中頓別町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月28日
初めにグループ制導入に伴う評価について
2005年9月28日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「初めにグループ制導入に伴う評価について」質問し、町長 野邑智雄、助役 矢部守世が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、助役 矢部守世
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 柳澤雅宏
それでは、まず初めにグループ制導入に伴う評価についてお伺いいたします。庁内、課内の縦横の連携や迅速な意思決定、柔軟かつ弾力的な組織運営等の利点があるということの理由から、昨年10月の機構改革によりグループ制が導入されました。その後1年を経過しているわけですが、1年を経過してグループ制をどのように評価されているのか。また、1年を経過してこのグループ制での弊害や問題点などがあるのかどうか、この点についてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
柳澤議員さんの1点目のグループ制導入に伴う評価について、矢部助役より答弁をいたします。
答弁 助役 矢部守世
それでは、私の方からお答え申し上げます。財政環境が厳しく、大幅に職員数を削減していく流れの中で従前の係制度で対応していくことはできないと判断し、将来に向け早目に対処する目的でグループ制を導入しています。導入に当たっても所管事務をそのまま移行し、職員の異動も最小限にとどめるなど、混乱が生じないことに最大限配慮してきました。これまでのところ、グループ制の長所を十分に生かし切っているとは言えませんけれども、内部的には大きな問題もなく現在まで推移していると判断しています。今後、さらに事務事業の見直しとあわせ職員数を削減していかなければならず、グループ制本来の効果に期待していくことになると考えています。弊害としては、やはり住民にとって窓口がどこかわかりにくいという点があります。来庁者に対しては、入り口の案内板やカウンター表示でわかりやすいように工夫したほか、窓口に迷っている方がいる場合近くにいる職員が声をかけるよう心がけるなどしています。今後もさらに住民の皆様にご不便をおかけするようなことがあれば、ご迷惑をかけないよう改善に努めていきたいというふうに考えております。
再質問 4番 柳澤雅宏
それでは、再質問いたします。今の答弁の中に、職員の削減に伴ってグループ制が導入されたと、そういう物理的な要素というのは私も十分理解しております。ただ、このグループ制を導入するときに、今までの弊害といいますか問題であった担当者がいないと事が進まないと、グループ制を導入することによって担当者がいなくても対応できるようにしていく、あるいはなるのだというようなお話があったというふうに記憶しております。私の質問にありましたように迅速な意思決定、柔軟かつ弾力的な組織運用というのが答弁の中には内部的な大きな問題もなくというふうにありますが、確かに問題がなかったのか、あるいは問題を問題意識としてとらえていなかったのかという点について、十分ではないという答弁の文言もありますが、そこら辺についてどうなのかなというふうに私は思っています。時としてエアポケット的に担当者はだれなのだろうというようなときが今までの中にも二、三回あったので、そうするとこれがグループ制を導入することによって担当責任者があいまいになったりしているのかなと、印象として私はそう思ったので、その点についてどう考えておられるのか。今回評価として矢部助役から答弁いただきましたけれども、矢部助役がトータル的に庁内を見てこういう判断をされているのか、あるいは一応の評価をそれぞれの部署に問題点なりというものがあるのかないのかという意見を聞きながらこの答弁書が出されたのか、その点についてお伺いしたいと思います。それから、本来の効果、あるいはこれからの対応という面では、当初私がグループ制というものを聞いてイメージしていたのが横断的なグループ制というのが取り入れられてくるのだろうなというふうに、これは私が勝手にそう思ったのですが、今までも「もうもう」、「オガル」に対してはこれで一元化するので、これからなのでしょうけれども、今までは総務と産業建設が持っていた。それから、鍾乳洞開発については、産業建設と教育委員会が担当している。それから、中高の施設利用等については、事務局が総務課と教育委員会である。作業部会が入ればこれに産業建設と保健福祉が入るのだけれども、この問題に対して横断的なグループ制というかスタッフ制というものが取り入れられるのだろうなというふうに私は思っていたのですけれども、現段階においてはそこまでは至っていないのかなと。横の連絡、連携はとっているのだろうけれども、スタッフ制的な、そしてそれによる担当責任者、チームリーダーみたいなものが設けられるのでないかなと思ったのですが、この点について今後私はそういう流れで、一つの問題に対して部署がまたがるときにはそれらをそれぞれ担当される者が出されて、しっかりしたグループ制、スタッフ制と言った方がいいのかな、そういう形を取り入れていくべきだというふうに思うのですが、この2点についてお伺いしたいと思います。
答弁 助役 矢部守世
ご質問に的確にお答えできるかどうかわかりませんけれども、不足している部分があればまたご指摘をいただきたいなというふうに思います。まず、担当者、従前の係制からグループ制への移行に伴ってそれぞれの担当段階がどう明確になってきたのかということのご質問もありました。その中で全体的に言えることは、ようやく1年たとうとしております。その中で長年なじんできている係制からグループ制に移行したわけですけれども、まだまだ職員としてその目的、効果というものが十分生かし切れていないというふうに思いますし、また私どもといたしましてもその辺の指導やいろんな意見交換等の不足もあろうかなというふうに思います。そういった意味では、本来的なグループ制の効果というものにもう少し時間がかかるのかなというふうに思います。私の答弁の中にありましたけれども、庁内の意見反映というのはどの程度掌握しているのかということでありますけれども、このことについての職員からの意見というのはとりたてて聞いてはおりません。ただ、日常的に事務事業を進めていく中で、私ども理事者も含めて各課との事務協議がありますけれども、その中で少しずつ効果としてあらわれてきているだろうというふうに思いますし、まだまだグループ制の戸惑いありますけれども、少しずつなじんできているのかなというふうな感触を得ております。また、横断的なグループ制あるいはスタッフ制のかかわりでありますけれども、どうしてもそれぞれの施設あるいは事業、事務等の関係で所管課がまたがっていることも多々あるわけであります。そういったことでは、従前と同じようにそれぞれの課あるいは組織が協議をしながら進めていっているというのは間違いなく従前と余り変わらないということでありますけれども、その中で主従の関係は当然あります。どちらが主管して、どちらがサポートしていくのかということもあろうと思います。そういった意味では、今後グループ制、もう少し時間をかけながら、いかに住民サービスが向上できるような事務体制をつくり上げていくかということについてそれぞれ職員とも協議しながら進めていきたいなというふうに思っております。当初に申し上げましたけれども、職員数の削減ということが大きな目的の中でやらざるを得ないというような状況もありましたけれども、それを前面に出してということではありませんので、あくまでも町民のサービス向上に向けてよりよい行政システムということで導入したシステムでありますので、今後もこれらの効果を十分発揮できるように私ども職員一丸となってこの制度に取り組んでいきたいというふうに考えております。
再質問 4番 柳澤雅宏
できてようやく1年ということなので、この時点で私も完璧なものをということはどだい難しいのかなというふうに思います。ただいまの助役の答弁で、よりよくというお話がありましたので、先ほどの星川さんの行政評価等の問題もありますが、どこかの時点で評価をしながら、またより前進させていくということがより大切で、これからまた職員数が減ってくればより一層そういうことが求められてくると思いますので、これからもよりよくグループ制が生かされるようにご検討いただきたいというふうに思います。