中頓別町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日
さきに通告いたしました公共施設等の照明のLED化について
2017年3月5日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「さきに通告いたしました公共施設等の照明のLED化について」質問し、町長 小林生吉、総務課長 遠藤義一、教育長 田邊彰宏が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課長 遠藤義一、教育長 田邊彰宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 細谷久雄
皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号5番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、平成29年第1回定例会に当たり、さきに通告いたしました公共施設等の照明のLED化について質問させていただきます。LED照明は、従来の照明器具より長寿命で、ランプ交換する頻度が軽減され、消費電力が少なく、電気料金も軽減できるが、導入がおくれている。役場庁舎の現状と今後の取り組みは。また、学校は地域で最も身近な公共施設であり、積極的に導入することは環境教育的にも当然のことであると思うが、小中学校における導入についてどのように考えているのか伺う。
答弁 町長 小林生吉
細谷議員の公共施設等の照明のLED化についてご答弁を申し上げます。町が管理する道路照明を平成26年度にLED化し、電気料金を約45%削減することができました。役場庁舎、小中学校だけではなく、公共施設全体の維持管理コストの削減を図るためLED化を進めていくこととし、今年度に策定する中頓別町町有施設長寿命化計画及び公共施設等総合計画の中に位置づけ、施設維持管理、修繕にあわせながら事業化をしていきたいというふうに考えています。
再質問 5番 細谷久雄
それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。省エネルギーの政策の一つは、LED照明の全国的普及であると考えます。明かりの歴史を振り返りますと、各国にガス灯が設置され始めた1810年代以来、約60年ごとに大きな発明がされております。1879年には白熱灯が、また1938年には今も活躍しております蛍光灯が、そして1996年には現在のLED照明の原型となる白色LEDが誕生しております。LED照明は、1つにはその寿命が約10年と長く、取りかえる負担が少ないこと、2つ目には消費電力が従来の30%が節減できること、3つ目にCO2の排出量が約3分の2となること、4つ目に紫外線が少なく、虫が寄りつかないことなどの利点があります。それゆえLED照明、LED電球が脚光を浴びているのであります。しかしながら、照明機器や電球そのものの価格は今までの電球や蛍光灯に比べると高く、そのことがLED化のネックとなっていました。LEDに係る電気料金が安くなるし、CO2も削減できるし、電球交換の手間やコストもかからず、いいことずくめはよくわかります。しかし、財政状況が大変厳しい我が中頓別町におきまして、役場庁舎の照明をLEDに切りかえることになりますと照明器具が高価なため、予算確保に時間がかかることが予想されますし、また導入を決意したとしても初期費用は重い負担とならざるを得ません。大々的に切りかえとはならないのが現状だと思います。しかし、こうした事態を打開して、逼迫した電力事情のもと、省エネ対策、電気料金削減を何としても進めなければなりません。LED照明が脚光を浴びてきた現在では、単価の低下も予想され、LED化のチャンスではないでしょうか。早急に中頓別町町有施設長寿命化計画及び公共施設等総合計画の中に位置づけ、実行を進めるべきだと思います。そこで、2点ほどお伺いをいたします。本町では地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、2010年9月に第1次中頓別町地球温暖化対策実行計画を策定し、温室効果ガスの排出抑制に向け、庁舎内の省エネ、省資源、廃棄物の削減化などの取り組みを推進してきているが、役場庁舎のLED化の推進状況の面で環境面での効果、消費電力とCO2排出量の予想削減数値、費用面での効果、電球の寿命と電気料金の予想削減数値などをどのように認識しておられるのか伺います。2つ目に、全国的に見ても多くの自治体が昨年からことしにかけてリース方式により既存照明のLED化を行っております。公共施設のLED化を全部自治体の費用で行うことは現実的には不可能でありますので、このリース方式を活用することにより新たな予算措置を考えなくても節減した電気料金相当分でリース料金を賄えるのではないかと思いますが、町はどのように受けとめて考えを持っているのか伺います。
答弁 総務課長 遠藤義一(総務課長は2017年3月まで)
私のほうからお答えをさせていただきます。まず、1点目の地球温暖化対策に対する町側の計画についてでありますが、ここら辺についてはその見直し等を行ってきておりますが、今ご指摘をいただいたLEDによるCO2の排出の削減等々における数字的な部分についての確認は、大変申しわけありませんが、今の段階では整理されていない状況にあります。もう一つ、リース方式の導入についてですが、これについては多分町有施設長寿命化計画あるいは公共施設等の総合計画の中でもそれらに関する情報は入ってくると思われますので、それらを含めて町全体として公共施設におけるLED化に向けた取り組みについて総体的に考えるべき中身だというふうに思いますので、現段階でこの方式を導入する、導入しないというふうな考え方は今の段階では持っていないということになりますので、ご理解をいただければと思います。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは、再々質問させていただきます。再々質問では小中学校におけるLED照明の導入について教育長にお伺いをいたします。地球温暖化対策をにらみ、省エネルギーを目的としてさまざまな施設へのLEDの導入がこのところにわかに活発化しています。とりわけエネルギー負荷が最も大きいと指摘されている学校施設へのLED導入は急務とも言えます。さらに、2020年から施行予定の水銀に関する水俣条例により、水銀を使った製品の製造や輸出入が原則禁止に、環境汚染や健康被害抑止の面でもLED照明の期待はますます高まっています。文部科学省と国土交通省がまとめた学校ゼロエネルギーに向けてと題する報告書によると、他の建築物に比べ学校施設でのエネルギー消費量のうち照明に係るものの比率が全体の45%でトップで、削減の余地がある分野と強調、今後の学校施設での省エネルギーの削減目標を95%としました。また、学校は生徒が生活の多くの時間を過ごす場でもあり、教育や啓蒙を受ける場所でもあります。また、極めて公共性の高い建物でもあり、これからの時代に他の地域の方々が活用することも想定されますし、東日本大震災以来体育館にも災害時の避難所としての機能も重要になってきています。避難者にとって安全、安心で少しでも快適な生活環境を提供するため、点灯や調光が難しい水銀灯でなく、点灯が容易で調光もできるLED照明が省エネ、省コストだけでなく運用面でもメリットがあると私は思います。そこで、文部科学省の学校環境衛生の基準では、教室及びそれに準ずる場所の照度の下限値300ルクス、教室及び黒板等の照明は500ルクス以上であることが望ましいとされていますが、中頓別小学校及び建設後47年が経過し、全体的に老朽化が激しい中頓別中学校の照明の現状をお伺いいたします。
答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)
小学校、中学校ともに、私の認識の中ではLEDは使われていないというふうに認識しております。ただ、議員のほうから質問のありました300ルクス、500ルクスについては、現在の蛍光灯でも十分賄っているというふうに考えております。人数がそう多くありませんので、一人一人に当たる面積等、申し分ないかどうかはわかりませんけれども、学校訪問等へ行って、暗いところがあるとか云々ということは私は認識はしておりません。それから、学校のほうからも教室が暗いということについては私は聞いておりません。
再々質問 5番 細谷久雄
それでは最後に、行政側のご答弁は要りませんが、公共施設全体の維持管理コストの削減を図るためにも、LEDの電球は今のところまだ高いのでありますが、厳しい財政状況もわかりますが、計画的に予算配分しながら、少しずつでも実現をしてもらいたい。また、小中学校においては、教育行政執行方針で教育長が述べられたように、子供は未来からの留学生であり、希望であり、宝です。児童生徒に対して明るい教室で勉強してもらうという学習環境の向上のためにも明るく省エネも実現することができるLED照明設備へのリニューアル化の推進を早急にお願いいたします。以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。