みんなの議会

中頓別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月17日

安心な余生をという質問事項につきまして

2012年3月17日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「安心な余生をという質問事項につきまして」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 細谷久雄

それでは、2点目の質問に移りたいと思います。2点目の質問は、高齢者の孤立解消し、安全、安心な余生をという質問事項につきましてお伺いをいたします。少子高齢化、人口減少社会に突入し、本町でも若者人口が減少する一方で高齢者人口が増加、高齢者がほかの年齢層に比べ大きな割合を占め、高齢者、独居世帯が増加する町へと移行しつつあります。国の高齢社会白書では、ひとり暮らしや老夫婦世帯など社会とのつながりが希薄となり、年金では暮らしていけないことから、犯罪に手を染める高齢者が増加するとともに、犯罪に巻き込まれる高齢者も急増してくると警戒しています。孤立が広がり、孤独死が大きな社会問題となっている中、住民参画、協働、助け合い、支え合うまちづくりの模索が続いていますが、国、道、町も高齢化社会の現状に対応できていないのが実情です。孤独な高齢者の安全、安心をどのように見守るかが今後の行政の課題だと思います。そこで、高齢者、ひとり暮らしの方々の不安を解消する対策を行政はどのように考え、取り組んでいくのか伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

細谷議員の高齢者の孤立解消し、安全、安心な余生をという質問に対しまして、石川保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

ご答弁させていただきます。本町の平成23年3月末の65歳以上の高齢化率は35.4%となり、12月時点での独居世帯数と人数は91世帯91人、老夫婦世帯は116世帯232人となっております。高齢者や高齢独居世帯、老夫婦世帯の現状を把握し、不安の解消や見守り体制など、これまでにも増して力を入れなければならないと考えております。民生委員や職員の役割として高齢者、独居世帯や障害がある方など再確認し、現状を把握するのは当然でありますが、民生委員、保健師が重点的に訪問を行い、不安の解消となるよう努め、さらに見守りという観点から自治会とも相談をしてまいりたいと考えております。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。65歳以上の高齢者の孤独死は、1999年から2011年にかけて約3.5倍増加している。だれとも会話をしない、近所づき合いをしない、困ったときに頼る人がいないといった社会から孤立した状況が長く続くと生きがいを喪失したり生活に不安を感じることにもつながる。高齢者が住みなれた地域において安心して暮らし続けるためには、私は地域の方々、特に町内会の人たちの見守り活動が欠かせないものと考えます。隣近所の方が近所づき合いの延長線上で気軽に手助けしてやることが必要なことだと思います。以前宮崎県のある村で黄色いハンカチ運動という活動が紹介されていました。高齢者のひとり暮らしの方が朝起きたら玄関に黄色いハンカチまたはタオルを飾り、夕方ハンカチを片づけるといった方法でした。それを地域の住民の方が見て、高齢者の方の安否確認を行うことで孤独死問題や高齢者の健康状況を地域全体で把握できる仕組みでした。そのような対策を中頓別町でもぜひ取り入れて、安全、安心で住みよいまちづくり、社会づくりをしてほしいと思いますが、行政は高齢独居世帯、老夫婦世帯に対して、今までどのような形で不安の解決や見守りを行ってきたのか。また、今後行うのか。具体的な内容を伺いたい。また、早いもので3月11日で東日本大震災の被災から1年が過ぎました。高齢者の尊厳を守り、安全、安心な地域づくりと防災対策の充実強化を図ることは喫緊の課題であると考えますが、災害時における弱者としての支援が必要な高齢者の避難場所の確保や安否確認の方法などを行政はどのように行うのか伺います。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

数年前からは、孤立者については、何年も国のほうからも指導がありまして、具体的にはやはりその時点、その時点での民生委員さんの個別訪問など、それと保健師の訪問などを行ってきております。ただ、今ご指摘のように、受動的といいますか、みずからというのは少し若干欠けていたような部分もあろうかと思います。そういう意味では、昨年以来数回にわたって孤立死や孤独死などが問題となっておりますので、安否確認を含めて昨年からは数回にかけて訪問等を実施してきているという実態であります。また、ことしについても民生委員協議会などでは毎回毎回言っているのですけれども、そういう状態が多いので、やはり再確認をしていただきたいと。何かあれば、直ちに保健福祉課のほうに連絡をいただきたいというようなことで進めてまいりました。そういうことについては、今後も何かあるたびにやはり声を大にして確認をし合いながら進めていきたいと考えております。それから、災害時の高齢者の居場所ですとか災害体制については、今町のそういう防災の関係もありますけれども、やはり再度見直して保健福祉としてこういった独居世帯であるとか高齢者老夫婦世帯であるとか、再点検が必要なのかなと考えております。

再々質問 2番 細谷久雄

この問題につきまして、再々質問させていただきたいところですが、孤独、孤立の対策につきましては後ほど受け付け番号7番で先輩の山本得惠議員が一般質問を行いますので、私のほうからはこれをもちまして終わりたいと思います。最後に、町長に一言、高齢者の一番最初の字の高の字が幸の字、幸せの字の幸齢者になるように、ぜひ私たちの多くの町民が幸せと感じるような強い中頓別づくりを目指して邁進していってほしいと思います。それで、この質問は終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月17日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる