みんなの議会

中頓別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日

議事録に件名の記載なし

2018年12月12日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が質問し、町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 宮崎泰宗

それでは、2問目に移ります。寄附採納の基準は緩和されたということかということでお伺いします。今期に入り、本町行政は行政運営上必要であると判断し、行政側から譲渡を依頼するような物件に限り、土地や建物の寄附も受けているとのことでありましたが、先日新たな物件の寄附を受けようと議会に説明があった元商店の土地、建物については、持ち主からの依頼に応える形で活用方法を後から考えたとのこと。その後寄附採納は行われたのでしょうか。協議の中で私はこれまでと話が違うと明確に反対の意を示したにもかかわらず、寄附を受けたとすればもともと議論の余地など持ち合わせていない案件だったということになりますが、同時に寄附採納の基準もぶれてしまったということになります。依頼を受けてから用途を考えるという前例をつくってしまった以上、寄附採納の基準は緩和されたと言わざるを得ませんが、そのように理解してよろしいでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

寄附採納の基準に関するご質問にお答えをしたいと思います。寄附採納の方法には、公衆用道路敷地のように町が必要として地権者に土地等の寄附をお願いするもの、また本件のとおり持ち主から寄附の申し出があり、町で必要と思われる場合は寄附採納を行うものの2種類の方法があります。いずれもその必要性を寄附採納審査会で審議するものであり、その審議の場で必要性を確認し、寄附を受ける、受けないを判断しているところです。本件に関しましては、平成30年6月5日開催の全員協議会で議員より、建物の中にあるもので使用できるものはよいけれども、明らかに必要ないものは本人に処分してもらうべき、寄附を受けるのは町の判断でよいが、なぜ寄附を受けたのかの理由づけを明らかにすべきとの2点についてのご指摘をいただいたということであります。寄附採納審議会でも、本物件を受けるに当たり、寄附を受領するに当たって建物内にある物品について町で使用しないものは申請者が処分することとの附帯意見をつけ、寄附を受領しているものです。現在申請関係者の引っ越しが終了し、町として必要とするもの、必要としないもの、自身で処分を行うもの、町民にリユースするものの大方の仕分けが完了しておりまして、申請者に必要のないもの等の処分を進めていただいています。このことから、所有権移転登記事務を進め、登記が完了次第、広報により寄附を受領した理由を町民にお知らせすることとしております。以上です。

質問 4番 宮崎泰宗

これまでも私は町に対する物件、本件のように主に不動産の寄附について何度も伺っているところなのですけれども、方法が2つにこのようにはっきり分かれているというのは知りませんでした。そのようなお答えはこれまでなかったかと思いますので、これは今回が初めてではないかなと思います。恐らくこれまでのお答えはこの2つがまざっているような内容だったと思うのですけれども、前者の公衆用道路敷地のように計画上どうしても必要ということであっても、ちょっとただではということになれば購入しようとしますよね。そういうことを伺っているのではなくて、町が全く今回のように想定をもともとしていない物件の寄附に対する考え方を伺ってきているところなのですけれども、それでは例えば今期の主な寄附物件については、この2つがあるとしたらどちらに当たるのか。例えば現在の定住促進住宅はいかがか、もとの信金住宅で、その後は南宗谷福祉会の持ち物から町に寄附されました。あとは、役場の裏の今車庫用地になっているところ。それと、病院の近くのもと町職員さんが持っていた土地。これら3点があったかなと思いますけれども、それぞれどれに当たるのか伺いたいと思います。また、後者のほうの方法とされる本件と同じような例というのはこの中にあるか、今期ほかにあったか。今期ないとしたら、過去にあった事例なんかでもいいので、店舗つきの建物というような物件の寄附というのがこれまであったかどうか伺いたいと思います。それと、最後のほうに広報により寄附を受領した理由を町民の皆さんにお知らせするという、これについては全員協議会の中でも出ていることですし、ぜひやっていただきたいと思うのですけれども、今後されると思うのですけれども、一体どのように説明をされるのか、その理由についてこの場でもぜひお答えをいただけたらなと思います。また、それはいいと思うのですけれども、理由をただお知らせするだけでは不十分ではないかなと思います。恐らく私は全員協議会のときにもこれは言ったと思うのですけれども、ですからこういった形でも寄附の申し出というのは可能ですから、このようにもてあます物件をお持ちの方はぜひ気軽に相談してくださいとか、こういうこともお知らせする中ではつけ加えていかなければならないと思いますけれども、これらの点、再度いかがでしょうか。

答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)

まず、お答えいたします。病院の横の土地の関係と、それから車庫のところでした。役場のすぐそばの車庫のところかなと思います。あともう一カ所、どこでしたか。(何事か呼ぶ者あり)

答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)

わかりました。まず、土地の部分に関しましては、これについては寄附の申し出がありまして、町として将来的に使用が見込まれるということを捉えてこれについては寄附を受けたものというふうに思っております。寄附採納審議会に私は出ていたわけではないので、その辺は詳しくはお答えできませんが、流れ的にはそういうふうになろうかと思います。あと、定住促進団地につきましては、町の方針というか、そういうものもありまして、それについては受け入れをしたと。受け入れをして、町民のために住宅を確保したいという意味合いでなかったかなというふうに思います。あと、理由をお知らせするということでお話をいただいておりました。これにつきましてはどのようなということですが、全員協議会でもお話ししたとおり、今のところの利活用の方法としましては、認知症カフェというか、そういうカフェの部分を町の市街地の真ん中でやりたいというふうな話をさせていただいておりました。これは、同様の部分で出していかなければならないかなというふうに考えております。あわせて、2階の部分の使用のほうにつきましても今の段階では総務課防災の部分の備品等を置きたいとか、車庫等の部分については花だる、今花だるは実は表のほうに出している状況で、シートをかけて何とか保管しているのですけれども、そういったものもそこに置ければというふうな形でお知らせをしていきたいというふうに思っています。たしか議員のほうでそのときに言われたのが、全部町のほうで寄附を受けるのであれば、受ければいいでしょうと、できないのであればしなければいいしというふうなお話もいただいたと思いますけれども、そのときにこちらのほうでもやっぱり必要性をしっかり明確にしておかないと町のほうとしても町民のほうに説明がつかないというふうなお話をさせていただいたかなというふうに思います。これについては、基本的な方針は変わりませんので、もし町のほうにそういうお知らせをしてほしいということであれば、それは可能かなと。ただし、それについてもあくまでも町のほうの寄附採納委員会のほうの審査を経て、必要ない、あるいは必要であるというところをしっかり明確にしてやっていきたいというふうに思っております。あと、今までの部分で店舗というか、建物のついているものでこちらのほうに寄附採納した案件がないかということなのですが、済みません。私のほうでは今のところ存じ上げるものはないということで、もしかしたらあるのかもしれませんけれども、私のほうではちょっと記憶にないということでご報告させていただきます。足りない部分については、多分町長のほうからご回答いただけるかと思います。

答弁 町長 小林生吉

基本的な質問については、課長のほうから答えていただいたかなというふうに思います。若干補足すると、定住促進住宅については本当に住宅が足りないというような状況の中で、町も古い物件の改修をする事業というのもあったので、町からの協議の申し入れもした上で、寄附をしていただいて改修するというふうに至っているというふうに思います。だから、どちらかというと前者のほうに当たる区分になるのかなというふうに思います。あと、最初の質問にも沿うところですけれども、基本的に寄附採納の基準や考え方が変わっているということはなく、1件1件の申し出に対して協議をすると、検討するという仕組みになっているというところはご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 宮崎泰宗

今ご説明いただきましたけれども、定住促進住宅のご説明からすると、2点あるうちの1点目に当たって、土地の関係については2点目のほうに当たると。店舗つきの本件についても2点目に当たるというご説明になるかと思います。ただ、店舗つき物件で、多分恐らく私もないのではないかなと思うのです、これまでの例としては。今回初めてのような形になると思うのです。そういうご説明をいただいたと思います。広報のほうで理由であるとかをお知らせしていくということでしたけれども、私が3点目に申し上げた、寄附の申し出を促すというわけではないですけれども、寄附採納に関して平等ではないのではないかと思う人も必ずいるわけなのです。ですから、先ほど申し上げましたけれども、何かそういうのをお持ちの方は、それが採納審査会で審査した上でどちらか、課長がおっしゃるようにそれはもちろんだと思うのですけれども、申し出があればそれをやりますというお知らせもぜひこの理由と一緒にしていただきたいというふうに私は思っております。例えばでいいのですけれども、もしお答えになっていただけるのならお答えいただけたらなと思うのですけれども、これは町長でも課長でもどちらでもいいのですけれども、例えば中には、建物があったのだけれども、建物があると寄附するにも町のほうがもらいづらいだろうと、わざわざ建物を壊して更地にしたという人もいらっしゃるのです。ただ、そういう方が寄附を申し出たかどうかは私は把握していませんけれども、町の雪の問題なんかも先ほど細谷議員からお話がありました。雪の投げ場とか堆積の場所、それとか夏だったら町民の皆さんが使える駐車場とか。そういうものに使っていただけないかというような申し出があった場合、採納審査会をやってみなければわからないと思いますけれども、可能性として受けていただける可能性は高いか、低いか。そして、さっき私が聞いたのは、店舗つきの物件の話であったのかと聞いたのは、これが本件の所有者の方ではなくて、例えば私がこれから土地、店舗つきで住宅の寄附というのを申し出たら、これは受けてもらえるのですか。前例として今回できたわけですけれども、これについては私からの寄附では受けていただけないのか。人によるのかなと、やっぱりこうやって思う人が多いのです。たくさん同じような物件を寄附いただいても、用途を考えるのは難しいと思うのですけれども、だったら早い者勝ちということになってしまうのか。こういったところでも不平等感を感じる方というのは絶対いらっしゃると思うので、そういったことも含めてお知らせをしていただきたいのと、だとしたら、もしここで答えていただけるのであれば、寄附を受けていただける可能性が高いか、低いかだけでも、もし可能であればお答えいただきたいなというふうに思います。

答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)

完全にお答えできるかどうか、ちょっとわかりませんけれども、お答えしたいと思います。全員協議会の中でも1点言われていたのが、この部分について固定資産税逃れになるのではないかというふうなこともたしかおっしゃられていたと。これは、議員皆さんのご意見ではなかろうかなというふうに思っております。そういった面からいって、広報で大きく出すというのもいかがなものなのかなというところも若干思ってはいます。ただ、これに関して町として必要な物件についてという部分はしっかり審議されておりますので、その中での判断というふうになって、どこまで広報で出したらいいのかというところはちょっと悩みどころではあります。あと、住宅つきの部分が高いか、低いかというところにつきましては、非常に難しい見解というふうに思います。これにつきましても審議会で協議をされて、どういった使い道が、先ほど言われたとおり、例えば雪の投げ場所がないと、ちょうどここがいいねとかという話になったときには、例えば建設課のほうからこういったことも考えられるのではないかというふうなご意見をいただいて、審議をいただくような形になろうかというふうに思います。場所によっても違いますので、逆に言ったら平等性という部分では確保できない可能性もあると思います。細谷議員のほうからも今回一般質問でございましたとおり、交差点の部分の近くであるのであれば、そういったことも可能ということで検討ができるかもしれません。その辺については、その場所、場所ということにもなりますので、議員がおっしゃるような平等性ということはしっかりとしたことはちょっとできないかなというふうには考えております。

答弁 町長 小林生吉

1点だけ私のほうから申し上げたいと思いますけれども、先般も地域の懇談会、「町長がおじゃまします」でも、1つ受けたということで、では私のところもみたいなお話もありました。それに関して私が考えるところとしては、今町の中心にある店舗つき住宅、かつてはそこが町のメーンストリートで、商業がそこで栄えたところにあって、そういうところ、そこだけではないのですけれども、店舗兼住宅があるところは。今人口が減って、商業が成り立つ環境が厳しいという中で、古くなった建物が将来取り壊しをしなければいけないという、ある意味、負とは言いませんけれども、将来負担を伴う財産になっているという状況が否定しがたくあって、そのことからそういうようなお話も生まれるのかなというふうに思います。ここは、実現できるかどうかはともかくとしても、商工会とも連携をとって、こういうものが、将来後継者がいない建物が価値のあるものになっていく、新たにそこで第三者が継承して何か事業を始めたり活用したりとかというふうに新しく生まれ変わるような、そういう施策を講じていくということも必要なのかなというふうに思います。そういうことを含めて、町内にある資源として活用できるような環境をつくっていくというような努力も図っていく必要があるかなという考えを持っているということをちょっとつけ加えさせていただければと思います。

質問 4番 宮崎泰宗

今課長と町長のほうからお答えいただきまして、課長のほうからお答えがあったので、固定資産税の減収につながるような寄附は受けるべきではないということは私は全員協議会でもずっとこれまでも言ってきています。ただ、物件があると大体固定資産税がかかると思うのですけれども、中には土地で余り価値のないというか、土地に関しては固定資産税がかかっていないものもあったりします。だから、一概に固定資産税逃れになるわけでも、更地であればそういったものもありますし、町長おっしゃいましたけれども、重荷になるような物件をお持ちでお悩みになったりしているとか、実際「町長がおじゃまします」でも私もという人が出てきたというような、これも私は寄附を受け始めた段階で指摘をしています。1件受ければ必ず出てくるよということを申し上げておりましたので、町民の皆さんが不平等感を感じられないような広報なり、審査会なり、対応をしていっていただきたいというふうに思います。この質問については以上とさせていただきます。それでは、私の質問の最後です。

出典:中頓別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる