みんなの議会

中頓別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

「デイサービスセンターの災害復旧、思わぬ災害がありまして、施設…」

2015年9月16日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が質問し、町長 小林生吉、保健福祉課長 矢上裕寛が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 小林生吉、保健福祉課長 矢上裕寛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 東海林繁幸

2点目のデイサービスセンターの災害復旧、思わぬ災害がありまして、施設の関係者の皆さんも大変ご苦労なさっております。町としても大変な痛手を負ったわけでありますけれども、思わぬ災害を受けたデイサービスセンターの施設復旧と利用者サービスの再開が急がれるわけでありますけれども、次の点について伺います。まず、1点目、この件に対する町のかかわりはどうなるのか。これは、施設整備を含めて町が、格好としては法人の施設にはなっておりますけれども、町の責任はあろうと思います。その辺の覚悟を聞きたいと思っております。2点目は、施設復旧のスケジュール、今どうなっているのか、これからどうしようとしているのかがわかりませんので、教えてください。3点目、施設復旧の財源の概要、これは今は難しいのでしょうけれども、あれを復旧するためにはどの程度の財源が必要なのか、その財源は火災保険料等の状況も含めて町はどの程度の負担が必要になるのか、今の時点でわかれば教えていただければと思います。それから、一番大事なのは、約30名ぐらいの利用者がいるわけですけれども、この人たちが利用できなくなっているわけです。お話では、一部入浴サービス等は対応できるものは今しているというふうに聞いておりますけれども、今実際にどういうサービスがされているのか、その辺を伺いたいと思います。最後に、利用者サービスの経費です。施設は今運営されていないという形にはなっているのですけれども、そこには職員もいるわけです。当然職員の給料も払わなければならないのです。それから、サービスをするとなると、また別な財源が必要になってくる。そういったものについて、これはどこが負担するのかという聞き方をしていますけれども、町はその覚悟をしなければならないと思っておりますので、その辺を伺いたいと思います。以上です。

答弁 町長 小林生吉

デイサービスセンターの災害復旧についてご答弁を申し上げたいと思います。まず、1点目の町のかかわり方に関してでありますけれども、デイサービスセンターは町の介護保険事業所として在宅の重要な役割を担っており、町が主体的にかかわっていかなければならないというふうに考えています。2点目の施設復旧のスケジュールでありますけれども、先ほどちょっと申し上げましたけれども、施設復旧に向けた建設費用の積算等を進めておりますが、10月中旬に入札を予定し、できれば年内での工事完了を目標としているところであります。ちょっと補足をさせていただきますと、まだ保険の適用の最終判断が出ておりませんので、それらを踏まえて若干スケジュールがずれるというようなこともご了解いただければというふうに思います。3点目、財源でありますけれども、施設復旧に係る費用については全て火災保険で賄えることが望ましいところでありますけれども、不足が生じる場合の財源については町が負担することも考えていかなければならないというふうに思っています。4点目、利用者への対応でありますけれども、一時的にほかの施設を利用し、介護保険を適用した運営ができないか、北海道とも協議したところではありますけれども、残念ながら町内には基準に該当するような施設が確保できないため、介護保険サービスとは切り離した形で余暇活動や入浴支援のサービスという形で提供を進めてきているというところであります。5点目の利用者サービスの経費の問題でありますけれども、介護報酬が算定されないことから、町の任意事業として余暇活動と入浴支援を進めていますが、介護保険としてのサービス提供は困難、今までどおりの利用にはちょっと届かない不便さも生じるところから、基本的には利用者の負担は求めずに、この間町が負担する形で検討しているというところであります。

再質問 6番 東海林繁幸

それでは、再質問いたします。1と2については了解できました。いずれにしても、町として進めた事業ですから、これを引き受けてくれた関係者の方々に心配のないように、意欲的にこれからも取り組んでいけるような行政配慮をすべきだろうと思いますので、よろしくお願いいたします。3点目、火災保険料がわからないからどうしようもないことなのだけれども、火災保険料が決まらなくても復旧する経費というのは決まるわけですよね。どこまで復旧してどこまでしなければならないというのはあると思うのです。それを早く算定すべきだと思う。それの差額はどうなるのか、それはまた別な問題で、これはやっぱり町が覚悟しなければならないことで、できるだけ早く予算も決めなければならないことですから、早く議会に報告すべきことだろうと思いますので、大変でしょうけれども、建設担当者にはなるべく早く、町にとっても多分大きな財政負担がかかるだろうと思いますので、お知らせいただければと思います。それと、利用者のことなのですけれども、利用者はちょっとおいておきまして、道の考え方なのですけれども、町長、どうもわからないことがあるのです。こういうことってあるのでないか。施設が突然火災に遭って使えなくなったとか、あるでしょう。よくあることでしょう。そのときに今まで道はどんな対応をしてきたのか。このとおりであれば、介護保険を適用した運営ができないか協議したところ、基準に該当しないからだめだと。だめだということは、道はやめなさいということか、その辺を確認したいのです。道は、そんなことをするなということか。町だって町民のために、利用者のために町としてはできるだけのことを、場合によっては自己負担してもやむを得ないから、利用者サービスはやれる範囲で続けてやりたいという町長の思いは伝わってくる。でも、北海道は全く知らないということなのか、そういうふうに公言していいのか、私は言おうと思う。町としてどう考えているのか。北海道が対応できないというのであれば、北海道はこういう福祉施設の災害に対して全く知りませんと、そういう態度なわけですか、この辺を答えてください。それと、私今も言ったけれども、町長の立場として町民の利用者のためにできる範囲のサービスはやってやりたい。やっています。入浴サービスだとか、それから余暇活動、どんなことをやっているのか、後で課長に現状を聞きたいのだけれども、どの程度のサービスをやっているのか聞きたいのだけれども、そういう町長の思いと道の私は知りませんと、施設がなくなったのだからサービスをやめなさい、やめて当たり前ですと、町だってやる必要ありませんというような態度なのではないですか、このままで聞けば。その辺が確認したかったことです。5番目、これによって介護報酬が算定されなくなってしまった。でも、職員はいるのです。この辺も道の考え方がわからないのだけれども、職員はみんな首を切ったほうがいいわけですか。道が言っているのは、介護保険も適用しないと、やるのなら町がみんな負担しなさいと。縦割りとはいえ、そんなばかな行政はないと思う。こういうときだからこそ何とか住民を守ってやれと言ってくるのが少なくとも道と市町村との関係ではないですか。場合によっては特別交付税で何とかするぐらいの、耳打ちがあったのかどうかは別にして、そういったことも含めて道と協議しなければならないことではないですか、そこまでいっているのだろうか。その辺が疑問なことと、これをずっと継続して町としてサービスはできるだけの範囲でやっていくということになると、人件費とその他の経費は相当かかるわけです。その辺の試算ができていると思うので、その辺もちょっと伺いたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁を申し上げたいと思います。まず、復旧に向けた工事の着手に関しては、今最終的な積算の詰めに入っているというふうに聞いていますので、保険の適用の有無にかかわらず、必要な対応を図るということで、できるだけ早くそれは着手するように努力をしたいというふうに思います。それと、道の対応等についてのところでは、若干私のほうの説明不足があって申しわけありません。基本的には介護保険の保険者は市町村でありますので、市町村が介護保険事業としてできるかどうかということについて道にいろいろ相談させてもらったということでありまして、介護保険の制度の中で今ほかの施設を利用して新たにサービスを提供するというような基準を満たすものがないので、介護保険事業としては取り組めないと、そういうような相談をしたという範囲でありまして、決してやめろとかと市町村を見放しているということではないので、その辺について誤解のないようにお願いをしたいというふうに思います。その中で、町として、後でまた細かいところは課長からも補足をしてもらうかもしれませんけれども、まだ十分な体制をとれているとは考えておりません。きのうも現状の報告を受けましたけれども、これまでデイサービスを利用していた利用状況から見ると、余暇活動にしても入浴にしても十分継続できると言えるような状況にはないというところもありまして、さらにこの間のサービス、利用提供ということで検討を進めるように担当課のほうには指示をしているところであります。基本的には、この復旧までにかかる期間の中でこれまでデイサービスを利用されていた方が身体的な能力が落ちてしまったりとか、認知症が進んでしまったりとか、そんなことがあってはならないということを基本的な考え方に据えて、利用者本位でまずできる最大限のことに取り組むということでやっていきたいというふうに思います。若干作業がおくれている点についてはおわびを申し上げたいと思いますけれども、そういったことであります。介護保険の適用外ということで、サービスに関して国や道の補助金とか、介護保険の中で受けられるようなものは基本的には対象にならないということまでははっきりしていますので、この間町が負担しなければいけない経費などが明らかになった段階で、先ほど特別交付税という話もありましたけれども、道からの財政支援等について相談、協議をしていきたいというふうな考え方に立っておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。できるだけ丁寧に復旧作業に努め、それに伴う財源について町の負担が少しでも少なくなる努力を最大限したいというふうにご理解をいただきたいと思います。それと、この間余計に要する経費についてでありますけれども、かなり雑々とした試算でありますけれども、建設費を除いて運営の部分で800万円ぐらいは町費の負担がふえるのではないか。それプラス建設費の保険適用外の部分の負担ということになるのではないかというふうな想定をしております。

答弁 保健福祉課長 矢上裕寛(保健福祉課長は2016年3月まで)

現状の利用者に対してのサービスの内容なのですが、町の任意事業といたしまして余暇活動と入浴支援という2つに分けて実施しております。余暇活動につきましては、介護センターのリハビリ室ですとか、あと和室のほうを利用していただきまして、通常デイサービスセンターで行われていたような同様の余暇活動というものを実施していただいております。入浴サービスにつきましては、特殊浴槽に入る方が2名おりまして、その方については現在特別養護老人ホームのほうにあります特浴、そちらのほうを利用させていただいて、週2回入浴サービスが提供できるようになっております。あと、一般浴につきましては、場所の確保が日程的に難しいところもありまして現在調整中なのですけれども、デイサービスを利用している方が今20名ほどいらっしゃるのですが、できればその方たちには週1回は必ず入浴サービスができるような形で調整をしているところであります。

再質問 6番 東海林繁幸

では、1点だけ伺います。これは町長からもお話があったことですけれども、道との関係です。私は極端な言い方をして、道は知らないふりをしているのかという言い方です。これは、ケースとして道も初めてのようなケースだろうと思うのです。だとすれば、これを機会にこういった災害対応の道としての対応を考えさせなければだめだと思うのです。町は住民のために何としてでもいろんなことで応援したい、やってやりたいという気持ち、それはそれで町としては当然だと思いますけれども、こういったときに道は何をすべきなのかぐらいは考えさせなければだめだし、そのためにも政治家がいるわけでしょう。だから、町長、担当課長だけにいろいろ苦労させてもしようがないことで、これは政治家としての町長、それから道議会も含めて、道にきちんとこういった施設の災害、やめたほうがいいのか、やめなさいと道は言っているのか、その辺の対応をきちっと迫っていく、それは町長の役割だと思います。その辺の覚悟を決めていただけるかどうか、お願いします。

答弁 町長 小林生吉

先ほど申し上げましたように、基本的に介護保険の保険者は市町村という立場があるということであります。都会とかだったら、デイサービスセンターが複数選択可能だったりとかというようなこともあって、介護保険の利用計画を手直しをして他のデイサービスセンターを使うというような解決策もきっとあるのだろうと思うのです。中頓別町の場合は、代替の施設となると浜頓別町だとかということになってくる。浜頓別町のほうも聞く話によるとほとんどあきがない状況になっているということだし、何よりも時間をかけて送り迎えをしていくというようなことが現実的かというような問題があるかなというふうに思います。今回改めて感じましたけれども、こういったある意味危機管理というか、何かあったときの対応策ということについてあらかじめ準備ができていなかったということも言えるというふうに思っています。この辺は、こういう過疎地域の中で唯一、たった一つしかない施設に何か事故があった場合というのは本当にその後の対応が難しくなるということがありますので、これらの対応については道とも相談をしながら対策を講じられるようにしていければいいなというふうに思います。

出典:中頓別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる