中頓別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
プレミアム商品券について
2017年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「プレミアム商品券について」質問し、町長 小林生吉、産業課参事 多田優彦、総務課参事 長尾享、産業課長 平中敏志が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、産業課参事 多田優彦、総務課参事 長尾享、産業課長 平中敏志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
受け付け番号2番、議席番号4番、宮崎です。私の一般質問1問目は、プレミアム商品券について伺います。現在の中頓別町プレミアム商品券は、平成26年度に復活し、商工会の工夫や会員外事業所の協力、消費者の反応、反響などからも町内消費の持続、消費の流出抑制等に役立ってきたと考えられます。しかし、行政内部では商品券のあり方や継続についての異論が唱えられているとの見方があり、来年度以降の実施について不安視する声も上がっています。そうした中、若手町職員の研修会からは新たな提言がなされ、そこには1,000円消費運動なるものも含まれていました。プレミアム商品券は、消費運動として地元消費を喚起する実効性も高いと思われますが、今後も町として推進する意向があるのか伺います。
答弁 町長 小林生吉
プレミアム商品券について回答させていただきます。プレミアム商品券発行事業につきましては、平成26年度に国からの交付金事業を活用し、消費税増税対策として生活支援を目的に実施してまいりました。交付金事業を活用した商品券発行事業は平成27年度まで実施し、その後中頓別町商工会が策定したマスタープランに基づき、商工会からの要望を受け、平成28年度からは町独自の施策として実施をしているところです。マスタープランでは、プレミアム商品券を軸とした消費環境の整備が基本方針として位置づけられており、町外への消費流出を回避し、町民の消費喚起による町内商工事業所の活性化を目的に実施されてきております。この間、事業実施主体である商工会におきましても、スタンプラリーや抽せん会の実施等の取り組みも行われてきておりますが、商品券の使用目的の大半が日用品等の経常的な費用に充当されている傾向が強く、プレミアム商品券の効果による町内での消費喚起になかなか結びついていかないという印象を抱いているところです。このようなことから、商工会としてプレミアム商品券の発行を契機に、マスタープランの推進による商工業の活性化を推進するような事業展開を図るためにプレミアム商品券発行事業を活用していただきたいと、本年度の補助金交付申請書を受けた際に課題提起させていただいたところであります。町民の皆様により多く町内で消費をしていただける取り組みを実施していただき、マスタープランの取り組み内容とその成果を検証した上で、事業の継続を前提としながらも、今後の実施のあり方について検討していくことが必要と考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、まずご答弁の前段から順にお伺いをしていきたいというふうに思うのですけれども、平成28年度、つまり昨年度から商工会の要望に対して実施しているというふうにあるのですけれども、私は交付金があろうがなかろうが、自治体として商品券事業を行う根拠というものをこれまではっきり言うところころと変えてきている行政のほうに問題があるのではないかなというふうに思いますが、この点いかがでしょうか。本町では、商品券の発行から販売に関しては商工会が窓口というふうになっていますけれども、自治体によっては同じことを全て役所で行っているというところもあります。商品券の利用に関しても、商工会の事業所に限定しているわけでもありませんし、会員外事業所も含まれているというふうに最初の質問でも申し上げているとおりです。このご答弁からすると、交付金ではなくて町費で商品券事業を続けていく、そのリスクを商工会に背負わせているというふうにしか私は思えないのですけれども、この点についてもいかがか。なぜかというと、実際に商工会が要望を行っても実施されなかったことというのがあると思うのです。何年間かありました。このときもたしか要望はしていたのではないかなと思うのだけれども、それで、これまでも消費税増税であるとか、地上デジタル放送への移行、こういったことに対して消費者への支援ということで実施しているわけですから、本町の商品券事業の基本的な目的というのは、ご答弁にもありますけれども、住民の生活支援であるとか、地元消費の維持というところではないかなというふうに思います。最低でも消費税増税については今後も予定されているわけですし、これまでも町の意向が反映されてきているということになると思います。だとしたら、既に本町のプレミアム商品券事業は商工会云々ではなくなっているのではないかなというふうに思いますので、この点についても再度伺いたいと思います。また、その後の部分ですけれども、商品券の使用目的の大半が日用品等の経常的な費用に充当されている傾向が強く、消費喚起に結びついていないというのは一体どういうことなのかというふうに、これが一番疑問に感じました。プレミアム商品券は町内限定のものですから、それが発行されているという時点で既に消費喚起になっていると思いますし、日用品等にも充当されるのは当たり前のことだと思うのですけれども、これはどういうことなのか。日用品ではなくて、例えば高級品であるとかぜいたく品を買えというふうにおっしゃっているのか。また、ふだんの消費ではないところでいうと、ふだん町で消費している人は商品券を買うなとでも言うのか。いつも同じ人が同じものを買うために使っているというふうにこのご答弁からは感じられるのですけれども、この点についても再度伺いたいと思います。そして、私は今回、最初の質問にこれもあるわけですけれども、行政内部が考える商品券のあり方ということについて根本的に伺っているわけなのですけれども、具体的なお答えはないように思います。何か対案みたいなものがないのに異論を唱えるというのは、いかがなものかなというふうに思います。異論があるということ、これが事実だとしたら、町職員の方々は商品券を購入されていないということですか。私は、そんなことはないと思うのですけれども、町長はいかがでしょうか。また、このご答弁は、行政の総意ということなのか、町長個人の印象ということなのか、行政評価調書などではどういうふうな評価になっているのかということについても伺いたいと思います。それと、今回のご答弁、全体的に見るとプレミアム商品券そのものを否定されているような感じに受け取れるのですけれども、根本的にそういうことでいいのか。これも質問にありますけれども、先日若い職員の方々からは1,000円消費運動という提言もあったわけですから、今のやり方に対して行政全体が否定的ということでもないと思うのですけれども、重複しますけれども、こういった点についても伺いたいと思います。そういう意味で言うと、確かに商品券はばらまきであって、麻薬のようなもの、効果は薄いと論じる人も中にはいらっしゃるのです。でも、それって実は都会の話であって、都会の人は都会で売っているものをわざわざ田舎に来て買うということは基本的にないわけですよね。ただ、その逆はあるわけです。出かけたついでに、地元ではすぐに手に入らないもの、地元で買うより安いもの、たとえそのような差のない商品であっても、ついでにということで手間を省くために買い物をすると。それって田舎の人間にとっては往々にしてあることですよね。だから、都会の人は旅行などで田舎に来ることはあっても、わざわざそこで日用品を買ってかえるということはないと思います。ですから、都会でプレミアム商品券を発行することの意味は少ないということは言えると思いますし、その逆に田舎にとっては都会への消費の流出を防ぐためにもより必要だということが言えると思うのですけれども、この点についてもどうお感じになるか。また、商品券事業が始まった当初から効果測定というようなことを求められている傾向があると思うのですけれども、私は今のやり方でどうしてそんなことができるのかなというふうに思うのです。これはなぜかというと、商品券の総額でいうと1,800万円という、今でいうとそういう額になるのですけれども、これは町内消費でいったら一月分にも満たないような額しか発行されていないという額なのです。それでわかることって大変少ないと思うのですけれども、いろいろありますけれども、これらの点について再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
私のほうで答えられるところを答えて、後で担当のほうで補足があればしてもらうようにしたいというふうに思います。まず、細かいご答弁の前に、明確にしておくべきかなと思うのは、私としてはプレミアム商品券事業を否定的には考えておりません。この事業を通して町民の方が地元で消費する機会をふやし、それが継続的にもっと広がっていくという、そういう効果を大きく期待していて、この事業の展開ということを進めてきたというふうな認識でありますので、そこに関してまず誤解がないようにお願いをしたいというふうに思います。担当課としても、この商品券を発行することによって町内の消費が具体的に伸びていくというか、そういう数字的な目に見える効果ということも期待するところが当然にあろうかというふうに思っています。その辺の細かい検証については、来年度に向けてこの事業をまた構築していく上でしっかり議論を深めてやっていく必要があるかなというふうに思っています。庁内での異論ということではなくて、より効果の高い、そういう施策として実施をしたいと、できればという思いだというふうに私のほうは受けとめておりますので、冒頭に申し上げたとおり、この事業に対して否定的な見地から入っていくという姿勢にはないというところを、そこをそのようにご理解をいただければなというふうに思います。あと、日用品等の経常的な費用に充当されているということ、このことを否定しているということではないというふうに思います。町外で、どうしてもスーパーなんかは価格差がありますから、その価格差を埋められる。この商品券を買うことによって埋めて、地元での消費につながればいいというふうに私は思っています。それは、担当も同じだと思うのです。ただ、1つ言えるとしたら、町外に消費が流れないように、例えばそういったようなものであれば、そこに充てられるとすれば効果が若干薄まるというようなところもあるのかなというのがここにある言葉の意味なのかなというふうに私は解釈をしております。いずれにしましても、最後のほうに申し上げておりますとおり、事業の継続を前提としながら、よりよい、より効果の高い、それは町民にとりましても、商工会の各事業者におきましてもよりよい効果につながるような事業として展開していくことを望んで、そのような対応を図っていきたいというふうに考えています。
質問 4番 宮崎泰宗
町長に大まかに大体お答えいただきましたので、その点について再度お伺いをしたいと思います。全体的に否定的に言っているわけではないということは、ご説明で理解できました。その効果の点です。行政としてだったり、それは町の人誰もがそうだと思うのですけれども、商品券をやることに関して、やっている効果というのは目に見える効果が欲しいというところは当然のところだとは思うのですけれども、では一体どうしたらいいのかというところが多分なかなかいいものが思いつかないのかなとは思うのです。私もベストなものが何かというのはわからないですけれども、町長にもし何かお考えがあれば、再度お答えいただきたいなと思うのですけれども、1つは先ほど申し上げました1,800万円というのは町内の年間の消費で見たらすごく少ない額ということになりますので、私は一つの方策としてはどんどん発行枚数というのをふやしていくということです。例えばもっともっとふやしていくのだったら、今は2割でやっていますけれども、1割にして発行枚数を倍にして、1枚の券を500円から1,000円にするとか。そうすると、今と多分負担が変わらない状況で倍の券が発行できると。それは例えばの話ですけれども、約2,000万円がことしは消費されましたと、完売しているわけですから。では、来年は3,000万円分出してみましょうと。これが完売したら、3,000万円が確実に町で消費されたということだけははっきりわかるということなので、町長がもしお考えがあればお伺いしたいですけれども、そういうやり方についてはどう思われるか。恐らく事業所の売り上げがこれによって上がっているのかということを知るためには、そういう方法しか私はないのではないかなというふうに思うのですけれども、この点いかがか。それと、先ほどおっしゃいました日用品の関係です。町外に消費が流出しないものについては対象としないほうがいいのではないかなという、前に私はお話をしたことがあると思うので、例えば消費の中でいったら燃料系とか、こういうことをおっしゃっているのだと思うのです。確かに比較的町外に消費が流れにくいものだと思いますけれども、決してこれについても100%町内だけで消費されているとは限らないわけです。それを言ったらどの商品も同じになりますので、私は別に外すのなら外してもいいのですけれども、そうすると特定の事業所だったり特定の商品が排除されてしまうと、商品券の利用の範囲から。それはよくないことなのではないかなと思いますので、その辺もよくお考えになってご判断いただきたいところだと思いますので、再度この点について伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
私が具体的な方法を考えていることがあればというところについては、端的に言えばそういうものを今は持ち合わせていないというふうに思います。私の家庭のことを申し上げますと、まずできるだけ町民の方が優先して購入されればいいなということから、しばらく遠慮して商品券を買わずに、もし売り切れればうちは我慢しましょうというふうにしているのですけれども、喜ぶべきかどうかというところはありますけれども、大分時間が経過して問い合わせて、まだありますよというお返事をいただいて、購入すると。そういう意味では、爆発的にというか、たくさんはけている状況ではないのかなというところ、その辺あたりは町民から見て使い勝手としてもっと改善される余地がもしかしたらあるのかなというような思いはあります。それと、若い職員が1,000円の消費運動とかという問題提起をしてくれているように、プレミアム商品券の波及的な効果という一面もあると思いますし、これにかかわらずというところでも町民の皆さんができるだけ地元で物を買おうという意識を持つこと、ここをどう喚起していくかということなんかもあるのかなというふうに思います。うちなんかでいえば、月にできれば2回というふうに思っているのですけれども、昼食なんかは外食をしようとしています。2人なので、ちっちゃな消費かもしれませんけれども、町民一人一人がそういうことを積み上げていくということがいい形になるのではないか。それは、商工会も頑張っている。だから、住民も応援したいというような、そういうようなことが積み上がっていくというような方向にいって、本当に商工会も活性化し、住民も喜ぶという関係ができる。それをどういうふうに構築していったらいいのかということを改めてまた考えてみたいというふうに思います。具体的に前に宮崎議員とも油とかというような話をしたかもしれません。私は、昔担当として随分前にやった商品券のときにも言わせていただいて、個人的な思いとしてそういうものを外すということも考えられるのではないかなという話はしたことがあります。ただ、基本的にはそういう考え方ではなくということを商工会のほうでも整理されているので、そこは尊重して、そこについて私なりには納得して受け入れてきているという思いはあります。だから、先ほどちょっと中途半端な発言だったのですけれども、外すべきだということではなく、より効果の高い方法を模索していく中で、検討の一つとしてはあるのではないかというふうに捉えていただければいいのかなというふうに思います。基本的な思いについてぜひご理解を賜れればというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
基本的には、町長がおっしゃるのは継続をしていくと、その中でよりよい形にしていきたいという思いがあるということで、それは町長を初め、行政もそうでしょうし、商工会の事業所も、ほかの事業所も、消費者の皆さんもみんな同じだと思うので、それはぜひ続けるということを前提として毎年毎年検証して考えていくべきことだというふうに思います。先ほど町長からすごくプライベートな町内消費についていろいろたくさんお答えをいただきまして、考えていらっしゃるなというふうには思うのですけれども、お気持ちはわかるのです。商品券は結局数が決まっているから、遠慮している部分があると。恐らくそういう方はたくさんいらっしゃると思うのです。役場の中とか、例えば物を売る側の事業所なんかも本当に最初の段階ではいつも遠慮しているような形で、まだあるよということで恐らく買ったりしていると。私もそうなのですけれども、これは先ほども申し上げましたけれども、いろいろ工夫をして、例えば発行枚数をどんどんふやしていけば、はっきり言ったら誰も遠慮しないで買えるような状況になるかもしれませんし、そういったこともいろいろこの点については考えていただきたいと思います。この質問については以上です。それでは、2問目です。ブドウ、ライドシェア、牛乳の現状と今後について伺います。①、町長は、執行方針で華々しくも醸造用ブドウの試験栽培に着手されましたが、その後はどうなったのでしょうか。結実してはいないと思いますが、順調なのでしょうか。②、新聞報道によると、ライドシェア制度の利用は低調で、1日当たり1人に満たないとのことであります。これまで制度の構築、運営のために投じられた国からの補助なども含めた総事業額は幾らになるのか伺います。③、なかとん牛乳は、当初から不採算予想でありましたが、製造販売実績、収支について伺います。また、これらの事業について来年度も継続するおつもりなのか、赤字の場合は最終的に誰が負担をされるのかについても伺います。
答弁 町長 小林生吉
まず、1点目であります。醸造用ブドウの試験栽培については、町の新たな特産品とするため、気象条件及び土壌条件的に厳しい地域ではありますが、赤ワイン用品種の定着化の試験を始めたところです。本年度の試験状況についてでありますが、弥生地区と松音知地区に試験圃場を設置しましたが、6月の低温、長雨の影響や圃場の土壌の排水性改善などの準備に時間を要したことにより、苗の植えつけが6月下旬となってしまいました。また、7月に入ってからも低温、長雨が続いたことにより、発芽が停滞し、枯凋状況が見られたので、原因を調べたところ、重粘土壌に水分を含み、うんだ状態で根が窒息状態となり、発芽障害を引き起こしたものと想定されたので、圃場をかえて試験を行っております。醸造用ブドウの栽培の目安とされる有効積算温度、4月1日から10月31日までの日平均気温が10度を超えた温度を積算するものでありますけれども、ことしの本町の実績値は870度と昨年の970度に比べ100度以上も低く、直近5年間の平均924度からも55度も低くなっております。池田町の1,013度、富良野市の1,198度に比べると気象条件等に大変厳しいものがありますが、凍害及び遅霜等を回避して、ブドウを栽培することができさえすれば、品質のよいワインを生産することは可能と思われます。また、ブドウの結実については、適地において3年生以下の幼木期には結実することがなく、4、5年生前後の若木期に実をつけ始め、6年生以上の成木期になると、気象条件に左右されることはありますが、安定して結実し始めると聞いております。醸造用ブドウの試験栽培については、長期的なスパンで進めていかなければならないと認識しており、改めて試験圃場の選定も含めて栽培試験を進めていきたいと考えております。2点目、ライドシェアに係るこれまでの利用状況については、日平均1回弱となっておりますが、今年度に入って周知活動を強化したことなどにより増加傾向にあります。また、これまでの事業費としては、シェアリングコミュニティーの実践、検討費用として交通部門のライドシェアの制度構築、運営費と他のシェアリング可能性調査費用を含め、平成28年度決算、平成29年度予算の2カ年の見込みで5,170万円となっております。このうち、地方創生加速化交付金、地方創生推進交付金の国からの交付金が3,738万円となっているところであります。3点目、なかとん牛乳についてでありますけれども、純酪農地帯である本町で地元の牛乳が飲みたいという町民の皆様の意見を受け、製造を開始してきたものであり、本町の基幹産業をPRする重要な特産品として事業を実施しております。平成29年度9月末までの飲用乳の製造販売実績は、生乳受け入れ量2,635キログラムに対して販売量は200ミリリットルで3,856本、900ミリリットルで1,445本であり、販売額は約113万2,000円となっております。また、飲用乳のほかにも、イベント時などの期間限定ではありますが、アイスクリームやソフトクリーム等の販売も行っており、同じく9月末時点でアイスクリームは1,125個、ソフトクリームミックスは25キログラムを販売し、販売額は約24万8,000円となっております。一方で、ミルクプラント事業の同9月末時点での支出状況は、原材料費や人件費を含めて約197万6,000円の支出となっており、これからの季節は需要が落ち込む時期となることから、採算性を確保することは難しい状況にあります。なかとん牛乳は、町民の皆様に地域で生産された牛乳をご堪能いただくとともに、本町を町外にPRする貴重な物産であります。販売開始から1年が経過しておりますが、新聞や雑誌、インターネット等でも取り上げられるなど、その宣伝効果は非常に高いと認識しております。なかとん牛乳の販売収支だけで採算性を求めるのではなく、なかとん牛乳を活用した食事メニューの提供や特産品の開発、販売に向け、関係機関と協議検討を進めながら、本町の魅力をPRするツールとして位置づけ、今後もなかとん牛乳の製造事業を進めていきたいと考えているところであります。
質問 4番 宮崎泰宗
済みません。ちょっと時間がなさそうなので、早口でいきたいと思います。まず、1のブドウについてなのですけれども、幼木期の3年間に実をつけることはないという、こういったご説明は以前にもあったかなと思うので、結実してはいないと思うのですけれどもというふうに伺ったところなのですけれども、そこで改めて確認させていただきたいのは、スタートからの3年間というのは100%実をつけることがないということなのかどうか。まず1点。だからといって、この事業が例えば3年間は無事ということにはならないと思うのですけれども、3年間ブドウだけにこだわっていくのか。だとしたら、そんなもったいない時間の使い方はないのではないかなというふうに思います。3年あれば、ほかにできることもたくさんあると思いますので。例えばブドウというのは果物ですよね。今日本最北の果樹園というのはどこでしょうか。恐らく増毛町か初山別村、こういったところになるのかなというふうに思います。増毛町が北緯43度、初山別村が北緯44度、つまり北緯45度の町、中頓別町に果樹園ができたとしたら、日本最北を塗りかえるということが言えるのではないかなというふうに思います。実際そのような動きが過去にはあったようで、スモモの木と言えばいいのですかね、これを植えて、早い段階で実をつけたというふうに聞いています。恐らく管理の関係なんかで続かずに、埋もれてしまったのかなというふうに思うのですけれども、最終的には木が化けてしまったというのでしょうか、刺激を与えるとか、ある程度厳しい環境でなければ、もとの木に戻ってしまうというのか、実をつけなくなるということなのかなと思うのですけれども、ただ実をつけて早い段階で結果が出た果物であったということは事実だと思います。ですから、例えば最北の果樹園構想というようなものがあって、その中の一つとしてブドウを栽培するということならすごくわかりやすいのだけれども、何かそういったことをお考えになっているところがないか、これについても伺いたいと思います。果樹園というところです。そして、ブドウの残存状況と言えばいいのでしょうか、この点についてはいかがか。今年度実際何本定植して、今何本残っているのか。圃場をかえたというふうにありますけれども、当初の圃場も理由があって選定されたと思うので、どのように選定されたものなのか。今は町内どの地域で栽培をされているのか。一説には全て枯れてしまったのではないかというような話もあったようなので、これまでの流れについてここは再度伺いたいと思います。そして、2のライドシェアについてです。今年度周知活動を強化したことなどから増加傾向にあるとのことですが、それでも1日平均1を下回っているということは変わらない。以前と変わらず0.何人とか0.何回という状況に変わりはないというふうに思います。そのような状況に対する事業費は、ご説明でいくと2年で約5,100万円、交付金の約3,700万円を差し引いた町費は年間約700万円ということになりますかね。そうすると、以前お伺いしたときに、町費負担は保険料の上乗せぐらいで微々たるものというようなお答えが私が伺ったときにはあったかなと思うのですけれども、これが果たして通用する額なのかなというふうに思えるのです。正直町費だけではなくて、交付金にも中頓別町民の税金は含まれているわけですから、この点はどうお考えになるのか。また、実際交付金というものがなくなった後はどうするのか、いつまで交付金は出るのか。交付金がない状態で続けていくとしたら、実質どれぐらいの負担になるのか。町費の負担です。この点についても。それと、ライドシェアでいくと、もう一点なのですけれども、ドライバーの関係です。私も何度かドライバーになってみませんかとか、利用してみませんかというふうに直接関係者の方からお話をいただいたこともありまして、先日来られていたウーバーからの派遣の方も、帰る直前ぐらいにお越しになって、私のようなというか、比較的昼間自由がききそうに見えたのでしょうかね、ということでお越しになったかどうかはわかりませんけれども、ドライバーの確保が大変進まないというところがあるのかなというふうに思います。私が申し上げたのは、私もそんなに暇ではないと。だから、民間だけに昼間のドライバーを求めるというのは、これは町の事業としてやっているわけだから、それはおかしいのではないのというふうに言いました。町長にも前に、公の場ではなかったですけれども、お伺いしたことがありましたけれども、これは町でやっている事業ですから、役場職員の方が仕事をしている時間の中で、もし誰も民間でドライバーがいなかった場合に行くことはできないのかと、行ってもいいのではないかということを伺ったのです。そういう状況でないのに、民間だけにそのドライバーを頼むのですかと。これはみんなでやっていかなければいけないのではないかなというふうに思いますので、ドライバーの関係もお答えいただければ、お願いしたいなと思います。ライドシェアについてはそういうことで。そして、3の牛乳についてです。このご答弁を読むと、町民が飲みたいと言ったから始めてきたのだというような感じがしますけれども、これまで言っていることは全部最終的に判断するのは町ですから、いかがなものかなと、そういうふうに言ってはいないのかなと思うのですけれども、それでは100%中頓別産の牛乳を飲みたいという方は例えばどれぐらいいたのか、始める前の段階で。具体的な数字はお答えいただけるかわかりませんけれども、今例えばなかとん牛乳をあえてほかの牛乳よりもおいしいというふうに購入されている方は大体どれぐらいいるのか。つまり販売の絶対数みたいなものです。今は落ちついているような状況だと思うのですけれども、その点について。この負担なのですけれども、この点についても牛乳のほうは明確なものがないので、わからなかったのですけれども、最初は指定管理という状況で牛乳を始めてきたわけですけれども、今は直営ということですから、町全体で負担をしているということになると思うのですけれども、これからも今の状態、直営ということです。町全体でこの牛乳事業を負担していくということでよろしいのか、この点についても伺いたいと思います。それと、宣伝効果は高いというご説明がありますけれども、その効果は具体的に出ているものとかはあるのか、感じられるところはあるのか。なかとん牛乳を活用して町外に町の宣伝をしているということになると思うのですけれども、例えばその牛乳を購入したいという方がいた場合、手に入れることは可能でしょうか。なかなか日もちもしない状況でありますので、この辺について再度、たくさんありますけれども、お願いします。
答弁 産業課参事 多田優彦(産業課参事は2019年3月まで)
ブドウの栽培試験についてでございますが、まず3年以内の結実の関係でございますが、成木になってからでないと結実しないというので、3年以内はちょっと無理だと思われます。次に、果樹園の話でございますが、果樹園といいますと一般的には生食用でもぎ取ってとか、そういうような話でございますが、今回試験しているブドウはご存じのとおり栽培用で、摘み取って、加工用でございますので、この辺では栽培が見当たらないという形になると思います。果樹園のほうのデータは私どもで全然整理しておりませんので、今のところ持っているのは醸造用のブドウだけなので、そのお話はできないと思います。次に、圃場の選定の関係でございますが、圃場はまず町内の栽培可能適地を探しまして、その中でも生産者、農家の方が使われていない農地で栽培可能なところ、また栽培に適していると思われるところをとりあえず選んで栽培したところでございます。次に、現在残っているブドウの本数なのですけれども、実際に植えつけた品種は4品種、各10本でございまして、その中で今のところ残っているのは1品種の8本程度が今残っております。ただ、ほかの品種についても、接ぎ木でできた苗でございますので、一時的に成長が停止したという可能性もございますので、この冬が明けてみてから、春先にどうなのかという形で考えております。ただ、今のところことしの冬は例年になく雪が早くて、その後雨が降ったりなんかして、うまくハードリングと言ったらいいのですかね、冬眠と言ったらいいのですかね、マイナス15度以下になるような形でスイッチが入るのですけれども、そのスイッチがどういうふうな形で入ったのか確認できない状況にありますので、その辺についても春先でないとどのような形になるかわからない状況にあります。
答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)
2点目のライドシェアに対する再質問にお答えしたいと思います。まず、利用者なのですが、9月以降利用促進対策でさまざまな取り組みをやってきておりまして、そこの結果9月及び11月で1人を超える状況になってきておりますので、それが今後継続していくか、さらには新たな利用者等もふえてきているという状況にありますので、今後を見据えていきたいというふうに思っております。それから、経費の話ですが、2カ年で5,170万円、そのうち地方創生加速化交付金、推進交付金としましては、まず地方創生加速化交付金は100%補助となっております。地方創生推進交付金については2分の1、50%ということで、合計3,738万円となっております。これ以外の経費については、推進交付金の残り2分の1については特別交付税の対象となっておりまして、3月の特別交付税で国のほうから納付される。特別交付税ですから一般財源という扱いですが、その分の経費として納付されることとなります。ということで、前回保険料等の補助対象外が一部ありますがというお話ししたかと思いますが、それ以外については国からの特別交付税と交付金で賄われているということでご理解いただければと思います。今後の部分ですが、まず平成28年度は推進交付金と加速化交付金の2本をいただきまして、平成29年度は推進交付金、推進交付金というのは3年の事業計画を持って申請しております。ですから、平成28年度、平成29年度、平成30年度までの3カ年については、推進交付金は基本的には交付されるという予定になっております。ですので、ライドシェア全体のこと、ほかのシェアリングもそうですが、来年、平成30年度で一旦区切りという中で方向性をつけて、それ以降は今も一部利用者のガソリン代等の負担を一部いただいておりますので、そういった中でどういった方向で続けていけるかというのを平成30年度末までには方向性を定めて、それ以降の取り組みをどうしていくのかというのを確定していきたいと、そういった思いでおります。あと、ドライバーにつきましては、ことしもドライバーをふやしていく取り組みを行っておりますが、現時点で町職員、地域づくり協力隊員も含めて現在5名の町職員ドライバーがおりますが、業務の状況等もありますが、今後もなっていただける方も含めて探していきたいと。あわせて、町民の皆さんからのボランティアドライバーも含めて募集していきたいというふうに思っております。以上です。
答弁 産業課長 平中敏志
それでは、私のほうからなかとん牛乳のご答弁をさせていただきたいと思います。まず、最初の事業実施前の町民の意見ということでございますが、現在進めています第7期総合計画の策定時に町民の皆様のアンケートをとらせていただいた際に意見として出てきたものでございます。その中で、総合開発委員の中で町としての重点課題、重点項目という中で牛乳の製造を重要課題とするという内容になってございまして、その意向を受けて現在事業化を進めているというところでございます。アンケートの集計の結果については、今ちょっと持ち合わせておりませんので、申しわけございません。あと、今現在販売している中で固定的に買われている方がどの程度いらっしゃるのかということは、大変申しわけありません。私どものほうでは今現在数値としては持っていないという状況にございます。大変申しわけありません。宣伝効果と町外の方がどうやって買えるかということなのですが、基本的には現在は町内販売だけということになっておりますが、ふるさと納税のほうで今なかとん牛乳を返礼品として取り扱うように、大分おくれているのですが、今月末ぐらいからやれるという話になっておりますので、その中でまず町外に出していけるのかなというふうに考えているところでございます。あと、最終的にこの事業を今後も直営で進めるのかどうかということなのですが、まず昨年28年度で事業を実施した際は委託業務として指定管理者に対して委託として、交付金を受けていますけれども、委託業務として指定管理者に行っていただいておりました。指定管理者が農業体験交流施設全体の指定管理を受けられないという事情の中で、平成29年度については他の指定管理者があらわれなかったということで直営で実施しております。平成30年度についても、現状では難しいのかなと、直営で一定程度しなければならないのかなというふうには思っておりますが、観光振興計画の中で進めておりますDMO、新たな観光組織づくりの中の一つの事業体の中で農業体験交流施設の運営についても進めていきたいという考え方をしておりますので、そこに引き継いでいくという形で、指定管理という形になるのか、委託という形になるのかわかりませんが、町から一定程度の支出をしながら進めていく形になるのかなという考え方を今持っているところであります。以上です。
質問 4番 宮崎泰宗
それぞれお答えをいただきまして、再度本当はお伺いをしたいのですけれども、時間が厳しそうなので、この質問については以上として、次の質問に移りたいと思います。それでは、3問目は町民への説明責任を果たすべきということでお伺いします。1、本町は、今年度普通交付税の算定ミスで2億5,000万円もの歳入不足を招いています。失われた交付税の行方を左右すると説明を受けていた国の交付税検査は実施されたのでしょうか。結果は示されたのか。人事院勧告も出されておりますが、この巨大な歳入の穴を埋めるためには職員給与等の抑制も視野に入れざるを得ないと思いますが、いかがでしょうか。2、11月10日の臨時会で、貝化石を原料とする肥料工場の設立に対し1億円の追加予算が賛成多数で議決されました。この工場を経営する新企業の親会社には公営住宅跡地を違法に売却して民間アパートを建てさせたという伏線があり、そんたくともとれる親密な関係性を感じるところです。違法に売却された跡地の真の所有者は、町民です。実害のあり、なしが問われているのではないと思います。違法売却を認めた新聞報道もあり、町長は主権者である町民の皆さんにみずから一連の経緯を説明するとともに、謝罪するべきではないでしょうか。3、「町長がおじゃまします」では、町側から国保事業の広域化に伴い来年度の国保税が負担増になるとの説明がされたと聞いております。しかし、11月28日の新聞報道では、道内の多くの自治体で負担減となり、本町もその上位に挙げられていました。税率、税額は現状と比べどうなるのか。国保加入者にはさきの課税ミスで不信感が広がっており、明確に説明していただきたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
私も早口で。1点目、平成29年度地方交付税検査については、11月20日から21日の日程により実施されました。その結果は現在精査中であり、2月下旬ごろの報告になると予定しております。また、平成29年度分の基準財政収入額に係る法人税割についても検査を受けましたが、平成30年度の錯誤額に含まれるかについては現在もなお検討中とのことであります。平成29年度の歳入不足額については、財政調整基金の繰り入れで対応し、職員給与の抑制は行わない考えであります。繰入金額については、年度末に向けて精査を行い、確定していきますが、額については最小限としていきたいというふうに考えております。2点目、公営住宅跡地の売却については、必要な手続が行われず、違法な売却となってしまったことは前議会で副町長が認めたとおりです。改めて私からこの件についておわびを申し上げたいと思います。ただ、この土地の売却については、購入された企業に対し特別な配慮を行ったということは一切なく、その点については公正な手続を経て適正な価格で売却されているものと認識をしております。ご質問にありました一連の経過の説明ということであります。これについては、しかるべく対応させていただきたいというふうに思います。記入が漏れておりました。3点目、ご指摘の新聞報道は、平成28年度の保険料や繰入金などの合計額と平成30年度の市町村から道への国保納付金、公費追加前の差を比較したもので、町民から納付していただく保険料を比較したものではありません。平成28年度の合計額の内訳には、保険税収納見込み額のほか、保険基盤安定負担金、法定外繰入金、単年度収支が加算されており、このうち保険税収納見込み額は平成30年度の国保納付金見込み額と大きな差はないところであります。「町長がおじゃまします」で説明をさせていただいたのは、8月に行った第3次仮算定の数値をもとにしていましたが、新聞に報道された11月に行われた本算定、これでもまだ仮係数を使っておりますけれども、では納付金見込み額の金額も変わり、税率を引き上げる必要がないことも見込まれる状況となっています。北海道全体で必要とする納付金の額が減ったこと、保険者努力支援制度など追加公費の額がふえたことが主な要因となっています。最終確定の時期につきましては平成30年2月とされていることから、それまでに対応を決めていきたいというふうに考えています。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、再度伺いたいと思います。まず、1の交付税検査については既に実施されたということで、このご答弁からすると、交付税検査というのは基本的に前年度までの3年分ということ、そういう説明が前にありましたから、本来は実施されるはずのない今年度の錯誤分についても検査を受けたということになると思います。結果は2月ということなので、ちょっと答えづらいところもあるしれませんけれども、町として現段階ではどのような印象をお持ちか。最短でいくと来年度、最長では実質4年後みたいな感じになると思いますので、この点についていかがか。また、今年度の決算見込みについてです。現状で幾らの不足が生じることになるのか。当初は予算を縮小していけば基金を取り崩さなくても対応できる可能性があるというようなお話もあったと思いますので、この点についても伺いたいと思います。つまり今年度の実質単年度収支は赤字かどうかということです。1については、この点を再度伺いたいと思います。そして、2の公営住宅跡地の売却については、今町長からご答弁いただきましたけれども、私からもというところで、前回臨時会で副町長のほうからご答弁いただきまして、自治法違反と言える状況であったということはお答えいただきましたけれども、特段明確に謝罪をされたという感じではなかったと思いますので、私からもというよりは、今初めて謝罪の言葉が明確にあったのではないかなと思います。今町長は謝罪をされたということになると思うのですけれども、私の今回の質問にお答えになった形ですよね。この点についてはほかの方と重複していないと思いますので、はっきり言ったら誰も指摘しなかった可能性があるわけです。例えば誰も聞かなかったとしたら、町長が謝罪をされる機会というのはあったのでしょうか。ここは確かに公の場ではありますけれども、この場だけではなくて、広報や「町長がおじゃまします」などを通じて全町民の皆さんに伝わるように謝罪をされるべきだと思いますが、この点についてどうされるか伺いたいと思います。また、この土地をご購入された企業に対して特別な配慮を行ったということは一切ないとありますが、例えばこの企業は、中頓別町の民間アパート制度を真っさらな状態から知り得ることができたかどうか。これは、全ては今話題になっています貝化石というところから始まったのではないかなというふうに思います。つまり真の目的というのは、初めから貝化石事業を行うということだった。その前段として、信用であるとか実績ということを考慮して、民間アパートを建設するということによってまず町に貢献をしたいということが町長と企業と、どこかわかりませんけれども、何か金融機関というようなお話も、最初に町長からお話があったときにそういう感じだったと思います。ということは、事業の申請前の状態、土地を購入する前の状態であっても民間アパートを建設する業者というのは決まっていたということになるというか、そう思われても仕方がないと。だとしたら、絵に描いたようなそんたくと言えるのではないかなということでお伺いしているのですけれども、そんたくがことし大流行しまして、とうとう新語・流行語大賞にまでなりました。いいことか、悪いことか、どう思っているかわかりませんけれども、行政の中では正直ことしだけではなくて、これまでも当たり前にあったことだと思うのです。やってきたことだと思うのだけれども、ことしそれが一気に表面化したということで、ただこれは決して国会だけの話ではなくて、中頓別町だけでもないと思いますけれども、中頓別町においても同じことが言えるというふうに思いますので、この点についても伺いたいと思います。また、今回この事業が企業誘致というふうに言われているのですけれども、普通イメージする企業誘致というのは、例えば超有名企業だったり超大企業の工場であるとか、支社であるとか、優良企業の一部に町に来てもらうと、それが普通イメージする企業誘致なのではないかなと。民間アパートを建てられた企業を呼ぶのだったら企業誘致と言えるかもしれないけれども、これは誘い入れたわけではないですよね、中頓別町で起業した全くの新会社ですよね。ですから、はっきり申し上げて実績も信用もないわけです。だから、前段の民間アパートがどうだったのかというところもありますけれども、この点についても再度、企業誘致と言えるのかどうか伺いたいと思います。今が2です。3に移ります。3の国保の新聞報道の中身については、恐らくそういうことなのだろうなと思って、何となく理解してお伺いしたつもりだったのですけれども、資料もきょう出していただいて、これを見るとまたよくわかる感じがします。ですから、町民の納付額についてはどうなるのかというふうにお伺いをしたつもりでありまして、このご答弁からすると大きくは変わらないということで理解してよろしいのか。この資料を見る限りは変わらないよりも下がるのではないかなというふうに見えるのですけれども、これも年明け2月に確定するというご答弁ですから、だとしたらなぜ「町長がおじゃまします」のテーマにする必要があったのかなというふうに思います。広域化によって来年度から皆さんの負担がふえますと言ったものが結果的に変わらない。変わらないどころか減る。では、あの話は何だったのだと。住民をただ不安がらせてしまっただけではないかなというふうに思います。交通会議でしたか、でも同じようなことがありましたね、過去に。バスがなくなってタクシーになると。結局今は、どちらも結果とは異なることになりました。何でちゃんと決まっていないことを言ってしまうのかなと。まさに今ほかに提案しようとしていることだってあるのに、例えば貝化石、これはずっと話題になっていますけれども、これについても結局提案の前に住民説明は行われなかった。また、逆に何のテーマもない「町長がおじゃまします」があったということも聞いています。だったら、はっきり言ったら何にもしないでいてくれるほうがましなのではないかなと、余計なことを考えなくていいのではないかなというふうに思います。行政の基本である税の賦課徴収であるとか、自治の代行であるとか、こういったことも正直まともにできていないわけですから、自治基本条例でも住民説明を適切にというふうにうたわれていますので、この点についても伺いたいと思います。それと、国保事業の広域化ということに関してなのですけれども、これは市町村から都道府県に運営を移管して財政基盤を安定させる目的があるということだと思うのですけれども、さらに大きな目的としては法定外繰り入れをなくしていこうというところがあるのかなというふうに思います。まさに法定外ですから、好ましいことではないと思いますので、そこで報道があった来年度の納付額について法定外繰り入れを入れたものなのかどうかというのを聞こうと思ったのですけれども、これでいくと棒線になっているので、繰り入れしない金額だったのかなというふうに思うのですけれども、これも確認で、法定外繰り入れをしなくても保険税というのは大きく変わらないのか、ふえないのか、今後どうなっていくのかということについても再度伺いたいと思います。
答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)
1点目の交付税の関係についてご説明したいと思います。交付税検査が終わりまして、錯誤額が出ます。過去3年の分でも多少の錯誤があって、その額というのが今はまだ未定であって、あわせて平成29年度の交付に係る基準財政収入額に係る法人税割の誤りに基づいた検査も行われて、それもうちで考えた数字に近いものになろうかというところで、まだ数字が公表されていないものですから、それが幾らになるというのは今時点ではお答えできない。あわせて、平成29年度の錯誤額が平成30年度に錯誤として納付されるか、それについてもまだちょっと未定なのですが、全くゼロはないかなという見方はしております。これは国の決定ですので、今時点ではまだ未定としか言いようがないのですが、配慮はされているということも宗谷総合振興局からも話を受けていますので、そこは決定した段階でしっかりお答えできればと思っておりますので、ご理解いただければと思います。それで、今年度の決算の見込みなのですが、まだ財政調整基金の繰入額というのは確定できないでおりますが、以前町長もお答えしたとおり、数千万円の範囲の繰り入れでおさまるのではないかという見方をしております。ただ、しっかりとした決算見込みについては1月末をめどに今準備をしておりまして、1月末をめどに大筋の3月補正に向けた数字が固まっていくのではないかと思いますので、3月の定例会に向けて、3月の補正予算もあるわけですから、そこに最終的な予算額が固まっていくということで、数千万円が減るのかということで考えておりますが、その金額が幾らになるというのは今時点ではちょっとお答えできないということで、あわせてご理解いただきたいと思います。あと、赤字という概念なのですが、財政調整基金を繰り入れて決算をするということですから、財政調整基金が減るという数字は決算統計で出てきますが、それをもって赤字というようなことには決算上ならないというふうに思いますので、一応そういうことでご理解いただければと思います。1点目については以上です。
答弁 町長 小林生吉
今申し上げた中で決算見込みにつきましては、これから病院を含む特別会計の繰り出しがどのようになるかというところが非常に見込みにくいところがあるので、今のようなご答弁でご容赦いただきたいと思います。それと、企業誘致なのか、新たな企業化なのかというところがあるかとは思いますけれども、町外の会社が本町において新たな事業を始めるということ、それを何と言うかというのはあるかもしれませんけれども、基本的には今町で持っている企業誘致条例の適用範囲と、対象範囲というふうに捉えていえば、広く企業誘致という言い方もできるのかなというふうには思います。それで、この企業に関しましては、昨年の2月に初めて本町を訪れて、初めてというか、この件を持ってこられて以来実際の事業化までは1年半の時間があって、その中で事業の規模だとかが大きく変わってきたという経緯があります。その中で、私どもとしてはやはり一番はその企業がしっかり継続していけるのかどうか、原料がしっかりあるかどうか、それから販売先があるのかどうか、こういったような点について、大変企業に対しては失礼な言い方も何度もさせていただいたというふうに思いますけれども、何とかそのあたりを詰めながら、最終的な事業計画として今ここにきているのかなというふうに思っています。その中で、大きな課題としては、今はどこでも人手不足の中で、雇用する人の確保、そして本町においては住宅も十分に満たされていない状況がある等々の話をさせていただいていて、たまたまこの会社は富良野市で非常にたくさんのアパート経営もされていたということから、みずからもやるということが可能なのだろうかというような話の中から、町の制度にこういうのもあるのですよというようなご説明に至ったというふうな記憶があります。ただ、この事業者ありきではなくて、土地の販売に当たってもほかの事業者の申し込みがないかというようなことで公募もしておりますし、そこを優先してということでは決してないというふうに。また、アパート経営そのものが今回の事業化に当たっての実績のためだという見方についても、決してそのように考えたものではないというふうに思っております。全く別な事業であって、貝化石事業はあくまでも貝化石事業として採算性をとって継続的にやれるかどうかというところをしっかり見させていただいたというふうに思っているところであります。そんたくというような認識は、全くございません。それと、最後の国保の関係であります。質問が重複しているところがありますけれども、何でわざわざ「町長がおじゃまします」で説明したのかということでありますけれども、国保の広域化に関しては、去年、前年度になると思いますけれども、見通しが示された段階では本町も、2割以上3割未満ぐらいだったと思いますけれども、納付金がふえそうだというような見込みがありました。宗谷管内では、もっともっと高くふえるのではないかという見込みの町村もありました。それで、宗谷管内だけではないと思いますけれども、管内の首長もこの件に関しては強く道庁に対して申し入れをして、道庁は、北海道というのは事情が特殊で、保険料の1人当たりの医療費のばらつき、それから1人当たりの所得のばらつきというのが他の都府県にはない非常に特殊な事情があって、それに向かってそういう市町村長からの意見を踏まえて道庁が非常に頑張っていただいたというような経緯があります。ただ、私としては、2割、3割も保険料が上がるという可能性があれば、この事実はできるだけ早く町民の皆さんにお伝えしたほうがいいということから、担当課には、6月ぐらいだったかもしれません。6月か7月ぐらいには、広報でも広域化のことなんかについても早く周知をするようにということを指示して、「町長がおじゃまします」でも早く説明したほうがいいかなと。正直その段階では、当初から見ると下がるけれども、基本的には上がる方向にあるということから、説明することが必要だろうというふうに判断したということであります。結果、本町の場合特に、追加交付のお金の部分、そこが非常に他市町村よりも手厚くというか、高く、保険者努力支援制度ですね、同規模の市町村や近隣の町村の中でも非常に規模から見ると大きな追加交付を受けられるというようなことから、とんとんになったかなというところにきています。ただ、将来的には、先ほど言ったように上がる基調というものが解消されているというふうには判断しかねるところもありますので、これからしっかり今後数年間の推移についてどうなるかということも見きわめながらいく必要があるのかなというふうに思っているところです。
質問 4番 宮崎泰宗
時間オーバーしてしまって申しわけありませんでした。これで一般質問を終わります。