みんなの議会

中頓別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月18日

公共賃貸住宅の充実、住環境の向上で定住促進を

2012年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「公共賃貸住宅の充実、住環境の向上で定住促進を」について質問し、町長 野邑智雄、産業建設課長 中原直樹が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課長 中原直樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 本多夕紀江

受け付け番号5番、議席番号3番、本多でございます。1点目の質問をしたいと思います。公共賃貸住宅の充実、住環境の向上で定住促進を。平成25年度までに新たな公営住宅マスタープランを策定するとのことであるが、今後の公共賃貸住宅のあり方、建てかえ、改修についての基本的な方針、考えを伺います。以前は、単身者向け住宅は不足する心配がなく、世帯向け住宅の入居希望の実態は把握していないとのことでありましたが、現在住宅の需要をどのように捉えていらっしゃいますか。宮下定住促進団地は、あと数区画が残っているだけだそうですけれども、今後も宅地の造成を行い、販売するのかどうか伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

本多議員の公共賃貸住宅の充実、住環境の向上で定住促進をという質問につきまして、中原産業建設課長に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

まず、1点目でございますけれども、単身者向け住宅につきましては複数の申込者がいることが多く、すぐに希望する住宅に入居できない方もおられますが、年間を通して住宅が不足し、入居できないでいるという実態はありません。世帯向け住宅につきましては、複数の申込者がいる場合もありますが、おおむねスムーズに入居できております。同居親族要件を撤廃し、単身者の方でも世帯向け住宅に申し込みできることから、全体の戸数が不足しているということはありませんが、入居を希望される方の居住ニーズに合った住宅が不足しているということが言えるものと思われます。平成25年度に新たなマスタープラン、公営住宅等長寿命化計画といいますけれども、それを策定する予定です。その中で今後の適切な公営住宅等の管理戸数、建てかえや改善計画等を検討していく考えでおります。2点目でございます。宮下定住促進団地の宅地分譲につきましては、今年度4区画の購入があり、全22区画中残り5区画となっています。現在残りの区画に対する購入の申し込みはなく、すぐに新たな分譲地が必要な状況にないことから、新たな分譲地の宅地造成の考えはありません。今後も宮下定住促進団地の全区画の分譲に向けてPR等に努めてまいります。

再質問 3番 本多夕紀江

再質問をしたいと思います。管理戸数も建てかえも改修計画もこれから検討していく。つまり25年度策定予定のマスタープランの基本方針については、今のところ白紙の状態ということでしょうか。それから、居住ニーズという言葉が出てまいりましたけれども、中頓別町に住みたい、住み続けたいという人の居住ニーズをどのように把握したり、認識していらっしゃるのでしょうか。そのニーズを捉えていらっしゃるとしたら、それに応えるという考えはあるのでしょうか。25年度策定、25年度中には、25年度末、3月31日までにはそれが策定されるのでしょうけれども、そうなると実際に計画が実施される、建てかえや改修が行われるのはいつになるのでしょうか。住宅は、それほど不足していないというような答弁ではありましたけれども、第6期中頓別町総合計画実施計画状況報告書というのをいただきまして、23年度事業分ということでいろいろ書いてあるのですけれども、例えば移住定住促進事業のところで問題とか課題はおためし暮らし希望者は増加傾向にあるが、提供できる住宅が確保できないと、こういう問題、課題が挙げられています。また、公営住宅建設事業のところで今後の方針(24年度)とはありますけれども、方針のところで新たなマスタープランを策定し、居住環境の向上を図るため、計画的な建てかえを促進していく必要があると書かれております。急いでとかということはありませんけれども、もう建てかえの必要性は認めていらっしゃるということだと思うのですけれども、その25年度策定となるといつごろ建てかえの実施ということになるのでしょうか。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

まず、1点目のマスタープランの基本プランについては、来年度策定予定でございますので、現段階では白紙でございます。2点目の居住ニーズ、どのように把握しているのかということでございますけれども、最初の質問に対してこのように答弁させていただきましたが、例えば単身者の方について言えば先ほども言いましたように同居親族要件を撤廃して、3DK等の住宅にも入居できるようにしております。単身者の方でも3DKに入居している方もおられますけれども、例えば3DKであれば広過ぎるだとか、水洗化はしているけれども、浴室に浴槽がないだとか、古いだとか、そういったような理由から、やはり単身者向けを希望するのだというような方が多々おられて、そういったことも応募件数が多い一つの理由なのかなということで、居住ニーズという言葉を使って先ほど答弁させていただきました。そういった意味合いでございます。それと、3点目の建てかえだとか改修はいつになるのか、これについても来年度マスタープランを策定して、その中で十分検討して計画を策定をしていきますけれども、来年度策定するということになれば早くても26年度調査、27年度実施という、建てかえか、改善、改修かは別にして、そういった日程になろうかというふうに思います。本日配った第7期総合計画の実施計画には、おおよそこうなるのではないのかなというような計画は掲載しております。4点目の移住定住については、公営住宅等自体が低所得者、また住宅に困窮している方のための住宅でございますから、直接的に移住定住の方を住まわせるということではありませんので、それについてはまた別の検討が必要なのかなというふうに思いますけれども、計画的な建てかえを促進していく必要があるということは認識しておりまして、特にあかね団地の非水洗の住宅については昭和44年以前の建物でございますので、そういったものの建てかえというのは時期は別にして進めていかなければならないということでの認識はしております。

再質問 3番 本多夕紀江

再質問から始めたいと思いますけれども、答弁を聞いてこれを聞かなければと思っていたことを何か忘れてしまったということがありまして、少しちぐはぐになるかもしれませんが、25年度策定予定のマスタープランが現段階では白紙の状態であると。それから、建てかえについても今からすると26年に調査をして27年実施ということになる。とはいっても27年に建てかえが幾つかでも完了しているとか、そういう状態になるのかどうかわかりませんけれども、今24年度ですから大分先のことになるのだなと思って、少し驚いております。それから、ニーズの認識、把握については単に単身者向け住宅希望の人が風呂場はあっても風呂なし住宅に入らざるを得なくなって、そのあたりで新しい単身者住宅を希望する人が多いだとか、その程度の現状の認識、それからニーズの把握なのかなと思って、ちょっとがっかりはしました。移住定住者については、公営住宅はそういう役割ではないので、また別な話ということでしたけれども、公営住宅という法律ですか、そういうものに縛られない町営、町有住宅ということで、やはり中頓別町に住みたいという人のニーズを取り入れて、町として公営住宅ではなくてもさまざまといいますか、いろいろな住宅の確保を検討しなければならないのではないかなと考えます。そういいますのも2地域居住であるとか、中頓別町に住みたいという人が住宅がなくて居住を諦めたという話を幾つか聞いておりますので、住宅を即建てるとかということではなくても、どういうふうにそういう人たちに住宅を供給していくか、各課連携をとって考えていただきたいと思っています。それでは……済みません。再々質問に入ります。現段階では、マスタープランも白紙の状態ということで、私いろいろ住宅、公営住宅に入りたい、町の住宅に入りたいという、また入っている人の希望、要望なんかを聞いたりしているものですから、もし白紙の段階だったら、それらを取り上げていただけるものと思って、少々お話をしたいと思います。風呂場はあっても風呂なし住宅、これが今の公営住宅の大半。少し古いタイプの公営住宅、西団地、すみれ団地、ひまわり団地、旭台団地、そういう実態にあると思います。だけれども、今そういう住宅は若くても若くなくてもそういう住宅に入るということは考えられません。入るとなったら、やっぱり自分でシャワー、ボイラー、風呂おけ、風呂を取りつけると。そうなると20万、30万のお金がかかりますので、そこまでして、でも思い切ってやった。そうしたら、もう希望している住宅があいたので、新しいほうへ移る。その設備は無駄になると。そういうことがやっぱり若い人、若くない人にかかわらず出てくるのです。ですから、やはり壊す予定のない住宅があいたときに少しずつでもそういう風呂の設備をやるべきではないか。やるべきと思います。以前は、設備をするにはお金もかかるし、家賃も高くなるということを言われたのですが、家賃が多少高くなるのはやむを得ないと思うのです。それだからといって何万円も高くなるとか、それを取りつける前の2倍になるとか、そんな話ではないと思うので、少しずつでも整備、設備をしていく努力はできないかどうか。それから、あかね拡充団地、入った当時は大変新しくて暖かくてと喜んでおられた方々も10年もたって年齢が高齢化しますと、あの拡充団地は病院からとても遠いのです。その上、日常の買い物とかお金の出し入れ、役場の用事を足す、そういう生活の用事一つ一つをとっても必ず国道を越えなければならなくて、高齢者の方は大変苦労しているのです。建てかえはかなり先のことになるようなお話でしたけれども、国道の西側ではなくて東側をぜひ考えていただきたいと思います。国道の東側には、広い土地もあります。それから、ユニバーサルデザインの考えはこれからの公営住宅、特に公営住宅について取り入れる考えはないのかあるのか。取り入れるべきと考えます。今は、高齢者向け住宅とか、先ほどから単身者向け住宅とか出ていますけれども、補助金の関係もあるのかもしれませんけれども、公営住宅としてユニバーサルデザインということにすれば、単身者向けは今あいていないとか、高齢者向け満杯でとか、そういうことなく、区別なく誰でも住んでもよいということになって、効率的に使えるのではないかと思います。少々長くなりますけれども、これも高齢化が進んできて、やはり高齢者の切実な希望というものもありますが、元気な高齢者でも、特に男性の方ですけれども、80歳も近くなってきますと毎日の食事のことで大変苦労されています。何とか食べることは食べても、やはり食事管理という面ではかなりおろそかになると私も思います。食事つきの高齢者住宅、公営住宅でそういうことができるのかどうかよくわかりませんけれども、公営住宅でなくても町営の住宅で食事を提供できるような、都会でいったら老人下宿とでもいうのでしょうか、そういうものは可能なのかどうか。以上、伺います。

答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)

1点目の浴室があっても浴槽がない住宅に浴槽をつけてはどうかというお話でございますけれども、確かに比較的新しいあかね拡充団地だとか、西団地の新しいところ以外は浴室はあっても浴槽がない住宅がございます。それで、マスタープラン、長寿命化計画といいますけれども、それを立てることによって社会資本整備総合交付金という交付金が住宅の改善だとかについてくるということになります。ただ、浴槽をつけることがその交付金の該当になるかどうかというのはこれから調査をしなければなりませんけれども、耐用年数を超過していない住宅については居住性の向上ということで該当になるのかなというふうには思ってはおりますけれども、そういったことでこれらも含めて長寿命化計画の策定の段階で十分検討して、交付金がつくということになれば実施していく方向で考えていくことになるのかなというふうに思います。それと、あかね拡充団地が病院から遠いだとか、国道を越えてということでございますけれども、基本的にあかねの古いところ等々の建てかえということで検討がされていくものというふうに思っておりますので、そういったことになると基本的には現地の建てかえになるのかなというふうに思っておりますけれども、まず建てかえが基本で、新規に公営住宅の戸数をふやすこともちょっと考えづらいというふうに思いますので、場所等については来年の計画の策定の段階で十分検討していく事柄であろうというふうに思っております。あと、ユニバーサルデザインの関係については、これはもう今新しい公営住宅を建てようとすれば一般的な仕様になってきているのです。逆にユニバーサルデザイン、十分な高齢者対応がなければ補助金の対象にもならないというふうになってきておりますので、全部の住宅に対して。ですので、この辺については今後新しい住宅については問題ないのかなというふうに思います。あと、食事つきの高齢者住宅は可能かということでございますけれども、全く不可能ではないと思います。そういった制度もあろうかというふうに思いますけれども、本町にとっては老人ホームだとかもございますから、もしそういったものを考えていくのだとすれば、保健福祉課等と、もしくは南宗谷福祉会等とも十分協議をしながら、そういったことが本当に必要なのか、もしくは必要だとしたら建設は可能なのかということを含めて検討していかなければならないのかなというふうに思っています。

再質問 3番 本多夕紀江

全てはこれからということではないかと思いますけれども、やはり今までの住宅マスタープランを立てたときから年数も相当経過して、人口の構成も変わってきておりますので、ニーズ調査に当たっては今公営住宅に住んでいる人ばかりでなく、また建物の形をどうするかだとか、そんなことばかりではなく、幅広く意見を聞いて、この中頓別町にぜひ住みたい、それから住み続けたい、そういう住宅プランにしていただきたいと思っております。

出典:中頓別町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月18日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる