中頓別町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月7日
施設内の土足化について
2016年6月7日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「施設内の土足化について」質問し、町長 小林生吉、教育次長 青木彰、国保病院事務長 小林嘉仁、産業建設課参事 山内功が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、教育次長 青木彰、国保病院事務長 小林嘉仁、産業建設課参事 山内功
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
5問目は、施設内の土足化について伺います。都会ではもちろん、地方でも外靴のまま出入りでき、利用できる施設がふえています。特に行政の関連施設ではバリアフリー化が進み、出入り口等に段差がある施設のほうが珍しい状況となっています。本町の施設においても、段差や急または長いスロープをなくし、車椅子の利用者や高齢者、けがや病気、障がいがあり体の不自由な方、幼児などにとって優しい町であるべきではないでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。ご指摘のとおりと思います。本町においても、今年度から策定する公共施設等総合管理計画の中で公共施設等の改修計画を作成することとしており、その中で公共施設のバリアフリー化を順次進めていきたいと考えております。
質問 4番 宮崎泰宗
行政側も町長も外靴のまま施設に出入りできることが必要であるというふうに考えられていて、今年度から公共施設等総合管理計画を策定し、バリアフリー化を進めていくというお答えになるかと思います。公共施設等総合管理計画は、町政執行方針の中で今年度中に策定をされるということになっていたというふうに思うのですけれども、計画の策定に当たって、策定をしていく中ですぐに試験的に例えば今お伺いしている土足化等を実施していくと、計画を立てながら実施もしていくのだというお考えはお持ちかどうか。常に計画ありきというのはまさに行政的な考え方でして、民間発想からいえば計画の前に民間だったら先に動いているなというところがあって、計画は当然あったほうがいいと思うのですけれども、必要だと思います。ただ、実践を伴わずに策定された計画は机上の空論になってしまうのではないかなと。例えば本町の総合計画、または総合戦略、作成中の観光振興計画も今までと同じやり方では現実的ではない無謀な計画で終わってしまうのではないかなという心配があります。計画を策定していく段階で実際に導入をして、町民の皆さんに利用していただいて初めて問題点等が見えてくるというふうに思いますので、現在必要と思われる町民センターであるとか病院などの行政施設で実験をしてみてはいかがかなというふうに思うのですけれども、その点いかがか、似たような内容になりますけれども。また、本町行政の施設で土足化、またはバリアフリー化されているのは恐らく役場が一番そういう施設かなというふうに思います。ただ、思うのですけれども、特に玄関部分はマットがあるのです。これが車椅子にとって非常に重たい素材になっているというふうに、私は言われてはっとしたのですけれども、私も実は以前に選挙のときに祖父の車椅子を押してきたときにそう感じたことがあったなと思い出したのです。また、玄関に車椅子3台ぐらい恐らくあると思うのですけれども、物が置かれているとか、ふだん余り使われないのかなと思うのですけれども、このような体の不自由な方などの身になれていない状況で計画を先行させても私は意味がないと思うので、実際シミュレーションのようなものをしながらつくっていくべきかなと思いますけれども、そういった点について再度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
佐藤議員も前に町民センターの土足化の話を質問されて、実はまだ進んでいないと。管理上の問題もあるのだと思いますけれども、議員おっしゃるように基本的に計画がないとやらないということではなくて、今現状の中で予算もかけずにやれるところがあれば、それについては取り組んでみたいと思います。公共施設がバリアフリーでなければならないのだという考え方が何より大事で、そこのところがしっかり貫徹し切れていないところがあるのかなというふうに思います。今言った考え方に立って、今後速やかに取り組めるところは取り組み、計画的に今年度予算を組んで進めるべきところは進めていくというような形をとってこの取り組みを加速するようにしたいというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
今町長のお答えで、以前に佐藤議員が質問されていて、町民センターの土足化については結論に至っていないというお答えがあったので、お伺いしていいものかどうかわからないのですけれども、今お伺いをした実証試験のようなものを一緒にやっていくということなのですけれども、ただ特にバリアフリー化というのは改修等が必要になってくることが多いので、試験をするというのは難しい点もあるかとは思うのですけれども、今のお話、土足のままでの利用というのは今すぐにでもできる施設が実際あるわけで、土足化を現にされているわけではないのだけれども、玄関部分と一部バリアフリー化されている町民センターでは、私が知る限りでは年に2回、先日行われた慰霊祭のときと敬老会のときに外靴のまま利用させていただいているというふうに思います。これはもう何年も続いていることだと思うのですけれども、その結果というか、そうやって1年に一、二回やった検証結果とかというのをお伺いしたかったのですけれども、結論は出ていないということで、何かお答えになれることがあればお伺いしたいなと思うのですけれども、ただ以前に雨でぬれた外靴では危険だというお話もありまして、先日の慰霊祭のときでは実際かなり雨で外はぬれていたのですけれども、自分の印象なのですけれども、滑るという感じは受けなかったかなというふうに思っていて、それでも危険ということであれば、玄関にタオル等を敷くであるとか、床を全面的に改修するというのは負担が大きくなりますから、適切なマットやカーペット、重くないもので対応することも可能と思うのですけれども、検証されたことがあるのか、ないのかとか、その点もしおわかりになる点あれば、再度お伺いしたいと思います。それとまた、土足化されていない施設にはスリッパを置いているのです。町民センターもそうですけれども。先日ピンネシリ温泉で、ピンネシリ温泉も温泉自体は行政の施設ということになるのですけれども、開催されたイベントがありまして、お客さんの数が集中したときにスリッパが足りなくなってしまったということがありまして、私も実際にスリッパを履けなかったのですけれども、靴下で利用させていただいたのですけれども、これは温泉で土足化が可能かどうかということはわからないですけれども、スリッパもないのかということになってしまうので、ただそれではあり余るほどの数を用意して常に維持しておかなければいけないのか、それならいっそはだしで利用できる施設にしたほうが、そういう施設ありますから、そのほうがいいのではないかなと思ったりもしますし、基本的に人が履いたものを履きたいという人はいないと思いますので、先日病院で導入された抗菌というか、除菌できる装置、あれはすごくいいと思うのですけれども、すぐ満杯になってしまったりとか、故障したりということもあると思います。また、玄関のほうにある車椅子とかベンチの置き方、配置というのがもうちょっと変わったらいいのになと言われることもあるのです。スロープや手すりが機能していないというようなことを言われたりもします。だから、受け入れる側がシミュレーションをしていかなければならないと思うのですけれども、これは土足化がいいのか、はだしで利用できたほうがいいのかというのは、それぞれの利用方法というのは公共施設等総合管理計画だけではなくて、例えば観光振興計画であるとか、施設によってはいろんな計画に関係してくると思いますので、ここだけで考えず、広くお考えをいただけないかなというふうに思います。最後なのですけれども、今申し上げたバリアフリー化ということでいうと、例えば国保病院もそうなのですけれども、とにかくスロープという発想になってしまっているのかなと感じます。施設内であればスロープやエスカレーター、エレベーターということになるのですけれども、玄関部分にスロープを用いるという行政の発想は、計画を重視していながら無計画だと言わざるを得ないかなというふうに思います。鉄板の急なスロープであるとか長いスロープというのはかえって不便であって、玄関など、そこにつながる舗装を上げることこそが根本的な対応と言えます。ですから、できないという言いわけを考えるのではなくて、できる方法を考えて、逆転の発想で、今の地面の高さを変えればいいというような根本的な対応による実践とともにこの計画策定というのを再度お願いしたいなと思いますけれども、それらの点を再度お伺いします。
答弁 教育次長 青木彰(教育次長は2016年6月まで)
最初に、私のほうから町民センターの土足ということについてお答えをしたいと思います。昨年佐藤奈緒議員のほうから質問がございまして、土足で入れるようにしていきたいということで早急に対応していきますというふうなお答えをさせていただいたかなというふうに思います。冬に向かっての話だったのですけれども、マット等の対応をしまして、泥あるいは雪を落として入っていただければ、滑る危険性もありますけれども、何とか対応できるのかなということで予算の範囲の中で準備をさせていただきましたけれども、管理する側としては、大きな事故等があればというふうなこともあって常時の土足対応ということには踏み切っていないところであります。大きな行事、文化祭ですとか、先ほど言われたような行事、この間の消防の100年記念だとか、そういったことで多くの方が利用します、土足でぜひというふうなことでの要望があったときに、さらにマット等を足して安全に利用していただくというようなことで現在取り組んでいるということが現状でございます。管理の面からも、現場では土を持ってきてというふうなことも夏場心配されている声もありますので、なかなか常時というところには踏み切れていないところがありますが、今後もそういう方向になれるように現場とも相談しながら対応していきたいというふうに考えております。
答弁 国保病院事務長 小林嘉仁(国保病院事務長は2018年3月まで)
病院のお話があったので、説明させていただきます。確かに病院は感染防止で今スリッパを使わせていただいています。というのは、床の素材が雨で滑る状態だというのと、それからお年寄りが非常に多いものですから、足腰に力がないときに、滑る状態でいた場合に非常に危険かなと配慮して、一応まだスリッパという形にしております。言われるとおり、確かに玄関前の高さが非常に高い状況です。車椅子等で上がってくる方で、もし介助の方もお年寄りであれば、事務のほうが出向いていって一緒に上げているというふうな配慮もしています。あともう一点が玄関先の舗装が非常に悪いということで、スロープのところに段差がありまして、大人でも上がらないという状況がございまして、今年度の当初予算のほうで補修の部分を計上させていただきました。今後早急に補修を考えていきたいというふうに考えておりますので、当面はそれでご勘弁願いたいなというふうに思っております。
答弁 産業建設課参事 山内功
バリアフリー化でスロープのことしか考えていないのかということだったのですけれども、公共施設の計画の中のほかに、公共施設長寿命化の関係をことしまたやりますので、その中で各公共施設の問題点なんかを取り上げながら、スロープがいいのか、段差を解消するにはどうしたらいいのかというのを考えていきたいと、来年以降改修していきたいと思っています。
質問 4番 宮崎泰宗
済みません。たくさんお伺いして各所管のほうにお答えをいただきまして、ぜひそれぞれに利用していただける方々の身になって計画策定等を進めていただきたいと思います。長かったですけれども、以上で私の一般質問を終わります。