中頓別町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月14日
町長の任期中について
2021年3月14日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「町長の任期中について」質問し、町長 小林生吉、産業課長 平中敏志が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、産業課長 平中敏志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 星川三喜男
受付番号6番、議席番号6番、星川です。今日は休みの日なのですけれども、長時間にわたりまして一般質問に説明員の皆さんお付き合いくださいまして、ありがとうございます。本当に少ない時間、もうちょっと我慢してもらいたいと思います。それでは、私は2点ほど質問させてもらいます。まず、1点目、町長の任期中についてでございます。町長の2期目の折り返しの年となりました。そこで、町政執行方針の中から2点ほどお聞きいたします。そのまず1点といたしまして、醸造用ブドウの栽培試験の継続とありますが、今年度で今後の栽培を中止か栽培かを決める時期だと私は思いますが、町長のブドウ栽培に対しての決意をお伺いします。2点目、これも私前々回ですか、学校の新築、改築について質問させてもらっております。また今回もそれに併せて小中学校の校舎新築についてお伺いしたいと思います。今日の教育長の教育行政執行方針にもいろいろ課題もありながら1年間の思いを熱弁で執行方針を聞きましたが、その中で校舎新築などになかなか作業が進んでいないというのが実感です。そこで、町長の任期中に形のある方向性を見出せることができるのか、これを併せて町長にお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
星川議員のご質問にお答えしたいと思います。まず、1点目の醸造用ブドウの栽培についてでありますけれども、4年間の試験栽培の結果、豪雪かつ厳寒の地である本町でも栽培していける可能性があることが分かりました。一方で土壌の問題や天候でも他の地域に比べて手間もかかり、収量も安定しない可能性があるなど課題も多くあります。しかし、新たな地場産業の立ち上げと特産品開発、ブドウ栽培による地域おこし、道北におけるワイン文化の創造を目的として、挑戦する価値は十分にあるというふうに考えております。今月16日に町民の皆さんに向けて報告会を開催いたしますが、今後はできるだけ多くの町民の方に参加、応援していただけるよう理解を得ながら次の段階に進めていきたいというふうに考えております。小中学校の校舎につきましては、これまで教育委員会で検討してまいりましたが、防災上の課題などもあり、進んでおりませんでした。洪水時のハザードマップも今年度で見直しが完了する見込みであり、来年度から町長部局も入って未来の学校づくりに向けた町民参加のワークショップを行い、具体的に事業を前に進めてまいりたいというふうに考えております。建物ありきではなく、子供たちが個性豊かにそれぞれの力を伸ばしていけるような教育環境をいかにつくるかというところが大事であります。今般のコロナ禍も学校の在り方に問題提起をしております。ICTを活用した学びの在り方や地域と協働する学校の在り方などを子供たちを含め多くの町民の皆さんで考えてもらい、未来の学び場づくりを進めていきたいと思っております。
再質問 6番 星川三喜男
それでは、再質問をさせてもらいます。ブドウ栽培のことで16日に町民向けの報告会が開催されるということで、私の質問がよかったのか、私が出したから16日に報告会をするようになったのかちょっと分かりませんけれども、その中で数点お聞きいたします。このブドウ栽培なのですけれども、4年前にブドウ栽培と聞いたら、町民の3分の2は唖然とした顔をしていました。本当に。この地で本当にブドウ栽培が可能かどうか。私たち家庭菜園でもブドウを栽培しております。でも、やっぱりその年によっては粒がならない年もありますし、なかなか定着するというのが大変な品種もあると思いますけれども、そこで答弁の中でありましたが、栽培可能であるか、要するに土壌の質、それから天候など、他の地域と比べて手間がかかり、収量も安定しないなどの課題が多くあるが、挑戦する価値は十分あると答弁しました。そこで、もし今後栽培するとしたら、どれだけの畑の面積が必要なのかお伺いします。質のよい土壌を確保することが可能なのか。また、1株からどのくらいの収量があるのか。それと、1本のブドウ酒を造るのにどれだけの量が必要なのか。私はブドウ酒よりかブドウジュースのほうがいいと思いますけれども、それはそれとして、それとブドウ酒を造るのにはやっぱり委託しますよね、業者に。それを合わせてどれだけの経費がかかるのか。これは算出していると思いますが、産業課長、分かりますか。そこら辺答弁してもらいたいと思います。それでブドウ栽培のことを答弁してもらいます。それと、小中学校の校舎についてお聞きいたします。答弁の中には、なかなか進んでいかないと。そして、来年度にはワークショップを行いながら進んでいくということなので、町長の2期目の任期中にはまだまだめどがつかないのかなということを思いました。町長は、今後小中学校がどちらかはやっぱり廃校になりますよね。それを一本化しますから、どちらかの校舎が廃校となります。そのときその廃校を町長は利用活用方法を考えているのかお伺いいたします。
答弁 産業課長 平中敏志
それでは、私のほうから醸造用ブドウ栽培の試験栽培の関係についてご答弁させていただきたいと思います。まず、16日の町民説明会という部分につきましては、昨年一応収穫ができたというところで、その部分も含めて4年間の部分について昨秋の段階から町民の皆さんに向けて報告をさせていただきたいという考え方をしておりました。ただ、コロナの関係もありまして、なかなか町民の皆さんを集めて報告会を開きたいという部分ができなかったのが正直なところで、本来であれば2月中に開催したいと考えておりましたが、ずれ込んでしまいまして3月16日に行いたいという考え方でいたというところでございます。あと、今後の部分につきましてということなのですが、その町民説明会の中でもちょっとお話をさせていただきたいと考えておりましたが、まず試験栽培については、当初始めるときから含めて10年程度は考えたいというもともとの考え方をしておりました。10年の中で実際にどう進めていけるか。本当にこの地で栽培がしていけるかという部分を検証したいという考え方をしておりました。たまたま去年実がなって、収穫が一部できたというところではございますが、ヤマブドウ系だと2年交互に実がなる時期が来るということも聞いておりまして、それがこの地で本当に交互に2年ごとにうまく収量がいいときと悪いときがあるのかというところも見定めていかなければならないかなというところでありまして、実際に1株で収量どれぐらいできるかというところにつきましてはまだ具体的なものがないというところではございます。ただ、今この地域でも特に土壌の部分でいくと水はけの部分が一番大きいのかなというふうに考えています。水はけがいいところで、できるだけ粘土質ではないようなところで栽培をしたいなというふうに考えておりまして、それに向けての商業用圃場というものを今後確保ができないかというところで考えておりまして、今私どもとして醸造用ブドウの最終的な目標としては、委託醸造をしていただくわけですけれども、おおむねワイン制度というか、酒税法でいうところでは6,000リットルぐらい造らないと酒税法の許可が取れないのですけれども、特区を申請するときには2,000リッターが最低の数字になりまして、そこを目指して、2,000リッターぐらいのワインを造るというところを目指していきたいと考えているところでございまして、これが今720ミリリットルぐらいの瓶でいくと2,700本ぐらいのものになるかなと思うのですが、そこに向けてやっていければなという考え方をしているところでございまして、そこに係る委託に係る金額についてはまだまだ先の部分でございまして、そこまでの積算はしていません。ただ、その2,000リッター分ぐらいの収量を確保していくためには、大体1から2ヘクタール程度の圃場が必要ではなかろうかというふうに今考えているところでございまして、その部分に圃場をどう確保していくかというところを複数箇所を選定しながらやっていければなという考え方をしているというところでございます。以上です。
答弁 町長 小林生吉
4年前、3分の2の方も唖然とされたということかもしれませんけれども、改めてこの町で試験栽培をやったことを町民の皆さんに報告をさせていただいて、星川議員の質問は今年度で決めるべきだというところでありますけれども、新年度に入って、こういった事業へ町民の皆さんがどんなふうにお考えになるのか。私としては、多くの町民の皆さんが応援団になっていただけるような環境が整うということが望ましいというふうに思っています。あと、実際に圃場としてどういうところが考えられるのか、そういった具体的な選定、それから今苗木の確保が結構大変だというような状況もあったりとか、いろんな産地でブドウが作られるようになっているので、委託醸造するにしても受託していただけるところが結構苦しくなっているというようなところなどもあります。そういったことを含めて、新年度で翌年以降の商業圃場の確保に向けた準備検討を進めて、最終的に判断するということになると思います。ただ、私としては前向きにこれを進めたいという考え方にあることは揺らいでいないと。長い時間のかかるこういう夢もまちづくりには私は必要ではないかというふうに考えておりますので、より多くの皆さんのご理解を賜れるように努力をしていきたいというふうに思います。それと、小中学校の関係でありますけれども、令和3年度でワークショップみたいなことをやって基本構想をつくって、その翌年度には基本計画、実施設計といったようなことに進むような考え方でいきたいというふうに思っています。これは誰が町長になるかという話とは関係なく、やっぱり子供たちのための環境として、そういうスケジュールで進めるようにしていきたいというふうに思っています。大きくは今の中学校のある敷地でやるのか、今の小学校のある敷地でやるのか、あるいは全く新しい場所を選定してやるのかと3つの可能性があると思いますけれども、これまで教育委員会のほうで進めてきた議論としては、今の小学校の跡地を活用するというところが基本になっていると思います。これに防災上の観点で、対策を併せてそこでやっていくことがいいのかというようなところを最終的に検証しながら場所を決めるということになるのかなというふうに思います。廃校という表現はちょっと違うと思うのですけれども、学校の在り方としても小中併置校なのか、義務教育学校なのかというような、そういった議論もあるかもしれませんけれども、現状としては小中併置で、ただ施設の利活用として一体的になるような、そういった学校づくりになるのかなというふうに想定しながら進むことになると思います。例えばその結果、さっき言った小学校のほうでいくとなれば、中学校が空くというようなことになれば1つは防災の拠点として残すとか、全部を残せるかどうかというのはあると思いますけれども、そういったことも考え得るかなというふうには思いますけれども、いずれにしても今回の小中学校の改築事業と併せて防災の拠点整備ということも町としては考えていく必要があるというふうに思っておりますので、その辺りを中心に今後の施設活用を検討していくということになろうかと思います。
再質問 6番 星川三喜男
今の町長の答弁と産業課長の答弁で分かりました。分かりましたけれども、その中でこのブドウ栽培、結論を早く出せとは言いませんけれども、リスクをしょってまでブドウに情熱をかけるのは、幾らまちづくりは夢とはいえども、実際に実になるのは10年と課長も言われましたけれども、本当にこれは私は長過ぎるのではないのかなと思っております。空いた学校は、それと町長は防災の基地にしたいと。私もそれは前の質問のとおり、そういう防災の基地として学校プラスそういった方面で使ってもらいたいと思いますが、ここで私の理想というか、思いなのですけれども、私はブドウ栽培よりも、町長、聞いてください、いい案があるのです。その学校跡地、小頓別の学校もあります。体育館もあります。そうなのです。私が前々から思っている水耕栽培、これを廃校の跡地、その校舎を利用して、再利用するという方法が私はブドウにかける夢よりも結果は早いのです。そして、年間通して雇用者が生まれるのです。そして、種類も水耕栽培ならいろんな品種、果物から野菜、それからマッシュルーム、いろんなこともできるのです。小頓別の廃校の学校のその面積であれば、2階まで利用していけば相当な収穫あります。私は、ブドウのことをあまり言うとあれなのですけれども、そういった廃校、要するに今潰す経費をかけるのであれば水耕栽培に再利用、利活用するのが、壊してウン千万円かかるよりも再利用して、これから空くであろう小頓別のほかに中頓別のどっちか、もしくは2つのうち1つ空くでしょうが、そういった活用方法を私はお願いしたいと思いますが、町長、私のこの夢物語ではない構想はどうでしょうか。お伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
ブドウに関しては、本当に実際に収入が得られるまでにかかる一方、議員ご心配されるようにやり始めたとして、その収支が逆転するのかというようなところもあるというふうには思います。ただ、今お隣の幌延町もやろうと。テロワールというか、その地域のその土地、その環境の中でなければ造れない、そういうものとしてワインというのは人をおもてなしする際とかも非常に価値の高いものなのではないだろうかと。あわせて、この町もいろんなアイデアがあって、いろんなことに取り組んできているけれども、なかなか思うように成功した事例というのはないように思います。そう考えると、本当にどうなのだというのはお気持ちは分かりますけれども、やっぱり10年よりもっと先を見据えてまちづくりをするという、そういうところも私はこの地域の将来を諦めないで続けていくという、残していこうという決意にもつなげて、ぜひ成し遂げたいと思うプロジェクトだなというふうに思っています。もちろん無謀と言われるようなことを強行するつもりはありませんけれども、十分に町民の皆さんの理解を得ながら、進めていくようにしたいと思います。それと、水耕栽培のアイデア、決して私は否定するつもりはありません。ただ、これまで小頓別小中学校の校舎の利活用、それから例えば天北厚生園が空いた後の施設の利活用、それから中頓別農業高校が廃校になった際の利活用、そういった空き校舎の活用について何度かそういういろんなことに挑戦できるチャンスはあったのですけれども、いろんな意見はありつつも、結果的にはなかなかそういうことができていないという。中頓別農業高校については、天北厚生園の移転という形で利活用を図られていますけれども、今申し上げたほかの2つについてはいまだに空いたままの状態になっているというようなことで、なかなか容易ではないと。町が主体となって取り組めること、それから誘致した企業に取り組んでいただくこと、地域の方がそれを利活用して起業されること、いろんな可能性がもちろんあるというふうに思います。改めてそういった校舎だけではなく、町内の遊休資産の活用につなげて、いろんなアイデアが実現できるための支援をしていきたいというふうな考えはあります。ご提案も含めて、今後検討していきたいというふうに思います。
再質問 6番 星川三喜男
最後の答弁ありがとうございます。本当に今後1年かけてでも、これからいろいろと中頓別町も空き家だらけになるのかなと。そういうのも併せて、今後それを活用できる方法を模索しながら、町長と一緒に進んでいければなと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。