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中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日

3番目として住宅不足について

2024年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「3番目として住宅不足について」質問し、町長 小林生吉、建設課長 北村正樹が答弁しました。

質問者
蓮尾純一 議員
答弁者
町長 小林生吉、建設課長 北村正樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 蓮尾純一

次に、3番目として住宅不足についてお伺いしたいと思います。前回定例会の一般質問と一部重複するのですけれども、安価な住宅の不足が顕著となっており、移住者の受入れもままならない状況となっています。民間アパートは、比較的低所得である若年就労層にとっては容易に利用できる家賃ではありません。特に多額の住宅手当をつけることのできない会社に勤める方にとっては非常に難しい選択肢となっています。逆に生活に余裕が出てくるようになると、公営住宅では所得より家賃が算定されますので、家賃が高額になり、生活が苦しくなる傾向があります。実質賃金が目減りしている中において、住宅にかかる費用は町民にとって生活に直結する大きな問題となっています。ご存じのとおり、現役世代の貯蓄額は減少傾向にあり、新築住宅を建設できるのは一部の町民に限られたことであることや現状も直視しなければなりません。独身若年層が増加傾向にあることも考慮しなければなりません。新たな学校が建設されても、住環境が改善されなければ生活もままならない町に住民が住み続けることは難しいことは容易に想像できます。町の人口減少を食い止め、より魅力的な町であるために、前述の町民や様々な形で移住を希望する方々のために比較的安価に住環境を提供できる状況を早急に検討する必要があると考えますが、現在どのように認識しているのかお伺いするとともに、これらの対策はあるのかお伺いします。

答弁 町長 小林生吉

住宅不足に関する質問にお答えしたいと思います。住宅不足を解消するため、町ではこれまで個人住宅の建設促進を助成する条例や民間アパート建設に対する助成条例を制定し、住宅不足の解消のための政策を行ってきています。民間アパートについては、平成25年の条例制定後、令和5年度までに12棟64戸の建設、町営住宅等は4棟13戸の建設や改修が行われ、一定の成果が見られたというふうに考えています。個人住宅については、条例改正を行い助成金を上げるなどの対応を講じ、年間数件の助成を行ってきていますが、この10年間で15件の建設にとどまっています。公営住宅等につきましては、これまで長寿命化対策として外壁や屋根の改修を実施していますが、新築や内装のリフォームなどは進んでいない状況です。若年層、移住者に対する対策として、住環境を改善し、快適で負担少ない入居できる住宅の確保が必要であることから、今後は公営住宅等長寿命化計画の更新に取り組むこととしており、この中で適切な戸数を見定め、特定公共賃貸住宅の建設検討や定額で利用できる既存の単身者向け住宅の内装リフォーム等の実施、老朽化した公営住宅のリフォームなど利用者のニーズに沿った住宅確保を図っていくほか、町民や移住の計画をされる方に少しでもよい住環境を提供していきたいというふうに考えているところであります。

再質問 1番 蓮尾純一

今のご答弁を受けて再質問させていただきます。前段の部分の民間アパート条例制定からこの10年間、ほかの部分、個人住宅も含めての部分、前段の部分についてなのですけれども、民間アパートの建設に対する助成というのはある一定程度本当に効果は認められているとは思うのですけれども、民間アパートを建ててくれたおかげで町民が増えたというような、今のところ何となく肌感では印象はないのです。まだ恐らく足りないのかなと思うのですけれども、足りないものに対して民間アパートを空いているときにも選択できない理由として、やはり家賃が高額であるというところにもなってきておりますので、もうそろそろ民間アパートと公営住宅、公共住宅についてのバランスについてしっかりと考え直してほしいなというところにあります。あと、戸建ての住宅のほうについて10年間で15件の建設にとどまっているのは、さきの質問でもさせていただきましたが、現役世代の貯蓄額が減少していることと、それに見合うような収入が今得られていないというところがやはり問題になっていると思います。これに対して家を建てられないから、では家を建てるための助成をしますかといっても建てられないので、その人たちが選択できる賃貸アパートもしくは公共住宅が今必要になっているのだと考えます。なので、このまま引き続き個別の個人住宅について助成を行うことはいいとは思うのですけれども、比重としてはどちらかというと賃貸のほうに比重を置いていって考えていただきたいなと思います。独身の方も増えておりますので、単身者向けの住宅内装リフォーム、これ今あるあそこの住宅になると思うのですけれども、リフォームを実施しても、結局今ある住宅が増えるわけではないのです。内装リフォームを実施したところでも単身者向けの住宅が増えるわけではないので、単身者向けの賃貸住宅も建設検討をしていただきたいなと思います。これは若年層の単身者だけに限らず、今は高齢者の方でも単身者の方が多くなってきておりますので、そこにもニーズが向けられると思いますので、ぜひ検討をしていただきたいなというところで思っているところです。移住についても同じく、お金をたくさん持って移住をしてくる方ばかりではないです。今実際に住んでみようと思うと、今ある既存の民間アパートは比較的高い、今ある公営住宅は空いていない、もしくは内装等、外装等がぼろぼろで、あまりいい印象を持たれないという状況もあります。ごめんなさい。長々言いましたけれども、この辺りについてお伺いします。

答弁 建設課長 北村正樹

今の再質問にお答えします。公営住宅だとか単身者向け、移住の住宅についてもなのですけれども、今まで目に見えてやってきていないというのが現状であると思います。今年度そういったことについても適切にやっていこうと考えていまして、公営住宅等の長寿命化計画というのを更新して、本当に必要なものを抽出して選択して、建てるものは建てる、直すものは直すということで進めていきたいと考えております。

再質問 1番 蓮尾純一

計画自体がまずいつ頃に策定される予定であるのかをお伺いするとともに、それは町民の意見をどのようにして酌んでいくのか、今いる職員だけで考えてつくっていくのかという部分を今答弁を受けて不安に感じました。実情に沿ったものにしてもらう必要があるのと、計画を早くつくって実施していただかなくては住民流出であったり、新しい移住に対して取組が遅れることになりますので、対応を迅速にしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 建設課長 北村正樹

先ほど述べた長寿命化計画の更新なのですけれども、今年度やる予定をしておりまして、入札が今月か来月かということで進めております。懸念されております町民等々の意見については、更新なので、これは前回5年ぐらい前にも更新計画を立てたと思うのですけれども、そのときも町民の意見も踏襲しつつ計画をしておりますので、議員おっしゃるようなことを踏まえまして計画をしていきたいと考えております。今年度計画、更新される予定ですので、どこかの段階でお示しできればなと思っております。

答弁 町長 小林生吉

少しだけ補足をさせていただきたいと思いますけれども、住宅の問題に関しては、庁内では数年前からこういった計画をしっかり持って、必要な住宅の確保に向かっていかなければならないという認識で協議はされてきたのですけれども、なかなか着手に至ってこなかったというところがあります。そういう中で、今回たまたま長寿命化計画をつくるということであったので、そこに集約してしっかりとした計画を立てたいというふうに考えています。今担当課のほうではこの数年間の住宅の募集と申込状況などもしっかり整理をしたりしながら、これまでどういった形で需給バランスが取れていたのか、あるいは取れていなかったのかというようなことをしっかり検証していきたいと思いますし、その中で特に希望する住宅に入れなかった方たちの属性もしっかり把握をして分析をするということが必要になるというふうに思っています。できるだけ早く、計画の完了を待たずに来年度以降手がつけられるように着手を早めるということも考えていかなければならないというふうに思っていますので、数年遅れてきた分それを取り戻せるようにできるだけ早い対応を図るように努力をしたいというふうに思います。

再質問 1番 蓮尾純一

今ご答弁いただいたのは力強いご答弁をいただいたと思いますので、ぜひ計画実施に向けてご尽力いただきたいと思います。私からの質問は以上で終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる