中頓別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日
初めに地方創生にかかわる地方版総合戦略について
2015年9月16日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「初めに地方創生にかかわる地方版総合戦略について」質問し、町長 小林生吉、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 東海林繁幸
6番、東海林が質問いたします。このたびの質問は2点ございまして、初めに地方創生にかかわる地方版総合戦略について伺います。我が町の特性を生かした地方版総合戦略について、今後住民の意見を聞くことになっているようですが、町としてのコンセプトの基本的な提示は必要と考えております。町としての意思をお示しいただきたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。中頓別町版総合戦略については、これまでの人口の推移と今後の将来推計をもとに人口動向分析を行うとともに、町民の結婚や出産、子育て、定住に関する意向調査を踏まえ、目指すべき将来の方向性を定めた上で人口減少を抑制するための施策の検討を行い、策定していくこととなります。現在中頓別町総合戦略策定検討会を立ち上げ、検討を進めているほか、町民からの意見募集や主要な事業所、関係団体、子育て中の方々から多くのご意見、事業提案をいただきましたので、今後これらのご意見を踏まえた中で人口減少対策として町がどこに力点を置いて取り組んでいくのか議論を重ね、議員がおっしゃるような基本的な考え方を含めた総合戦略をまとめることとしているということであります。
再質問 6番 東海林繁幸
再質問いたしますけれども、総合戦略を立てる上において、民主的な行政という考え方で住民の意思、意見、いろんな団体の考え方を聞く、それは原則として当然必要なことなのだけれども、いろんな自治体にはいろんなケースがあって、その地域にとって行政の指導が非常に大事な地域もあるわけで、そういった意味では行政、またはそこに携わる職員の知恵がその地域を先導する、そういった傾向があるところはたくさんあって、そういうまちこそ住民を引き込みながらも活性化に富んだ行政活動をしているという例はたくさんあります。私が期待しているのは、住民の意見はたくさん聞いてください。それは当然必要だと思う。ただ、この町には、これまでも例えば福祉の町ですとか、スポーツ推進の宣言をしておりますとか、子供の安心、安全の宣言もしましたよね、そういったようにこの町のコンセプトになるようなスローガンも含めてたくさんあるわけです。だから、住民の意見を聞くだけではなくて、行政としてこの町はこうすべきだろうという、そういった考え方を出すべきではないか。それに対して住民はどういう考え方を持っているのか、賛同してもらえるのか、その方法はどうしたらいいのだろうという意見をとっていく。そういった行政主導とは言わなくても、先導する姿勢は、こんなちっぽけな町だけれども、ほかのまちに負けないぐらいの気構えを町長は持っている、職員もみんな感じていると言わせるように、感じさせるようにしなければだめだと私は思うのです。そこで、ただ住民の意見を聞くだけでなくて、町としての総合戦略のコンセプトはここだというものを自分の行政力としての力を示す、そういった場面をこれからも考えなければならないと思いますし、この答弁でいうと、検討会を立ち上げ、検討を進めている。そして、いろんな事業所、関係団体の方々から多くの意見をいただいているという答弁です。集約したようなご意見はどんなものがあるのでしょうか、それを伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
現段階の集約した意見については、後ほど遠藤まちづくり推進課長から説明をさせていただきたいというふうに思いますけれども、あらかじめ1点だけ私のほうから説明を加えさせていただきたいというふうに思います。今取りまとめている事業の提案については、担当している職員からの提案も含めたものとしてやっておりまして、組織としても政策提案というようなことには取り組んできているということであります。これは、1月以降さまざまに意見を聞いてきているところでありまして、その中で取りまとめていきながら、町としてこういう考え方で進むというような具体的な提示をしていく段階というのも想定はしておりまして、今最終的にアンケートを行って取りまとめたもの、それらに対して策定委員会の皆さんの中で重要度に関して意見を出していただいたものを取りまとめていますけれども、この間策定委員会の皆さんとも私も直接意見交換をさせていただいていますし、この後取りまとめたものを含めて各担当課ともどういう事業が取り組めるのかというようなことについて議論を重ねた上で、できるだけ早い段階で議員がおっしゃるような町の総合戦略に関する基本的な考え方、そういうコンセプトが見えるような形をとっていきたいというふうに考えていますので、ご理解をいただきたいと思います。詳細については、遠藤課長のほうから説明をさせていただきます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
それでは、内容について私のほうからご説明をさせていただきます。今回の総合戦略につきましては、基本的に4本の柱を掲げまして、1つは地方における安定した雇用を創出するという柱立て、それから2つ目としては地方への新しい人の流れをつくるという柱、それと3つ目としては若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるという柱、4つ目として時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携するという4本の柱を立てて今進めているところでありまして、この間職員も含めて提案されている政策提案は約260ぐらいになります。現在これらを柱ごとに整理をさせていただいて、その中で今町長が申しましたとおり、町としてこの5年間でやるべき、そして政策として実施すべき中身を十分煮詰めていく必要性があるということで、今作業を進めているところでありまして、第3回目の検討会は10月の中旬を予定しておりまして、その段階である一定のまとめができるものと思いますので、その段階で議会のほうにもその内容についてはお示しをさせていただき、議会の意向も踏まえながら最終的な戦略に生かしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。
再質問 6番 東海林繁幸
私が言っているのは、どんな意見が出ましたかと、それを聞きたい。2つ、3つ、どんな意見が出ているのか。町はそれに対して今コメントはできないだけれども、私が言っているのは住民からどういう意見が出ているのかということと、町としてはこうしたいのだというのがあるのか、ないのか、その辺を聞きたいのです。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
それでは、具体的な部分ということですので、まず1点目の地域における安定した雇用を創出するというような柱立てに関しましては、特に町においては第1次産業の酪農の推進、それから林業の促進というものに関する事業提案が行われておりまして、その中には例えば木質バイオマスを利用した計画の導入をすべきという意見だとか、あるいは酪農に関しましては酪農生産施設の整備促進に関する助成事業が必要だというようなご意見があったり、あるいは6次産業化の推進ということで、牛乳を利用した新たな産業、加工品の作成というようなことが必要ではないかというようなご意見が出されております。また、新しい人の流れの部分につきましては、基本的には定住促進に関する具体的な施策として住環境の整備が必要というようなご意見や、若者向けの特に住宅の整備が不足しているというご意見が出されております。また、観光施設としてあるピンネシリ温泉周辺の整備に関して多くの意見が出されているという実態があります。また、若い世代の結婚、出産、子育てに関する部分については、1つは出会いの場の設定が必要というふうなご意見があったり、それから現行の町における母子に対する施策に関しては他町村にない政策がたくさんあって、非常に住みよい環境にあるというご意見もその中には出されておりまして、ただ子育て中のお母さん方にとっては、病院における小児科の医師の確保という部分に関して、ぜひできないかというようなご意見が出されているのも1つあります。また、子育て中のお母さん方の中には、平日はもちろんでありますけれども、子供を預けられる施設として新たな対応というのが必要ではないかというようなご意見が出されているという実態もあります。それから、地域と地域の連携の部分については、ここはいろんな意見が出されておりまして、1つには高齢者の方々の活力、経験を生かす、そういうような機会を設定することが必要でないかということや現在町としても課題になっている交通機関の確保の問題等が今後生活する上では非常に重要なものだというようなご意見が出されたりもしております。また、行政サイドに関しては、町におけるホームページの取り扱いについて不十分だというご意見が出されておりますので、そういう部分に対するケアをすることによって移住者をふやすということにつながっていくというふうなご意見も出されているということであります。詳細につきましては、後ほど資料としてお渡ししたいと思います。
再質問 6番 東海林繁幸
いろいろお聞きいたしました。ありがとうございます。私は、これは質問事項にならないかもしれないけれども、再々質問で終わったという形でいいわけですけれども、いろんな意見があって、いろんなアイデアがあって、それが実現可能なのか、不可能なのか、いろいろな場面があるけれども、私はぜひここで町の行政能力を見せつけるぐらいの町長以下職員の皆さんのバイタリティーを期待したいと、この戦略を進める上においてそれをまず言いたかった。それと、この戦略はこの町をなくさないため、壊さないための戦略だと思うのです。ですから、単に生活環境、周辺環境だけをよくして住みやすい町という、それだけではなくて、これから商店が減ることもない、ますます繁盛できるような環境をつくる、それがこの総合戦略だと思うのです。ですから、そのためには基本的に働く場の確保だとか、事業活動を新たにつくるとか、そういった発想が必要で、従来からこの町は非常に福祉施設が充実してきておりますけれども、さらにそれらを発展させて、利用人口をふやし、支える側の人たちの職場を確保し、そういった道こそ中頓別町の生きる道だというふうに考えておりましたから、町としてもその視点に同一できるかどうかは別にしても、住民がどう言おうと町としてはここが大事だということをきちんと先導する、そんなバイタリティーを見せてほしいと思っておりましたので、そういう考え方も生かしていただければと思います。以上で1番目を終わります。