中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日
2つ目の国道沿いの土地利用について
2011年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「2つ目の国道沿いの土地利用について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉、保健福祉課長 石川篤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮崎泰宗
それでは、2つ目の国道沿いの土地利用について質問いたします。第2回定例会で町有未整備地の整備、現況調査事業として一般会計補正予算が可決されましたが、議会に具体的な用途の説明がないまま旧開発車庫跡地が花壇として整備されました。用途が花壇になった経緯と事業費の内訳、今後の管理方法について伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
国道沿いの土地利用について、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
ご答弁申し上げます。まず、ご指摘の用地につきましては、将来何らかの公共施設のために供する用地として所有しておりますが、まだ最終的な用途については決まっていないという土地であるということをまず前提に申し上げたいと思います。今回の事業は、緊急雇用創出推進事業として行っておりまして、新たな整備は認められておらず、もともとの用途に再整備する場合に限られるという制約があります。旧開発跡地は国道沿いの目立つ場所にあり、数年前まで花壇として一部活用していた場所ですが、現在は荒廃した状況となっているため、景観の向上、町民の憩いの場として当該箇所を選び事業を行わせていただいたところであります。最初に述べましたとおり、当該箇所を恒久的に花壇として位置づけているものではなく、最終的な用途が決まるまでの間の景観に配慮して維持管理するというのが目的だということであります。事業費の内訳につきましては、今はまだ精査しているところはありますけれども、税抜きで総額390万のうち人件費が新規雇用3名分を含む約260万ということでありまして、残りが資材費や重機の使用料などとなっております。今後の管理につきましては、花壇の部分については各種団体に呼びかけてご協力をいただき、敷地内全体の維持管理は別に委託したいというふうに考えているところです。費用につきましては、現段階ですべて合わせて10万円程度におさめていけないかということを想定し、精査をしているところであります。
質問 1番 宮崎泰宗
ただいまの答弁をまとめると、使い道のない町所有の広場に国からのお金390万円を使い、今後は町費から毎年10万円の管理委託料が支出されるということでしょうか。土地利用計画もないので、とりあえず花壇として整備したでは余りに無計画ではないでしょうか。今後の管理は各種団体に呼びかけるとのことですが、本末転倒ではないかと思います。まず、どのように利用すべきか、まず住民の声を聞くべきだったと思います。それから土地利用計画を立て、整備内容を決めるべきでしょう。用途も決めていないところに毎年10万円の税金をかける担当課の考えが全く理解できません。国道沿いの一等地であり、産業振興のための広場や町なかに人を呼び込むための駐車帯としての利用などは考えなかったのですか。本当にまちづくりを推進されているのでしょうか。私は、町が壊れてきていると感じております。用途の決まっていない土地の管理に委託料を支払ってまで行う必要はありますか。仮に自治会が管理できない場合、最終的な用途が決まるまで職員が直接管理すべきと考えますが、いかがでしょうか。新たな施設整備が認められないとしても他の既存施設でも整備が必要なところはたくさんあったと思います。維持管理費がかかるなら整備しないほうがよかったと思いますが、いかがですか。この管理費10万円は来年度予算案、総合計画の実施計画にのせるおつもりですか。受注業者に緊急雇用された3名の方は地元町民の方ですか。雇用期間終了後はどうなりましたか、お答え願います。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
まず、本用地の目的、土地利用計画ということにつきましては、今現在の施策の中で具体的に検討されるものがございません。そういう面で今後どこかの段階でこの土地についての利活用というようなことが生まれてくるというふうに考えますけれども、今段階ではまだ用途の決まらない用地ということで位置づけているということであります。ただ、議員がおっしゃるように今お金をかけることはなくということもあるかと思います。ただ、一方で国道沿いの目立つところが雑草が伸びて見苦しいというようなご指摘も一方ではあります。そういった面から、最低限お金をかけない範囲で何とか景観を向上させて、花とかそういったようなことで憩いの場というような形にできたらいいのではないかというように考えてさせていただいたものということであります。経費等につきましては、この10万という金額が妥当なのかどうかというようなことも今のご意見を踏まえて、改めてどういう管理が望ましいのかということについては検討させていただきたいというふうに考えております。あと、今回の雇用創出事業におきましてでありますけれども、3名の新規雇用、月数はちょっと、5カ月間が2名と2カ月間が1名ということの雇用ということであります。在町者で新規雇用があれば望ましかったというふうに思いますけれども、3名とも町外からの方が雇用されていたということであります。今回の雇用につきましては、緊急雇用創出推進事業という趣旨、つなぎの雇用というようなことでありますので、この期間限定というような雇用で終わっているということであります。
質問 1番 宮崎泰宗
今ご答弁いただきましたけれども、根本的に雇用した方が町内の方でないというご答弁をいただきました。これが本当に意味があったのかなと。この中頓別町での緊急雇用として意味があったのかなと思います。最初の答弁にもあるのですけれども、憩いの場というものは決して今回初めてつくられたわけではなくて、もう既につくられているものはありますよね。この今の現在の役場からもよく見えます旧役場跡地を整備した100周年記念公園もそうですよね。実際1日どれくらいの方が利用されているか。よく見えるので、もしかしたらおわかりになっているかもしれませんが。そして、この公園の管理については町内の皆さんが管理費を別途支払っています。これが本来の形だと思いますが、すべての住民が納得されているかは別の話だと思います。しかし、なぜ今回つくられた花壇という憩いの場に対しては毎年の管理費に町費を投入するのか。この矛盾によって町内の皆さんは、記念公園の管理についても少額ならもともと支払っている町費の中で納めるべきだと思うのではないでしょうか。もう雪が積もり、雪投げに追われる季節となりました。花壇をつくったことによるそのスペースの問題はないのか。町の土地ですから、本来個人的に利用することはできないと思いますが、この季節近隣住民の方々の雪投げの場として使われているのが現状ですよね。個人的にではなく、町民の皆さんに広く使っていただいているとしたら、それでいいのではないでしょうか。町民の皆さんの憩いの場というものについてお答え願います。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
この用地の当面の維持管理のあり方につきましては、今宮崎議員がおっしゃったように経費をかけない方法というようなことについては改めて検討させていただきたいというふうに思います。憩いの広場ということで、実際にそこに立ち寄って遊んだりとかということについてだけではなくて、最初に申し上げている景観的な部分で目を楽しませながらそこを通るといったようなことも含めて、この用地の適切な当面の管理のあり方ということにおいて、最低限そういった機能を持った位置づけをできないかというふうに考えて事業をさせていただいたところであります。除雪の関係につきましては、これまでも特に冬期間の排雪、雪の捨て場というようなことで利用されているということは十分踏まえておりまして、これに関しては支障がないように今までご利用いただいていた方たちにも引き続き使っていただけるというようなことで花壇スペースもある程度、今までどおりにいかないところは若干あるかもしれませんけれども、ある程度前のほうに置いて、後ろのほうとかそういうところについては今までどおり除雪をできるようにというようなことで、利用されている方々についても町のほうでご説明をさせていただいてご理解をいただきながら進めさせていただいたということであります。実際の花壇のところなどにつきましてもできるだけ町内の事業所、いろんな団体の皆さんにご活用をいただくという形できれいな花壇整備ができればというふうに考えているところでありまして、その中で花の苗だとか、そういったようなことで若干町のほうも支出をさせていただくことでやっていけないかなというふうに考えてきた経緯があります。ただ、改めましてその辺のあり方については再度検討してまいりたいということを重ねて申し上げたいと思います。
質問 1番 宮崎泰宗
検討して、雪投げについてもほぼ同じではないけれども、今までに近いように問題なくできるというふうにお答えいただいたと思います。もう既につくってしまったものを簡単に壊すことはできません。しかし、すべてにおいて強行的に行ってしまえば許されるというものでもありません。予算の内容を明確にし、事前に示してください。管理についての協議も予算を通す前に行えない理由はないはずです。事前の作業を怠ったわけですから、排雪や駐車のスペース等さまざまな土地の利用、円満な活用への対処に努めていただきたいと思います。今の質問については以上です。それでは最後、3つ目のインフルエンザ、肺炎球菌予防接種等の助成医療機関拡大をという質問をさせていただきます。第3回定例会でインフルエンザや肺炎球菌予防接種のほか、子宮頸がん、乳幼児へのヒブ予防接種に関する一連の条例が可決され、一部を除き10月1日から助成が始まっています。しかし、助成対象となる医療機関を国保病院に限定したため、日中受診できない方やかかりつけ医を持つ方は町内の診療所や町外の医療機関で受診せざるを得なくなっています。広く町民が病気にならないよう設けた制度です。国保病院の経営上の問題だけを考慮するのではなく、できるだけ多くの町民が予防接種を受けることができるよう助成医療機関を拡大すべきではありませんか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
インフルエンザ、肺炎球菌予防接種等の助成医療機関拡大をの質問につきまして、石川保健福祉課長に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
ご答弁を申し上げます。国保病院の存続は町の最重要課題であり、年々一般会計から病院会計に対する繰出金が増加していることから、経営状況を少しでも改善できるよう助成対象となる医療機関を町国保病院に限定させていただきました。ご質問にあります日中受診が困難な方に対しまして、できるだけ多くの町民が時間外での受診により予防接種を受けられるよう国保病院と協議を進めてまいりたいと考えております。
質問 1番 宮崎泰宗
予防接種によって免疫をつけた人が多いほど感染症の流行を抑えることができるので、町全体の感染症予防にも役立つと思います。ましてや任意接種ですから、できるだけ多くの医療機関に協力していただき、利用者をふやす努力が行政には求められていると思います。私が調べた範囲では、瀬尾医院でことし10月から12月15日までインフルエンザワクチンで132名の方が利用されています。そのうち町内が予約を含め108名で、これを国保病院で接種した場合の補助金額に換算すると32万4,000円になります。瀬尾医院では、自腹を切って国保病院と同じ患者負担額、すなわち500円でワクチン接種を行っています。町民の命を支えるのに民間の医療機関として多大な貢献をされていると思います。国保病院の経営内容は確かに深刻ですが、この予防接種に関しての影響額は先ほど述べたとおり32万4,000円にすぎません。このことを決算時に説明すれば、私はほかの議員の皆さんも理解していただけると信じております。国保病院の受診時間を変えるのも一つの方法ですが、それで町民の需要を全部吸い上げるのは無理だと思います。既に瀬尾医院で108名の利用者がいるわけですから、同医院も助成対象医療機関に追加し、官民挙げて感染症の防止に努めるべきと考えます。年度末までまだ時間はあります。ぜひ住民の利便性を優先させるとともに、せめて町内の医療機関は分け隔てなく扱うようさかのぼって条例改正する考えはありませんか。国保病院での実績は何人でしょうか。予算はどれくらいあるでしょうか。本来予防に力を入れれば病院の収益は落ちるはずであり、国保病院の収益もその点は考慮してもよいと思います。また、町外の医療機関で受けたとしても領収書で後日償還払いする方法を認めるべきです。認めないのは、事務が煩雑になるという事務方の都合だけではないでしょうか。再質問にお答え願います。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
最初に申し上げましたとおり、病院の経営状況の改善のために少しでも助成対象となる医療機関を限定させていただいた。今宮崎議員さんから言われた瀬尾医院での受診者数、これはかかりつけ医であるということからも恐らくはふえているものかと思いますが、決算説明の時点で瀬尾医院が何件で町の国保病院が何件だという説明は確かにいたしておりませんので、その点については陳謝いたしたいと思いますが、昨年の状況でいいますと瀬尾医院さんにかかられておりますのは65名であります。1回目の答弁でお答えしているとおり、かかりつけ医そのものを否定するものではありませんけれども、やはり予防接種に関しましてはできるだけ町の国保病院を最優先としたという最初の考え方がありますので、今後についても対応といたしましては今かかりつけ以外での予防接種に関しましては国保病院と協議をして、できるだけ多くの町民が時間外での受診を町の国保病院のほうでしていただきたいと考えております。予算につきましては、個人負担500円ということで決めさせていただきましたので、おおよそ800名程度は受けるだろうということで240万以上は町は確保はしております。以上でございます。
質問 1番 宮崎泰宗
ちょっと何名というふうに私も言っているのですけれども、実際の人数と2度、幼いお子さんに関してはインフルエンザは2回に分けて打ったりもしていますので、総回数で先ほど言ったつもりなのです。それで、現在中頓別町の人口は1,966人であるとお伺いしております。平成22年度の病院と瀬尾医院のこれも全部での回数の数だと思うのですけれども、病院で882名、瀬尾医院が170名ということです。昨年度も本年度も町内だけでいえば、すべての医療機関を合わせて何とか半数程度の方に接種を受けていただいているということになると思います。助成を限定しても最終的に劇的な増減はないと思います。それは、まさか助成もないのに町内に対して同じ金額で注射を打ってくれる奇特な医療機関の存在を考慮できていなかったからではないでしょうか。瀬尾医院になぜそのようなことをしていただけるのか。病院と瀬尾医院の時間やサービスの分担を考えれば当たり前のことなのかもしれません。これが個人経営の底力ではないでしょうか。これが本当の高齢化地域を支える医療ではないでしょうか。これを見過ごすことが我々議会、行政に果たしてできるのでしょうか。町内の行事にもご協力をいただいております。地元雇用にも貢献していただいております。国保病院において2人目の理想とする常勤医の雇用は、いまだ実現されておりません。医師に訴えられる町では難しいでしょう。瀬尾医院は、必ず週2回診療を行っています。個人で足を運べない方には往診もしてくださいます。診療時間を考えれば、決して病院の邪魔にはならないはずです。邪魔をしているのは、体制を整えず助成を限定してしまった我々のほうかもしれません。わざわざ通ってきていただける間は、瀬尾先生が中頓別町の常勤医の一人であり、瀬尾医院が国保病院とともにこの町を支える医療機関の一つであると考え、中頓別町の予防接種率100%を目指し、医療機関を限定せず、すべての中頓別町民に対して助成を行うという条例を設けるべきではないでしょうか。改めて助成についてお答え願います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
私からお答えをいたします。まず、宮崎議員さんも中頓別町の国保病院の必要性や重要性は十分ご承知だと思います。また、中頓別町に出張に来られて診療所を開設している瀬尾医院さんも、これも大切だと。私は同じ考え方を持っています。ただ、私ども町立の国保病院はやはり町民100%の病院であると、こういう認識を持っています。これがなくなったときには、本当に町民の人たちが瀬尾診療所が開設をしていないとき、そういうときに大変な目に遭う。私はそういう面からすると、まず第1に国保病院の存続が第一であると。これは町民のためである。また、瀬尾診療所だけを言いますと、これは個人病院でまず経営努力が必要である。恐らく瀬尾先生も自分のやっぱり病院としての経営だとか、そういうことを考えた中で中頓別町にも来られていますし、またほかの地域でも診療所をやっているという話も聞いております。それは経営努力と、それから医師としての使命を持ってやられているのではなかろうかなと思います。そういうことを総合的に勘案したときに、私は年々、年々一般会計から病院会計に繰り出し額がルール分も含めて多くなってきていると。22年度分で2億1,800万円、恐らくことし2人目のお医者が今のところ確保できません。これからも最優先課題として医師の確保に努力をしていきますけれども、これは大変難しい状況であります。今月いっぱいで浜頓別町も医者の1人が退任をいたします。そういうような環境の中で中頓別町の23年度の恐らく決算状況では、2億5,000万を超えるだけの一般会計からの繰り出しが必要になると、こういう見込みをしております。これがこういう状況が続いていくとしたら、私は中頓別町が本当に財政再建団体になったところに逆戻りしてしまう、そういう可能性が非常に高い。そういう認識のもとに担当課と協議をしながら、少しでも町が支出をするお金を削減をするために予防接種等について中頓の国保病院に限定をさせていただきました。しかし、その一方で瀬尾医院さんも努力をして、町民の人たちがインフルエンザの予防接種のときは500円でやりますと、こういう話もしておりました。そういうことでは、私は瀬尾先生も本当に中頓別町民だけではないと思いますけれども、努力をしていただいていると、そういうことで本当に感謝をしております。そういう意味で、総合的なことを勘案すると今の時点で瀬尾医院も同じような条件にするということはなかなか難しいと、こういう考え方を持っていますので、ぜひそういう面で宮崎議員もまず中頓の国保病院を存続するのだという最優先の目的のためにご協力をいただければなと、このように思います。
質問 1番 宮崎泰宗
財政について、それを踏まえてお答えいただきました。最後のほうに最悪同じ500円と、同じ条件でということは難しいと町長おっしゃっていただきましたので、今回3つの一般質問を通してもなかなか歯切れのよいお答えをいただけなかった部分もありますが、そういった意味で細かい部分でも今後ご検討等よろしくお願い申し上げ、私の一般質問を終了とさせていただきます。