中頓別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
自然環境保全について
2017年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、長谷川克弘議員が「自然環境保全について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川克弘 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長谷川克弘
受け付け番号3番、議席番号2番、長谷川でございます。私からは自然環境保全についてという質問1問をお願いいたします。それでは、近年北海道における自然環境や生態系の変化は、まれに見るスピードで変化しております。陸上ではエゾシカの農林業被害とアライグマの爆発的な増加は社会問題となり、その駆除対策では頭を悩ませていることとお察し申し上げます。その問題と同様に、我が町を流れる頓別川水系においても外来種の侵略的な繁殖がなされております。そのことは行政も認知されていることと思いますが、自然を売りに観光振興計画策定やそうや自然学校の自然体験プログラムを構築していかなければならないと私は考えます。そこで、自然環境を守る取り組みと在来生物保護について町長はどのようにお考えかお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
自然環境保全についてご答弁を申し上げます。私は、自然環境の保全と共生という基本的な考え方に立って、その上で活力ある産業や豊かな暮らしを築いていくことが重要であるというふうに考えています。これは、環境基本条例や第7期の総合計画にある基本理念に通じているところだというふうに思っております。頓別川は、この町の母なる川であり、水系の森林や農地を潤すとともに、私たちの生活を支えてくれているというふうに思っています。かねてからその環境の変化を憂う声が多く、これまでも家畜ふん尿対策などを講じてきたほか、河川改修事業でも生態系が保全されるよう河川管理者である道とも協議を重ねてきた経緯があります。外来種の侵略的繁殖という問題については、これまで町として深く議論されたことはないと思われ、まず実態をしっかり把握した上で基本的な考え方を整理しなければならないというふうに考えております。
質問 2番 長谷川克弘
お答えいただきありがとうございます。まず、行政として実態を把握した上で基本的な考えを整理しなければならないということなので、これ以上は、質問する内容がまだ把握されていないということなので、どうしようもないなとは思うのですが、まず私の知るところでお話しさせていただきたいと思いますが、日本の侵略的外来種ワースト100、世界の侵略的外来種ワースト100という選定状況について、Aランク、これはアライグマもそうなのですが、川の中、淡水魚の中ではニジマスと呼ばれるレインボートラウトやブラウントラウトというマス、サケ科のマスが一番侵略的外来種と選定されているわけであります。ニジマスという和名を持っている魚である以上、在来種と間違われているのかなというところがございます。頓別川の河川改修は、自然に配慮した工法で下流より進められておりますが、環境全般を考えたとき、水辺の環境保全はもとより、水の中に生息する魚についても管理やコントロールされることが必要だと思います。しかしながら、既に多少時遅しの状況であるという思いは私だけではないと思います。主流河川においては魚道整備も一定の効果を示し、あるべき姿の自然を取り戻しつつある反面、外来種も同様に上流域まで入り込んでしまっています。外来種が自然繁殖していることを自然が戻ったという間違った認識を変える必要があります。その認識を環境基本条例第22条ではこう言っております。町は、貴重な植物の群生地や動物の生息地などすぐれた自然環境の保全に必要な措置を講ずるとともに、その魅力を高めて町民の自然との触れ合いや環境の保全と創造に関する学習、環境学習といいます。に生かすよう努めなければなりませんということになっておりますので、環境学習に生かすよう。実際のところ環境学習については、小学校、中学校、または自然学校等で今後積極的に教育されたいと思います。また、第25条、町は、野生生物の種の保存とともに、生態系に係る被害を及ぼすおそれがある外来生物、遺伝子組み換え生物等について、飼養等または使用等の規制、防除その他の必要な措置を講じ、生物の多様性の保全が図られるよう努めなければなりませんとあります。よって、早急に実態を把握されるべきであり、環境行政にも力を入れていただければと思います。対応は少し遅いような感じはしますが、実際には実態を把握しなければその先に進めないと思いますので、まずはその調査を行っていただきたいと思います。私の質問は以上です。