みんなの議会

中頓別町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月14日

財政健全化計画と計画達成後の財政運営について

2010年3月14日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「財政健全化計画と計画達成後の財政運営について」質問し、町長 野邑智雄、総務課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、総務課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 東海林繁幸

私は、3点の質問をさせていただきました。まず、1点目でございますが、財政健全化計画と計画達成後の財政運営についてということで質問させていただきます。財政健全化計画案では、平成22年度で実質公債費比率を25%以下に下げることとしております。これまでの行政サービス水準が維持できるのか心配していますので、その点どうなのかお聞きしたいと思います。そういった中で、農業関係では新たな助成条例も提案されているようです。これはこれでまた必要なことなのですが、私は特に医療、福祉、教育の領域で水準を維持するだけではなくて現状よりサービスを拡大、または新設する考えをしていただきたいということでございます。また、これまで厳しい財政運営のためにいろんな各行政分野でサービスの削減、縮小がその期間が随分長く続きました。これはやむを得ないことではあったのですが、さてそういう状況を脱した健全化計画達成後はどの領域を主体に改善しようとしているのか、その辺が大変気になりますので、町長のご答弁をお願いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

財政健全化計画と計画達成後の財政状況について、まず初めに遠藤総務課長に答弁をいたさせます。

答弁 総務課長 遠藤義一(総務課長は2017年3月まで)

私のほうからご答弁させていただきます。大変厳しい財政状況ではありますが、現状の行政サービスの低下を招くことがないよう一層努めてまいりたいと思っております。今年度は、子育て支援策として15歳までの子供たちの医療費の無料化を進めてまいります。また、今後の行政サービスのあり方につきましては、自主財源の少ない当町にとって地方交付税に依存せざるを得ないことからも、国における地方財政計画を見きわめながら進めていく必要性があるというふうに考えているところであります。

質問 3番 東海林繁幸

基本的には答えとしては私が言っていることに答えていませんね、これは。だから、言っているのは今後これを脱したときにこの地域にとって何が一番不足しているのか、また不足を補うのか、それ以上にするのか、どの領域をいきますかという答え方なのです。答えていただきたいのはそのことなのです。それと、今後の行政サービスは交付税の増額頼みなのだというのはわかります、現実には。ですから、交付税という増額がないと全くできないのかと言われたら、それはまたこれはちょっと知恵のない話で、やはり予算の再配分というか、より手厚くすべきところにはある意味ではどこかを削ってもやるというのがこれは首長としての立場なわけですから、その辺を兼ねてどの領域を重点化しようとしているのかというのを聞いているのです。それと、どうももう一つ考えているのは、農業者への利子補給も含めて新たな条例が提案されています。それはそれで基幹産業としての酪農を推進するためには必要だと私も思いますから、それはそれで評価いたしますけれども、しかし一連の当町の行政の流れで見ると、基幹産業という言葉だけで農業と商工業、それから福祉、この領域のとらえ方がちょっと住民にとっても不服な面があるのです。農業と商工業の行政サービスのバランスは明らかに違います、いろんな政策を見て。こういったこの町に住む商工業者をもう少し支える新たな政策はないのでしょうか。それから、先ほど藤田議員のお答えにもありましたし、藤田議員の意見も全くそのとおりだと思ったのは、ここの福祉、これはもう一大産業ではないですか、産業と例えるならば。ここにかかわる職員、そしてこの福祉と同時関連する医療の問題、いわゆる病院の存在です。ここにかかわる職員の数、これはもう変な話ですが、とんでもない大きな数で、これらを評価して、この分野へ最重点投資をするというような流れは私の目から見ると当然だと思うのですけれども、この辺再質問としてお答えいただければと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。まず、私は執行方針で中頓別再生という言葉を使わせていただきました。この中頓別再生のキーワードは、まず財政の健全化であります。私は、今一番のキーワードにしている財政の健全化、いろんな施設が言えば年数をかなり経過をしてきております。特に公共施設で一番古いのは、今中頓別中学校が40年以上経過をしております。また、町民センターも30年以上経過をしている。こういう建てかえの時期が恐らく近い将来来るだろうと、こういうようなことで財政の健全化をうたっておりまして、これの一つの対策としては、私はできるのであれば22年度中に公共施設の整備基金を創設をして、将来の公共施設の更新に備える財源を積み立てていきたい、こういう考え方を1つ持っております。それから、キーワードの2つ目は、私はやっぱり健康と環境であるだろうと、こう思います。特に健康については、町民の人たちが一年でも長く自分のことを自分でできる、そういう健康づくりに重点を置いていくシステムをつくり上げる必要があるだろうと。こういうもので、先ほどもお話ししたとおり、医療、保健、福祉との連携を図る地域包括システムの構築を推進する必要性があるだろうと、こういうような考え方を持って、これをすることによって町民がこの地域で安心して暮らす、住民サービスを受ける、質の向上につながっていくだろうと思います。それから、環境としては、第6次の総合計画の中でも打ち出しておりますけれども、この中頓別町に住んでいる町民が町外の人に誇れる中頓別の一番のものは豊かな自然環境であると、こういうようなアンケートでの調査がありました。そういう意味では、本町の豊かな自然環境を維持発展をさせて、子々孫々までこの自然環境を守り育てていくことが大切だろうと、こういうようなことで、私は健康と環境、それから財政の健全化を中頓別再生のキーワードとして考えているということでご理解をいただければなと思います。ただ、先ほど商業と酪農業との話がありましたけれども、私は商業も数年前まで店舗近代化資金として新しく店舗等をやる場合については1,000万円までの助成をしてまいりました。そういう意味からいくと、私は決して商工業だから助成制度がなかっただとか、または基幹産業だからあるのだと、そういう意味合いではなく、その時期、時期に合わせたいろんな振興策を組み合わせてきているつもりでありますから、そういう意味で今までのやり方等についてのことについてはご理解をいただければ、今後の前向きな今後の対策としては今お話ししたようなことを主眼に置きながら取り組んでいくと、こういうことでご理解をいただければなと思います。

再質問 3番 東海林繁幸

今の町長の答えを初めに言ってくれれば何も問題なかった。再質問する必要なかった。答弁をする側の都合もあるのでしょうけれども、これからそういうような手順でやっていただければ結構だと思うのですが。それで、町長、今最後にちょっと言ってくれたのは、理事者としてはあっちもこっちもよくやってやりたいという気持ちはわかるのだけれども、それぞれの領域、農業の領域、商業者の領域、工業の領域、では福祉、教育の先生方の数も含めて、学校少なくなったって数としては町内にとっては大きいのです。どうもやっぱり目が農業者に向いているのは、向けてもらっているほうはそれでいい、結構なのです。向けていないなと思っている人は不服が残っているのです。その辺ないように町長これから配慮してやってください。そういう意味では、町長の今の答弁で私自身はよかったのですけれども、了解できるのですけれども、もう一度今の町長のこれからの行政バランスのことについてもう一言そういうことでやりたいということをいただければ、これで終わります。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

今再々質問でお話ありましたけれども、私は特にやはりそれぞれの所属の長が自分の所管をするいろんな分野を正確に把握をした中で、どういう対策をすることがその自分の所管の分野でプラスになっていくのかということを十分勉強しながらやっていっていただきたいなと、このように思います。そういう意味では、全体的な予算の範囲内でできるだけそれぞれ偏らないような施策について取り上げて予算に反映をしていきたいと、このように考えます。

出典:中頓別町議会 平成22年第1回定例会 2010年3月14日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる