みんなの議会

中頓別町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月28日

高齢者世帯等除雪支援事業の見直しについて

2005年9月28日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「高齢者世帯等除雪支援事業の見直しについて」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 石川篤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 本多夕紀江

質問の二つ目ですけれども、高齢者世帯等除雪支援事業の見直しについてお聞きをいたします。この制度ができてから25年がたっています。事業内容の見直しが必要ではないかと思います。社会福祉協議会には除雪相談窓口も設けられましたが、この二つが住民にとって安心できる、頼りになる制度になっているかどうか疑問なところがあります。そこで、次の点について伺います。1、事業の実施要項では支援対象世帯について、①、老人世帯(65歳以上)、②、心身障害者世帯、③、これに準ずる世帯となっており、施設入所世帯、扶養親族になっている世帯、住民税の所得割課税世帯は除いた上で、さらに民生委員協議会が認定した世帯という条件もあります。前段の①、②、③の条件に該当しても、なお民生委員協議会の認定が必要であるわけを伺います。二つ目、民生委員協議会の認定という条件を除けば、支援事業の対象となり得る世帯はかなりの数になると思います。支援の対象を広げて利用しやすくすることは考えられませんか。三つ目、事業の目的は、冬期における住宅、屋根等の除雪作業を支援することによって日常生活の不安を解消しとありますが、屋根の除雪、雪おろしは十分に対応できる状況ですか。以上3点についてお伺いをします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

本多議員さんの2点目であります高齢者世帯等除雪支援事業の見直しについて、保健福祉課石川課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

最初に、ご質問の1点目でございますが、本要綱では老人世帯(65歳以上)、心身障害者世帯、その他世帯のほかに支援の特例等もありまして、決定に当たっては行政側のみでなく幅広い知識と地域の事情に精通した民生委員さんの意見を取り入れて決定をしております。2点目のご質問なのですが、支援の対象については、現行制度で十分と考えております。また、利用につきましても今後も、本制度の趣旨を住民周知していきたいと考えております。3点目でございますが、除雪支援の該当世帯については、玄関やベランダ、屋根等で必要な部分を本人の希望と民生委員さんの意見を取り入れて決定をしております。現在のところは支援世帯からの苦情等はないため、十分とは言えないまでも対応できているものと判断をしております。以上でございます。

再質問 5番 本多夕紀江

再質問をさせていただきます。支援の特例等もあり、民生委員さんの意見を取り入れ決定しておりますということですけれども、この支援の特例というのがわかりにくい点であります。対象者を決めるに当たっては、もっと公明正大で透明性の高い方法でできないものでしょうか。除雪支援事業の対象となる条件ははっきりと定められているのですから、この条件に該当する世帯はすべて支援を受ける権利があると思います。しかし、予算の範囲内におさまるように初めから民生委員さんに任されているのではないかと思います。この方法では民生委員さんもご苦労なさるでしょうし、多くの該当世帯の方々にとっては納得のいかない面もあるのではないでしょうか。ですから、該当条件をはっきりと公に明らかに示した上で、申し込み制にすべきではないかと思います。支援対象世帯を初めから民生委員さんがピックアップするのではなく、条件に該当する希望者が申し込むという制度にすべきだと思います。その上で希望者多数の場合は、民生委員さんのご意見をお聞きするのがよいのではないかと思います。希望者申し込み制にできるかできないか。できない場合は、理由をお聞かせいただきたいと思います。2点目ですけれども、支援の対象は現行制度で十分と答えられましたが、何かそれには根拠があるのでしょうか。また、屋根については支援世帯からの苦情はないから対応できているとのことですが、今無料で支援を受けている人は苦情を言いにくい立場だし、支援の対象になっていない方からは、家の周りはともかく、屋根で困っているという声が聞かれます。住民の要望、願いをどのように受けとめていらっしゃるのか、受けとめようとしているのか、首をちょっとかしげざるを得ません。第6期総合計画の策定に当たって、平成13年5月に町民アンケート調査が行われました。回収枚数1,907枚、回収率93.4%です。アンケートの設問中、あなたがこの町で暮らしていて日ごろ悩んだり困ったり、課題だと感じていることはどんなことですかという質問に対して、除雪など冬期間の暮らしに困っているという回答が368名から寄せられました。回答者の5人に1人です。また、ことし4月現在での高齢世帯、65歳以上の世帯は214世帯で、全世帯の約5分の1に当たると思います。このアンケート結果を受けて、実態をもっと詳しく調査されたのでしょうか。その調査の結果、何がわかり、どういうふうに思われたでしょうか。第6期総合計画の16ページに、総合計画の基本は町民の悩み、課題、困難にこたえていくこと、いつもアンケートを振り返り、政策づくり、事業見直しに取り組む姿勢を持ち続けますというふうに明記されています。このアンケート結果を見て、実態調査をしないなどということは信じられないことですけれども、いかがでしょうか。二つの点、希望申し込み制、それからアンケート調査の結果を受けて、この2点についてお伺いをします。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

まず、1点目でございますが、対象となる条件だとか、すべて支援を受ける権利があるのではないかとかいうことでございますけれども、あくまでも65歳以上を過ぎても健康な老人だとか、そういった支援を受けなくても自力でやっていけるような老人世帯もあろうかと思います。1回目の質問に答えたように、毎年民生委員協議会で支援が必要な方々に対して決定をしているわけですが、その決定に当たりましては、該当する世帯、65歳以上につきましては4月の段階で214世帯あるわけなのですが、それら一覧を民生委員協議会に提示をいたしまして、その中で検討していただきまして、前年の検討結果を踏まえて、さらに対象者がふえているのか減っているのかということも当然議論した上で毎年決定をしておりますので、あえて申し込み制というものは私はやらなくてもよろしいのではないかなと思います。長年引き続きやってきておりますので、やはり地域の事情に精通した民生委員さんの意見を幅広く取り入れて今までどおりやっていくのが最良なのかなと思っております。それから、2点目の支援の対象、屋根等で困っているということで、アンケート調査はやったのかということなのですが、私も保健福祉課の方に来てすぐですので、これをやっているかどうか今ちょっとお答えできないのですが、アンケート調査以外に実態の調査ということですので、これも民生委員協議会が民生委員さんとして地域に幅広く、地域の事情等にも精通していると思われますので、こういった意見もあったということで、私ども事務局としてはこれをやるかどうかということは持ち帰りまして検討して、やるものであれば早急にやっていく。それから、やっていなかったのであればやっていかなければならないのかなとも今思っておりますけれども、この点については私もアンケート調査については今までやったかどうかというのは把握をしておりませんので、終わり次第回答したいなと思います。

再々質問 5番 本多夕紀江

再々質問をさせていただきます。今の答弁の中で、長年やってきているので、今までどおりやるのが最良かと思うという答弁がありましたけれども、何ということかなと思ってびっくりしました。この要綱ができてから25年たっているのです。それを続けてきて、25年間やってきたことを今までどおり続けていくのが最良なんていうのは、余りにも不十分だと思います。時代、周りの情勢、それから高齢化の状況も大きく変わっているわけですし、25年間やってきたものを繰り返し、繰り返し検討を加えてきて、それで今までどおりがベストであるということがわかったのであればそれでいいかもしれませんけれども、総合計画策定に当たってのアンケート調査の結果を見て、より詳しい実態を調査したかどうかよくわからないということですけれども、それも不十分なままに25年間やってきたとおりにやっていくなんていうのは信じがたいことです。そこで、再々質問なのですけれども、お聞きします。一つ目です。今の答弁をお聞きしまして、これは高齢世帯の実態と要望をしっかりと調査することが必要だと思います。200世帯ほどですから、内容も除雪や冬の暮らしに限定すればお金をそれほどかけなくてもできるし、そういうときにこそ社会福祉協議会や民生委員さんにお手伝い、力をかしていただけばできないことはないと思います。ぜひやるべきだと思いますけれども、どうでしょうか。2点目ですけれども、今除雪支援事業を受けていても個人負担はないと思いますが、お金を払ってもよいから除雪をしてほしいという声がかなり聞かれます。総額約600万円の敬老祝金が今年度からなくなりました。これについてはやむを得ない面もありますけれども、それに充てられていた金額のせめて5分の1か10分の1でもこの事業に振り向ければ、同じ高齢者福祉という観点でそういうふうにすればたくさんの人が助かると思います。また、予算の増額がどうしても難しければ、収入、所得に応じて一部有料化も検討して支援の対象を広げることができるのではないでしょうか。住民税の所得割非課税が今対象となっていますけれども、所得割非課税とはいっても収入にかなり幅があるわけですから、ある程度の負担が可能な世帯もあると思います。長くなって申しわけないのですが、三つ目です。除雪相談窓口が設けられていますけれども、支援世帯の対象になっていない人が主に利用されるのかなと思いますけれども、それにしても利用が少ないように聞いています。きょうは大雪が降ったから、窓口にお願いすると、そういう形になっていると思いますけれども、それでは対応も大変かと思います。冬の初めにことしはお願いするというような形で申し込みをして、雪が降る都度お願いをしなくても済むようにすれば、頼む方も頼まれる方もよいのではないでしょうか。四つ目ですけれども、除雪ボランティアの方が支援事業も相談窓口も対応してくださっていると思いますが、要望に対応できる人数でしょうか。除雪は重労働ですから、ボランティアではできないと思います。除雪の引き受け手となる人にきちんとした報酬が支払われるように制度や仕組みを見直すことが必要だと思います。25年もたったこの支援事業の制度、いろんな面で見直しが必要だと思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

関連質問でありますけれども、本当に質問が多岐にわたって、初めの質問と違う方向に向かっている部分がたくさんあるのでないかなと思います。こういう質問の仕方をされますと、私ども1回目の質問の要旨に回答しているわけでありますから、少なくともそれに沿った質問をしていただかないと、こういう場所で次から次へと質問が飛ぶということになりますと答弁はなかなかできない、私はそのように思いますけれども、いかがなものでしょうか。

答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)

再々質問にお答えいたします。確かにこの制度につきましては25年程度経過をしておりますけれども、今細建さんが受けているようなことはその前までは峰友さんでやっておられました。除雪については、会社としては現在は平成7年から細建さんが引き継いでおりますし、除雪ボランティアにつきましても平成13年から6名の方々によってこれを実施しております。ですから、お金を払ってもよいという声が聞こえているということなのですが、1回目の定例会でこれはご質問にお答えしていますけれども、6人のボランティアの方がおりますということと、回数もご報告をいたしております。あくまでもこれは無償ではなくて有償ボランティアでありまして、これは除雪相談窓口となっている社会福祉協議会がそういった方々の声を聞いて、除雪ボランティアの方々に依頼をして、除雪ボランティアの方々が依頼をした人と、時間的には1時間大体1,000円程度、重労働でございますので、1,000円程度ということでお引き受けしているのではないかと思います。ですから、今まで25年を経過していても何もやっていないということではなくて、要綱の原則となる部分はこれで私は十分ではないのかなと申しているわけでございまして、その中身についてはやれることはいろいろやってきていると感じております。ですから、1点目の高齢者世帯の要望調査等は確かに必要なのかもしれませんが、これは検討するといたしましても、2点目のお金を払ってもよいという声が聞こえてきているということについては、これはあくまでも無償ではございませんので、大きく雪が降ったような場合は個人のボランティアの方も、あるいは細建さんの方もお金をもらってでもやっていただける、現実にやっておりますので、これはそういう相談があれば受けていけるというふうに考えております。ですから、4点目のボランティアの数にしても前回も答えておりますし、総体的には私の考えは今述べたとおりでございます。以上です。

再々質問 5番 本多夕紀江

今無償ではないと、1時間当たり1,000円程度というふうにお答えになりましたけれども、私が一部有料化すればと申し上げたのはボランティアの方の報酬。それは前から1,000円程度というのは、チラシも出されていますし、わかっています。それとは別に、除雪支援を受ける世帯です。今無料のところを一部有料化して、もっと対象を広げることはできないか、今無料で除雪支援事業をやっているところは管内的にどうなのかよくわかりませんけれども、一部有料でもっと支援の対象を広げることも必要ではないかというふうに考えていますけれども、この点どうでしょうか。ボランティアの無償ということではなくて、被支援世帯の一部有料化についてです。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたしますけれども、民生委員さんが本当に地域の実情を把握をした中で無償の除雪事業に該当する世帯等を決めていただいているわけでありますから、私は本当に生活困窮をしている人たち、100円でも200円でも出すことが難しいような世帯を民生委員さんの方で決定をして無償の除雪支援事業にのっけていただいているのでないかなと思います。そういう面からいくと、私は今やっている無償の制度はこれを継続していきたい、このように考えております。今本多議員さんが一部有料でもいいのでないかというお話がありましたけれども、一部有料でやっていただくのについては、除雪相談窓口に相談していただいて、業者の人をお願いするか、または除雪ボランティアの人をお願いをするかと、こういうようなことを選択をしていただければ私はいいのでないかと思っておりますので、今継続をしている無償の制度については、地域の実情を一番知っている民生委員さんにお願いをして今後も無償で続けていきたいと、このように思っております。

再々質問 5番 本多夕紀江

質問の仕方が大変まずくてご迷惑をおかけして、申しわけありませんでした。これで終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 平成17年第3回定例会 2005年9月28日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる