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南幌町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日

住宅リフォーム助成事業の拡充について

2023年3月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「住宅リフォーム助成事業の拡充について」質問し、町長、都市整備課長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長、都市整備課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

それでは2問目に移ります。その前に、先ほど町長のほうから町で開催することとかいろんなことには、ぜひ私自身にも参加してほしいし声を掛けてほしいということを言われましたので、私もそのようにしております。これからも協力できるものは協力していきたいと思いますので。それでは2問目に移らせていただきます。住宅リフォーム助成事業の拡充について。第6期南幌町総合計画後期基本計画の中で、豊かで快適な住環境づくりが示されています。良好な住環境を保つことを目的として住宅リフォーム事業を平成27年度から実施してきました。助成金交付件数は令和4年度までに281件に上り、工事費は総額で4億359万円、助成金は6,136万円、町内の登録事業者は15社になっており、町の活性化に大きく貢献しています。平成27年度から平成31年度までは、当初予算の600万円を超えた分は補正予算を組んで申し込みをされた町民の要望を受け入れていましたが、令和2年度からは補正予算を組まず事業が続けられてきました。令和5年度予算では、建設資材等の高騰の影響を踏まえ、事業予算は800万円と示されています。そこで次の3点について伺います。1、住宅リフォームの工事に要する費用の一部を助成し、20%が限度額で30万円となっていますが、建設資材の高騰により工事費が引き上げられると思うが、上限額も引き上げられるべきではないか。2、住宅リフォームをして快適な住環境で住み続けられることは、町の定住促進につながることであり、以前のように補正予算を組み、1人でも多くの町民の要望に答えるべきではないか。3、町内の施行事業者が安心して町内で事業を続けることは、後継者育成や町の活性化に大きく寄与することから、補助金額などを拡充する必要があるのではないか。

答弁 町長

住宅リフォーム助成事業の拡充についてのご質問にお答えします。「住宅リフォーム助成事業」は、町民の良好な住環境の維持と町内事業者の育成などを目的として、これまで多くの町民に活用いただいております。1点目及び2点目のご質問については、「住宅リフォーム助成事業」、「中古住宅購入助成事業」、「空き家解体助成事業」については、本町の住宅ストックの一体的な取組として実施しています。「住宅リフォーム助成事業」については、開始当初は国からの特別交付税など財源措置があったことから、補正予算により増額対応していましたが、令和2年度からは財源措置がなくなり、600万円の当初予算の範囲内で事業を継続しています。新年度は、昨今の建設資材高騰の影響を考慮し、事業件数の確保が図られるよう、200万円を増額して予算計上していることから、助成金限度額の引き上げや補助金額の補正予算による増額を行う考えはありません。3点目のご質問については、商工会から町内事業者の経営安定化などに対し、事業の継続要望があったことを踏まえ、町内事業者の育成と町の活性化を図るため事業を継続してまいります。

質問 熊木

ただいま答弁いただいて、最後のほうで600万円の当初予算の範囲を増やしたということで、だけれども、上限額は変更なしということでした。今までいろいろ資材とかが高騰していない時、昨年までの600万円の予算という中では、上限額が例えばその2割限度でということでやられた時にやっていた工事と、今、高騰した中で進められる工事というのは、当然金額がすごく上がりますよね。そうなると受けられる工事の内容、リフォームの内容がやはり狭まると考えるんですけども、その辺では200万増やしたことで、1件でも多くの方を救いたいという狙いなのか、その辺がちょっと私は理解できないので、そこの説明をまずお願いしたいと思います。それから、いろいろ私も調べて担当課にも調べていただいて、先ほど質問の中で言いましたけれども、やはり工事費が総額で4億359万円というのは、やはりかなり大きいというか、いろいろこの中でも地元業者が仕事をした割合というのはすごく大きいと思うんですよね。町長も先ほどおっしゃっていましたけれども、やはり町内事業者の育成と町の活性化というところでは、大きく貢献している事業だと思います。それと、町民にもすごく喜ばれているということでは、この事業をやっぱり拡充するということは、すごく大事だなと私は思います。ですから、本当はもっと引き上げてほしいのと、それから補正予算で以前のように組んでやってほしいということは本当に願いです。確かに、最初にやってきた時の国の財源措置がなくなったということで、補正も組まれなくはなったんですけれども、やはり今町民が南幌を離れないでここに踏み留まっていられるという中の一つに、やっぱり住宅リフォームってあると思うんですよね。ですから、新しい人を今呼び込むためにやっている施策も大事ですけれども、同じように町民がここに踏み留まるところにも予算をやっぱり大きく使う必要があると私は考えますので、その辺での御意見を伺いたいと思います。第6期総合計画後期基本計画の中では、豊かで快適な住宅・住環境づくりの中で、住宅が集中的に建設されてきた経過から、良好な住環境を保つことを目的として、住宅リフォーム助成を進めていますとあります。そして施工については、先ほどからも出ているように、地元建設事業者により対応していますと書いてあります。地元事業者の仕事の確保や後継者育成などは、本当にこの事業の効果の大きいことをあらわしていますし、商工会からも、町のほうにも議会のほうにも、継続と拡充を求めるという要望書が出ています。ですからそこにもやっぱり応えていく必要があると私は考えます。それで、令和3年度、去年の予算委員会の中で、令和3年度の事業で応募をしたけれども受けられなかった件数は何件かという質問が同僚議員から出ていました。その時に、令和3年度は16件が落ちたということが報告されました。それでは令和2年、令和4年は何件だったのか、そこをちょっと調べていなかったので、もしここで分かればお答え願いたいと思います。私は平成27年第2回定例会でも、この住宅リフォーム助成事業の拡充についてということで一般質問を行っています。それで、その後補正予算の対応ということが決まっていきました。これによって、最初はなかなか浸透していなかったものが、やっぱりいろいろこう住民同士の中でも問い合わせたりとか、じゃあ今度聞いてみるわというような声が広がって、件数も増えてきたかと思います。先ほども言った、今住んでいる人を大事にするということが、本当に大事なことだと思うんですよね。私は先ほどの執行方針に対する質問の中でも、今人口増で移住者が増えているということは歓迎するけれども、子育て世代住宅建築費助成事業に取り組んで、移住者が増えているということが最大の効果だとは思っています。そしてしかも、200万円、100万円、50万円という形で助成金を活用していますけれども、そこに本年度の予算でも6,500万円という予算が計上されています。やっぱり同じように、住んでいる人に公平に税金の使い方を工夫するということは、行政としては当然やるべきことだと思うんですけれども、住民の中には、そういう意味では、新しく来る人、人口増になるんだけれども、そこにそれだけの大きな金額を使って、自分たちも税金を納めてずっとこの町で生活をしてきた人に対する、その予算の使い方というのは不公平ではないかという声が聞こえてきます。600万、今200万上げて800万になったけれども、片方がその10倍もというか、そういう金額が使われます。ですからそこのところは、やはり見直すべきではないかなと私は考えるんですけれども、そこについての御意見を伺います。

答弁 都市整備課長

住宅リフォームの件数につきまして説明いたします。まず、令和2年度なんですけれども、全体件数は38件、助成金の交付件数が27件、漏れた方は11件です。続きまして、令和3年度につきましては、全体が46件で、助成金の交付件数が30件、抽選漏れは16件ということになります。令和4年度につきましては、全体が44件、助成金の交付件数が24件、抽選漏れが20件となっております。過去から全て全体は、申請件数328件のうち、281件が交付対象の件数となっております。その3年間で漏れた方は47件という計算になっております。以上です。

答弁 町長

それでは、熊木議員の再質問にお答えをいたします。実施件数の実績につきましては、現在、課長からの答弁のとおりでございますけども、近年は全体の約半分程度が、屋根、外壁のリフォームが主となってございます。近隣の状況でございますけども、南空知4町では、本町以外では長沼町が実施をしてございます。対象額は、工事費用の10%から15%、限度額が30万円、予算額は600万円の先着打ち切りとなってございます。北広島市は工事費用の10%、限度額が10万円、予算額は1,300万円の先着打ち切りとなっております。江別市は事業の制度がございません。そこで、熊木議員の上限額の引き上げでございますけども、確かに建設資材費が高騰しております。リフォームを予定する町民は、助成限度額が引き上げられたほうがいいとは思いますが、予算には限りがございますので、現行の助成割合と上限額の中で、今回全体予算を200万円増額し、800万円としたところでございます。今住んでいる人を大事にというお話をいただきましたけれども、本町の住宅施策は令和4年度から、中古住宅購入助成事業、空き家解体助成事業を実施しております。また、以前のように補正予算を組み、1人でも多くの方にというお話でございますけども、町民皆様が快適な住環境のもとに住み続けていただきたいという思いは、私も同様でございます。しかし、財政状況については、議員も御承知のとおりのことと思います。特に新年度予算の一般会計予算、一般会計総額は73.8億円で、前年度比12.4億円の増。20.2%の厳しい予算編成となっております。事業開始の平成27年から令和元年度までは、特別交付税の措置があったものですから、補正予算で対応した次第でございます。令和2年度からその措置がなくなったものですから、全額現在は町負担で対応してございます。限られた予算、また、措置された予算の範囲内で事業執行することが、財政運営の健全化や平準化が図られるものと考えてございます。また、商工会からの事業の経営安定の観点から、事業の継続要望が毎年度出されてございます。拡充の要望は出されてございませんが、事業の継続要望はいただいてございます。住環境の維持と、町内事業者の育成などを勘案しまして、予算的な限りがございますが、本事業は長く継続していきたいと考えてございます。そのためにも、予算の平準化は必要であるというように考えてございます。そのことから、事業の上限額を上げる、または補正で対応してまいるということについては、現時点では考えてございません。

再々質問 熊木

再々質問を行います。ただいま町長のほうから、事業の限度額も、それから補正も組まないという答弁でした。だけれども、今いる町民は大事にするというところは今言われたかと思うんですけれども、先ほど質問した財源が厳しいということは分かりますけれども、その財源の厳しい中で、いろんな新しい新規というか、新しく今施設がオープンしたり、そこには維持管理費で相当の額が盛り込まれたりという形になっていくと、本当にお金がどのように使われるのかというところでは、先ほど長く住んでいて、税金を納めてこの町を支えてきている町民に対する税の使い方と、新たに来た方々に補助金を使ってやっていくというあたりを、どのように町長は考えているのか。今、この形が1番ベストだと考えているのか、そこをちょっともう一度答弁願いたいと思います。私はこの住宅リフォーム助成をやって本当によかったし、今、微かな希望というか、町長のほうから長くこの事業を続けていくために、今補正とかそういうことは組めない、今の限度でやっていきたいということだったと思うんですけれども、町の中で今15社とか、その年によっても違うんですけれども、たくさんの業者さんが登録して仕事をしています。住宅のところを見ていると、例えば南幌でやっている事業者が、看板とかを上げて住宅リフォームしていたり、工事をしているのを見ると、やはりすごく安心感を覚えます。それは事業をしてもらった町民の方も、そこでしていることで、町内の方だからということで、隣近所がまたその住宅リフォームの申し込みはもう終わってしまっているから個人でやるんだけれども、それをその業者にお願いしたりして、そこで何かこう話をして、やっぱり改築してよかったよね、まだしばらく住めるよねというようなことをお聞きすると、やっぱりこの制度のよさというのが本当に今分かります。先ほど町長は長沼の例とか北広島の例とかも出していましたけれども、本当はどこの町でも本町のようにこれが取り組まれればすごくいいことなんですけれども、だからそういう意味では、本町はこれを実現しているということは評価できますが、やはりもう少し公平な税の使い方をしてほしいと思うので、そこを最後にもう一度伺います。

答弁 町長

まず、登録業者でございますけれども、近年は10社、うち実際に工事を実施されているのは6社程度でございます。上限額でございますけれども、本町の住宅政策では、先ほど申し上げましたとおり、住宅リフォームのほかに中古住宅、空き家解体、これは令和4年度から実施してございます。この物価高騰、資材費高騰の影響分として、それをその二つの事業に令和5年度予算を反映していることは、それはございません。リフォームと同じような考えでやってございます。全て物価高騰分、資材費高騰分、町の助成事業、全てに反映できるものではないということを私は申し上げたくて言っていることでございます。また、子育て世代住宅建築費助成事業のほかに、先ほど申し上げた空き家解体、中古住宅、そして住宅リフォーム助成事業がございますけれども、バランスを考慮しながら、本町の住環境を維持することを主眼に置いてございます。それと、不公平感がある、感じるということでございますけれども、子育て世代住宅建築費助成事業の最大200万円の助成につきましては、町の重要施策事業としまして、議会とも十分協議をしまして進めているところでございます。住宅リフォーム助成事業の内容につきましては、先ほども述べましたけども、近隣市町と比較しましても助成割合や助成額は、本町の場合、ほかの町と決して比較するわけではございませんけれども、低くないというように考えております。そうした中、今回200万円を増額して、助成件数の確保を図るということで、そういうことを考えれば、不公平感があるとは考えてございません。また、有効な税ということで申し上げられましたけども、町の状況や進展にあわせて各種事業を執行しております。特別に何かが突出したり、何かが不足したりということがないように、全体バランスを考慮しまして、予算化を図っているというように考えてございます。また、事業評価、行政評価も行っておりまして、効果的な事業が執行されるように努めているところでございます。

出典:南幌町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる