みんなの議会

中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日

星川です。まず、私は1点、ジオパークの認定の見通し

2011年12月18日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「星川です。まず、私は1点、ジオパークの認定の見通し」について質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

議席番号5番、星川です。まず、私は1点、ジオパークの認定の見通しはということで質問させてもらいます。先般、11月の臨時会のときにも所管事務調査報告をいたしましたけれども、常任委員会では道内のジオパーク先進地として遠軽町を視察してまいりました。道内では通称十勝石と呼ばれる黒曜石をテーマにしたジオパークですが、日本ジオパーク委員会から認定を受けるまでには学芸員の採用や合併前の旧白滝村の庁舎を埋蔵文化財センターとして活用するなど多くの専門的人材と多額の費用を投入していました。旧白滝村には、旧石器時代の遺跡があり、そこから数多くの黒曜石の石器が出土したことで古くから学術調査が行われてきました。その研究成果の蓄積が認定に結びついているのでなかろうかなと私は考えています。本町でも鍾乳洞を中心としたジオパーク認定に動いていますが、日本ジオパーク委員会の認定ハードルが非常に高くなっていると遠軽町の学芸員の皆様からも聞いてきました。今後もこの事業を継続しますか。継続するとしたら、認定の年度はいつになりますか、お伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

星川議員のジオパーク認定の見通しについて、小林まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

ご答弁申し上げます。現在取り組んでいるジオパーク構想策定の取り組みは、これまで整備を進めてきた鍾乳洞自然ふれあい公園の利活用を一層高めて地域の活性化につなげていくことを目的としており、必ずしも日本ジオパーク委員会の認定を受けられることが前提ではありません。議会が視察調査された遠軽町の取り組みも一つの例ですが、この町にはこの町の取り組み方があるべきと考えており、多額の費用投入は考えておりません。これまでの調査検討の中では、本町の現状でも創意工夫によっては認定を受けられる可能性もあるというような評価を一定いたしておりますので、そういう意味ではジオパークとしての認定も視野に、鍾乳洞自然ふれあい公園の利活用を高めていく取り組みとして継続をしていきたいというふうに考えております。もし認定を受けるというようなことに向かっていく場合につきましての年度については、早くても平成25年度以降、その早い時期を目指すということになると考えております。

再質問 5番 星川三喜男

再質問させてもらいます。ただいま答弁で、多額の費用投入は考えていないとの答弁ですが、これまでどのぐらいの費用が投入されましたか、お伺いいたします。また、既に来年度の編成の骨格はまとまっていると思いますが、お聞きしますが、来年度認定事務に係る予算額は幾らですか。それと、平成25年度以降の早い時期の認定を目指すとの答弁ですが、当然現在策定途中にある先ほど柳澤議員さんからも質問が出ましたけれども、総合計画の中に実施計画にのると判断してまたよろしいでしょうか。もしそれだけの公費を投入して認定を受けられなかった場合、町民の貴重な税金は戻ってこないわけで、推進か撤退か早目の判断が必要でなかろうかなと思います。そういうことも考えて再度答弁をお願いいたします。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

これまでの投入した費用ということにおきまして、ジオパークの構想策定ということでご理解してよろしいのかと思いますけれども、ちょっと今手元に正確な数字がないのですけれども、22年度におきまして道費の100%補助を受けまして700万円余ぐらいの、700万円と若干上乗せしたぐらいの金額で22年度の事業を完了しております。このうち700万が道費の補助ということであります。今年度におきましては、同じくその事業の継続ということで1,100万の事業費予算ということで、このうち1,000万が道費の補助というような形でこの構想策定の作業を進めているところであります。総合計画の関係等につきましては、推進するということになった場合については大変やっぱり重要な位置づけになるというふうに考えておりますので、当然そういった中で登載をして議論していただくということになろうかというふうに思います。必ずしも今取り組んでいる事業は、先ほども申し上げましたように認定のためだけにやっているということではなく、これまで整備をしてきた鍾乳洞にいかにたくさんの人に来ていただくか、そのことがこの町への滞在とか、そういったような形に結びついて効果を上げていくための対応というようなことで取り組んでいるところでありますので、認定の是非、認定のいかんにかかわらず、中頓別町で取り組んでいく観光振興の中で今策定をしているこの構想の中で取り組もうとしていることが有効に機能するように、そんな取り組みをしてまいりたいというふうに考えております。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

来年度についてですけれども、今年度まででジオパークに関する基本構想というような形で策定を進めております。来年度、これからの協議ということになりますけれども、ジオパーク的な取り組みということも含めて基本的な基本計画を策定し、そのほか必要な取り組み、例えばガイドの養成でありますとか資源の調査というような取り組みをさらに重ねていくというような意味で、今担当課としての予算要求としては1,000万、これについては先ほど申し上げました道費の補助の、2年間というふうに一応年度は決まっているのですけれども、3年目の延長ができないかというようなことを一方で要請しながら、できない場合においても2分の1の補助等を活用して取り組めないかというようなことで検討しているところであります。

再々質問 5番 星川三喜男

再々質問させてもらいます。この再々質問は町長にお伺いしたいと思います。今まで小林課長の説明で、このように多額のお金をまた来年度もかけるということを聞きました。そして、それまで、前まではまた鍾乳洞にかけて数億という投資をしております。私はこれも、確かにジオパークも大事かとは思いますけれども、もっと違う意味で鍾乳洞開放、観光、要するにここまで金をかけた以上は前も私たちが言っているとおり入場料、そういうものを本来であれば制定して、やっぱり来たお客さんから管理費の1円でも10円でも取るのが当たり前でなかったのかなと思います。様似町も道内の一つの認定、ジオパークの認定地です。ネットで見ましたら、ただいま専門職として学芸員を募集していると。なかなか募集してもまだ出そろっていないということであります。本町でも認定を受けたとしたら、その後認定を継続させるためにも相当な人材を手がけなければ、要するに学芸員の1人、2人は考えなければならないのではなかろうかと思います。そこまで覚悟をして人を、職員を雇う事業を望むお考えがあるのかどうか、町長に最後お聞きいたしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

初めに、ジオパークの認定にこだわっているわけではないというまずお話をさせていただきたいと思います。この鍾乳洞ふれあい公園の利活用については、中頓別町の観光資源の中心施設でありますから、できるだけ多くの人たちに鍾乳洞を利用してもらいたいという思いから、ジオパーク認定を一つの取り組みとして進めてまいりました。特にこのジオパークの取り組みについては、道の職員の派遣もいただいたり、地域づくり総合交付金だとかもいただいたりしながら今まで進めてきたわけでありますけれども、まず初めに今ジオパークの認定に対する取り組みをやめるということはなかなか難しい。言えば道職員を2年間継続の派遣をしていただいていますから、まだ1年しかたっていない。そういう面では続けていかなければならない。それから、地域づくり総合交付金もこのジオパークの認定のために、言えば100%割り当ての交付金を2年間継続していただいています。そういうもろもろの考え方をあわせると、今現時点でジオパークの認定取り消しというか、認定に対する取り下げというわけにはいかない。そういう意味で、もう一年ジオパークの認定のためにいろんな調査や研究や、そういう手だてを進めてみたいと。ただ、ジオパークの認定を受けるために学芸員を1人、2人置かなければならないだとか、今までの施設の整備のほかにまだまだ莫大な経費の投入が必要だと、こういうことになると、これはもう当然中頓別町の財政状況から考え合わせると、大きな負担を伴うということでは難しい状況もあるだろうと思います。また、遠軽町のジオパークの認定を受けて私も町長と話をしていますけれども、あそこはジオパークに認定された施設が観光的に生かされるような簡単に行ける場所ではありませんから、そういう面で観光のためのジオパークの認定というものにはほど遠いと。ジオパークの認定を受けたことによって、多くの観光客がどんどんと来てくれるような地形だとか、そういうものではないと、こういう話も聞いています。ただ、中頓別町はせっかく皆さん方が車で行ってすぐ見れる施設でありますから、そういう面で観光にプラスになるようなジオパークの認定を受けられるのであれば、これは大変ありがたいなと。そういうことも含めて、もう一年鋭意努力をした中で認定が受けられるのであれば、そういう方向で最少の経費で最大の効果を上げてみたいと、こういう思いがあるということでご理解をいただければなと、このように思います。

再々質問 5番 星川三喜男

これで質問を終わりますけれども、道職員も派遣されてきておりますけれども、早い時期のご決断というのですか、判断をしたほうが町の経費のためにもいいのではなかろうかと思います。以上で質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月18日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる