中頓別町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月20日
町内の学校施設等の利活用について
2006年9月20日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「町内の学校施設等の利活用について」質問し、町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉、保健福祉課長 奥村文男が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉、保健福祉課長 奥村文男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 柳澤雅宏
町内の学校施設等の利活用についてお伺いしたいと思います。平成18年度末で敏音知小学校が閉校となりまして、また平成19年度末には中頓別農業高校も長い歴史に幕をおろします。そこで、今後これらの施設等をどのように利活用しようと考えているのか、次についてお伺いしたいと思います。まず、敏音知小学校の施設利用について、どのように検討、協議されているのかお伺いしたいと思います。続いて、中頓別農業高等学校施設等利活用推進協議会ができておりますが、同校の施設利用についてこの協議会においてどのように検討、協議されているのかお伺いしたいと思います。続きまして、中頓別農業高校の利用の選択肢の一つとして天北厚生園の移転先としても検討対象とする必要があると考えますが、いかがでしょうか。以上についてお伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
柳澤議員さんの学校施設等の利活用について、小林参事に答弁をいたさせます。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
学校施設等の利活用につきまして3点、私の方からご答弁申し上げます。まず、1点目、敏音知小学校の施設利用については、これまで教育委員会と協議をして、新たな自然体験型の生涯学習関連施設を設置するという担当課としての原案をまとめているところです。これは、敏音知というこれまで観光施設を集積してきた立地を踏まえ、町として主体的に活用すべきではないかという想定に立った案です。現在ある他の生涯学習施設と組み合わせて管理運営することで経費を最大限抑えることが前提であり、そういった方向性に向かって今後庁内の検討組織でさらに検討を進めていく予定であります。2点目、農業高校の関係であります。同協議会は、9月1日に第3回協議会を開催し、これまで事務局で調査してきた内容を報告した上で、今後における中頓別農業高校施設の利活用に関する基本方針を決定しました。この方針では、総合計画が掲げる一流の、中頓別づくりの理念を踏まえ、地域再生、都市と農山村の共生、チャレンジをキーワードに、地域づくり、地域経済、雇用創出、自立性、実現可能性、将来性という六つの視点から利活用の具体策を検討していくことになっています。また、実現に向けて、北海道関係部局などと連携した上で誘致活動、情報収集、情報発信などを進めていくというようなものになっております。現在大きな課題となっているのが農業高校施設をNPO法人や民間企業などが利用したい場合の取り扱いについてであります。今後も具体的な利活用の可能性を探っていくことになりますが、できるだけ早い段階でこれらの問題の解決ができるよう努力をしていきたいというふうに考えております。3点目、天北厚生園絡みの問題でありますが、平成19年度から法人化することになっている天北厚生園は、かねてから市街地への移転を課題としていることに加え、このたびの障害者自立支援に関する制度改革に伴い、新たな施設形態への移行が必要になっています。既に、事務レベルではありますけれども、その移転先、新たな施設形態への移行を含めて検討の対象となるかどうか協議をしているところであります。
質問 4番 柳澤雅宏
今の答弁について再度お伺いしたいと思いますが、まず敏音知小学校の利用についてですが、生涯学習関連施設を設置して、現在ある他の生涯学習施設と組み合わせて管理運営するという答弁でありましたけれども、具体的なイメージとしてちょっとわかないのです。それで、おおよそ目指すものとして、具体的にどういうもの、あるいはどうい形を想定しているのかお伺いしたいというふうに思います。それから、敏音知小学校については現在使われていないわけで、施設として長い間利用していかないということになれば施設的にもやっぱり老朽化が進むということが考えられますので、利用するのであれば一年でも早く利用されるのが望ましいと思います。そういう点において、生涯学習関連施設として一応使うという目標を持っておられるようですけれども、それならば実際としていつごろからこういう関連施設を活用して使っていこうというふうに、言えば設置をいつごろと思っているのか、その点についてお伺いしたい。それから、2番目の高校の問題でありますけれども、さきに9月12日ですか、利活用推進協議会資料を私どももいただきまして、いろいろ見させていただいたのですけれども、いい話がありそうで、その話が消えてしまうというようなことが繰り返されているのかなというふうに思います。それで、この中で具体的に可能性がある、有力な可能性がある情報というものがあるのか、その点についてお伺いしたい。それから、2点目は、八紘学園とのやりとりの中で、グリーンツーリズムの拠点ということで利用したいという団体は多くあると思うが、そもそも廃校後の施設の利活用を検討していること自体を知らないと思う。もっと広くPRすべきと考えるという、そういう指摘があります。それで、PRというのはどこまでやれば万全であるかということは一概に言えないので、ここまでやればいいということは。だから、それでPRがどうだったのかということはともかくとしても、こういう指摘があれば即そういう団体等を洗い出して、こういう情報を少なくとも団体に呼びかけていくということは可能であるし、私はやるべきだったと思うのです。そういう点について、ではこういう団体に即座にこの情報を提供してきたのかどうか、その点についてお伺いしたい。それから、現在大きな課題となっているNPO法人や民間企業等が利用した場合の取り扱いについて、こういうのが今問題になっているということですが、その問題となっている点は、ではどういうところがNPOや民間にあれしたときに問題となるのか、その点についてお伺いしたいというふうに思います。それから、厚生園としての移転先としての利用について、先ほど本多さんも関連的な質問がありました。それで、状況に応じていつでもすぐ対応できるように、少なくとも検討を進めて十分議論を深めていただきたいというふうに思います。ただ、先ほどの障害福祉計画等をこれから来年3月までつくっていくことになるということですが、天北厚生園の移転先という問題が障害福祉計画をつくる上で障害にならないのか。移転先がどこになるかによってその計画が変わる可能性があるのかなというふうにちょっと私は思うので、そこら辺がはっきりしなくても障害福祉計画をつくることに対して何の影響もないのかどうか、あるいはしっかりその福祉計画にここまで盛り込むことが可能なのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
再質問についてお答えを申し上げたいと思います。生涯学習関連施設というものをどういうふうにイメージしているかということであります。先ほども申し上げましたように、今の段階ではまだ担当課としての案ということですので、その辺を踏まえていただければと思いますけれども、これから環境基本計画をつくって環境のことにも取り組んでいこうというようなことがあります。あわせて、敏音知が観光という面でこれまで取り組んできたというようなことから、自然体験をできるような、例えば自然学校とかというようなものであるとかというようなことをイメージの一つとして持っているということであります。これは、もちろん町民がそこでさまざまな自然体験ができるということもあわせて、町外から、都市からも人を呼び込んでそういう体験を提供するということで、今ある観光施設などをさらに有効に利活用していくというような波及効果も期待できるのではないかというような、そんなことを念頭に置きながら考えているものであります。あと、実施時期ということでありますけれども、私どもとしてもできるだけ早い段階に起動できるようにということでありまして、うまくいけば19年度からでも展開できるようなことを考えていければなというふうに思っております。それと、2点目、農業高校に関してでありますけれども、可能性のある情報ということにつきましては現段階では大変厳しいというふうに言わざるを得ないかもしれませんが、一つを想定してマルかバツかということではなくて、いろんなことを複合的に組み合わせていくというようなことを考えていくべきではないかというような考え方も持っております。小さな可能性を幾つも積み上げて、何か一つしっかりとした形になればというようなことを考えながら作業を進めているところであります。あと、八紘学園からのご指摘ということで申し上げますと、ホームページ等で提案の募集とかという形で出してはいますけれども、そのことが広く伝わっているかどうかということについては十分でないというふうに認識をしておりますし、さらにPRを進めていこうということであります。その辺につきましては積極的にやっていきたいというふうに考えておりますけれども、ただ後で申し上げます一つの問題がありまして、それらをある程度整理をつけていくことが一つの弾みになるのではないかというふうにも考えております。その問題となっている点というのは、道の農業高校の関連施設は道有財産というものでありまして、町の財産、施設であれば、今いろんな仕組みがあっていろんな可能性に活用できるのですけれども、道が所有している財産ということであると、道が持っている財産の取り扱いに関するルールがあるということでありまして、端的に申し上げると自治体であるとか、あるいは公益法人といったところであれば、自治体であれば無償譲渡あるいは無償貸与、公益法人であれば無償の貸与というような、あと貸与の場合でも減額というようなルールがあるのですけれども、それ以外になりますとそういうようなものは適用されないと、貸してもらえるにしても高額な利用料金を払わないと借りられないというような問題があるということであります。そのことをクリアしていくことがさらにこの問題を積極的にPRしていく上での弾みになっていくのかなというふうに考えております。以上です。
答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)
障害福祉計画に対する天北厚生園の計画の盛り込みの内容につきましてですが、特に天北厚生園としてどのような施設を何年度に計画をするかという部分を盛り込めば障害者計画の中ではよろしいかと思いますので、現在の施設が移転先ですとかどのような事業費だとかという、そういう内容については障害者計画の中では盛り込む必要はないかと思います。
質問 4番 柳澤雅宏
それでは最後に、道有財産であるがゆえに公益法人、自治体ならば無償ということが考えられるけれども、民間だとそれなりの道の決まりに基づいてという話ですけれども、その点についてやっぱり一番大きな問題かなと。小林参事が言われるようにまずここを解決しないことにはということになるのかなというふうに思います。それで、道との話し合いでどういう方向性に今いっているのか、この点について。一回町が無償で借りて、それから民間に貸すなんていうことが方法として可能なのか、どの程度まで道と議論されているのか、その点についてお伺いできればと思います。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
この問題につきましては、町長も道本庁、教育庁の施設課に出向きまして問い合わせをして、余り芳しくないご回答をいただいていますので、宗谷支庁の方にも出向きまして、この件についての解決ということで要請をしてきております。事務段階でも先週私どもも支庁の担当課、教育局の担当者と話をして、町としての現在持っている認識などもお話をして、解決に向かっての話し合いをしていきたいということで具体的に話を詰めようとしています。あわせて、もう一つ、道町村会を通じまして、町村長の政策研究会というのがございまして、その中に宗谷町村会としての課題としてこの問題も上げさせていただいておりまして、今後ほかの市町村からもこういった道立高校の廃校問題などが出てくるだろうということもありますので、単独の町村ということではなくて、そういう町村と連携をとっていく、全道の問題としてとらえて道にも改善を求めていきたいということを考えているところであります。以上です。
質問 4番 柳澤雅宏
どうもありがとうございました。ただ、道も閉校については極力協力するということを口に出しておきながら、今となって何を言っているのだという感じがしますので、町単独で頑張ってもおおよそ難しいと思うので、今答弁されたとおり全道的な盛り上がりとしてこの問題を取り上げていっていただきたいというふうに思います。以上で質問を終わります。