みんなの議会

中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日

「このたびちょっと気になって気になっていた事案だったものですか…」

2017年9月6日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が質問し、教育長 田邊彰宏が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
教育長 田邊彰宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 東海林繁幸

東海林です。私は、このたびちょっと気になって気になっていた事案だったものですから、1つだけ出してみました。気になるのもよいほうで気になればいいのが悪いほうで気になっていたということで、特に社会教育の現状が私はある意味で社会教育団体に幾つかかかわっている者として憂えておりますので、教育長に伺いたいと思っております。まず、私の若いころからの理念として、社会教育活動というのはまちづくり活動だという意味で捉えておりますし、まちづくり活動というのは人づくりが大半のものであります。社会教育活動を行う団体、サークル活動は、現状は停滞していると言わざるを得ません。この現状から次について見解を伺いたいと思います。1つ目は、本町の文化団体、体育団体の組織化の現状と活動内容をどう教育委員会として評価しているのか伺いたいと思います。2点目は、これは課題がはっきりはしているのです、現実的には。この課題の背景にどうしても少子化、高齢化がありまして、これは歴然としていることであります。その中にあっても明かりを消さないように頑張って活動している各種社会教育団体への指導体制、指導内容は私はいささか不十分であろうと思わざるを得ません。教育行政としての課題だなと思って考えているのですが、逆に教育行政を行っている教育長の立場で課題では……課題は何でしょうかという聞き方になってしまったのですが、どう捉えて、私が思っている課題とどう違うのか伺いたいと思って伺いました。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

東海林議員の質問に対して、今の質問内容からしますとこの答弁が即しているかどうかちょっと不安になってまいりましたが、答弁させていただきます。まず、1つ目のほうですけれども、本町の文化団体は俳句のやまなみ吟社、詩吟の日本詩吟学院岳風会中頓別支部、茶道サークル等10団体があります。体育団体は、体育連盟としてサッカー協会、バスケットボール協会、バレーボール協会等11団体、スポーツ少年団として剣道少年団、卓球少年団、フットサル少年団等5団体、愛好会、サークルとして卓球愛好会、バドミントン愛好会、ミニバレーを楽しむ会等6団体あります。その他教育関連団体は、図書室ボランティアサークル「このゆびと~まれ♪」、スピン会、ひよっこくらぶの3団体があります。それぞれの団体は、活動場所や活動時間、活動日、会員数、主催する大会等は異なります。文化団体は、その活動の成果を町民文化祭等で展示や発表及び体験等を行って、文化の振興に寄与していると評価しています。体育団体は、各種スポーツ大会等を開催し、それぞれの競技力の向上や普及啓発を図っていると評価しています。2点目のほうですけれども、この指摘は真摯に受けとめさせていただきます。社会教育団体、特に文化団体は会員の高齢化や減少が進み、活動が縮小傾向にあることや後継者の養成が課題と考えます。教育委員会は、それぞれの団体の活動に支援や協力を行っていますが、活動内容、あるいは活動の指導等は行っていません。それぞれの団体は、造詣の深い方々が中心となって活動しており、その方々が運営を担っていると認識しています。この現状を改善するためには若い人の参加を求め、それぞれの活動を活性化し、継承することが望ましいと考えますが、個々の興味関心は多様です。新しい文化団体も設立されています。教育委員会がイニシアチブを発揮するのか、団体の自主性を尊重するのか、この課題については、私は重たいというふうに認識しています。

質問 6番 東海林繁幸

教育長の評価は、正しいのかなと思います。悪いところは悪いと言っていますので。ただ、町長にも聞きたいことなのだけれども、町長は教育的な配慮を持った人ですから、社会教育という領域を文化団体の遊び事、スポーツ団体の体力づくりだけで捉えていったら、これは筋が違うのです。ですから、社会教育、生涯学習というのがどういう期待を持って世に出てきたのか。社会教育という言葉は割と古い。でも、生涯学習なんていうのは割と新しい言葉で、それぞれ社会教育というのは昔々文部省にヒダカという局長がいて生み出した言葉なのだけれども、どうしても私はもう一歩突っ込んだ社会教育行政をやってもらいたいなという願いを持っているのです。というのは、今は昔のように組織化するということが非常に難しい時代になりましたので、数十年前にやったことのように人々を束ねて、あるいはこの指とまれと言ったらとまってくれる人たちが何十人もいたそんな社会でないことはわかっているけれども、難しくなったら難しいなりにその努力をし、対策をとって、学習対象者としての言うなれば学校教育ですと先生がいて生徒がいるのだけれども、社会教育の場合の先生というのは、社会教育法にある社会教育を行う者に対する指導助言を行う、命令をしてはならないと言っているのだけれども、社会教育の場合は例えて言えば図書館の司書であれば図書を借りに来る人たちが生徒であり、司書が先生です。博物館であれば、博物館で勉強をしに来る人々が学生であって、学芸員が先生であります。そういう関係で見詰めるだけでなくて、かつて社会教育の一番の主流は、青少年団体に対する教育条件の整備だったのです。これを誰がやってきたかというと、ある意味では地域の物知りの人たちであったり、学校の校長先生にお願いしたり、場合によっては社会教育主事がやむなく自分で組織して青年学級をつくって、講座をつくったりしてやってきたと。そういう中にあって、そういう教育レベルというのがその地域には長年かかってつくってあったものなのです。どこの地域よりもうちは上だとか、うちはちょっと落ちるなというのは、これは本来社会教育主事を専門職としてやっている者は、ほかの町村との交流もしているし、レベルがすぐわかるのです、お互いに。だから、ここはうちは弱いと、スポーツはちょっと弱いな。だとしたら、スポーツを伸ばすためにどうしたらいいかという一つの目標ができたり、社会教育主事が社会教育の専門職として置かれているとすればわかるはずなのです。何を言いたいかというと、地域レベルが下がってしまっている。相当下がってしまっています。教育長はまだ3年ですか。私は、もう50年やっているので、わかるのだけれども、これはみんな下がっているのです。どこも下がっているのだけれども、ここのレベルはまだまだ下がってしまった。だって、ここだっていいときはたくさんあった、長い歴史の中で。近くでは副町長がやっていたころはまだよかった。そういうようなことで、教育長、私はここで何を言いたいといったら、何とか社会教育をもう少し、学校もたった2つしかないのだ。社会教育というのは、ほかの町民全部対象なのだ。そこに目を向けないと、どういたしましょう、これから。よろしくお願いします。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

大変重たい質問をいただきました。地域の社会教育、生涯学習のレベルが下がっているというご指摘でございますけれども、考え方は東海林議員の考え方もあろうと思いますけれども、ただ、今本町で行われている文化団体、体育団体、そこで活動されている人は、決して私はそうは思っていないと思います。自分たちの団体の中で、自分の好きなことに一生懸命挑戦してくださっているというふうに私は考えます。そこで、あなた方が全体のレベルアップを図れということなのですけれども、そこは各団体とはちょっと別な観点で考えれば、町民文化祭等で著名人を呼んで講演をするであるとか、保健福祉分野のほうでは健康に関するような講演会等がありますけれども、こういうようなところが一つ方策として今行われているのではないかなというふうに考えます。正直言って東海林議員が社会教育主事として活躍されていたころは、まさに地域に文化を伝えるというか、役割は相当重たかったものと思います。それから月日は流れましたけれども、今現在地域のレベルが下がったというご指摘ですけれども、自分の思いの中では今は情報化社会ということもあって、自分で学ぼうと思う、あるいは興味関心があるものは自分で調べることができるのです。そのほうについては、格段に今の時代のほうが進んでいます。スマートホン一つあると全ての情報が入ってきます。こういうような中で、自分のここは私見になるかもしれませんけれども、町の人に呼びかけて、こういうようなことをやりますよ、地域の社会教育のレベルを上げたいですというふうに話をして、どのぐらいの人が参加してくれるかなと。例えばこれはちょっとずれますけれども、町民駅伝大会がありましたけれども、ことしは12チームの参加でした。ちょっと体制を変えましたけれども、それなりの参加があったなと思いますけれども、その団体というか、その競技に興味を持っている人は集まるのだけれども、そうでない人はなかなかというものもあると思います。特にスポーツのほうはやってみようかなというのがあるのです。一番うまくいっているのは、パークゴルフやゲートボールです。これは生涯スポーツですから、すうっとうまくいっています。新陳代謝もあって、ちゃんと出てきて、後継者も育っています。これが一番いいとは思うのですが、文化団体の場合は、私に俳句をつくれと言っても、はいとはできません。絵を描け、書道といってもなかなかうまくいきません。やっぱりそういうような文化的な水準を上げるということは、はっきり言えば小中学校のレベルを上げていくことが一番近道だろうと思います。町民文化祭で小学生や中学生の作品を見て、それを見た町の人がおお、やるねという感じで還元する。それでやってみようかなというものがあるのであれば少しはというか、この東海林議員がお話ししているようなことに貢献するのではないかなというふうに思います。社教というのは、学習課題の把握と企画を立案する能力であるとか調整者、それからコミュニケーション能力、幅広い視野と探究心、各分野の指導に必要な知識や技術、これがあったと思うのですけれども、ではこれを今の社教に求めることができるかというと、これは非常に厳しいことです。それから、一つ文化団体でいいますと、その文化団体の活動に教育委員会が積極的に入っていって、てこ入れを図るというのもなかなかはばかられるところがあります。それは、その活動の中で自分たちで、これも言葉に語弊があるかもしれませんけれども、和気あいあいと楽しい興味関心を一緒にする時間を共有しているそのことによって心の涵養、文化の発展に寄与しているのではないかと私は思います。こちらのほうから要請があれば行きますというか、助言等はできますけれども、積極的に教育委員会でこれをやろうというふうには、今のところはなかなか難しいものがあります。町制110周年に向けてラジオ体操会を呼ぶであるとか、こういうようなことは考えてはいるのですけれども、どういうことをやって今東海林議員がご指摘されたようなこの中頓別町の地域レベルを上げていくか。これについては、小中学生が元気になること、これが一番だと思います。特に部活動等で顕著な成績を上げてくれる、あるいは文化団体等で顕著な、個人的なものになるかもしれませんけれども、表彰をとる、こういうようなことで町に元気を与える、それが一番私は近道ではないかなと思っています。それから、町の若い方々は、それぞれで団体があります。商工会だとか青年部であるとかそれぞれで活動されています。そして、高齢者の団体ということで、端的に言えば40代、50代のところがぱかっとあいているような感じになっています。ここの方々がどういうふうになっていくか。ここの方を指導するというのは、なかなか苦しいものがございまして、そこを飲みに行ってカラオケを歌うかというわけにはいかないと思うのです。こんな講演会をするのですけれどもというので広報で周知したとしても、なかなか厳しいものがあります。厳しいことばかり言っていて、おまえどうするのだということなのですけれども、非常に悩んでいるというのが私の正直なところでございます。

質問 6番 東海林繁幸

小中学生が元気になれば、それは一番いい土台ができ上がるわけですけれども、教育長、私もう一つ言いたかったのは、余り切り込んではいきたくないのだけれども、指導体制なのです。それと、私の考え方では、常に教育現場というのは社会教育にとっては図書館であったり、郷土資料館であったり、体育館であったり、公民館である。いわゆる町民センターである。そういうところに本来人を呼んで、あるものを企画して、どうぞ学習してみませんか。そこに教員たる社会教育主事が配置されて、そして教育長にやりなさいなんて言わないです、それは。だから、そういう職員の配置をきちっとすることこそ逆に小中学生も喜んでくれるのではないですか。そして、一般の社会教育団体も相談しやすいでしょう。こんな役場の中にどこに教育委員会があるのかもわからないような、どこに社会教育主事がいるのかもわからないような状況の中で相談に来てくださいとか、来てくれるわけがない。私は昔は出歩いたのです。今まさに接触するそういうことが少なくなって、しにくくなった時代だから、その辺の指導環境を整えていく。さっさと町民センターからこの役場が新しくなったら教育委員会が逃げ出すようでは、ここへ逃げてきたのです。私は反対だったけれども。やっぱりあそこに教育委員会があったら、まだまだ相談に行きます、社会教育団体。役場のそこへ来て、先生、これはどうやったらいいだろうとか、うちの組織は今金がなくて困っているのだけれども、何かいい方法ないだろうかとかと、くだらないけれども、そんな相談から受け付けなければならないはずなのです、本来は。そういう意味で、私が今言ったように、学校教育と同じように施設とそこにいる職員、そういうような関係を整えてこそ、それからいかに住民がそこへ行って、相談や指導を受けたいという思いに応えられるような配慮ができるかという状況をつくっていただくのは、悪いけれども、教育長の力だなと感じているのですけれども、そういう意味で教育長の論理で答えていただければ、非常に何か心美しく聞こえるのだけれども、現実的に社会教育主事は何やっているのと言われていることをご承知でしょうか。それも含めて、私が言ったもう少し住民との接触点を多くできるような配慮をとっていただけるかどうか、お願いいたします。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

教育委員会の場所の問題については、私が来る以前からあそこで勤務していますので、町民センターから移ってきた経緯については私のほうでは何とも言えません。ただ、町民センターに教育委員会があったほうが東海林議員がおっしゃるように相談、あるいは気楽に入ってきて話をするということはやりやすいのかなというふうに思いますが、教育委員会はちゃんと看板もありますし、あそこでやっているということ。どこにいるかわからないということは決してないと私は思うのです。それから、応接セットもありますし、入ってきて話をする方もおられるわけです。そのときには社会教育のほうで主に担当しますけれども、そこでは、どういうふうに感じられるかはわかりませんけれども、相談に乗っているというふうに私自身は考えております。それから、社会教育主事は発令しています。これは、グループ制という中で社教はそのグループの一員として働いています。町の人が社教というのがどういう仕事をしているかわからないというふうになっていますけれども、正直申し上げて社教本来の仕事は社教主事は今現在はやっていません。社会教育の催し物に協力している、自分の役割を果たしているというのが正直なところです。では、社教は何も働いていないではないかと東海林議員はお話しされるかもしれませんけれども、非常に苦しい答弁になりますけれども、グループという中で仕事をしていて、自分が本来的に積極的にイニシアチブをとらなければならないような業務にはついていないというのが正直なところです。答えに窮する場面もあるのですけれども、そこの場所であっても東海林議員が今ここで質問していただいた相談に来る人が相談しやすいような体制、親身になってアドバイス、あるいは協力できるような体制、これについては自分が最大限努力を払わなければならないものだなというふうには思っていますけれども、一番最初に来たときに俳句の大会がありました。このときには団体の方が来られて、何度か打ち合わせをしていたと思うのですけれども、私は社会教育のほうで担当していましたけれども、やっぱりそのときにはしっかりと丁寧に対応していたというふうに私は思っているのです。ただ、そういうときにあったときには教育委員会は大いにかかわっているかもしれませんけれども、ただ一般的なところで特に文化団体で誰か絵の指導者はいないかとか、誰かこういうような特技を持っている人はいないかという相談というのは余り受けていないのです。社会教育の課題というのは、何とも自分の中では整理し切れない部分もあるのですが、ただ一つ言えることは、やはり時代の流れとして今この地域社会全体でこういうようなものが求められているのだということ、これが絞りにくいのではないかというふうに思っています。では、おまえどうするのだということなのですが、ただ場所はあそこの場所で、来る人拒まずという形で、相談する体制はしっかりと今後も整えていくというか、行っていきたいと思います。

再々質問 6番 東海林繁幸

再々質問終わりましたので、質問ではありませんけれども、教育長、もう一度社会教育法第9条の2をよく見て、社会教育主事がグループの一員でグループ内で活動している、そんなことではないのだから、社会教育主事というのは。そんないいかげんな教育専門職だったらいなくてもいい、そんなもの。学校でいう指導主事と同じ資格で本来市町村教委に入ってくるものだから、それは教育長はわかっているはずなのだけれども、ごまかしているだけだなと思って、だけれども今の状況の中でいいと思わないで、だめだと思っている人もいるのだから、それがそうだなと少しでも思ったら直すぐらいの気持ちを持っていただきたいと思います。それで、これで本来は終わりなのだけれども、町長、もし許していただくのなら、この一般質問を提出したときに何でもなかった北朝鮮の北海道を通過したあのばかげたやり方でJアラートがどうなったのか、その対応だけ一言でいいから、中頓別町の対応はどうなったのか、私全然わからないから。これは、本当だったら2人も3人も期限に入っていれば出てきた問題なのだけれども、誰も言っていないから私があえてルール違反をして聞きたいと思うのですが。言いたくなかったらいいです。

再々質問 6番 東海林繁幸

以上で終わります。

出典:中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる