中頓別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月9日
反省点などについて
2019年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「反省点などについて」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 笹原等、建設課長 土屋順一が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課参事 笹原等、建設課長 土屋順一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
受け付け番号3番、議席番号4番、宮崎です。私の一般質問の1問目は、小林町政の成果と課題、反省はと題して伺いたいと思います。小林町長は、この4年間で一定の成果を得られたとのことから再選を目指し、4月に実施される町長選への出馬を表明されました。改めてこれまでの成果や課題、反省点などについて伺います。また、特に以下の点については、多くの町民からその成果を疑問視されていると思われるため、重点的にお答えいただきたいと思います。6次産業化について。なかとん牛乳は町外でもPRが行われており、露出の機会もふえているようでありますが、町内への経済効果にはつながっているのか。ワイン醸造用のブドウ栽培については、大々的に予算化されスタートが切られたものの、その現状、将来性については多くの町民にとって非常に不透明なものとなっており、納得できる説明が必要です。観光については、一般社団法人なかとんべつ観光まちづくりビューローという新組織の設立は実現したが、1月に観光開発から温泉経営を引き継いだ途端、当月いっぱいで食事の提供ができなくなり、数カ月先の予約も断っていたようでありますが、宿泊者の朝食すらまともに用意できない状況なのでしょうか。4年前に町長が公約した今までよりも便利な公共交通がライドシェアなのかという印象からか、総合計画の外部評価委員からも厳しい指摘を受けているようでありますが、交通網の整った都市へ定期運行する交通の仕組みなどは検討されておられるのか。また、大きなミスや処分が相次いでいる行政組織の立て直し等についてはいかがでしょうか。平成29年第2回定例会で星川議員より質問のあった台湾との国際交流ですが、そのときの答弁で今後の見通しについて本町にとって有益と見込まれる事業展開ができれば進めていきたいと言われていますが、その後どうなっているのかお伺いします。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。この4年間は、地方創生総合戦略を基本にこの町を未来の子供たちにしっかりと引き継いでいくため、人口減少に立ち向かい、挑戦し続けなければならないと考えてきました。子ども・子育て支援や教育などある程度の成果の見えるものもありますが、これからの取り組みが重要になるものが多いと思っています。課題は、若い世代の増加につながる雇用機会の確保であり、結婚や子供の出生数の増加につながるような取り組みを重ねていかなければならないと思っています。町民の中に未来志向でまちづくりに取り組む機運と期待感が広がる、そうした進め方も大切だと感じているところです。なかとん牛乳は、町内での販売を基本としておりますが、1月から札幌駅内にあるどさんこプラザで試験販売を開始したほか、宗谷ショク×タビフェア等のイベント等でも販売をしています。平成30年度1月末までの町内商店等の販売額は約189万6,000円となっておりますが、経済効果や採算性という視点だけでなく、町をPRする特産として重要な役割を有していることから、今後も継続していくべき事業というふうに認識をしております。醸造用ブドウの試験栽培は、平成30年度は松音知地区で実施しており、低温等の影響で生育の停滞は見られたものの、おおむね順調に生育しているものと認識しております。今後は、地域おこし協力隊制度を活用して担当職員を配置し、栽培技術の習得や本町に適した品種の選定及び栽培方法の確立を進め、栽培面積の拡大も視野に、中長期的にじっくりと取り組んでいく必要があると考えております。なかとんべつ観光まちづくりビューローの運営では、指定管理業務を開始後、一部の従業員から退職の意向が示されたことから、ピンネシリ温泉の食事提供サービス等の業務を一部休止せざるを得ない状況となりました。できるだけ早期に通常営業が可能となるよう理事会で協議をされており、新たな調理スタッフ等の確保に全力を注いでいる状況であります。先ほど申し上げましたとおり、料理長については既に確保して、4月1日からの再開ということの予定で今は進んでおります。ライドシェア事業は、ボランティアドライバーに協力をしていただき、移動を必要とする方の輸送が確保されているだけでなく、この取り組みを通じたソーシャルキャピタル、人と人とのつながりの醸成など成果も見られるところです。都市部へのアクセスに関しましては、できるだけ新たな費用負担を生じさせないよう小頓別での都市間バスへの接続を意識するなど、既存の交通資源を活用した仕組みづくりを検討していきます。行政組織の立て直しでは、職員の世代交代が進んでいる中、事前にミスを回避できるように業務のリスト化やマニュアル化を進めてきています。また、人事評価による面談での聞き取りでも問題点などの洗い出しも行っており、必要に応じて個人面談の追加も実施してきています。新規採用の職員に関しては、早期に内部研修を実施することも検討しているところです。中華大学とは、平成31年度もインターンシップ事業を実施したいとの意向を受けています。台湾から着任した地域おこし協力隊員を含め、インバウンド観光を目指した体制づくりを検討していくべきと考えております。あわせて観光部門だけではなく、教育や文化等の分野で国際交流という観点から、町民との交流にも広がることが期待できるというふうに考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
まず、なかとん牛乳についてなのですけれども、先ほどもお話がありましたけれども、簡単に言うと採算性というところなんかは難しいというようなお答えになるかと思います。これは以前からそういうお話はありましたけれども、私も採算性であるとかという部分とか町内での販売がどうこうというようなことを今さら聞いているわけではなくて、まさに今町長にご答弁いただいたお答えにあるように、なかとん牛乳を通して中頓別町をPRしているということにおいて町外から町内への経済効果についてはどのように分析をされているのか。町民の皆さんが実感できるような部分というのが町外からの経済効果についてあるのかどうかというところを再度伺いたいと思います。それと、ワイン醸造用のブドウ栽培については、今年度についてはおおむね順調というお答えになるかと思いますが、この点は前年度の反省などが生かされているのか。今の場所の土壌改良であるとか、また1年目に植えたものの中でこの2年目も継続して生育している苗木なんかはあるのか、こういったことについて再度伺いたいと思います。それと、観光に対するご答弁については、印象としてはどうも去っていった方々にこれまでのお話を聞いていると責任を押しつけているように私は感じます。特に温泉経営の今のふがいない状況については、昨日も常任委員会で議論される中でもお話がありましたけれども、全員が継続して働いてくれるという意思を示していたということなのですけれども、結果を見れば本当はやっぱりそうではなかったのだということは明らかだと思います。それを見抜けないことのほうが問題でしょうし、それ以前にさまざまな理由で職員が急におやめになるということはどこの世界でもあり得るわけですし、今後もあると思います。一体そのときビューローはどう責任をとるのかというのが今回問われたのではないかなというふうに思いますが、実際どうだったかというところでいくと、私は最悪の選択をしてしまったのではないかなというふうに思います。簡単に言うと、一時的に食事の提供をやめてしまったということ。やめるとかできないとかお断りするというのは、これは商売において一番損をすることになるのです。例えば今年度中頓別町は、逆にその恩恵を受けている部分もあるかなと思います。スキー場です。先ほど教育長の執行方針の中でもありましたけれども、もちろんリフトやトイレなどが新しくなったこともあるとは思うのですけれども、近隣のスキー場で起きたリフトであるとか雪の問題で利用者数がふえた部分もあったというふうに思います。逆にピンネシリ温泉の状況については、近隣の宿泊施設にもしかしたら喜ばれているかもしれない。非常に不名誉なことではあるのですけれども、ではこれは町長が以前私質問したときに将来的に目指したいという民業というものの中で、例えば中小企業とか零細企業の経営者だったら、この場合どう責任をとっただろうかなというふうに考えると、私でもそうすると思うのですけれども、できるだけクオリティーを落とさないようにみずからでも食事の用意をすると思います。お米を炊いて、おみそ汁をつくって、卵とベーコンとソーセージを焼いて、ノリや納豆や出せる方というのは、例えば今のビューローの従業員の方でもできる方というのはたくさんいらっしゃるのではないかなというふうに思うのです。なぜ誰も動員できなかったのか。せっかく1つになったのに、そのメリットはどこにあるのかというふうに感じてしまいます。実際工事関係者の方々が宿泊をされているわけですけれども、皆さん今の現状、パンであるとかお弁当だけでは力は出ないのではないですか。こういう状況なので、新規の予約については素泊まりを提案するというのは、これはいたし方ないというふうに言えるかもしれませんけれども、ただそれ以前から泊まっていただいている方々に関しては同等のサービスを提供すると。正直そういうプライドもないのに町の評判を左右するような施設の運営は、私はするべきではないというふうに思いますし、責任をとれない人が経営者になってはいけないと思います。だって、町長は、代表理事ということですけれども、ご飯炊きに行く余裕なんてないと思うのです。ですから、このビューローが責任をとれる組織なのかというところを改めて観光については伺いたいと思います。それと、ライドシェアについて、先ほど東海林議員の質問の中でもありました。多分主に費用対効果というところで、特にこの利用者数の少なさとかに厳しい指摘があるのだと思うのです。ただ、私もライドシェアは一つの交通手段であって、少ないながらもニーズがあることに変わりはないというふうに思っています。この点これまでの利用者数等の推移であるとか、今年度の状況であるとか、前年度の比較について改めて伺いたいなというふうに思います。それと、再質問の最後になりますけれども、行政組織の立て直しについては、業務のリスト化であるとかマニュアル化というようなことを挙げておられますけれども、これは取り組んでこられたのではないかなと思うのですけれども、これでミスというのはなくなったり、減ったりしてきたのですか。私は、細かいことをいつも言いますけれども、例えば行政が出す文書については、日付の間違いであるとか誤字脱字の類いというのが今もやっぱり多過ぎるのではないかなというふうに思っています。この定例会初日の3月4日も条例の新設であるとか改正というのが当然あったわけなのですけれども、これは平成元年からだと思うのです。「や」、「ゆ」、「よ」、「つ」という例えば大きい文字と小さい文字がある文字、それまでは条例等の中では何々であってとか小さく私たち一般的に使う文字を大きいまま表記していたのです。これが平成元年から一般的な文字に変えましょうということで小さい文字を使うようになってきたのだけれども、多分4日のときもあったと思うのだけれども、何々であってとか何々にとってとかというその小さい「つ」があったり、大きい「つ」のままだったり、1つの条例の中でも入り乱れているようなところもある。こういうところで一字一句チェックされていないのではないかなというところを町長にもこれまでも何度もお話ししてきていますけれども、このチェック体制というのは改めてどうお考えになっているのか。それと、近年の社会人採用というものが再開されたような、改めて始まったときからになるかなと思いますけれども、それまでは若い方の退職というのはすごく少なかったのではないかなと思うのです。ただ、それから数名ここまで退職、若い方で早くにおやめになっている方が出てきている。中頓別町行政には人を育てるということそのものにちょっと問題があるのではないかなというふうにも感じておりますので、この点も見解等あればお答えいただきたいというふうに思います。
答弁 町長 小林生吉
項目がたくさんあるので、もし漏れていれば指摘してください。まず、なかとん牛乳のPR効果、それに伴う外部からの経済的な波及効果というところのお話でしたけれども、端的に今現在それが大きく見込めるというような状況にはないかなというふうには思います。ただ、こういうものがあるということで来訪者がふえたりとか、関連する中頓別町の今正直そんなにたくさん特産品と言えるものがあるわけではありませんけれども、そういうものが一緒に並んで、買ってもらえるとか、そういう状況が今後つくられていくことを目指していきたいというふうに思います。それと、これは後で補足があれば説明してもらいたいと思いますけれども、ワインの前年度結果的には全滅、1年目の苗はこれは苗を定植させる時期の問題とか、その後の天候の問題とか、あと土壌のつくり方の問題とかがあったということもあって、新たな試験圃場についてはそういった問題をクリアできるようにということで選定をして、現在のところに変わったというふうに思います。本当に実がなるまで数年かかる作物でもあり、早霜、遅霜の問題があって、そういった天候を乗り越えていけるのかとかということをしっかり見ていかなければならないというふうに思います。できるだけ費用をかけずに、大事に実験を継続していきたいという考え方であります。それと、観光に関するご指摘は、本当に議員のおっしゃることについては弁解の余地がないところが多々あるというふうに私も思っています。私自身が代表理事になるということにおいては、新しい法人が軌道に乗るまではみずから責任をとって立っていかなければならないという思いであります。そんな中で、今回のような事態になった際の対応として、大変申しわけないけれども、私が朝食の準備や夕食のお膳のところまで行って対応するということにはさすがにならないというふうに思っていますが、問題が生じたときにそれに対してどう対処解決できるかということに対しての責任は、やはり私にあるというふうに思っていて、2月、3月の対応についてそれが果たせなかったと。結果としては、食事の提供を中止するという結果を判断したということになるわけでありまして、その適否、それが不適であるというご指摘については、まさにそれは私の責任だというふうに思っています。ただ、その中でスタッフにも最善を尽くしてもらったのかなというふうに考えておりますし、改めてこういうスタッフが不在時どうするかという、そういう危機管理的な問題も必要だというふうな認識は新たにしたところでありまして、今後の運営においてその反省を最大限生かしていくという以外にこの責任のとりようはないというふうに思っておりまして、それに向かってしっかり果たしていくように努めたいというふうに思っております。ライドシェアについては、利用数が少ないという評価について、それはいろんな見方があるのかなというふうには思いますけれども、先ほども東海林議員の質問で申し上げましたけれども、ボランティアドライバーの方たちが800回を超える乗車機会を持って、高齢者を中心とした方の足となって動いたということは、私は大変な成果なのではないかというふうに思っています。本当はこのライドシェアも含めて地域の公共交通の全体の見直しをこの任期の中で果たせれば一番よかったのかなというふうには思っていますけれども、ご承知と思いますけれども、思いがけない事態として、ここのバス路線が国費補助の対象外になるということに至りました。このままこれを継続すれば、町のバス路線の負担が倍増するというような大変な事態に至って、それに向けてどう対処していくべきなのかということで、改めてさまざまな検討を今しているところであります。なかなかそれをお示しする状況にまだないところではありますけれども、一定の今年度の調査の中でもそれらを検討していく資料としては整理ができているかなというふうに思います。ただ、単町だけ、うちの町だけの事情で決められない問題でもありますので、沿線との協議を私どもの町は私どもの町の住民のニーズ、必要を最大限に応えられるような、そういう交通体系を地域公共交通のあり方を提示できるように取り組んでいきたいというふうに思います。推移や状況については、後で担当参事のほうから説明をしてもらいたいと思います。それと、行政組織の関係でありますけれども、組織として取り組むこと、それとシステムとして取り組めること等があるかなというふうに思います。先ほど言った条例審査のような重要な例規類に関しては、システムのほうでもチェックができるような体制にはなっていて、それらは十分に活用していきたいというふうに思います。文書の誤字脱字等については、どうしても今職員数が少なくなって、組織がフラットになっているので、担当者が起案したものを課長が決裁するというような、重要なものはもちろん副町長や私のところにも上がってくるのですけれども、正直誤字脱字のチェックまで私どものほうでするというようなことはなかなか難しいところがあるというふうに思います。これは、日常的に気をつける以外に解決ができない問題でもあるので、改めてそういった問題を根絶できるように職員等の中の意識の統一を図っていきたいというふうに思います。それと、若い人の退職が本町でも起こるようになったということです。これは、うちだけではなくて、近隣の市町村においても非常に多く、非常にというか、多く起こってきている最近の傾向で、本町もそういうケースが生まれるようになってきたというふうに思っています。若い人の価値観とか働き方に対する意識の変化もあって退職される分については、これはある意味仕方ないところがあるかもしれませんけれども、本町の中では業務に対して行き詰まってというようなケースにおいての最終的に退職というようなことも起こっています。これは、私としても大変残念だったことだというふうに思っていて、深く反省しているところです。おっしゃるとおり、人を育てるということにおける今の役場組織に力がないのではないかというご指摘、問題があるのではないかというご指摘については、否定をしがたいところがあるかなというふうにも思います。長く十数年にわたって職員を採用してこなかったという中で、先輩が後輩を育てるというような経験をしないままそれらの先輩がもう既に管理職相当になって重要な任務をたくさん担うという中で、十分に若い職員を育てるために時間を割けてこられなかったと、あるいはそういう仕組みを欠いてきたという事実はあるというふうに思います。ただ、それらについても今改善を図れるようにしていますし、何よりも若い職員が一生懸命頑張ってくれているというふうに思っておりまして、先輩職員から若い職員まで一体となって、組織の改善に取り組むということを私としてはその方向に向かって今しっかり動けているのではないかというふうに思っておりまして、その成果を認めていただけるような、ちょっと時間がかかるかもしれませんけれども、そこに向かっていきたいというふうに思っています。
答弁 総務課参事 笹原等(総務課参事は2022年6月まで)
私のほうからライドシェアの利用状況の推移ということに関しましてご説明させていただきたいと思いますが、この間見ていますと夏場と冬場で利用状況に大きく差がありまして、やはり夏場は自分で運転をしたり、歩いていったりということで利用状況が下がると。逆に冬場に関しましては、危険だということで利用がふえるというような傾向があります。この間、平成28年8月24日から実証実験が開始しているわけでありますけれども、1月の下旬の時点で集計した結果といたしましては、トータルで土日も含めての日数になります。880日ほどありまして、その間840回ほどありました。平均しますと1日1件弱というような利用状況でありますけれども、議員がおっしゃったとおり、利用回数の多寡ということではなくて、これを利用していただいているというようなことが現状でも継続しているということが重要なのかなというふうに考えております。
再々質問 4番 宮崎泰宗
再々質問からということになりましたので、させていただきたいなと思うのですけれども、再質問のほうでは基本的なところは漏れなくお答えをいただきましたので、再度1点ほどお伺いできればなと思うのですけれども、観光の関係で先日観光協会の理事会が3月5日でしたか、あったものですから、その中でビューローとのかかわりについてもお話が出まして、これまで管内の観光連盟であるとか道の観光連盟であるとかというところには、観光協会が町の観光に関する代表というような形で加盟をしてきて、負担金というのを負担してきたわけなのですけれども、今後については私はこれはビューローの役割になるのではないかなと思うのですけれども、現時点ではビューローのほうでは加盟したり、負担するということはしないと。加盟するなら観光協会のほうで加盟して、負担をしてほしいというようなことを言われているというようなお話があったかなというふうに思います。この点今後どうされるのか確認をさせていただきたいなというところと、観光協会は12月まで道の駅なり、コテージの運営をしてきました。そういう中で、認識としては不当に減益をこうむった部分があるのではないかという認識があるということも話として出ていました。例えばビューローにかわっていく中でコテージを休業せざるを得なかったりとか、ほかにも恐らく細かく言ったらあると思うのですけれども、こういったところへの観光協会の対応というのはどのようにお考えになっているのか、この点だけ再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
観光協会からビューローへの引き継ぎの関係については、基本的には観光協会の意向を最大限尊重するという考え方を一貫してとっています。それで、ビューロー側としてというか、町としてもこれは先ほど言ったような連盟について両団体が入るということは必要ないだろうというふうに思っておりまして、観光部門、今観光協会といってもイベントを中心に残られるところであるので、そういった管内の加盟関係もビューロー側に移行していただけるのであれば、そのように進めていくのが望ましいのではないかというふうな考え方を持っています。あと、もう一点のほうは、ビューローへの移行等にかかわらずコテージの改修をしたことに伴って休業という部分であります。これに伴う観光協会が不利益なところが生じるというようなことがあれば、それはそうならないように決算等においてしっかり処理できるように協議をさせていただきたいというふうに思っています。
再々質問 4番 宮崎泰宗
今観光について再度お答えをいただきましたけれども、こういう形になったのはしようがないというか、これでやっていくしかないわけですから、いろんな団体同士で連携をとりながら、今後について話を詰めていっていただきたいなというふうに思います。それでは、私の2問目、町営住宅の入居者に対する除排雪の強要についてということでお伺いをしたいと思います。大きなミスや職員の不祥事を連発させている本町行政がまたしても町民の怒りを買ってしまいました。特にあかね拡充団地においては、入居に際し屋根の雪おろし等は必要ない設計であることを売りにしてきたからです。1月28日付で町営住宅入居者宛てに役場から驚愕の文書が送りつけられました。屋根の雪おろし等を怠って住宅に損害が生じた場合は入居者の負担になるため、自己責任で除排雪を行うようにという趣旨でありますが、責任の所在は法令等に基づいているのでしょうか。実際この文書を目にして、大変な思いをしながら屋根の雪おろしを行った高齢者もいらっしゃるようですが、雪害による死亡事故の最多原因が雪おろしであるということはご存じでしょうか。また、同文書は、町長名で建設課から出されたものでありますが、同時期には同課による家賃更新の面談が行われていたのに、なぜ口頭で伝えなかったのか。ことしは、昨年の半分にも満たない積雪の影響で、落雪よりも凍結の被害が多発しており、過失があればそれこそがまさに自己負担になるかと思いますが、なぜそのような注意は促さず、突然このような文書を送りつけたのか。中には自分のところへは届いていないという入居者もいるようですが、町営住宅全戸に配付されたのでしょうか。文書を配る暇があるなら、雪庇ぐらい落として回れるのではないでしょうか。文書の中身についても中頓別町役場お得意の誤字脱字は相も変わらず、自身では除排雪が困難な方々に対し、命の危険や損害賠償、自費を強要するような失礼な内容と言えるのではないでしょうか。多くの町民の声を代弁し、町長に対して私からは当該文書の撤回と謝罪、業者や4月以降軒並み給料が上がる行政関係者総出で町営住宅等の除排雪を行うなど、税の有意義な活用を要求します。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。当町における町営住宅等については、それぞれ設置及び管理に関する条例並びに施行規則があり、その規定に基づき適切な管理等を進めてきているところです。今回送付させていただいた文書は、各条例に定められております入居者による住宅の維持管理のあり方と昨年の大雪で雪庇、落雪による公営住宅屋根の破損が多かったことに対し議会からも入居者の適切な管理を促すべきとのご意見もいただいたことから、入居者の方にお願いする趣旨で送付させていただきました。家賃面談時で説明しなかった点と通知範囲が不明確だった点については、反省するところであります。これまでも除雪や周辺の環境維持の除草に関するお願い文を適時通知してきておりますが、このたびの通知文も同様に入居者としての住宅の維持管理をお願いするものであり、損害賠償等を強要する意図を持って通知したものではないことをご理解いただきたいと思います。今後は、入居者の方に実施してもらう住宅管理の範囲を明確にした上で協力をお願いするとともに、それが困難な入居者への支援等もあわせてお知らせし、入居者の皆さんには適切な内容が通知されるよう努めてまいりたいというふうに考えております。
再々質問 4番 宮崎泰宗
まず、ご答弁の中で町営住宅の管理制度に基づいてということなのですけれども、恐らくこれは主に中頓別町営住宅の設置及び管理に関する条例の第19条から第20条ぐらいまでのことをおっしゃっているのではないかなというふうに思います。確かに曖昧な部分があるのですけれども、文言的には厳しく定められているというような印象も受けます、これを読むと。ただ、除排雪ということに関しては、明確な基準は定められているのでしょうか。例えばどういう状況だったら入居者の責任になるのか、ならないかとかと。それはさすがにないのではないかなと思うのですけれども、ましてやあかね拡充団地においては、無落雪の設計であるとのふれ込みで皆さん入居されてきているわけですから、ここで私は屋根の雪おろしの責任を問うことはできないというふうに思うのですけれども、そうでないとするならばあかね拡充団地建設当初から一部で指摘をされてきた本当に無落雪でいけるのかという設計ミスというようなことを今になってお認めになるということなのか、この点についても再度伺いたいと思います。また、昨年の大雪で雪庇、落雪による公営住宅屋根の破損が多かったことに対し、議会からも入居者の適切な管理を促すべきとのご意見をいただいたことからというふうにあるのですけれども、私はこんなこと一言も言っていませんし、思ってもいません。ですから、議会の総意ということにはならないと思います。ほかの議員の方からこのような意見があったかもしれませんけれども、誤解を招くような答弁については私は撤回していただきたいというふうに思いました。根本的に私は命の危険を冒してまで入居者が除排雪を行わなければならないというような義務はないと思っておりますので。では、こういう文書が来たからということで屋根の雪おろしをしましたと。屋根から落ちてけがしました。生き埋めになって命を落としましたと。誰が責任をとってくれるのですか。また、例えば高齢であるとか体が不自由であって頼める人もいないからと諦めていたら、屋根から雪の氷が落ちて誰かがけがしたり、命を落としたりした場合、これは誰の責任になると思いますか。また、住宅が破損したら自分で負担しなければならないというふうに感じて、無理をして雪庇を落として、それによって通行人を傷つけたりした場合は誰の責任になるのか。町の制度としてできる範囲で管理をお願いする必要があるということは当然わかっていますけれども、私が伺っているのはこういう場合の責任の所在について法令等を熟知した上で除排雪を要求されたのかなということを伺っておりますので、これについても再度お答え願いたいと思います。それと、通知範囲が不明確だったというふうにもあるのですけれども、文書のほうでは町営住宅入居者各位と、これはこれで明確になっているのではないかなと思いますけれども、このご答弁の雰囲気からすると実は町営住宅全戸に配付したわけではないというような印象を受けるのですけれども、例えばもしそうだとしたらなぜその範囲をお答えにならないのか。また、もしそうだとしたら、全戸ではないのになぜ町営住宅としたのか。だとすればなぜ配付されていない町営住宅があるのか。これらの点について再度伺います。
答弁 町長 小林生吉
まず、2点目のご質問からお答えしたいと思いますけれども、決して危険を承知でというか、危険が伴うような管理を求めるということではないと。そこはそのとおりだと思います。ただ、その基準が個々の住宅の形状とかいろいろあるので、一概に線引きできないところはあると思いますけれども、そのあたりは今後住宅の個々の状況なんかをしっかり踏まえた上で、入居者と明確にできるような運用をしていかなければならないかなというふうに思います。いずれにしましても、危険を冒してまでもやってくださいという趣旨を求めたものではないので、そのような誤解がもし生じるのであれば、それを解消できるように努める必要があるかなというふうに思います。住宅の管理についてこれを機会に近隣市町村の取り扱いも担当のほうで調べてもらいましたが、結構町村ごとにその対応範囲もまちまちだということが今回よくわかりました。その中で、まさか2階の屋根にまで上がって落としてくれというようなことを求めているということではありませんので、そういう明確なところは明確にお示しできると思いますけれども、わかりづらいところも個々の状況に対応した考え方に立ってやっていきたいなというふうに思います。1点目に関して、無落雪住宅の上に乗ってということでなく、張り出した雪庇の部分とか下から手の届く範囲での雪落としをということで、無落雪住宅の上の雪を落とさないと壊れるということを言っているのではなく、多分ひさしとして出ている部分とか、そういう部分の話だと思いますので、そこの上に上がれと、上がってほしいということを求めているのではないのかなというふうに思います。その辺も1点目と重なりますけれども、その箇所ごとに十分伝わるような配慮を今後していきたいというふうに思います。あと、通知範囲なのですけれども、私も確認が甘かったのですけれども、全公営住宅でなかったということでありました。この基準も聞くと若干曖昧なところがあったのかなというふうに思うところでありまして、詳しくは担当のほうから説明をさせていただきたいと思います。
答弁 建設課長 土屋順一(建設課長は2023年6月まで)
配付範囲についてご説明いたします。実際に配らなかった団地については、ひまわり団地、すみれ団地、メモリアルハイツとなりますが、基準としては雪が落ちる屋根の形状については配付しないということにしておりました。
再々質問 4番 宮崎泰宗
私が質問しているような強い感じでの要求のようなことはされていないということはわかりました。町長にお答えいただきましたけれども、管理については線引きは難しいところもありますし、本当に自治体によっても、私もいろいろ見たりもしましたけれども、対応はまちまちだなというふうに感じています。ただ、中頓別町はやっぱりこれだけ人口の少ないコンパクトな町ですから、この町は町営住宅に住む高齢者の屋根の雪おろしもしてあげられない町なのかなというふうにこの文書を見て感じたところもありますし、これについては私は町を主体として実施していってもいいのではないかなというふうに感じます。雪は、基本的にはさわらないでいる部分については自然物ですから、雪そのものが対応が難しいところもあるわけですけれども、この点について今後町営住宅の屋根の雪おろし等を例えば雪の多かった前年度ですか、この裏の西団地の高齢者の方々の住宅について役場の方々総出でやっておられて、すばらしいなと思ったのですけれども、今後4月以降我々の報酬というのは軒並み、最初の質問にもありますけれども、上がっていきます。自分たちの給料だけ上げて、そういう住民サービスはできないのかというふうに私は思われるような町であってはいけないと思いますので、私もぜひ皆さんでやるということであれば除排雪に参加したいなと思います。町長も一緒になって、職員なり、行政関係者全員で、最初の質問にありますけれども、やってもいいかなというふうに思います、危険のない範囲で。危険なところについては、プロの業者さんに頼んだほうがいいと思いますので、この点今後の考え方について再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
今回の通知文書を改めて見返したときに、除雪対応が難しい場合についてはご相談くださいというような添え書きがあったりとか、そういう配慮はあることが望ましかったのかなというふうに印象を持っています。いずれにしましても、この豪雪の中頓別町において高齢になっても安心して住み続けられるということが何よりも大切なことだというふうに思っております。そういう意味で、通常一般的に管理できるところはやはり居住者が管理すべきだという考え方は踏襲しつつも、それが困難な方に対するサービスというものをより充実させていく必要があるかなというふうに思います。社協を中心に除雪のサービスの取り組みをしているところではありますけれども、これで十分かどうかということの検証も含めて、そういう困難にしっかり向き合って、解消していけるまちづくりができるようにやっていきたいと思います。給料のお話はいろいろありますけれども、これはもとに戻ったというふうに私は思っておりまして、それまで職員の部分についてはその間ずっと引き下げられた給料で我慢して、それを減らされた分を戻せと言っているわけでは決してありませんので、そこはぜひ上がった、上がったというところはもとに戻ったというふうなご理解をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
再々質問 4番 宮崎泰宗
報酬のお話は、この後星川議員が質問されることになっていますので、そのときまた議論していただければいいのではないかなと思いますけれども、確かに上がったのは上がったのだと思うのだけれども、戻ったといえば戻った、それもそうだと思います。ただ、戻ったとしたら、管内でいえば人口のことを考えたら、人口割でいったらかなり高くなったということになると思いますので、そういうことをするわけだから、町長に今お答えいただきましたけれども、高齢になってもまだ施設等に入らずに町営住宅とかで自立して生活していけるような町であるべきだと思いますので、除排雪を大変高齢者の方々は心配されていますので、そういった住民サービスもしっかり同じように考えていただきたいなというふうにお願い申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。