中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日
福祉灯油支援の制度化
2008年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「福祉灯油支援の制度化」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 東海林繁幸
私は、3点の質問をさせていただきます。まず、1点目ですが、福祉灯油支援の制度化をということであります。これは、昨年に福祉灯油が復活いたしました。これは、たまたま燃料の急騰による状況で、条例による制度ではなくて、これは従来ありましたけれども、実施要綱に基づく予算措置で実現した特例的なものでありました。今年度は、既に灯油価格が大幅に値上がりし、弱者が冬を越すには極めて厳しい状況になっています。そこで、当然のごとく、もう早くからこの状況をおわかりだと思うから計画していたのだろうと思いますが、次の2点伺いたいと思います。福祉灯油の計画がおありでしょうか。あれば、その内容を伺いたい。2点目は、昨年実施した内容で対象範囲や助成金額が適切であったのかどうか、そういった評価がされているのかどうか。その上に立って、さらにことしの制度を考えたのか。ここには書いておりませんが、私も調べておりますけれども、昨年の12月の実態価格、それとことしの現況の価格等も町はどういうふうにとらえているのか、その辺お知らせいただきたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
東海林議員さんの福祉灯油支援の制度化をという質問につきまして、奥村保健福祉課長に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)
まず、1点目ですが、今年度におきましても福祉灯油の助成を実施する予定で、助成基準等につきましては昨年同様の基準で考えております。なお、助成額につきましては、今後の灯油価格の動向を見まして検討してまいりたいというふうに考えております。2点目ですが、平成19年度の福祉灯油の助成につきましては、道内174市町村が実施しておりまして、1世帯当たり1万円以下の支給額の市町村については137件で、対象範囲におきましても非課税世帯を対象として実施されております。中頓別町における平成19年度の実施につきましては、道内の実施町村と比較して助成範囲や助成額について妥当な内容だと考えているところでございます。
質問 3番 東海林繁幸
ことしも予定してくれているということで、大変ありがたいと思いますが、ただ道内に181市町村があって、その中でテレビに出るのは、教育問題のほかは寒いとか雪が多いくらいしか出ないのがこの町ですよね。そういう状況で、評価をどうしたかというのが、174の町の平均をとれとか、そういったことではないのです。この地域の実態としてどういう評価をしたのかということが求められるでしょうというの、行政評価は。ですから、昨年の助成額等でよかったのかどうかという反省をきちっと聞きたかった。いや、もう少しやってやればよかったなという反省であればまだいいのだけれども、少なくとも当町の助成額よりも高いところが全道的にはたくさんまだありますよね。それで、昨年、管内だけとってもいいのだけれども、近隣町村だけでもいいですけれども、他町の実績、当然調査していると思うので、その辺伺いながら、当町がこの昨年の金額でよかったのかどうかという問題、1つ考えたいと思うので、お知らせいただければと思います。それから、対象者なのですけれども、確かに金額的な基準も必要でしょうし、家屋の状況だとか、そういった問題も大分あると思うのです。比較的耐寒の住宅に住んでいれば、例えば公営住宅等に住んでいる方々については、さほどの燃料費は、1戸建ての家の方々に対してとは違う。そういう違いをも含めて、きめ細かな助成制度をつくってあげたらいかがでしょうかと。できれば、福祉的な条例は、こういった条例は余りありませんから、条例化したらいかがでしょうかというのが私の根っこの考え方でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)
管内の情勢につきましては、前回の支給時にもご説明しておりますが、多くの市町村が100リッターの当時の価格で約1万円という価格を設定しております。中には、町村によりましては、以前からの福祉灯油の助成にプラス高騰の部分を上積みして、1万以上の助成をしている市町村も何町村かございますが、多くの町村につきましては現金支給するか現物支給で助成券を発行して支給するかによっての違いはありますけれども、おおむね1万円程度の支給というふうになっております。それと、条例の関係なのですが、この条例につきましては、今回の福祉灯油の支給につきましては、先ほど委員も言われましたとおり、暖房用燃料の高騰に伴いまして、昨年から復活したということでございます。その年、その年の暖房燃料の価格を踏まえまして、事業実施について検討していく考えでありまして、この制度を条例化してという考えは現在のところございません。なお、以前に実施しておりました福祉灯油の部分につきましても要綱で制定をいたしておりまして、それに基づいて予算を計上して実施しているということもありまして、この助成事業の部分で条例化をして支給するという考え方については、今のところもございません。
質問 3番 東海林繁幸
基本的に私が言っているのは、要綱でもいいのですけれども、多分これからも原油価格の高どまりという状況が続くことがこの世界経済の中で言われているわけですから、要綱でやるのも実質的に変わりはないとはいえ、ある意味では福祉の町らしく制度化をきちっとしておくのはいかがですかと。考えはないと言うのだけれども、考えてください。そういう意味で議会で言っているのです。考えがないから、これからもやるというのではなくて、考えてくださいということを言っているのです。それと、もう一つ、今の時点で幾らぐらいが出せるのですか、今の現価格から。それをやっぱりきちっと言っておくべきで、これからの情勢でそれから下がったり上がったりするのはいいのだけれども、私は今、去年の価格とことしの価格差が約40円ぐらいありましょうか、そういったことも含めてどうなるのかということを、せっかくここで聞いている以上は、どういうことで、どういうパーセントで上げるのだということを聞きたいのです。それと、先ほど各近隣町村の話ししましたけれども、中頓別より高いところは、管内では結構ありますよね、稚内市にしても猿払村にしても。だから、では中頓別が真ん中辺の平均でいいのかという現実的な考え方は、少しでも弱者のほうの身になってやったら、中頓別はそういう意味では一番目立っておかしくないよと。だけれども、財政状況あるから、2番か3番で我慢してくれというのなら、まだわかるけれども、何か考え方が平均化、平均化と言っているようなことで、さっぱりそこに恩情的なものが感じられない。町長、何とかその辺なりませんかね、よろしくお願いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、1点目の要綱なのか条例なのかというお話でございますけれども、こういうような高騰がここずっと続くようなことであれば、条例もひとつ考える必要性はあるのかなと、このように思います。今年度については、今課長から言ったようなことで、要綱で対応をしていくと、こういうようなことでご理解をいただければなと思います。また、灯油の単価でありますけれども、去年は12月1日付で95円、外税であります。また、今現在9月16日付でありますけれども、120円であります。今25円、去年の12月1日よりも高くなっていると。端的にそのパーセンテージでいくと、昨年1万円を支給したことで計算をしていくと、2,600円ぐらい高くなる。当然でありますから、私どもも今回特別交付税で1万3,000円ということで出しております。しかしながら、その1万3,000円がいいのか。もう少し、積雪寒冷地帯であるから、1,000円でも2,000円でも上積みするのがいいのか。そういう部分については、今後の灯油の単価を見詰めながら判断をしていきたいと思いますけれども、今時点で、もしか支給するとしたら1万3,000円ということが妥当な金額でないかなと思います。そういうことで、今後もう少し時間がありますので、内部で十分詰めさせていただいて、ことしも低所得者の方々に少しでも暖かい冬期間を送ってもらうために福祉灯油を助成をすると、こういう考え方を持っているということでご理解をいただければなと、このように思います。
質問 3番 東海林繁幸
まことにありがとうございました。