき点がありましたら制度に取り入れていきたいと考えています。
再質問 熊木
再質問させていただきます。1点目で質問して、2次募集については考えておりませんということで、大変残念だなと今率直に思っています。この住宅リフォーム助成事業、私、何度か質問いたしまして、今回、後期計画の中で前倒しでというか、当初、平成28年から実施ということの説明でしたけれども、やはり一刻も早くということで今年4月から募集というふうになったと思います。それで、近隣だけではなくて全道でも、全国でも、この住宅リフォーム助成事業は本当にたくさんの所で実施されていて、本町は遅いほうではないかなと思うんですけれども、なぜ、この住宅リフォーム事業を自治体が取り組むかというと、やはり本当にそこに経済波及効果が生まれ、また、雇用が生まれ、そして、その地域で安心して住み続けられるということで、本当にすばらしい内容で各地がどんどん取り組んでおられます。秋田県などでは本当に何回も補正を組んで、そして、募集もして大きな事業となっています。近隣とか道内でも北空知、南空知の中でもこの事業を取り組んで、第2次、第3次の募集をするという所が多く生まれていると新聞紙上でも載せられていました。私は、せっかくこれだけの申し込み件数があって、今、今回6月の議会で補正予算も組まれますけれども、やはり続けてやるべきではないかなと本当に思うんですけども、そこがなぜそれができないのかということをまず1点伺っておきたいと思います。予算の関係でしょうか、今回は600万円の予算がつきましたけれども、これを実施するに当たっては、今回は地方創生、その予算が使われています。最初に計画してやろうとした、28年度からやろうとした時は町単費の予算としてやられる予定だったと思うんです。それであれば要望があればやっぱりそういうのは2次募集、3次募集ということでしていくべきではないのかなと思うんですけれども、そこ、ちょっと私と見解が違うかもしれませんが、再度伺いたいと思います。それから、先ほどの答弁の中で2点目の所で明年度以降も効果ある周知方法により事業PRをさせていただくという答弁でした。それは、今回は2次募集をしないけれども、来年度もこの住宅リフォーム助成制度、それは取り組んでいくというふうに捉えていいのか、そこを確認させていただきます。また、3点目についての資格登録事業者説明会、私も広報なんぽろを読んでいますし、住民の方もたくさん読んでおられると思うんですけども、2月号、3月号、4月号と載せられました。特に2月号については大きく載せされています。また、3月号の所で、住宅リフォーム助成事業資格登録事業者の受付についてということで載っていますけれども、これは見落とす事業者とかが多いのではないかと思うんですよね。それで、これをやった時に、最終的には資格登録業者一覧表の中で12業者が参加されています。町内には個人で一人親方でやられている方とか、商工会に入っている人、入っていない人も含めてどれぐらいのこういう関係業者の方がおられるのか。その件数をつかんでいるのでしたらそれを教えてほしいと思います。また、この広報以外に資格登録業者というか、そういう方々への御案内はどういうふうにされたのか、そこも伺いたいと思います。また、案内なんですけども、確かに広報に2月、3月、4月と載っているんですけれども、私も何度か皆さんに、こういうのを今年からやることになったのでぜひ聞いてみたらということでお話しをしました。そのお話しをした方々では、全く見ていなかった人とか、全く住宅リフォームを南幌町がするということを知らないという方が結構多くいらっしゃいました。それは広報を見ない人が悪いのかと。そればかりではなくてやっぱりせっかくこの新しい事業を進める時にPRというのはすごく大事ではないかなと思うんですね。それで、その辺ではもっと工夫が必要だったのではないかなと思います。私もこの受付が始まってから何度か担当課のほうに行って、どれぐらいの件数が来ていますかとか問い合わせはありますかということを伺いました。そういう中では、割と電話とかも来ていますということでしたけれども。今回、36件の申し込みのほかに今回はやらなかったけれども問い合わせの件数ではどれぐらいだったのか、そこもちょっと教えていただきたいと思います。また、工事が終わった時に聞き取りアンケートを、ということでお答えしていましたけれども、この事業を受けて住宅を改修してすごくよかったという、きっとそういう声が多いと思うんですね。そういう時の感想などをやはり広報なり、個人名は伏せたとしても、こういうふうに活用してこういう喜びの感想というか、そういうものはぜひ町民に知らせていくべきかと思うんですけども、そのような方法はどのように考えておられるのか伺います。
答弁 都市整備課長
ただいま御質問がありました中で事業者数並びに周知の方法、また、事後の工事に対する御相談件数等について説明を申し上げたいと思います。まず、町内に事業者の方がどのぐらいいるのかといったような把握の方法でございますけれども、基本的には商工会に登録されている方をまず私どもで洗い出しをさせていただきました。たくさんの業種にわたって登録されておりますけども、建設に関する加盟者数の方は26事業者の方かなというふうに考えております。法人、個人含めまして。商工会にお入りになっていない方での町内での活動につきましては、個々にやっている情報について私どもが知り得る段階で、承知している件数が約5~6件かなというふうな程度で押さえております。それで、やはり個人の事業者の方にはなかなか周知方法が図りづらいといったようなことで、2月号の広報では予算に先行しまして広報で案内をさせていただきました。そういったようなことで、やはり予算議決がされていない中で、そういったような周知方法がなかなか公にできなかったということが反省の一つでありますけれども、初年度につきましては、そういったようなことでやむを得ない時期だったのかなというふうに考えております。翌年度からにつきましては、この後、町長のほうから答弁があるかと思いますけども、継続事業になろうかなというふうに考えておりますので前もってお知らせすることも改めてできるかなというふうに考えております。それと、問い合わせの件数でございますけども、22日に申込期限を切らせていただきました。私どもの窓口での御相談については2件ほどございました。やはり期限がよくわかっていなかったといったようなことであったというふうに捉えております。また、事業者の方での問い合わせということも現実的にはございまして、8業者の方に問い合わせをあったかどうかというのを確認しておりまして、3件程度あったといったようなことでありまして、今回の工事を逃しまして、来年度以降の事業で検討されるかどうかとかということで、個人の方にお返しいただいているということでお聞きしております。そういったようなことで、広報では基本的には期限を切らせていただきました。そういった周知の方法を初めから行いましたので、町民の方については、やはり期限が超えた方については、今年は無理だったということでのお考えで問い合わせには至っていないのかなというところが実情だというふうに捉えております。以上でございます。
答弁 町長
熊木議員の再質問にお答えいたします。今、内容については、それぞれ課長のほうからお話ししたとおりであります。そこで、一番最初の答弁をさせていただきます。継続事業ということでありますから、今年でやめる事業ではございません。継続事業ということは今後続けていく。ですから、ある程度絞りながら、あまり金額のでこぼこにならない、安定的に供給をしていくというのが大事かなと、私は。今年はいっぱいやったけど来年は少なくやりますよと、そんなことじゃなくて基本はやはり総合計画でうたったとおりやらせていただいて継続していく、これが大事だと。単年度で終わらせるということではありません。今後も継続していくということであります。それから、PRの方法、私どもは広報誌を使いながらやっているわけであります。そのほか、民間の媒体に情報を流して、何回も出ていますよね。それらを見て、あるいはこの業者の中には自分のところで仕事をしたいからと、町でこういうことをやっているよとチラシまで配っていただいて、やっている方々もいますので、ある程度周知はしているのかなというふうに思っておりますので。今年の反響も含めて今後は検討させていただきますけれども、やはり町の広報というのは一番大事で、皆さんに読んでいただく、そのために全戸配布をしているわけでありますので、そのことを注視をしながら。あと、せっかくやるわけでありますので、町内の業者がやれる件数というのもありますので。なんぼでもやればいいということでもないし、やはり町内の業者がきちんとできる体制整備もしていただくということから行くと今年程度が一番無難ではないかなと、そんなふうに思っていますので。1年やっていろいろ課題が出ましたら、それぞれ反省をし、あるいは検討させていただいて、今後には生かしていこうというふうに思っていますが、あくまでも継続事業で今後も進んでいくということであります。
再質問 熊木
担当課長のほうからの詳しい件数とかいろいろ伺って、ありがとうございました。今、町長が言われたように継続事業ということで、ぜひ予算も多くとって、多くの方が利用されるようにしてほしいなと思います。そこでちょっと1点伺いたいんですけれども、当初、この計画をやるということで議会のほうに全員協議会の中で説明があった時に、地元業者を育てるというか、そういうような項目があったかと思うんですよね。それで、地元業者の方にやっぱり事業の内容を理解してもらうのと、それから、やっぱり技術を高めていくということもうたわれていたと思います。そういう意味では、南幌町は、先ほど個人の業者も含めて件数も出していただきましたけれども、なかなか大きな工務店とかがたくさんあるわけではありませんし、やはりこういうことを活用して地元の方々が地域で仕事をしていくということにつながるような努力を今後も引き続き続けていただきたいと思います。それから、いろいろ大きな事業ってなかなか、今、箱物を建てて大きな事業ということは地方自治体ではありませんけれども、あと、その改修だとかいろんなことになった時に結局は地元にそういう受け皿がなかなかないので、大きな企業体と一緒にそこに直せるという形がほとんどだと思うんですよね。そういう中で今、住宅リフォーム事業をきっかけとしてそういう業者が育っていく、そして、そのことが地域での雇用とか波及効果を生んでいくということにつながるのかなと思うので、そこは今後もぜひ進めていくべきだと思っています。いろいろ書類とかを見ていますと、結構記入する所とかがすごく多かったりするんですけれども、事業を受けようと思う方と、それから事業主ですね、そういう時にわかりやすい記入例とかそういう何かサンプルというかそういうものはあったのかどうか。それから、窓口に来た時にいろいろ、ここはこうですよというふうに丁寧に親切にきっと教えてくれていたかと思うんですけれども、なかなか個人の業者の方はやっぱり1人で何でもするということで、なかなか事務の所まで煩雑なものにやっていくというのは難しいのかなと感じるんですけども、その辺の相談とかそういうことがあったのかどうか、それを伺いたいと思います。また、先ほど町長がおっしゃったように、個人の業者で、もう締め切り間近の時に1件の方、新聞折り込みをされましたよね。それってすごくわかりやすかったと思うんです。私も広報は隅々までは読んでいますけれども、なかなか本当に隅々まで読んで、これがあるというふうにわかるというのはなかなか大変だと思うんですよね。それで、目で見る広報のほかにインターネットでもホームページも充実されているんですけども、なかなかそれも見られないという方も多いので、そこに対する啓蒙というのは、今回のこの事業だけではなくて町全般に関してのそういうことって今後も必要なことだと思うので、その辺の取り組みで何かお考えがあれば伺いたいと思います。建築関係の方にお話を聞いたら、新築工事を1件するのと住宅リフォームとかそういう改修工事をするのでは、業者の方の儲かり分というか、そういうのでは新築よりもはるかに大きいということを伺ったんですよね。ですから、この事業が継続ということではあるんですけど、やはり早い時から継続してまだやるんですということが町民にわかるように、ぜひそういう工夫をしていただきたいと思うんですけども、その何点かについてお願いいたします。
答弁 都市整備課長
それでは、私のほうから前段部分の質問について御説明を申し上げたいと思います。目標としております町内業者の方々の技術の向上等の指導方法とかということでの内容でございますけれども、今回の事業につきましては、あくまでも窓口は町内事業者の方ということでさせていただいております。場合によりましては、工事内容によりまして町内業者の方ができないような工事の内容も今回含まれて来ております。実態としましては、やはり技術力のある町外の下請業者の方がお入りいただきまして、そういう工事をなすということになっているのかなということで、私たちもそういうことも技術の向上を図る上から、やはり場合もあっても必要なことなのかなということで、そういうことも理解をして対応しているということとしております。現実的には、個人のお名前は申しませんけども、建物が斜めになっているものを基礎から持ちあげるような特殊な方法ですとか、そういったような大きな改修工事もこの中で行われているといったようなことは、そういったようなことの一つの例なのかなといったようなことで考えております。それと、業者の方の申請の方法でございますけれども、今回は基本的には町の制度の補助制度を活用するというようなことで、町の補助要綱がございます。それをひな形にして申請書等を作成しているところでございます。また、他の自治体での参考ということで、非常に今、公の工事に比して準じたような申請書の内容になっておりまして、わかりづらいところは確かにあったところもあったかと思いますけれども、書類は多岐にわたっておりまして、今回、御指導がありましたとおりに記入例のサンプル等が申請書と同封されていれば一番良かったんですけれども、そこまでは現実的にはやっておりません。ただし、書き方も簡便な方法を今回は担当間で協議しまして、より簡単な方法をということにしております。図面なんかも添付するようなことで様式等には定めておりますけれども、図面も手書きで大きさがわかるものということでお願いをしておりまして、その裏付けとしまして写真などを添付していただければ確認はするということで現場的には対応しております。また、窓口での書き方の指導、もしくは個人事業者の方の申請書の書き方などについても、窓口にお越しいただきましてお尋ねいただいておりますので、その際には記載要領等、必要なものとのすり合わせですとか、そういった方法でお考えいただけるような説明をさせていただいているところでございます。以上です。
答弁 町長
熊木議員の再々質問にお答えをしますが、今、内容的には課長が言ったとおりでありますが、どちらにしても町民の大事な税金でございますので、それなりにやっぱり書類はきちんとしていかなきゃならないと私は思っております。その上で許認可をしていくわけでありますので、何でもいいという話には私はならないと、そんなふうには思っております。懇切丁寧に、これは進めていかなければならない。これは当初言ったように町内業者の育成という大きな柱があるわけであります。やはり町の中で仕事をしていただくということでありますので、そういう指導も含めて、きちっとやっていかなきゃならないということでありますし、PRについては町広報あるいはホームページでやっているわけでありますので。それも1回ではなく何回も載せながらやっておりますので、ある程度周知をいただいたのかなというふうに思っていますし、今年1年、まだ見えておりません。やって、どういうような形になるか、それらを踏まえて、また検討はしていかなければなりませんけれども、余分なお金をかけて媒体をかけて大々的にやるものかどうかというのはちょっと私はそこまでは考えていない。あくまでも町の部分でありますので、町の広報あるいはホームページ等々を活用しながら、そして、業界の皆さんにもお話しをさせていただいて、自分がやはり仕事をするわけでありますから、いろんな事業者としてのやり方もあろうと思います。それが事業者の育成というのは大事かと思いますので。言われてやるんじゃなくて、自分たちでやっぱりセールスも当然入ってくるだろうというふうに思っておりますので、それらを使いながら、よりこれが深まって継続してやっていけるようにやっていきたいと、そのように考えております。