みんなの議会

中頓別町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月13日

現在試験操業を行っている家畜ふん尿処理施設について

2005年3月13日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「現在試験操業を行っている家畜ふん尿処理施設について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課参事 柴田弘が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課参事 柴田弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 柳澤雅宏

2点目は、現在試験操業を行っている家畜ふん尿処理施設についてお伺いします。現在家畜ふん尿処理施設は、性能試験を行って順調に進んでいるのかなと思いますが、次の点についてお伺いします。このふん尿処理施設の運営体制について、どのように運営体制を構築するのか、お伺いします。それから、本年4月から、試験操業後本格的に本操業できる見通しがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。それから、もう一点、これは本来の目的だというふうに私は今でも思っているのですが、「もうもう」と、それから「市民農園オガル」、それからこの家畜ふん尿処理というのは三つ一体的なものだというふうに、「もうもう」の建設当時からそういうふうに説明を受けております。これでようやくこの三つが形となってでき上がってきていると。そうすれば、本来の目的である家畜ふん尿処理施設から完熟堆肥をつくって、それを市民農園に入れて、そこから農産物をつくって「もうもう」で加工していく、この流れの条件がようやくそろったと。そういう面では、今私が申し上げたような本来の目的に向かってどのように具体的に連携をとっていくのか、その点についてお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

2点目の家畜ふん尿処理施設について、産業建設課の柴田参事に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課参事 柴田弘(産業建設課参事は2006年3月まで)

1点目の施設の運営体制についてでありますけれども、集落環境管理施設の性能試験の準備が昨年11月15日から行われ、本年の2月10日から本試験が実施されております。工期は、3月25日となっています。施設の運営体制については、利用農家が中心となり利用組合を組織して運営していく予定でいます。それから、2点目の操業の見通しでありますけれども、この施設は性能保証つき公募型設計施工一括発注によって施工されていますので、性能試験に合格しなければ道から町に施設譲与がされません。受託業者の清水建設は合格に向けて全力で取り組んでおりますので、町としても4月からの本格操業に向けて準備を進めているところであります。3点目の処理施設の連携でありますけれども、ご承知のとおり「オガル」では無農薬、無化学肥料の有機栽培による野菜等の生産が行われております。集落環境管理施設でできた完熟堆肥、液肥を「体験農園オガル」や公共施設等で利用できるよう、安全な堆肥、液肥の生産に努めてまいりたいと思います。「もうもう」との関係では、今のところ具体的なものはありませんが、今後この施設との連携に関しては検討すべき課題であると考えております。

質問 4番 柳澤雅宏

1点目の施設の運営体制なのですけれども、利用農家が中心となって利用組合を組織すると。先ごろの3月1日の産建の所管事務調査でも、この運営体制にJAを参加させるべきだという報告がありましたけれども、この点についてどのように取り組んでいくつもりなのかお伺いしたいのと、それから町は今度この運営母体にどのようにかかわっていくのか、その点についてお伺いします。それから、2点目なのですけれども、当然性能試験に合格するということは大前提であることは私もわかりますけれども、現段階で性能試験に合格したとしても、ほかに4月から操業するに当たって懸念されるような問題がないのかどうか、なければないで結構です。もしあったらお聞きしたい。それから、3点目なのですけれども、先ほども申し上げたとおり、この三つというのは「もうもう」が建てられるときから、こういう関連性を持たせるのだよと、だから松音知のあの地区に「もうもう」を建てるのだという説明をずっと受けてきましたし、今の流れの中でなかなかそう進んでいないという説明もありました。でも、先ほど私が言ったとおりに、今この4月でこの三つがそろうわけなのです。であれば、もう既にこの4月からどういう流れでどうしていくかという構想は本来なければ私はおかしいと思うのです。そのために三つをセットにしたわけでしょう。それがこれから検討するというのは、ではあの三つをセットにしたのは何だったのだというふうに私は言いたくなるので、その点についてもう一度お伺いしたいと思います。

答弁 産業建設課参事 柴田弘(産業建設課参事は2006年3月まで)

再質問にお答えいたします。JAの参加については、さきの2月28日の産業建設常任委員会の所管事務調査においてそれぞれ委員の皆さんから指摘がありまして、JAの委託についても検討したらどうだということで、その話を受けまして、3月に入りまして町長と私と農協の組合長、それから部長のところへ行きまして、その話をしてまいりました。農協の組合長も委託については今後3月23日の理事会において検討したいという話でありますが、町側から正式な文書で後日この施設の委託についてのお願いの文書を出していきながら、今後の運営を農協が受託していただけるかどうか、その状況を見守っていきたいと思います。また、仮に委託した場合についても、そこで利用する農家の組織等はつくりながら運営母体として進んでいかなければならないことはもちろんでありますので、そういった作業を今後進めていきたいと思っています。それから、町がこの運営母体にどのようにかかわるのかという話でありますけれども、町としましてはこの施設を建設するに当たりまして、運営費、それから職員が事務局に参加できるかどうかという部分はいろいろと協議を重ねながら進めてきておりますけれども、運営費については町は今後この財政状況の中でお金を出すということにはなっていかないと。また、職員も、さきの産業建設常任委員会の所管事務調査でも言われておりますが、事務局としての体制の中に参加していくことはちょっと難しいだろうと考えております。ただ、町としてもいろいろな方面で支援をしていかなければならないのはもちろんでありますので、事務局として持つということにはなっていかない状況であります。それから、施設が合格したと仮定して、町に財産譲与がされるわけですけれども、その施設に問題がないかどうかというご質問でありますけれども、この施設については先ほども言いましたように性能保証づきの施設でありますから、その性能試験に合格しなければ町の方に財産が移らないということであります。財産譲与に当たっての問題、課題等は、実際問題あります。まず、建設工事関係についてでありますけれども、特に道と町側の主張が中身的に若干違う部分もありますけれども、建築工事関係についてはうちで押さえている部分では3点ほど不備かなという部分があります。1点目は、コンクリートのひび割れの補修関係であります。特に1次処理施設と2次処理施設で施工上の基準については、7ミリ以下の部分についてはコンクリートのクラックについては基本的には補修しないという形でありますけれども、そういった部分ではかなり見ばえが悪いという外見上の問題がありますが、施工上でいけばそこの部分は問題ないのだという言い方をこれまでされてきています。それから、送風管の箇所の原尿漏れです。2次処理施設に原尿漏れの箇所があります。空気が漏れますと堆肥化に非常に影響が出るので、これは性能試験が完了して問題がなければどういう問題に発展するのかちょっと想像できませんが、現実的には今支庁としては問題はあるというとらえ方されておりますので、この辺は修理、修繕がされるのでないかというふうに考えております。それから、2次処理施設のコンクリート層の不足部分だとか、それもあります。また、それから、機械設備の工事関係でいけば、今現在性能試験に攪拌機、2次処理施設ですけれども、攪拌機を動かしておりますが、それのアームの変形が性能試験中に実際起きています。こういったのは、当然性能試験終わった段階で町に引き渡す段階では直していただかなければならない箇所だというふうに思っておりますし、これも設計上の問題はないと支庁は言っておりますけれども、2次処理施設のブロアの設置の位置について非常に高いところにあるのです。そのブロアというのは空気を堆肥の中に送るブロアなのですけれども、これも担当段階では非常に問題があるかなというふうにはとらえていますが、設計上は支庁としては問題はないと。うちの方としては、維持管理上の問題と堆肥から出た水蒸気をそのブロアからまた吸って戻るという現象が起きるのでないかということで心配している部分があります。それから、備品関係においては、当然町で購入した備品を今清水建設に貸して性能試験に利用しておりますので、そこの部分で万が一故障等があれば、その部分は引き渡しのときに直していただいてやっていきたいというふうに思っています。それから、性能保証関係なのですけれども、具体的に性能保証の関係については支庁からこういうものを保証しますよという部分がまだ出てきておりませんので、これからそこの部分は詰めていくような形をとることになります。今簡単に申し上げましたけれども、そういった建築工事関係、機械関係、備品、性能試験関係について町側として課題としてとらえておる部分と支庁との意見の食い違い等も多々ありますけれども、そういった部分では何とか、3月の25日完成予定でありますから、それから町の財産として受けます3月いっぱいの中で実際どれだけこの問題を解決できるかという不安が担当としても非常に多い施設であります。場合によっては、直せないで4月にずれ込むというような可能性はあるというふうに私自身はとらえております。その中でどういった操業を4月1日からできるのか、できないのか、その辺も財産譲与を受ける中で処理していきたいということで考えております。それから、食彩工房「もうもう」との連携の関係でありますけれども、柳澤さんが指摘するように中山間地域総合整備事業でこの堆肥施設、それから「オガル」、「もうもう」、一体的に利用していくのだよということで計画を立てながら進めてきております。今現在「オガル」においては、堆肥処理施設の完熟堆肥が完成しましたらそちらの方に入れて、無農薬、無化学肥料の野菜等を栽培していくと。では、その栽培したものが「もうもう」でどう加工処理していけるか。この部分は、先ほどから言っておりますようにアグリパーク運営協議会のいろいろな問題がありまして、はっきり言って連携がいま一つとれておりません。その連携の部分が解決しないと一体的な利用という部分では非常に見えてこないので、今後そこのところをどう改善していくか、また担当段階で詰めながら処理していきたいと思っております。以上です。

質問 4番 柳澤雅宏

2点目、3点目については、2点目については十分留意されて受け渡しということになると思いますので、そこのところはよろしくお願いしたい。3点目については、アグリパークの運営体制を早急につくって、そして雪が解けたら全部動き出すわけで、そういう面ではこのことによって三つがそれぞれ生きてくるわけですから、早急にその連携体制を整備していただきたいというふうにお願いしておきます。1点目なのですけれども、どうも町のかかわり方が、事務局は当然民間に任せた方がいいというのは産建でも取り上げられているので、それはそれでいいと思います。お金も出さないというのも、これは早くから言われているのだけれども、それはもうわかっているのですけれども、お金は出さない、事務局は持たない、それでいろんな支援をしていくと言っても、ではほかに何するのというふうに今私はちょっと思ったので、例えば運営母体に対してこういう支援は町としてできるというものがあれば、お聞かせいただきたいというふうに思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まだこの施設が運営をされている状況でありませんから、具体的にどういう問題が発生するか推測するということはなかなか難しいかなと思います。ただ、町としては事務局には参加できませんし、お金も出しませんけれども、しかしながら知恵だとかそういうものは十分あると、こういうような認識を持っております。そういう面で、相談された中で十分内部でその相談に基づいて、解決できるような指導、助言、またはいろんな情報を提供してまいりたい、こういうことを考えておりますので、ご理解をいただければと思います。

質問 4番 柳澤雅宏

以上で私の質問を終了いたします。

出典:中頓別町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月13日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる