中頓別町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月26日
旅費宿泊料の二重取りについて
2012年9月26日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「旅費宿泊料の二重取りについて」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 柳澤雅宏
7番、柳澤です。まず初めに、先ほど町長の行政報告にもありましたけれども、旅費宿泊料の二重取りについてお聞きします。職員の出張時におけるポールスター札幌への宿泊に関して、公費負担の問題が新聞等で取りざたされておりますが、当町での実態はどうか。またどのように対処されるつもりなのか、町長に考えをお伺いいたします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
柳澤議員の旅費宿泊料の二重取りについてお答えをいたします。基本的なことについては、先ほど行政報告で話しましたとおりでありますけれども、当町の実態等々については総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
それでは、ご質問にお答えしたいと思います。ホテルポールスター札幌への宿泊に関する公費二重取り問題につきましては、明確な条例違反は認められないといたしましても、納税者である町民の目には福利厚生制度の悪用と映る問題というふうに認識しております。ただ、同ホテルを利用していた職員は、この公費助成の実態を知らないまま自動的に助成を受けていたというふうに考えておりますけれども、道義的な責任を重視いたしまして、町長を先頭に記憶に残る限りの助成額分を自主返納したところでございます。21日までの返納の内容は、今年度4月から8月いっぱいの分までで延べ9人、20泊、5万円、23年度以前につきましては延べ17人、29泊、6万2,350円となっておりまして、総計では延べ26人、49泊、11万2,350円の返納を行ったところでございます。先ほどの行政報告でもありましたけれども、この問題は同ホテルを運営する北海道市町村職員共済組合においても近々制度内容、11月というふうに承りましたけれども、手続の見直しが図られることになっておりますが、緊急的な対策としては9月1日以降同ホテルを利用する場合には助成制度そのものを辞退するように全職員に通知され、実行されているところでございます。以上でございます。
質問 7番 柳澤雅宏
対処としては、最低限の対処はされたのかなというふうに思います。それで、まず1つ疑問に持つのが助成金を受けた方で公費助成を知らなかったと。私は、知らない人も当然いたのだろうと思うのです。ただ、知っていた人もいたはずなのだと私は思うのです。少なくてもある程度事務にかかわれば当然この共済金というのは出てくるわけだし、町もこの負担をしているわけですから、この負担が何の負担だったかわからないなんていうばかな話はないわけでしょう。そのときに、できることならこの負担は不自然ではないか、おかしくないかという話がどうして庁舎内から出てこなかったのかが私はちょっと残念だと。新聞報道がなかったら多分このままいったのかなというふうに思うと、これがいわゆる公務員が一般常識がないと言われる最たるものだと思うのです。だから、これがやっぱり少なくとも当町だけでもこの経費はおかしくないかという話がなかった。いわゆる自浄能力がなかったという点について、やっぱりきちっと反省してほしい。その点について、ちょっと酷かもしれませんけれども、考えをお聞きしたいと思います。それから、共済組合のできた昔からの流れというのがあるのだろうと思うのですけれども、何でこういう制度が現在まで残っているのだろうというのが私はちょっと不思議で仕方がないのです。こういうところが、共済組合に聞かないとわからないのかもしれませんけれども、共済組合の考え方というのか、ご存じの方は知る範囲で何でこういう制度がいまだに残っていたのか、その点について知る範囲でお話しいただければと思います。それから、当町においては返納したと。それから、今後適用を受けないように職員に通知したということなのだけれども、それでは今後とも助成はしていくのですか、この共済組合に対して。私は、はなからこの助成をやめればいいだけの話だと思うのです。そうすれば、ポールスターに泊まろうがどこへ泊まろうが、当町が出張した職員には助成が、公費の分の助成は当たらなくなるわけでしょう。だから、その点について利用しないように、あるいは返納するようにというよりも、そもそも助成やめてしまえばいいだけの話ではないかなと思うので、そうはできないのかどうか。増毛町では、その分ポールスターに泊まる場合に限っては支給を減額することにしたと。そこら辺を今後ともこの助成を続けるつもりなのかどうか、その点をお聞きしたい。ちょっと多岐にわたって申しわけないのですけれども、それから実費制にしている市町村が道内でも5市町村、それで宿泊旅費が3割減になったということです。それで、私も実費制にできないものかどうか。今どき出張でどこか行くとき、現地で宿を探すなんていうことはありますか、現実に。もうみんな出張で行くときに宿泊場所を探して行くでしょう。そうすると、宿泊代もわかるでしょう。まず、年間職員が出張するときに現地へ行ってから探しますなんていう人、誰か一人でもいましたか。いないでしょう。そうすると、実費制ということも検討してもいいのではないかと。その点について、実費制にする考えがあるのかどうか、検討されている町村もあって、宗谷も島の1町が検討するということでしたけれども、ほかには名前がないので、当町としてはどう対応するのか。それから、組合制度を見直すということなので、これもこれだけたたかれたからもう見直さざるを得ないということだと思うのです。だって、そうでなかったら2009年度以降で利用しやすくしてもらうために補助金を上げているわけでしょう、共済組合は。たたかれたら、もう手のひら返したみたいにそんなことも忘れて、制度を見直しますなんて言うけれども、そのちょっと前にあなたたち上げているでしょうという話でしょう。だから、ここら辺をやっぱり、これはあくまで組合で決めることなので、当町がどうのこうのということではないですけれども、やっぱりどういうふうに見直されるか、当町としてもしっかり見届けていただきたいというふうに思います。以上の点について再質問させていただきます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
まず、1点目でありますけれども、助成を受けた方全員が知らなかったのかということだと思うのですが、私を含めて、私も2回ほど泊まりまして返納しておりますので、最初の答弁どおり、これは知らなかったと言わざるを得ないと思います。それで、共済組合ですから、我々のお金で出資されているホテルだと、設立されているホテルだということでございまして、我々が泊まったときにはそういう便宜が図られるのかなという程度の恐らく認識ではなかったかなということでございまして、その自浄能力の点からいえば大変反省すべきことであったなというふうに思っております。そういう自覚が各職員あったればこそ、素早く全員返納してくれたのかなというふうに考えるところでございます。全員反省をしております。それから、共済組合でのこのような制度がいつからあったかということでありますけれども、これはちょっと歴史的なことでございますので、私の記憶にはちょっとないのですが、地方公務員等共済組合法という法律がありまして、なぜ福祉事業に公費負担ができるかと、労使折半になっているかというのは、地方公務員等共済組合法の133条の第2項第4号でそのように明記されているからでありますので、恐らくこの法律ができて、この条項ができたときにこのような制度は始まってきたのかなというふうに今は推論せざるを得ないというふうに考えております。それから、3点目ですか、今後とも助成を続けていくのかということでありますが、これは最初の答弁でもお答えしたとおり、共済組合側において11月1日をもってこの助成制度そのものを廃止をするという方向で動いているということでありますので、そのような方向に向かうのではないかなというふうに思います。それから、実費制をとれないだろうかということでありますが、本来旅費というのは実費弁償が建前でございまして、ただ実費を完全に弁償するためには、全ての旅費の種目について証拠書類が必要になると。その確保あるいは真偽を判定するのが大変難しいので、あと出張者や事務担当者の事務量を増加させることになるので、民間の宿等の実態を調べてこのような定額制に落ちついているのではないかなと。これは、国家公務員の旅費制度に倣ってのことだと思います。それで、実費制にした場合、端的に申せば札幌市あるいは離島なんかの場合、シーズンによっては高上がりになるという場合もございますし、出張場所に近いところに泊まろうと思えば、やはり高い宿しかないという場合も考えられます。逆に安い宿を探せば、用務地まで地下鉄代がかかる、あるいはタクシー代がかかるというようなことが考えられます。それから、何といっても宿泊料というのは夕食代及び朝食代を含むと、2食を含むということでございまして、それらに伴う諸雑費も含むということでございますから、それを勘案した場合、果たして今定額制が高いかどうかという議論もあると思います。実費制、定額制それぞれメリット、デメリットが出てくるのではないかなというふうに思います。したがいまして、今の段階では定額制をやめるということは考えておりませんけれども、ただ当然実態として平均的な宿代が大きくそこと乖離をしてくるということになれば、その定額制の今決めている金額自体も見直していくことも必要ではないかなというふうに思っております。大体今の点でお答えになったでしょうか。そういうことでございます。
質問 7番 柳澤雅宏
組合のほうで公費負担分について見直しをかけるであろうということなので、それでは組合がどういうふうにこの制度を変えていくのかをまた見ていかなければならないというふうに思います。それから、定額制か実費制か、今説明があったように、やっぱり出張した場合にはどうしても経費というのがかかるので、私もこれを聞くときにどうしようかなという、ちょっと迷いもあったのです。当然食事をするときに、家庭で食べるよりも外食になるわけですから、どうしても高上がりになるだろうし、人間動けばそれに伴ってお金が絡んでくる。地下鉄に乗ったりタクシーに乗るときもあるでしょう。そんなので、定額制もいたし方ないのかなという気も私もちょっとするのですけれども、ただ、今課長が言われたように見直しも必要かなということなので、大体札幌市、今通常でしたらもう4,000円台から泊まれる宿、結構たくさんあります。それから見ると、当町の場合定額制で9,000円と。そうすると、やっぱりちょっと高いのではないかなと。ほかの町村から見たら案外、平均的に1万超えているような町村もあるので、それから見るとやっぱり安いのかなというふうには思いますけれども、現実から比べるとちょっと高いだろうというふうには思いますので、見直しが必要なときもあるような返事だったので、見直しをきちっとやっぱり一回していただきたいなと思うので、その点について再度最後に答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
これ札幌市だけをターゲットにして考えると、今柳澤議員が言ったように若干高いのかなと。言えば5市町村の平均ベースでいくと、大体7,000円ぐらいの数字でありますから、うちが9,000円でありますから、2,000円ぐらい高いのかなと。しかしながら、その中に夕食代が含んでいるかどうかちょっとわかりませんけれども、大体我々が泊まる場合については朝食つきで何ぼと、一般的にそういう形になっていますから、どの辺がいいのかわかりません。ただ、たまたま札幌市だけでなくいろんなところで会議があって、たまたま温泉地などでやると、今度は9,000円ぐらいでは泊まれない、全然泊まれないです。その場合は自分で持ち出しと、そういうこともあります。それがいいのかどうか別でありますけれども、今の9,000円がいいのかどうなのかと。それから、同じ定額制でももう少し下げてもいいのかなと、こういう2通りの考え方があろうかなと思いますから、その部分についてはもう少し調査をした中で定額制の9,000円が妥当なのかどうなのかという判断をしたいと、こういうようなことでもう少し時間をいただかなければならないかなと思います。それから、先ほどの話の追加をちょっとしますけれども、共済組合についてはそれぞれ地方公共団体の首長等が入っている議員と、それから一般の組合員の人たちが構成をしている議員と2種類がありまして、その議員が集まって共済組合の議会を運営しているわけであります。そういう中で、ポールスターの運営だけでなく、長期、短期、それから福祉事業等の率、それから利用を決めているわけでありまして、そういう中で今共済組合の事務局としての考え方については出張に対する助成はやめると。それから、福利厚生的な、言えば家族が旅行なんかをした場合については、今のところ2,000円ぐらいの助成をしたらどうかという話が出ていると。こういうようなことで、11月の実施を目指して議会を開いて決定をしていきたいというような話が、正確というか正式ではありませんけれども、私のほうに情報が入っていると。そして、この宗谷管内から出ている議員は利尻町の田島町長が共済組合の議会に議員として出ていますので、そういうところから情報がまた入るのでなかろうかなと、このように思います。
質問 7番 柳澤雅宏
わかりました。それでは次に、総合計画についてお聞きします。第7期総合計画に基づくまちづくりが本年7月からスタートしましたが、いまだ実施計画ができていません。実施計画はいつできるのか伺います。また、総合計画の策定等に関する条例では、町長は毎年度総合計画に係る実施状況を取りまとめ、その概要を議会に報告するとともに町民に公表しなければならないとしておりますが、平成23年度分の報告、公表はいつされるのかお伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
総合計画につきましては、遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
ご答弁申し上げます。平成24年度分の実施計画につきましては、実施計画登載見込み事業一覧として既に配付させていただいているところでありますけれども、総合計画における最重要課題に関しましては、現在プロジェクト会議で協議中であり、その報告書が今月中に提出されますので、提出され次第できるだけ早期に5カ年の前期の実施計画をまとめまして、12月には議会に報告をしていきたいというふうに考えております。昨年行政評価システムが導入され、平成23年度の業務に関しまして、現在各課において作業中であり、10月中には報告、公表を行ってまいりたいというふうに考えているところであります。また、次年度以降につきましては、できるだけ9月中をめどに報告、公表をしてまいりたいというふうに考えております。
質問 7番 柳澤雅宏
それでは、最重要課題に関するプロジェクト会議に関しては、一昨日常任委員会で一応の説明を聞きましたので、せめて今報告、答弁されたような日程でぜひ進めていただきたい。また、そうでなければ、25年度の予算にも影響することでありますので、この日にちに関しては、予定に関しては極力このとおりいくようにぜひ進めていただきたいと思います。それから、23年度の報告ですけれども、10月中ということなのですが、議会に報告ということなので、これの対応としたら臨時会を開いてでも報告するという考えなのか、その点についてちょっとお聞きします。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
報告の仕方につきましてですけれども、これについては今後ちょっと協議をさせていただきたいというふうに思っております。議会報告が終わりましたら、ホームページ等でまた一般の方にも報告する形をとるというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。
質問 7番 柳澤雅宏
済みません。その報告をどういう形でするか。だから、臨時会を開いてやるか、一応は報告書は渡すけれども、きちんとした議会報告として12月にやるおつもりなのか、その点についてお聞きしたつもりです。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
臨時会を開催させていただいて報告するのか、それから今議員がおっしゃった12月のときに報告するのかということでありますけれども、そこについて、大変申しわけありませんけれども、内部協議をしておりませんので、今の段階では今後ちょっとその辺についても協議をさせていただいた上で対応をしていきたいというように考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。
質問 7番 柳澤雅宏
それでは、以上で私の質問を終わります。