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中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日

財政不安について

2011年9月12日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「財政不安について」質問し、町長 野邑智雄が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

それでは、続いて2つ目の質問に移らせていただきます。財政不安についてお聞きいたします。本町は、実質公債費比率が25%を超えて早期健全化団体になりました。ですが、皆さんのご尽力により平成22年度決算をもってこの早期健全化団体から脱却することができました、先ほども報告がありましたが。しかし、東日本大震災後、国が復興対策へ予算を回すことにより、地方への交付税や補助金などが削減されていくことも想定しておくべきだというふうに思います。まず、現状において大震災による国の交付税等の影響はどのようなものがあると考えているかお伺いいたします。また、財政再建のためには今後とも各課が連携して行財政改革に努める必要があると思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

財政不安はないかという質問につきまして、私からお答えをいたします。まず、前段の質問でありますけれども、政府は8月12日に経済財政の中長期試算を発表をいたしました。あわせて、中長期財政フレームを閣議決定をいたしました。この中で、2012年度から3年間、厳しい地方財政に配慮し、自治体が自由に使える一般財源の総額を2011年度の水準を下回らないようにすると明記、さらに政府は来年度予算概算要求の方針で全省庁に前年度予算額に対し1割削減を指示をいたしましたけれども、地方交付税交付金につきましては対象外とされたとの新聞報道がなされました。このような情報の中でありますけれども、私どもは今後も政府方針について注視することにして現在おります。また、今後とも財政健全化を最優先の課題として町民や職員の協力をいただいて町政を担ってまいりたい、このように考えているところでございます。

質問 7番 柳澤雅宏

国の出された経済財政の中期試算、私もちょっと見てみたのですが、このたびの選挙で民主党が躍進をした、前回の衆議院で。それで、数々のマニフェストを出して、私もこんなに本当にできるのかなというふうな疑念はあります。だけれども、このうちの何ぼかでもやってもらえればなという思いがあって私も民主党には期待したのですが、これもやります、あれもやります、財源は無駄遣いを捻出すれば出てきます、それから特会にはうなるほどの金があります、だからこれはそんな予算措置をしなくてもこれぐらいの国民に対するサービスは十分できるのだという話をして政権をとりましたが、金は出てこないわ、やることも中途半端だわで、結局は何もできなかったという民主党に対する不信感が大変国民の中には根強いし、私もやっぱり期待が外れただけに大変がっかりはしております。今回も中期試算にいろんな数字が出されていますけれども、これも言えば国債発行は44兆円以下とするとか、それから歳出の上限を71兆円とする、それからこの復興関連予算を別枠扱いにすると、そして交付税は減らさない。これも私からすると、おいおい大丈夫かい、本当にできるのかいと。これの復興に係る費用が5年間で少なくても19兆円、10年間で少なくても23兆円、少なくてもですよ。こういう試算を出しているのにもかかわらず、これは別枠で組むから心配ないよという話でしょう。これ本当に大丈夫なのというふうに私は思います。それで、今の町長の答弁はわかるのですけれども、現野田総理大臣が財務大臣のときに地方交付税の減額と地方公務員給与の引き下げ、これらについても今後の予算編成作業において検討すると答えているわけです。今評論家あたりは、野田総理大臣は財務省の言いなりだということを言う評論家が結構おります。評論家は、もう評論だけで責任がないので何とでも言えるのですけれども、これが本当にいくのかなというのは、ちょっと私もこの計画どおり、試算どおりいくのかなというのはちょっと懸念される。町としても本当にこのとおりいくから安心、大丈夫だろうという思いがあってそのままだというふうには私は思わないけれども、いかない可能性も私はあると。そこら辺、十分配慮したお金の使い方をやっていかなければ、結局は交付税が来なかっただとかということになって、いやいや、もう後の祭りだよみたいなことになってしまったのでは、また借金をするようなことになれば、またせっかく脱却した健全化団体に、これ分母が下がってしまったらすぐになってしまうわけでしょう。そういう点について十分に配慮をしていただきたいというふうに思いますが、この件についてもう一度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

平成13年から18年まで、言えば三位一体改革の5年間で中頓別町も5億円の地方交付税が削減をされました。その後、何とか現状で19年、20年ときましたけれども、21年、22年と若干ずつ交付税が伸びてまいりました。しかしながら、中頓別町として当時、平成13年から比べるとまた交付税は3億円ぐらい減っております。そういう中で、中頓別町として中長期の財政運営計画や公債費負担適正計画に沿っていろんな事業等の見直しをしたり、または職員の待遇を下げたり、町民のサービスを下げたりしながら何とか現在の状況に持ってこられました。これも町民の協力がなくしてこのような状況になるということはなかっただろうと思います。そういう意味では、大変町民を含めて皆さん方に感謝をしているところでございます。今の国の財政状況、地方の借金も合わせると900兆円を超えるような状況であります。また、特会でありますけれども、地方交付税、特別会計も40兆円を超えるような借金をしている特会でありますから、決して国が地方にどんどん、どんどんとお金をくれる時代はもう終わったと、こういう認識をしなければならないだろうと思います。そういう意味で、私は残された期間、あと3年間ちょっとありますけれども、この間に次のリーダーまたは次の人たちが財政的に私の時代と違うような、もう少し楽な財政運営ができるような財政状況に私はしたいと、こういうような気持ちを持って今回立候補させていただきました。そういう意味では、決して無駄なお金の使い方をしたり、または過大な事業をしたりすることは考えておりません。ましてや皆さん方もご承知のとおり、中頓別町内のいろんな公共施設、ある程度の整備が終わりました。そういう意味では、これからやはり質素な財政運営をしていくと、そういうような思いを持っておりますし、またそういう面では職員の皆さん方も中頓別町の財政状況を十分把握をした中で今後仕事をしていっていただきたいなと。最少の経費で最大の効果を上げていただきたいと、こういう思いを持っております。23年を申し上げますと、先ほど行政報告しましたけれども、地方交付税が普通交付税でありますけれども、20億9,990万円、今予算措置をしているのが18億2,000万円でありますから、約2億8,000万円の今留保財源を持っております。そういう面で、この留保財源を使いながらそれぞれ住民の生命を守る病院の繰り出しをしたり、または今現在考えているのは下水道で3%以上の高利息の償還がありますので、それを繰上償還をしたり、または過疎債のソフト事業、ことしは約7,000万ぐらい借りれますけれども、その分を貯金をしたり、そういうようなことで心を引き締めて財政運営に当たっていきたいと、こういうことでご理解をいただければなと思います。

質問 7番 柳澤雅宏

わかりました。以上で私の質問を終了いたします。

出典:中頓別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月12日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる