中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日
2番目の苦情等について
2011年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「2番目の苦情等について」質問し、産業建設課長 中原直樹、教育長 米屋彰一が答弁しました。
- 質問者
- 細谷久雄 議員
- 答弁者
- 産業建設課長 中原直樹、教育長 米屋彰一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 細谷久雄
2番目の苦情等については、大雪時の除雪のおくれ等に対する苦情が多いようだが、ほかの苦情についてはないのかお聞きしたい。その苦情については、だれがどのように対応して書面で残しているのかどうか。また、今後の除雪にどのように反映しているのかお聞きしたい。3番目の通学路の除雪については、これからの中頓別町の未来の大人ですので、極力児童生徒の時間に合わせて歩道除雪をお願いしたい。4番目の高齢者、障害者に対しては自治会連合会と相談し、ぜひとも除雪ボランティアの支援体制を推進していってほしいと思います。また、私は除雪は迅速、安全が第一と考えています。そこで、次の3点について再度ご質問をいたします。季節雇用の臨時職員について、安全教育等の教育は実施されているのか。実施しているのであれば書面で提出を願いたい。また、実施していないのであれば、毎月1回半日程度の安全教育の実施と新規雇用者に対しては新規雇用教育を実施すべきではないか。2番、除雪がない日々の待機時間帯での高齢者、障害者世帯への除雪作業はできないものか。3番目、町道と道道、町道と国道との交差点のところが毎年見にくくなり、段差が生じて交通事故が起きないのが不思議なぐらいである。町の除雪体制ということで、別紙の説明資料の1ページ目に12月16日に撮影した写真を添付してきたのですけれども、見てもらったらわかるのですけれども、これは国道とバスターミナルのたしか通りで、私の家の前の交差点なのですけれども、国道と町道とのところに15センチぐらいの段差が生じていると。それと、去年もあったのですけれども、ここのところで2台ぐらい車の事故が起きているのです。こういうところ、どっちで担当するかわからないのですけれども、こういうところをちょっと確認してほしいなということがあります。それと、交差点の雪が大変多く危険な状態であったと。中頓別町も12月20日で交通事故死3,000日を達成します。今後3,500日を目指すためにも交差点の除雪を特に重点的に行ってほしいと思いますが、いかがでしょうか。以上の再質問にご答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)
今年度の除雪予算2,936万円の内訳でございますけれども、まず賃金につきましては臨時運転手を8名雇用しておりますので、その8名分838万1,000円、除雪機械の整備や消耗品で840万円、除雪に係る燃料費でリッター数でいくと7万3,400リッターで882万円、そのほか定期点検費、自賠責保険料で159万6,000円、ダンプ等の借り上げ費で127万6,000円、そのほか自動車重量税で33万9,000円というのが主なものでございます。町民からの苦情といいますか、ほとんどが先ほど答弁しましたとおり除雪に対する問い合わせ等でございます。それで、多くは除雪のおくれに関することというのは、町道の除雪だけではなくて酪農のバルクの除雪等も行っておりますので、ローリーが来る時間帯に間に合わないのではないのかというような心配があって、それらに対する問い合わせだとか、あとは中頓別や小頓別では雪が余り降っていないのですけれども、中間の敏音知地区については雪が降っているということで除雪に来ないのかというような問い合わせもあります。そのほか例えばそう多くはないのでありますけれども、自分の敷地に余り雪を置かないでほしいだとか、あと自分の玄関の前に重たい雪を置いていかないでほしいだとか、そういうような問い合わせ等、苦情といえば苦情もあるのかもしれませんけれども、そういったことも電話等で問い合わせがございます。ただ、こういう中頓別地区という豪雪地帯でございますから、すべて住民の方々が満足いくような形での除雪というのはなかなか難しい面もございますので、改善できる点、解決できる点については行うようにしておりますけれども、難しい面も当然ございますので、そういったときについてはご理解をいただくように努めているところでございます。それと、降雪がおおむね10センチ以上のときに除雪を出動するわけでありますけれども、それについてはまず市街地周辺については職員がパトロールをして、おおむね10センチ以上ということを確認して出動をしておりますし、あと秋田地区については個人に降雪量を確認をしていただく委託契約を結んでおりまして、それについては4時の段階で除雪が必要かどうかということが連絡を来るようにしております。そういったことで判断をして出動をしているというところでございます。あと、通学路につきましては、当然児童生徒の安全性というところから必要性は感じているところでございますけれども、町の限られた除雪体制の中にあっては、特に大雪等々のときについては、除雪については効率的で効果的な除雪の順路というものも決めながら行っているということもございまして、常に登下校時にきれいに通学路をあけるということについては難しい面もございます。そういったことでございますので、改善できる点があれば今後検討していきますし、不自由を感じて通学しているというときもあろうかと思いますけれども、ぜひともご理解をいただければというふうに思っております。あと、臨時職員、先ほど言いましたけれども、8名臨時職員を雇用しております。安全教育の関係でございますけれども、毎週だとか定期的にだとか、そういったことは行っておりません。ただ、常に本町の臨時運転手についてはベテランが多いのでありますけれども、除雪業務に当たっては常に細心の注意を払って慎重の上にも慎重に業務に当たることだとか、交通ルールを遵守しながら業務に当たることということ等を常に運転手に指導しているところでございまして、運転手についてもそれらを十分認識しながら業務に当たっているものというふうに思っております。あと、待機時間の除雪の関係でございますけれども、確かに除雪が終わればその後は除雪機械の管理等を行うことになりますけれども、時間があいているときには公共施設の除雪等も行うことにしておりまして、あと議員がおっしゃられているような個々の世帯についての除雪については業務に入っておりません。それらについては、また別の形で除雪サービス等々もございますので、そういったもので対応すべきものかなというふうに思っております。それと、国道だとか道道と町道との交差点の関係でございますけれども、確かにどちらが先という問題がございますけれども、町道を除雪してその後国道の除雪が入ったら、町道との交差点に雪が置いていかれるというのは事実でございますが、これらは今に始まったことではなくて、開建だとか宗谷総合振興局とも打ち合わせをしておりまして、特に国道については国道のほうの除雪で主にそういった交差点の雪処理については行っておりますので、すぐさまきれいになるかどうかは別にして、そういう認識を持ちながらお互い連携をとりながら除雪を行っているということでございます。あと、交差点の雪が高いということについても、これも国道も道道も同じことが言えると思いますけれども、これも交差点の段差の雪処理と同じように主には国道の除雪、排雪とあわせて処理をしていただいておりますので、その辺も開建のほうと今までも連携をしてきておりますけれども、今後もそういった形で進めていきたいというふうに思っております。
再質問 2番 細谷久雄
中原産業建設課長から再質問に対するお答えをいただいたのですけれども、運転手というのはベテランこそ危ないのです。ことしも土現さんのほうでちょっと意見があったのですけれども、ちょっとした油断による事故があるもので、それで安全教育はやってほしいなと。それと、口頭で言うだけではちょっとまずいと思うので、やっぱり事故があって監督署が入ってきたら、それを書面で残しているのかと、何月何日にどういうことをやったのだと、そういうことがありますので、その辺はお願いしたい。それから、私からもう2点ほど最後にちょっと質問がございますので、言います。1つ目は、中頓別町の人口も10月31日現在1,971人で、高齢化が進み、人口の約4割が高齢者となりました。天災はいつ来るかわかりません。その人たちがこの冬を安全、安心に過ごせるよう緊急時、地震災害の発生時に最低限度の生活道路の確保はできているのか、それを伺いたい。それと、2つ目、出勤時間が午前8時45分になっているが、個々の運転手に対する健康管理は毎日管理しているのか。特にアルコール濃度は、普通の人で飲酒してから6時間から7時間たたないとアルコールが抜けないと聞いていますが、どうですか。私の会社も道道の除雪作業を行っていますが、説明資料の2ページで私のうちの会社が使っているのですけれども、呼気中のアルコール濃度測定器の説明書を添付してきました。自社では、毎日出動してきた全運転手にアルコール濃度を測定してもらい、健康管理と事故防止に努めています。これが説明書なのですけれども、実際はこういうものがありまして、電源を入れてふうっと吹いて30秒ぐらいでアルコール濃度が出てくるものなのです。値段は大体2万円ぐらいです。お酒を飲んで車を運転すると、現行の道路交通法では酒酔い運転と酒気帯び運転に分類され、呼気1リットル当たり0.15ですか、以上のアルコールを保持していたら酒気帯び運転ということになっています。こういう測定器もあるのだという説明をいたしまして、以上の2点についてご答弁をお願いいたします。
答弁 産業建設課長 中原直樹(産業建設課長は2016年3月まで)
まず、臨時運転手、除雪のオペレーターに対する安全教育の関係でございますけれども、先ほど言ったように今現在は口頭で行っているのみでございますので、よりそういった安全性に対する認識を高めてもらうためにどのような方法がより有効かということを今後検討させていただきたいというふうに思います。あと、緊急時の除雪の関係でございますけれども、本町の場合は国道と違いまして夜間の除雪は行っておりませんので、例えば大雪時、特に暴風雪だとかのときについては通行が不能になるということが年に1回か2回ぐらいはあるのかなというふうに思いますけれども、仮にそういったときに災害だとか緊急、例えば救急車の出動だとか、火事があっただとか、そういったときには当然除雪車が先頭を切って行くような形、そういったことで対応を過去にもしておりますし、今後もしていきたいと、していくことになろうかというふうに思います。あと、健康管理については、これも口頭でございますけれども、健康にだけは十分留意されてということで健康診断だとか、職員のオペレーターについてはドックへ行って、もし再検等が必要になれば即再検を受けてもらって、万全な体制で業務に当たっていただくようには言っておりますけれども、議員から言われたアルコール濃度の検査、測定の関係でございますけれども、これも常に先ほども言いましたけれども、口頭ではありますが、交通ルールを守るときには当然酒気帯びも含めた形での交通ルールの遵守ということで指導しているところでございます。ただ、アルコール濃度の検査については、それ自体を否定するものではございませんから、今後検討させていただきたいというふうに思います。
再質問 2番 細谷久雄
それでは、最後に一言、今後の除雪体制について中原産業建設課長からいろいろなお答えをいただきましたが、現在の景気状況が急激に回復することは到底考えられません。また、中頓別町の財政状況も厳しいことには変わりないと思いますが、こんなことを踏まえて町民の安全、安心な町民生活ができるよう、また人口の約4割が高齢者ですので、私は高齢者、障害者世帯等については町民みんなが除雪ボランティアになって協力して行うという支援体制を推進してほしいということを思いますので、よろしくお願いいたします。以上でこの質問を終わらせたいと思います。それでは、2点目の質問に移りたいと思います。2点目の質問は、社会教育の一環として子供議会の開催についてお伺いをいたします。全国、全道のかなりの自治体で子供議会を実施しています。子供は町の宝であり、あすへの活力の源です。また、子供が家庭や地域のぬくもりを感じ、自然の中で伸び伸び遊び、学び、育っていくことは私たち町民の願いであります。しかし、近年子供を取り巻く環境が大きく変化するとともに、学校等におけるいじめや不登校も社会問題となっています。そのような状況に歯どめをかけるには、将来を担う子供たちが町の仕事や議会の仕事を学ぶことでまちづくりに対する関心を高めていくことは大変重要なことと考えます。また、子供たちの率直な目で感じる疑問や提案は町民協働のまちづくりにつながることでもあると思います。私は、子供たちが行動すれば親が、そして先生、すなわち大人が動くと思います。町政執行方針の健やかで心豊かな子供を育てる環境づくりを立案し、実現するものであれば、子供議会の実施は町の一体感をも引き出すために必要だと思います。そのためにも社会参加の分野での子供教育に視点を置き、町独自の社会教育として授業の中でカリキュラム、教育課程を組むことはできないか、教育長の考えを伺います。
答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)
社会教育の一環として子供議会の開催をというご質問でございますが、これについてご答弁をいたします。子供たちが町の仕事や議会の仕事を学んだり、子供たちの素直な目で感じる疑問やふるさとのよさに気づき、ふるさとを元気にする提案をするなど、まちづくりに対する関心を高めていくことは大変意義あることと考えます。子供議会を教育課程に取り込めないかとのご質問でございますが、小学校においては本年度からの新学習指導要領に伴い、学習環境も大きく変化し、学校の教科書も厚くなり、授業時数も大幅に増加し、学習の質、量ともに大きく変わりました。また、中学校においても来年度から新学習指導要領の本格実施となり、学習項目、内容の増加により授業時数が増加します。そんな中で教育課程編成に当たっては、授業時数の確保が大変重要となることから、学校と協議をしながら検討をしたいと思います。
再質問 2番 細谷久雄
それでは、再質問させていただきます。ただいまの教育長のご答弁を聞き、学校と協議してぜひとも子供議会の開催を検討していただきたいと思います。また、今子供の意思を大事にしていこうという動きは全国的に広まっています。市町村合併問題の住民投票では、これまで投票権が認められていなかった10代にまで賛否の意思表示権が拡大されています。その理由は、まちづくりには将来を担う世代の参加が欠かせないからだと思います。子供は未来の大人です。だからこそ彼らも将来を見据えて町の姿を考える責任があると思います。そのとき大人たちができることは、彼らが自分たちにとって正しい判断を下せるような材料の提供です。大人が一方的な判断で彼らの将来の町の姿を決めてあげるのではなく、彼らなりに判断をしていくことで未来の町に対する自覚や今自分たちが立っている場所が確認できると私は思います。また、今はまちづくりそのものが大きな岐路に立っていると思います。行政も限界、議会も限界と言えるような領域がたくさんあることは否定できません。まちづくりを行政や議会主導でリードする時代は終わったと私は思います。事に子供に関することは、いつも大人たちで考えてきました。しかし、今後は子供たちの経験を生かしながらまちづくりすることが非常に大事なことであるし、子供の意見を取り入れることは夢をかなえることにもなり、未来の中頓別の町の希望にもなると思います。最後に、まちづくりは人づくりという言葉があります。まちづくりにおける教育、子供たちとの協働のまちづくりこそが私は中頓別町の郷土教育と考えていますが、教育長の郷土中頓別町における郷土教育の理念を伺いたい。
答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)
議員今理念と言われましたけれども、確かに子供たちがみずから考えていくということは大変重要なことと先ほど言いましたように、そのように思っております。そして、今町民協働のまちづくりという質問でございますけれども、今実際に手法はいろいろとあると思います。しかしながら、既に中頓別小学校では新聞等でご存じとは思いますけれども、まちづくりの一環として総合学習の時間、これらを利用しまして地域ボランティアの方々とさまざまな体験活動を通して地域のよさに気づきながら、その郷土の理解と愛着を求める、それを深めるということで中頓別探険隊という学習講座を行って、先般学校地域本部から中頓別町の小学校の中頓別探険隊を紹介をし、文部科学大臣賞を受賞したところでございます。そして、中頓別探険隊につきましても今年度も今月の14、15、16、この3日間において町民センターにおいて発表会が行われ、多数の保護者の方も見に来ていたという実態がございます。このように形こそ違うけれども、子供がみずからが中頓別町をよくしようということでいろんな取り組みをしているのが実態でございます。そして、総合学習の時間では、小学校の低学年の方々につきましては中頓別町を知るという学習を通じ、高学年につきましてはそれを生かそうということをそれぞれ工夫をしてやっております。中学校においても中学校1年生では小学校の系統性を生かしながらやっており、2年、3年生におきましても未来を担う提案として職業観等々、それから進路学習する中でもふるさとの中頓別町を中心とした学習を展開しているところで、私自身それらについて応援をしていきたいと考えているところでございます。
再質問 2番 細谷久雄
再質問に対するご答弁をいただいたのですけれども、私も中頓別町はいろいろ、国道を走っているのですけれども、中頓別町にもいろいろな看板が設置されていて、特に旧中頓別農業高校のところと寿トンネル手前の北緯45度のところに中頓別町、中頓別町教育委員会、枝幸警察署中頓別地域安全協会、こども安全パトロール隊が協力して立てた看板があります。これなのですけれども、中頓別町「こどもの安全、安心な町」宣言、子供たちの健やかな成長を見守ろうと書いてあるのですけれども、私はこの最後の言葉の成長を見守ろうというのもいいのですけれども、私は子供たちも中頓別町の町で生活している一町民として、子供たちが自主的に活動しているところや活動できる場所に子供たちの参加の仕掛けを多様につくることが大人の役割であると考えるのですけれども、教育長はどのように考えますか。
答弁 教育長 米屋彰一(教育長は2014年3月まで)
確かに参加する仕掛け、これらにつきましては不十分ではありますけれども、それぞれ私どもも考えてございます。そして、今さらに、今までは先ほども紹介いたしましたけれども、学校地域支援本部、この事業が変わりまして学校、家庭、地域、それらを連携して取り組むような事業内容に変わっております。そして、学校教育には当然支援をしながら、そして学校支援につきましては学校地域本部推進事業、これらを通じて学校に支援をし、さらには放課後、学校で終わった後の放課後に対する支援、これらについても取り組んでいるところでございます。そして、なおかつまたそれにつきましても家庭、これらについてもこれからもさらに進めていこうということで、いろいろと取り組む環境、こういったものをさらに広げていくつもりでおります。
再々質問 2番 細谷久雄
それでは、再質問も再々質問も終わりましたので、最後に未来を担う子供たちが町政の参加体験を通して社会の一員としての自覚を高め、社会参加を進めるきっかけとなるよう、ぜひとも子供議会を実施してほしいというお願いをいたしまして、この質問を終わりたいと思います。