南幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月10日
ふるさと応援寄附金で本町のPR作戦を
2015年3月10日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「ふるさと応援寄附金で本町のPR作戦を」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
今期最後となる一般質問をさせていただきます。今日は、たくさんの方が議会の傍聴に見えておられます。感謝します。さて、東日本大震災から明日で4年になります。震災の傷跡は今なお残されていて、1日も早い復興を願わずにはいられません。特集番組が今、たくさん放送されていまして、今なお避難生活を余儀なくされている、そういう方がたくさんいるのを思うと、自分にできることは何かないかなと考えています。質問にもつながるんですけれども、先日のテレビ番組で「東北食べる通信」という企画をしていました。それは被災地を応援するということで、私も早速それに応募しました。それでは、ふるさと応援寄附金についてと今後の高齢化対策について町長に質問いたします。1番目は、ふるさと応援寄附金で本町のPR作戦を、です。ふるさと納税が始まって、予想を超える応援寄附金が広がっています。この制度を活用し本町の魅力をPRすることは、今後のまちづくりへ大きくつながるものと思います。平成27年度の事業計画や謝礼品のカタログ等が示されていますが、さらなる内容の充実が求められるのではないでしょうか。今年から寄附金の税額控除上限額が2倍に引き上げられることから、寄附の活発化や特産品をめぐって競争の激化が予想されます。このままでは、単なる特産品目当てのブームで終わるのではないかと危惧します。そこで、本町をPRし、目的を持って本町に訪れてみたいと思っていただけるようなそういう企画が必要ではないでしょうか。納税をしていただく項目に、例えば、植樹の企画を取り入れ、木の成長をメールなどでお届けし、「ふるさとの森記念祭」など、都市と農村の交流を図ることや、広大な大地、澄んだ空気、自然あふれる本町に来て、新鮮な農産物に触れ、味わい、温泉で心と体を癒しリフレッシュしていただく、こうした取り組みがきっかけとなり、本町への移住や田舎暮らし体験などに結びつけることになるのではないかと思います。また、謝礼品カタログでは、ゆめぴりかやななつぼし、ピュアホワイトなどの本町特産品の希望が多数となっています。生産者の顔写真をつけたメッセージなどを添付し、その後の購買につながるような企画ができないか町長の考えを伺います。
答弁 町長
ふるさと応援寄附金で本町のPR作戦を、の御質問にお答えします。議員を初め関係機関の御協力により、全国から2月16日現在で3,587件もの温かい御支援をいただくことができました。これは、魅力ある特産品や町ホームページ、ふるさと納税専門サイトを活用したPRやインターネット決済も功を奏したものと思うところです。いただいた寄附金は、図書の購入、地域の緑化活動、少年団活動や部活、高齢者世帯の除雪などへ大切に活用させていただきます。また、その様子については町ホームページを通じ、お知らせしたいと考えています。議員御指摘の寄附指定事業や謝礼品の充実、町のPRや呼び込む企画、生産者が見える取り組みですが、寄附指定事業については、更新される町民プールの備品、農業支援など、新たな事業メニューを加えるほか、実績では南幌町にお任せが半数を占めたことから、指定事業以外の事務事業にも使えるようメニュー立てをしてまいります。謝礼品につきましては、実績を勘案し、寄附金額によりメニューが複数選べる仕組みや寄附回数制限の緩和、10万円の寄附者への御礼としていた南幌温泉無料ペア宿泊券を5万円の寄附とするなど、町に来ていただく視点も大切に、将来は特産品の創出も視野に魅力あるメニューづくりに心がけます。さらに、従前より進めている移住定住施策、並びに今後計画される地方創生事業と連携した中で、PRの機会として本制度も活用できるよう検討してまいります。なお、これまでにも寄附をきっかけに本町に立ち寄りたいなどの感想も寄せられていることから、一応の成果も感じているところです。また、申込の際に行っているアンケートについては、ニーズの研究や首都圏におけるふるさと会などの設立の可能性を探るための貴重なデータとして活用することとします。生産者の顔が見える取り組みについては、今後の検討とさせていただきますが、ふるさと納税を通じて直接商品購入につながったリピーター事例もあり、新たな輪として広がることを期待しているところです。
答弁 町長
1番 熊木 惠子議員。
再質問 熊木
再質問させていただきます。先日の全員協議会で平成27年度のふるさと応援寄附金の詳細が説明されました。これを読むとすごくわかりやすく、町のほうも努力をしてやられていることがよくわかります。なかなかこれが一般町民には、町内の方はふるさと応援寄附金でうちの町にはできないんですけれども、やはりこういうことが町民の皆さんにも浸透していくということは大事なことかと思います。私は、これを読みまして、それから、平成27年度の事業というのを読んだ時に、先ほど町長が答弁されたように、2月16日現在で全国から3,587件、本当にたくさんの応援寄附金をいただいたということには大きな数字であり、ありがたいことだと思います。寄附の指定事業というのでは今まで4項目あったんですけども、そういう中では、高齢者世帯の冬の除雪支援というのが最も多く18%、子どもの活躍を支える少年団活動が16%、生涯学習センター図書室の図書の整備に5%、もう1つは地域が行う緑化事業に対して6%となっていて、そのほか特に指定しないというのが55%、半数を超えております。今年度は先ほど答弁されたように、そのメニューに2つ加えて、町民プール建設に関する事業、それから、南幌のお米を全国に広める事業というのが提案されています。それ自体はすごく一歩進んで、いいことだと思うんですけれども、私は先ほど植樹のことをちょっと質問させていただいたんですけれども、このふるさと納税をめぐっては今、新聞とかテレビでもすごく大きく取り上げられています。やっぱりそれがどんどんどんどん行くと加熱して本当にブームで、その先は、というのも本当に危惧されると思うんですよね。それで、近隣とか道内でも早くから取り組んでいる所は、やはり次の段階、ステップを踏んで、例えば、上士幌とかは東京に行って、応援寄附金をくださった方を招待して、町をPRするということとか取り組んでおられます。本町も今、27年度の中では、たくさん考えて、メニューを提案してきていますけれども、もう少し進んだものが必要ではないかと思います。いろいろ考えまして、本町はやっぱり自然に恵まれている、それから広大な大地があるということで、木を植えるというのはどうかなと私は思いました。それは、2年前から取り組んでいます福島の子どもたちを南幌に招待する会というので、夏に福島の子どもたちを南幌に招いて、わずか5日間とか1週間くらいであっても被災地から離れて、この南幌で生活してもらうということで、子どもたちが元気になって福島に帰っていくという事業にボランティアとして私も参加しています。その中で、ちょうど三重湖公園の所に町の協力もいただいて食事をしています。桜の木と楓でしたか、2本ずつ植えてもらっているんですけども、子どもたちが後で感想とか手紙とか、それから、去年はホームページとかも出しましたので、そういう中に、自分が何年後かに南幌町に来て、その桜の花を見たいとか、おじいちゃん、おばあちゃんを連れて南幌に行きたいというようなメッセージを伝えてくれています。それを聞いた時に、都会の方、寄附を寄せられた方は半数以上が関東なんですよね。そういう中で、みんながみんな、都会の喧騒のそういう中で暮らしているとは思わないんですけれども、やはりこういう南幌の良さを知っていただくということにつなげる活動が望まれるのではないかなと思いました。寄附をしたことで1本、木を植えるという形で、それを現地に来られる方とか、来られなくて、1本、植樹のために寄附をしますということで、町でそういう形の森とかそういうものをつくっていくということで、今、メールとかホームページで木の成長具合をお伝えするということで、本町を本当にPR作戦につながればいいんじゃないかなと考えます。それで、木を植えるのもいろいろ、その後もまた考えたんですけれども、今、防災対策として、大雨とかそういうのがすごく多いですよね。ですから、南幌は夕張川とか川にも囲まれていますし、そういう意味では、植樹の場所も何かそういう形に考えていくとか、そういうことも検討できないかなと思うのですけれども、その辺の答弁をお願いしたいと思います。あと、もう1つ、木という話で行くと、由仁町で今、桜並木をつくる会というのが活動しています。やっぱりそういう形で各地が競って自分の町をPRしたり、それから、いつまでもやっぱり住んでいけるという町にするためにいろんな施策をやっていると思うんですけれども、その一環として、このふるさと納税を活用して、自分たちの町づくりというものを真剣に考える必要があるのではないかなと思います。生産者の希望の中で、ゆめぴりか、ななつぼし、それから、ピュアホワイト、そういう南幌の食品がすごく望まれています。そういう中にメッセージを、ということで、先ほど答弁の中でも購買につながったというお話がありましたけれども、そこのところをもう少し詳しくお伝えいただければと思います。お米に生産者の名前とか顔が入ることで、やはり受け取った方が、ああ、そうか、こういう方がつくっているんだというふうに共感にしていいただけると思うんですよね。私も毎年、津軽農民組合という所からリンゴを買っています。その時に、こういう形で、小さくて見えないかもしれないですけれども、写真入りで、自分がこのリンゴを育てましたということで、それとそのリンゴの食べ方とかリンゴにまつわることが書かれたはがきが入ってくるんですよね。毎年、それをやっぱり楽しみにして、今度はこういう人が作ったんだというふうに思って、また次の時に注文しようと思います。ですから、今回は、お米をJAのほうに委託するというような説明があったかと思うんですけれども、それでもやっぱり何とか生産者が見える、そういうことをできないか。それを検討してほしいと思うんですけれども、それを一緒にお答え願いたいと思います。
答弁 町長
熊木議員の再質問にお答えをいたします。応援寄附金、本当に全国から、いろんな方々から御寄附をいただいてありがたい分野であります。私が一番先に考えたのは、寄附金はやはり我が町の知名度が非常に薄い。札幌でも、南幌ってどこにあるのと言われるぐらい知名度がない。だから、いろんな形の中で少しでもアップしていただければと、そんな思いでさせていただいて。ただし、行政がやるわけでありますから、しっかりとした内容を進めながらやっていかなきゃならないというようなことで今回させていただいて、本当に多くの方々の寄附をいただきました。提案がいろいろあった中で、私どももいろんなことを考えております。これまでも木に関して、特に桜に関しては、いろんな事業でいろんなことをやりましたけども、現在、何本あるか調べていただいたでしょうか。本当にせっかくお金を投資していただいて、なかなか育ちにくい環境であります。それで、どう育つのかというのもちょっと見ながら。近々では北海の土地改良区のほうでも100本かな、やっていただいたんですが、なかなか育っていないんですよ。それで、やはりいただく寄附金でありますから、しっかりとした後世に残してあげたいという思いがありますので、今は少年団だとか高齢者の対策だとか、まず必要にあるところの部分で。何か後世に残せるものは、という部分で、今回、プールの備品なんかにも使わせていただいて、来た時に寄っていただけるような体制づくりをしているところでございますし、当然、来ていただくということは、なんぽろ温泉を入れたというのはそういうことなんです。それで、アンケートの所にもコメントをいただくようになっているんですが、やっぱり関東周辺の方々からは、そういうコメントもいただいているところです。それが何とか来ていただければありがたいなと。そういう思いの方々もたくさんおりますので。木の関係については、それもメニューの一つかと思いますが、管理だとか育つ、やっぱり大事な部分であろうと思いますので、その辺のある程度、確約ができる、行政としてやって、あとは知らないわということにはできませんので、なくなりましたということにもならないと。その辺のことで何がいいのかということになりますと、非常に難しい。本当は桜なら5月に来ていただければ非常に美しいという表現をいただけるんですが、なかなかそこの現実が厳しさがあるものですから、まだ、木の話にはさせていただいていないということでございます。それから、顔の見える、当然、見える部分も大事だとそんなふうには思っておりますが、私はやはり品質の信頼性だと思います。お米も、今回行ったのと2回目、隣に行ったのと味が違うと言わるのが非常にやっぱり厳しさがあると思います。それで、今回なぜJAにしたかと。均一を保持されて、ずっといつ出しても同じ感覚で食べていただける品物にしたいと。当然、リピーターの方々はいろんなこと、声を出してきます。前のお米はおいしかったけど、今回のは違うと。同じななつぼしでも、あるいは、同じゆめぴりかでも、そういうことが過去からずっとあるものですから、やはり我が町でとれた、全体で南幌町の中でとれたお米は同じ味で同じ品質が継続的に提供できる、そんなつくりがいいのかなというふうに思います。それで、我が町はそれぞれ生産者の部会がございますので、個人名がなかなか非常に難しい。あるいは、ピュアホワイトも同じで、ネットワークでやっておりますから、どういうふうに表現ができるかわかりませんが、可能な限りはそういうトライはしてみたいと思いますけれども、個人を特定してやれることにはちょっと難しい。今のうちの農家の実情からすると非常に厳しいのかなと。ただ、そういう部会を通じて、みんなで研さんをして、同じものをつくっているんだよという表現はできると思いますので、それらは、していきたいと思っていますし、昨年、送りました中にはそういう部分を含めてチラシ等々も入れているようでありますので。ですから、リピーターとしてつながってきたと、そんなふうに理解しておりますので。実質的には、なかなかリピーターがどのぐらいあったかというのは非常に難しい。それぞれのところ、前回は個人と言いますか、ネットワークのほうで行っておりますので、まだ確認はしておりませんけれども、私はそういう意味で、新しいお米ができた時点で配布をして、本年の皆さんからいただいた部分を新しいお米ができたよと。それが南幌町ですよと。そんな思いがあって、年1回という制度にしてきたんですが、リピーターが多いとなればそれもちょっとうれしい悲鳴のほうでありますから、そっちはそっちでまた考えながら、今回も複数選べるよう、いろんな角度からやっていただいているところでありますし、今回もメニューとして南幌を利用できるものも1つ加えたりしております。そんな様子を見ながら、今後とも検討してまいりたいなというふうに思っています。
再質問 熊木
ただいまの答弁の中で、今まで寄せられたメッセージ、こういうのがすごく受け取った側も町のほうも、こういう言葉があったんだということが、もし1点でも2点でも紹介していただければすごくいいなと思うのと、それから、ふるさと応援寄附金をいただいて、今後、広報とかでそういう紹介もするような計画があるのか、それもちょっと1点伺いたいと思います。それから、答弁の中で、今回は指定事業以外の事務事業にも使えるようにメニュー立てをしてまいりますと先ほど答弁されたんですけれども、この事務事業というのはどういうのを指しているのか。それをちょっとお答えいただきたいと思います。それから、もう1つは、首都圏におけるふるさと南幌会の設立につながるような、というふうに表現されていますけれども、今、南幌東京会とかそういうものがないので、そういう意味では、つながるような手ごたえが感じられているのかどうか。それも伺いたいと思います。それから、もう1つ、寄附金の約半額が謝礼品として送られていますから、先ほども報告がありましたように、3,587件ということで金額も大体示されるですけれども、やはり金額そのものが全て使えるというものではありませんよね。そうなった時に実質は申込金額の何%が本町の応援寄附として使えるような形になっているのか、それももし示していただければ伺います。
答弁 町長
熊木議員の再々質問にお答えをいたします。私もメッセージ等々、ほとんど確認をさせていただいております。その中でいろんな感想、がんばってくださいと、おいしい農産物をつくってください、そして子どもたちとお年寄りを大事にやってくださいというメッセージがほとんどです。そんな思いでいるものですから、やはり先ほど熊木議員が言われたような数字になってきているのかなと思っております。ですから、寄附については、いただいたものは大切に全額使わせていただきますが、単年度で全部使うという問題でなくて、長い間、少しでも長い間、皆さんに使って喜んでいただけるようにしていきたいというふうに思っています。それから、広報については、それぞれ今までも取り上げたりいろいろしておりますけれども、いいメッセージがあればまた載せてみたいなというふうに思っております。それから、ふるさと会の関係でどうでしょうかと。僕も見ているんですが、関係につながるかどうかというのは、なかなか難しいなというふうに思っています。ただ、そういう方々がいますので、南幌の関係者が何人か丸を付けていただいておりますから、その辺の毎年そういう応援をいただければ、その人たちともまた私が東京に行った時にコンタクトをとれればなと、そんな思いでおりますので、この辺はじっくり考えながら、また、うまく接点を結びながらやっていきたいなというふうに思っております。それから、メニュー以外については、いろんな扱い方がありますから、それは庁舎内でいろいろ検討して使っていきたいなというふうに思っております。南幌町で自由に使ってくださいという思いはありますけれども、やはりまちづくりに大切な部分でありますので使わせていただくようにいろいろ考えながらやっていきたいなというふうに思っております。
再質問 熊木
答弁漏れだと思うんですけれども、指定事業以外の事務事業ということは、今、最後に説明されたことなのか。その事務事業というのは、どういうことを指しているのかということを1点質問しました。それから、もう1つは寄附金の金額、実質の金額が何%ぐらいとかというのはわかるのか。寄附金を3,587件いただきましたよね。そこから、謝礼品は半額ぐらい使いますよね。それから、送料とかいろんなものが差し引かれますから、寄附金は寄附金なんですけれども、実際にはどれぐらいの金額が、というふうに。そこのところの仕分けがされていて、もし説明ができればお願いしたいと思います。もう1つ、ごめんなさい、私自身が先ほど再々質問で言い忘れましたけれども、桜のことなんですが、桜並木が以前あって、やはり風とかそういうので枯れたりとかということはありますけれども、別に桜に限定して木を、ということを言ったつもりではないので、ぜひ検討してほしいと思います。
答弁 町長
答弁漏れだったという部分で、先ほど検討しますと言ったんですが、事務事業でいろいろ使えますので、いろいろ検討させていただきます。それから、桜だけでなくていろいろ検討させていただくというのは、うちの町に何が本当にいいのかどうかという部分この木という限定がなかなかちょっとできないものですから、いろいろやっぱり検討しながら、せっかくしていただくのになくなるような、あるいは後で、後世でまた問題になるようになったら困りますので、十分検討させていただきたいと思います。それから、応援寄附金、どうなっているのかと。あくまでも私どもは寄附をいただいたのは全額使わせていただく。そして、経費については町費で見ていますから、実質、送料込みで半分ぐらい、5割ぐらいは返還しているということでございます。丸々、寄附いただいたものは、それぞれの事業の中で使わせていただくということにしております。