中頓別町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月24日
議事録に件名の記載なし
2019年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が質問し、町長 小林生吉、総務課参事 笹原等、産業課長 平中敏志が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課参事 笹原等、産業課長 平中敏志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 東海林繁幸
3つ目に移ります。通称ドリームジャンボファームというような夢のある酪農経営がされておりました。さきの常任委員会、これ4日ですが、所管事務調査に対し、不十分な資料と不適切な人員管理が露呈してきました。1億円もの町費を助成しているこの企業に対し、町としてどこまで関与または指導できると考えていますか、お答えいただきたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
ドリームジャンボファームの運営に関するご質問にお答えを申し上げたいと思います。中頓別町企業立地促進条例に基づく助成事業者には3年間の報告義務があり、町としても経営状況を把握をしていかなければならないというふうに認識をしております。基本的には企業の自主性を尊重し、経営に直接関与するということではありませんが、助成の要件に該当しない等の事由が認められた場合は指導等も行っていく必要があるというふうに考えているところであります。
質問 5番 東海林繁幸
非常に心配しているのです。まず、不十分な説明資料と言いましたけれども、わかったのは牛の飼っている頭数だけだったです。財政状況も報告なし。少なくても9月4日ですから、7月分ぐらいは財政状況を取りまとめているでしょう。それも把握していなかったのですか、町は。それと、その後のことのやりとりでわかったのだけれども、これは町側からでなく仲間の議員から情報を得たのですが、4日の日の委員会で8月末で職員が全員やめたということがそこでわかったのです。そういった大変な状況にあることも説明にはなかったのです。私は、どうもそんなところに町の指導力というか、不十分だなと思うのです。だって4月から営業始めたとして、少なくても7月分くらいの財政運営状況がわかっていなければならないでしょう。それが全然資料として出てこない。こういったことについて、私は聞かれたので、町民の人にも知らせたのだけれども、1億円やって大丈夫なのかと、そういう心配している人がたくさんいました。早く何とか町のほうでいろんな面で解決してやらないと、人事管理もできないような会社ではどうしようもないのではないかという、私もそう思います。少なくてもその件についてきちっと代表者に町の立場でこうせよという指導をしているのかどうか、その辺も含めて今後のこの企業に対して町のかかわり方をもう少し具体的に教えてください。最後のところに助成の要件に該当していない等の事由が認められた場合に限りと言っていますけれども、これではできないのですか。指導を行う必要があると考えていますというのだけれども、助成要件に該当しないなどの事由が認められた場合に限りという、この限り方の中に今の状況が入っているのかいないのか、その辺ちょっと伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、今回ドリームジャンボファームの助成を行ったわけでありますけれども、基本的には牧場を経営している株式会社デイリーソウルにおきましては、これまで大変ご苦労されてTMRセンターを立ち上げ、立派に運営をされてきている実績もございますし、それから研修農場として岩手の牧場を買い取って、そこを新規就農にも結びつけていただいたりとか、そういった実績のある、しっかりとした一定の経営力のある企業だというふうに私は基本的な認識をまず持っているということを申し上げたいと思います。その上で、議員の皆さんご承知のとおり現在常勤の責任ある立場の場長を含めたスタッフがいない状況の中、農協一体で今それも体制構築に向けて努力をしているさなかだというふうな認識をしています。外国人の研修生も1年間の稼働実績があるということがなければ受け入れられないというような中で、この4月からの稼働で直ちにそういった人を雇うということもかなわないということで、ご苦労されているかなというふうには思っています。ただ、私どもとして全く経営状況について認識していないということではなくて、一定の運営に関する状況としては決して悪くないというふうに認識を持っております。今後に向けてということでありますけれども、明らかに今町の企業立地促進条例における助成要件としては5名の常勤職員の採用ということが条件としてありますので、今そこに至っていないということについては認識として持っております。こういった改善に向けて先般も社長である組合長ともちょっとお話をさせていただきましたけれども、今その体制構築に向けて努力をされているということでのお話を伺っており、今後に向けてその推移を当面見ていきたいというふうに考えております。なかなか町としても実際の経営の指導ということにできるかというと、そこはやはり営農のプロである農協の職員等には当然及ばないところがあります。ただ、そういった経営状況に関する情報の提供なんかもいただきながら、できる支援等があれば行っていくように考えていきたいというふうに思っているところであります。
答弁 総務課参事 笹原等(総務課参事は2022年6月まで)
私のほうから何点か補足ということでお話しさせていただきたいと思いますが、まず現状で補助事業者からの財政状況等の聴取をしていないのかというところでございますけれども、補助制度に基づきまして決算状況、収支状況等の報告を求めているものはございませんので、現状でいただいているものはないと。ただ、今回こういったような状況がわかりましたので、原課のほうを通じて適宜必要に応じて聴取していくことが必要かなというふうに考えています。それともう一点、助成の要件に該当していない等の事由が認められた場合というところの解釈でありますけれども、今回この条例の補助の要件といたしましては、一定の投資額、新規事業であれば3,000万円以上というような投資額、それから雇用する人数が5人以上というような要件がございますので、こういったところでこの要件に合致していないというような状況になれば、そういった部分で指導といいますか、助言等ができるかなと思いますけれども、先ほどの町長の答弁とも重複するかもしれませんが、今の状況でいいますと雇用者の確保ができていないというようなところでございますので、そういった部分で、経営に関してというところはなかなか難しいところはありますけれども、雇用者の確保という点について助言ができるのかなというところで考えております。
再々質問 5番 東海林繁幸
もう再々質問でやらないで終わろうと思っていたのだけれども、だんだん矛盾してきているのです。町長は、当事者である会社の代表者が組合長であって、経営状況等についても職員管理についても自主的に対策をとって努力しているという言い方をしているけれども、そんなことで1億円生かされるのか。心配しているのは、例えば町に営農指導の能力がないから、それは組合のほうが本職でしょうといったところで組合の職員が組合長に文句言えるの。言えないでしょう。現実的にもう少し対応を考えてください。それと、財政状況が報告するまでのことになっていないということで、しかし状況としてこれからはやろうというのだけれども、1億円も助成しておいて財政状況がどうであるか町が把握できないというばかな話はないでしょう。それ自分のお金でないから言うのかな。町のお金だから、なくなっても仕方がないや、まさかそんなことは考えないでしょうけれども、しかし我々にとっても一人一人の町民にとっても大切な町のお金をよかれと思って助成したことが効果を出していないということになれば、これは心配するのは当たり前でしょう。それを説明できるように町が対応しないとまずいと思うのです。ですから、今後どこまでこの企業の発展のために町がかかわっていけるのか。自主的にやれやれといったって、努力していますといったって、例えば職員管理にしたって、やめた4人、5人以上と言っていて4人しかいなかったよね。やっぱり全員がやめるといったら異常な状況が想定されるわけで、これは幾ら公募したからって集まる問題ではないでしょう。逆に原因が何なのかを調べて、その原因を取り除いてやって初めて新たな職員が来てもらえる環境ができ上がらないと、内容的に変わらない人が幾ら努力したって、これは難しいと思う。だからこそ町もそういったときに応援してやるような、そんな姿勢があってもいいのかなというふうに私は思ったのです。そこら辺のもう少し具体的に町としてこれからこうしてやればいいと思うのだというところをちょっと二、三あれば、お知らせいただいたら終わりにしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、ドリームジャンボファーム、この名称にあるとおり本町、基幹産業を酪農とするこの町にとって、その町を未来につなぐ本当に夢を託す農場だと。中頓別町で初めてのメガファーム。これは、今できた施設をさらに将来は同規模の増設も考えておりますし、町としても哺育育成センターの建設をあわせてやっていこうと、そういうまさに基幹産業である酪農の未来をつなぐ大事な拠点だという認識を持っておりまして、全くこれに関して無責任な立場にあるという認識は持っておりません。これは一法人ということではなくて町、農業者全体の問題という認識も持っておりますので、町としてもまずしっかりとした当事者意識は持っていきたいというふうに思います。その中で町としての役割は改めてしっかり考えて、法人とともにこの事業を成功させるように向かっていきたいと、そのように取り組んでいかなければならないというふうな認識を申し上げたいと思います。具体的なところというのは、私のほうでは大変申しわけありませんけれども、今持ち合わせておりませんから、課長のほうから補足があればというふうに思いますけれども、議員も決して、そういう未来ある可能性に向かっての温かいご助言だというふうに思っておりますので、そのことを踏まえた対応を図りたいというふうに思います。
答弁 産業課長 平中敏志
ドリームジャンボの特に雇用の部分の関係で、募集の関係についてちょっと補足をさせていただきますが、会社のほうではハローワークに募集広告を出したりとか北海道の農業担い手センターのほうに問い合わせをするなどの対応をしているということではございます。そこだけに限らず私どもといたしましても、特に農業、酪農関係の新規就農の部分も含めてですが、そういう就農フェアの段階で、新規就農希望者だけではなくて酪農ヘルパーだとか法人での従業員だとか農場での従業員、そういう方も募集をしていくという中の一つとして今回のドリームジャンボファームの雇用者の募集についても積極的に進めていきたいと考えてございまして、今月末には札幌でそういうフェアが開催されます。そこには私たちの職員も参加して、一緒に募集をしていきたいと考えてございますし、本州にある農業高校のほうにも今声をかけさせていただいて、就農の部分と一環として法人での従業員だとかヘルパーからの就農を目指すという方についてのそういう募集も今後力を入れていきたいと思っておりますので、その中で募集なり雇用者の確保というものに支援をしていきたいというふうに考えてございます。
再々質問 5番 東海林繁幸
以上で終わりますが、問題は雇用すればいいという問題ではないということを言っているのです。雇用した人がまたやめていくのなら何もならないのだから、そういう意味では原因を逆に町のほうで指導していくと。なぜそうなったのか。そうならないような指導を町はすべきでないかということを言いたかったわけですから、誤解のないようにしてください。以上で終わります。