みんなの議会

中頓別町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月19日

山村留学について

2008年6月19日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「山村留学について」質問し、教育長 福家義憲、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
教育長 福家義憲、まちづくり推進課長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 星川三喜男

私は、今回2点ほど質問させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず先に、山村留学についてでございます。小頓別小中学校での山村留学が残念ながらことしで終止符を打ちます。17年間の歴史に幕をおろすことになります。現在5家族6名の親子留学と6名の里親留学の児童生徒が豊かな自然の中で伸び伸びとたくましく生活を送っているのが見受けられております。その中で私は、先般子供たちに来年度以降の意識を聞きましたところ、今現在来ておられる中で数名が留学の、その制度自体が残っておれば、留学の継続を望んでおりました。また、その親たちも自然体験や農村の暮らしを体験することによって、子供たちに生きる力の生まれることへ期待を寄せているのも現実でございます。山村留学制度は、教育委員会を初めとする地元自治体の熱意とバックアップがなければ成り立たない教育制度であります。その方式は、個々の家庭に負担の大きい、私たちが取り入れております里親方式、それと親子方式のほかにセンター方式もあります。今後中頓別小学校、中学校も児童生徒の減少と教員数の減少で、ゆとりある学校運営が難しくなると考えております。それを避けるためにも、来年度から両校で山村留学制度を受け継ぐ考えがないかお伺いいたしたいと思います。

答弁 教育長 福家義憲(教育長は2008年6月まで)

星川議員の質問にお答えをいたしたいと思います。山村留学制度は、学校や保護者及び地域の皆さんの理解と協力により初めて実現することができるものと考えております。したがいまして、学校や保護者などから山村留学制度の導入の意向があれば、その時点で考えていきたいと、こう思っております。以上であります。

再質問 5番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいたいと思います。ただいま教育長の答弁なされたとおりでございます。本当に地域並びに学校よりか、地域がその気にならなければ、この制度は生まれないというのも、これは現実でございます。教育長は、私の小頓の山村留学制度が発足したころのことをわかるでしょうか。平成4年からなのですけれども、平成2年に私が当時の小頓別小中学校のPTA会長を命ぜられてやっていたころのことなのでございまして、そのとき当時は工藤教育長さんでした。工藤教育長さんのところに数回足を運び、相談もし、また工藤教育長さんみずから私たちの地域、小頓、そして小中学校にも足を運んでくれまして、いろんなバックアップ、後押しをしてくれたのが現実です。そういう力がなければ、私たち小頓別地域でも何ぼ地域がやろうといっても、やっぱり教育委員会の母体が、よし、頑張ってやろうという、そういう熱意が見られなければ、こういう制度も成り立たないというのも現実でございますので、そこら辺ももうちょっと考えて、答弁してもらいたかったなと思います。現に中頓別農業高校の対策協ございましたですね。それも町が旗上げしたような感じで一生懸命町長みずから札幌近郊に生徒募集へ行かれたのと同じなのです。この山村留学制度もやっぱり今後中頓別小学校1校、中学校1校ということもあって、町全体が運営していかなければならないことだと私は思っております。現に小学校へ入学していく生徒もだんだん1けた台になってきます。もう数年で本当に、ああ、これではもうちょっと子供いれば教員数が増員になったのになと。今年度も教育委員さんからちょっとお話を聞いたこともあります。小学校の人数が一、二名いれば、先生が1人ふえたのにという、そういう声も聞かれました。そうであれば、来年度から山村留学制度を取り入れて、町全体で学校を盛り上げていく。そして、私はセンター方式にはちょっとなじみ的には、私の考えではセンター方式というのは反対なのでございますけれども、今敏音知のそうや自然学校、旧敏音知小跡地、それを来年度から利用して、センター方式を取り入れて、そこの学校の核となって運営できるのでないかなと思いますし、今後そのような考えはないか再度お伺いしたいと思います。それと、できれば教育委員会が窓口となりまして、事務局を持ち、そして生徒募集等々にも教育委員長みずから足を運ぶという形もとってしかるべきではないかと私は思いますけれども、どうでしょうか。

答弁 教育長 福家義憲(教育長は2008年6月まで)

星川議員から今話ありましたようにまさに保護者や、あるいは学校、それから地域の方々の本当に理解がなければ、この山村留学制度というのはその体をなされないのではないかなと思っております。ただ、そういった地域の方々からこういった意向が出てくれば、教育委員会としても小頓別の山村留学制度の発足時点もいろいろ聞いておりますので、そういったことを踏まえて教育委員会としてもバックアップしていくということは、これは当然のことだと思っております。まず、前段についてはそういうことでご理解いただきたいと思います。また、センター方式についての敏音知の自然学校の活用についてということでありましたけれども、昨年がそうや自然学校ということで商工会があの学校を核として運営して、ことしから今始めたばかりでありますので、あそこをセンター方式にしてやっていくというのは非常に今のところ困難ではないかなと思っております。また、生徒の募集等について、これは高等学校の生徒の募集とちょっと事が異質かと思いますけれども、これに基づいて山村で受けていただけるという地域の方々が仮にあったとすれば、それはそれなりのまたご理解いただくような形で進めていきたいと思いますけれども、今ここで児童生徒を募集するというようなまだ段階ではないのではないかなというように思っておりますので、そのことでご理解いただければと思います。

再々質問 5番 星川三喜男

それでは、再々質問させてもらいます。教育長のちょっと考えはあれなのですけれども、今現場でやっぱり子供数が足りないからお願いしますという数も、先生方も多いのです。現に小頓の学校に見えました井村教頭、実名出したの申しわけないですが、やはり小頓の方式を見て、現に小頓でも教員で教壇に立っていた先生ですから、実情もわかっております。確かにクラス的には小頓と中頓小とは人数的には違いますけれども、山村留学制度というのは確かにやりにくい面もあります、中頓にすれば。でも、そう言っている場合ではないと私は感じております。この制度が一時切れてしまいましたら、やっぱりまた燃えつくまで、私は今燃え尽きましたから、それをまた火を吹きつけ上げるといったら、また何年もこれかかると思います。そうであれば、この山村制度の協議会の今残っている形をこれ町全体として一つの一受け皿として、確かに地域が燃え上がって、よし、やろうというのもこれは必要ですけれども、こういうふうに町全体の学校ならば町並びに教育委員会が私は逆に音頭をとってやるべきだと思いますし、そこら辺もう一回考え直すことはできないのかなと思いますし、やっぱり教育委員会というのは学校運営についてもうちょっと真剣に取り組むべきでなかろうかと思います。それと、旧敏音知小学校の跡地なのですけれども、難しいということではなく、まちづくり推進課のほうではそういうような形もちょっと頭に入れているのかなということも聞いておりますので、そこら辺もしできれば担当されております課長にちょっと再度お聞きして終わらせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 福家義憲(教育長は2008年6月まで)

繰り返しになりますけれども、いずれにいたしましても地域の方々の意向等が、あるいは協力等がなければ、これは絶対成り立たないわけでありますので、小頓別については17年目で終わるということで、燃え尽きるということですけれども、その制度を引き続き中頓別のほうに引き継ぐということは非常に困難ではないかなと思います。この中頓別地域の方々がそういったことで山村留学制度をやっていこうというようなことになれば、それはその時点で十分また先ほども申し上げましたように教育委員会としてもバックアップといいますか、そういったことで努力をしていきたいなというように考えております。敏音知の学校の件につきましては、小林課長のほうから。

答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)

そうや自然学校として、あの学校を母体として山村留学をするというふうには申し上げていないというふうに思います。ただ、自然学校のような運営をしていくに際して、やはり地域力というか、地域の教育力というか、そういうものをしっかり高めていった上で、そういう基盤をしっかりつくっていく母体がないと、なかなか今後永続的に続けていくことは難しいのではないかという認識の中で、多くの自然学校の中で、多くのというか、自然学校の取り組みを成功させている事例の中で、山村留学、センター方式ですけれども、一体的にやられている事例を見て、そういう仕組みをつくることができれば、非常に自然学校としてもいいし、地域にとっても大きなプラスになるのではないかと、そういう認識を持っております。ただ、そういう形をとるについては、やはりしっかりとした理念に基づいた運営ということが基本になるというふうに考えておりまして、今年度についてはまずそういった先進事例をしっかり調査をしていきたいというふうに、調査した上で検討をしていきたいというふうに考えているということであります。

再々質問 5番 星川三喜男

これで再々質問も終わりましたので、そうや自然学校にも山村を取り入れた基地となって、取り入れたことももうちょっといろいろとあらゆる方面から勉強して、できるのであればそれも可能かのを入れてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:中頓別町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月19日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる