中頓別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月17日
すけれども、屋根の除雪に助成支援を
2012年3月17日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「すけれども、屋根の除雪に助成支援を」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 本多夕紀江
受け付け番号4番、議席番号3番、本多夕紀江です。2点質問をしたいと思います。まず、1点目ですけれども、屋根の除雪に助成支援を、福祉除雪の見直しをということですが、福祉除雪という言葉ですけれども、要綱の名称が高齢者世帯等除雪支援事業実施要綱となっていますので、除雪支援事業というふうに改めたいと思います。ことしは、各地で除雪中の事故が相次ぎ、本町も人ごとではないと心配しています。第7期総合計画のアンケートや本文中にも除雪の文字が多数見受けられ、除雪は住民にとって大きな関心事になっています。とりわけ屋根の雪おろしは深刻であり、次の点について所信を伺います。①、除雪相談窓口は機能していますか。②、除雪支援事業は、1業者が委託料145万円で全町の30世帯ほどを担当しています。個人で重機を持っている方もいるので、1業者ではなく、地域ごとに何人かお願いするなど、小回りのきく方法に改められませんか。町内に扶養義務者がいると対象にならないなどの規則、決まりを全体的に見直す必要はありませんか。3点目、屋根の除雪は危険も伴い、だれでもできることではありません。頼んでも断られた、だれに頼んでよいかわからないという声もあります。住民同士の支え合いでは無理があり、屋根の雪おろしを引き受ける個人や業者に町として支援すべきではありませんか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
本多議員の除雪支援の見直しについての質問につきましては、石川保健福祉課長に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
ご答弁させていただきます。まず、1点目でありますが、平成15年度から社会福祉協議会において除雪に関する総合窓口を開設しておりますが、毎年相談件数は10件程度となっております。高齢者事業団で行えるものは高齢者事業団で行い、そのほかは建設業者等に紹介をしております。本年度については、相談件数14件、そのうち高齢者事業団で対応したものが10件、建設業者に紹介したものが4件となっております。除雪に関する相談窓口につきましては、ご指摘のとおり住民への周知が不足しておりますので、旬報などで冬期間における相談窓口開設の周知を行っていきたいと考えております。2点目であります。除雪支援事業は、社会福祉協議会への委託事業として行っており、建設協会と相談の上、業者を決定し、実施しておりますが、ご指摘のとおりどのような方法が効率的で効果的なのか今後検討していきたいと考えております。また、要綱にあります町内に子等の扶養親族がいる世帯は適用されませんが、支援の特例が適用となった場合は対象世帯となることから、基本的には身内の方がいる場合は身内の方が行うべきと考えますので、現在のところ実施要綱についての見直しは考えておりません。3点目であります。1点目で答弁のとおり、住民周知が不足していることから、冬期間における周知を行っていきたいと考えております。また、町としての支援につきましては、これまでも相談があった方について業者の紹介などは行いますが、それ以外で個人で引き受ける方や業者についての支援は現在のところ考えておりません。以上であります。
再質問 3番 本多夕紀江
再質問をしたいと思います。除雪の相談を受け付けて、高齢者事業団でも対応しているということですけれども、高齢者事業団での対応は多分この支援事業の対象にならない部分なのかなと思いますけれども、大変重要な役割を担っているのだなと思います。この高齢者事業団の方々、実際には何人ぐらい除雪をお引き受けになれるのでしょうか。それと、先月でしたか、24年の2月の末ぐらいの社協だよりに高齢者事業団の仕事を紹介する小さい記事が載っていたように思うのですけれども、どんな仕事を引き受けられるか。それから、料金は幾らであるとか、そんなことが載っていたように思いますけれども、仕事だとか賃金がどのようになっているのか、ここのところでちょっと伺いたいと思います。それと、2つ目ですけれども、見直しは考えていませんということですけれども、この要綱をつくってから30年以上になると思うのです。そのときと比べて状況は大きく変わっているし、身内が町内にいないお年寄りというのはこれからもっとふえると思います。要綱の見直しということについては、扶養義務者がいるとかいないとか、そこの部分だけではなく、除雪支援のあり方全体を見直すべき、そういう時期、時代に来ているのではないかということです。それに、先ほども支援の特例とかということをおっしゃいましたけれども、要綱はだれが見ても明らかな内容にすべきだと思うのです。第1に、申し込みから支援の決定まで、住民の目からはなかなか見えづらいものになっておりますし、支援の特例も聞いて初めて、ああ、そういうのがあるのだというふうにわかるようなわけで、大変支援の特例についてもわかりづらい面があります。住民の目に明らかなものにしていただきたいと思います。3点目ですけれども、この除雪サービスの対象にならない高齢者世帯はどうするのでしょうか。建設業者をちゃんと紹介しているから問題ないと考えていらっしゃるようですけれども、こういうところをその場しのぎといいますか、個々の対応だけにとどまらず、建設協会や業者の方との相談をして制度化や仕組みづくりができないものでしょうか。以上、お聞きするのは3点なのです。ご存じだとは思うのですけれども、長野県栄村の雪害対策事業のやり方などをぜひ参考にしていただきたいと思うのです。そこでは、冬期間の除雪要員を非常勤特別職員に委嘱して一定の補償もするというやり方のようで、除雪を頼むほうは、頼むほうといいますか、料金のほうは所得により有料であったり無料であったりの区分を設けて、この方法だと冬期間の雇用とか仕事の確保にもなると思うのです。それに所得に応じて除雪をしてもらえるので、住民の除雪についての心配が大幅に軽減されるのではないかと思うのです。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
まず、最初のほうから、多数ありますので、漏れていたら教えていただきたいと思います。まず、除雪の今現在は事業団は9名いらっしゃいます。常時半分ぐらいの方は出られるということを伺っております。それから、賃金等の、どのような仕事を請け負っていて、どのような賃金形態になっているのかということでありますけれども、内容といたしましては事業団が行っているものは草刈りですとか引っ越しの後片づけですとか除雪もそうなのですが、あと選挙看板の撤去ですとか堆肥センターで堆肥の袋詰めなどを行っていると伺っております。賃金のほうは、例えば草刈りであれば除雪機でやった場合、1時間当たり1,000円をいただいているということであります。それから、引っ越しなどは大体800円ぐらいで請け負っていると。それから、除雪については手作業、スコップで1,000円程度いただいている。堆肥センターの袋詰めは850円をいただいているということであります。それから、要綱をつくってから30年を経過しているということなのですが、平成18年に一部改正をしてございます。それは、老齢者控除ですとか公的年金に係る控除は、老齢者控除がなくなったことと、それから公的年金が140万から120万に下がったなどということもありまして、ずっとそのままできているわけではないのですが、このことによりまして、それまで対象となっていた世帯が、それまでは40世帯ぐらいあったのですけれども、この廃止になったことによって対象とならなくなる世帯、これを引き上げて、所得制限をつくって引き上げて救済措置でこれまで対象となっていた方も対象とするようにしたという改正は行ってきております。その後、そういった控除等が変わったということはございませんので、そういう意味で要綱等の改正は今のところ考えていないということで申し上げております。それから、申し込みから支援までの決定の流れなどについては、旬報等で周知をしていきたいと。わかるように、それは考えていきたいと思っています。あと、仕組みづくりという点では、ほかの町のこともありますけれども、うちの町でどのような対応がいいのかというのは、地域ごとに行っていけるような検討もしていくこととあわせまして、どんなやり方がいいのか、それもあわせて検討はしていきたいなと思います。
再質問 3番 本多夕紀江
高齢者事業団にかかわってなのですけれども、いろいろ賃金のことを言われたのですけれども、除雪は重労働です。1時間当たり1,000円というのは安過ぎるのではないでしょうか。高齢者事業団に年会費を払って、もらった報酬から手数料として5%を引かれるとすると、これは無理をしてまで除雪を引き受けてやりたくないというふうな気持ちにもなるのではないでしょうかと思うのです。高齢者事業団のほうに払われている毎年の運営費補助でしょうか、50万円とか60万円、毎年予算化されていると思うのですけれども、それをこういうところに、賃金の補てんといいますか、そんなところに使えないものなのでしょうか。それから、見直しはしていないわけではないとおっしゃったのですが、平成18年に一部改正と言われたのですけれども、これは税制が大きく変わって老年者控除がなくなったり、年金控除も20万ぐらいですか、下がったりした。そのことによる見直しと言えば見直しなのですけれども、それをそのとおりに要綱に当てはめてしまうと、除雪の支援、除雪サービスを受けれなくなる人が多いので、仕方なくということではないのでしょうけれども、ほかが変わったことで自動的に見直したというようなことではないのでしょうか。それから、アンケートや何かでやっぱり除雪が心配という声がたくさん聞かれるということは、これはやっぱり今の体制が不十分だからだと思うのです。住民が一番困っていることとか不安に思っている除雪、町民同士の支え合いとか助け合いだけでは無理な点がたくさんあると思うのです。そこのところを町としてもう少し手を差し伸べる姿勢を持ってもらいたいと思うのです。仕組みをつくるという努力もすべきだと思うのです。それから、年間の予算が除雪支援事業145万円というのは余りにも少な過ぎると思います。3つ目です。絶対見直さないとおっしゃっているわけではないのですけれども、もしこれまでやってきたからという理由だけで、この先も30年前につくった要綱と同じようにやっていくというのであれば、第7期総合計画中の第3章の安全、安心な暮らしの保障であるとか基本計画の中のだれもが健康で安心して暮らすことができる保健、医療、福祉の充実を図りますなんていう、そういう文言は削除すべきではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
1点目の事業団の運営についての町からの補助金は50万出しておりますけれども、事業団の運営そのものはあくまでも社会福祉協議会において、先ほど私申し上げましたけれども、どんな仕事をやって幾らというのは、その中で決定をされていることでありますから、それは私どものほうで、助言や何かはいいのかもしれませんけれども、決定などは私どものほうでいたしておりませんので、ご理解いただきたいなと思います。それから、2点目の自動的に18年の改正については見直したのでないのかというご意見でありますけれども、やはりそれまで非課税だった方が年金の廃止だとか公的年金の減額だとか控除額の減額だということで、はっきりわかっているものについてやはり救ってやらなければならないという考え方からやっているものでありますから、自動的に見直したという、そういうことではないということでご理解をいただきたいと思います。それから、除雪の経費の年間予算等については、やはり今、回数とかも来ていますけれども、委託をしている業者に実態などを聞いて、今1社でやっておりますけれども、それがどうなのかということも含めて、先ほど検討すると言っておりますので、そういうことも含めて検討をしていきたいと考えております。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
私は、今特段この高齢者世帯除雪支援事業実施要綱が、30年前からとはいいましても、そんなに悪いというふうには思ってはおりません。あくまでも高齢者のために行っていくのだという考え方については何ら変わるところはございませんので、第7期の総合計画にこれが反しているというような考え方は持ってはおりません。
再質問 3番 本多夕紀江
大変申しわけないのですけれども、この除雪支援事業を社会福祉協議会に委託しているのでというところが、そのあたりがはっきりと聞こえなかったので、委託している事業なので、中身までは町としてはタッチしないのだということなのかどうか、そこをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
そういうことではありません。社会福祉協議会に委託していたとしても実施主体は町でありますから、同じように総合相談窓口ですとか、そういうものは一緒に対応していくと。事業そのものをただ委託しているというだけで、最初に言いましたのは事業団の関係で言っただけでございます。
再質問 3番 本多夕紀江
質問は終わりましたけれども、この要綱が30年前にできたからといって、特段に悪いとは思っていないというお答えでしたけれども、やはり課長がどう思われるかというよりも、住民の立場、高齢者の立場になって要綱を見ていただきたいと思っております。