中頓別町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月13日
老人ホーム長寿園についてと除雪について
2005年3月13日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「老人ホーム長寿園についてと除雪について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博、総務課参事 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、産業建設課長 尾本導弘が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、保健福祉課参事 竹内義博、総務課参事 小林生吉、保健福祉課長 石川篤、産業建設課長 尾本導弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 本多夕紀江
それでは、質問の二つ目に移らせていただきます。長寿社会への対応についてです。老人ホーム長寿園についてと除雪について伺いたいと思います。老人ホームについてです。老人ホーム長寿園の改修、改築が決まり、入所者及び入所希望者にとっては大変喜ばしいことです。しかし、養護老人ホームが現在の2人部屋から1人部屋になったら入居の費用が高くなるのではないか、少ない年金では入れないのではないかと心配する声も聞かれますので、費用負担について伺います。また、養護老人ホームは、いつまでもこの地域で住み続けたい人にとっては大切なよりどころです。交付金が17年度から一般財源化されるなど、先行きどのようになるのか心配です。一般財源化で養護老人ホームの措置分が前年度より減るようなことはありませんか。二つ目、除雪についてですけれども、社会福祉協議会に除雪相談窓口が設けられていますが、除雪ボランティアの登録や窓口の利用状況について伺います。また、この冬は除排雪の回数が少ないという声が聞かれますが、除排雪を行う目安や基準が変わりましたか。冬になると歩道、車道の区別がなくなる道路がほとんどですから、高齢者にとっては大変危険です。特に交差点の見通しが悪く、視野が狭くなる高齢者ばかりなく車同士でも衝突の危険があります。対策を講じるべきではありませんか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
長寿社会への対応について。1点目の老人ホーム長寿園について、保健福祉課の竹内参事と総務課の小林参事、両方に関係ありますので、2人から答弁させます。除雪の関係についてでありますけれども、保健福祉課長の石川と尾本産業建設課長に答弁をいたさせます。
答弁 保健福祉課参事 竹内義博(保健福祉課参事は2009年3月まで)
今の本多議員さんの質問に対してお答えいたします。まず、1点目の老人ホーム長寿園についての費用負担に対して私の方からご説明させていただきます。現在の養護老人ホーム措置者費用徴収金につきましては、中頓別町老人福祉施設費用徴収規則で収入に応じて階層区分を決定し、費用を徴収することとなっておりますので、2人部屋から1人部屋となった場合でも新築となった場合でも費用負担の変更はございません。以上でございます。
答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)
長寿園問題の後段の質問についてお答え申し上げます。地方交付税というふうに理解いたしました。平成17年1月に総務省が作成した資料では、地方交付税で養護老人ホーム等保護費負担金に係る補正による算定方法については、平成17年の4月1日現在の養護老人ホーム被措置者数に単価、援護率を乗じて算定するということで、現行の算定方法と同じというふうにされております。ただ、これはあくまで現時点でございまして、これらの考え方が修正される可能性もあります。また、補正係数等の具体的な数値は今後示されることになりますので、実際に交付税の算定がなされます7月まで、これらの数値が7月に示され、実際にその段階で算定してみなければわからないというのが実態であります。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
除雪について、前段の社会福祉協議会の関係ですが、除雪ボランティアにつきましては平成13年度から実施しておりますが、企業としての登録は1社、個人の登録は6名であります。相談窓口の利用回数は、企業で平成16年度はこれまでに3件、また個人ボランティアの利用回数は平成15年度が4件、16年度がこれまでに2件となっております。以上でございます。
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
後段の道路除排雪の関係についてお答え申し上げます。除雪車の出動目安につきましては、例年どおり午前4時の時点で10センチメートルの降雪で5時出動となっております。その後降雪状況を見ながら除雪作業を行っており、作業の基準につきましては変わっておりません。排雪作業につきましては、交差点や道路状況を見ながら排雪作業を行っているところでございます。質問の内容から見ますと排雪の回数が少ないと判断いたしますが、今年度は12月に積雪量が少なく、幹線道路のみの排雪を行い、1月中旬には全線の排雪を実施したところでございます。また、交差点付近の除雪につきましては、通常除雪の際にドーザー等により除雪を行い、交通安全の確保に努めているところでございます。以上です。
再質問 5番 本多夕紀江
再質問をさせていただきます。老人ホーム長寿園についてですけれども、養護老人ホームの費用は国の基準に基づいて中頓別町費用徴収規則で定められているので、国の基準が変わらない限り、町が財政難だからとか、建てかえにたくさん費用がかかったからという理由で町独自で値上げされるということはないというふうに理解して、安心をいたしました。中頓別町には特養ホームがあり、養護老人ホームがあり、入院設備の整った病院もあることで、安心して老後も暮らせる町ではあります。財政難を理由に医療、福祉分野の後退、切り捨てが次々と行われていますが、これらの施設については少なくとも現状維持することに最大限の努力をしていただきたいと思います。医療、福祉の充実は、いつでも住民の一番の願いです。これは、答弁は特に要りません。除雪についての再質問ですけれども、交差点の除雪について、おととしだったと思いますけれども、交差点の角を斜めに切って除雪されていたことがありました。見通しがよいと住民の方からは大変好評でした。ぜひできる限りこういうふうにやっていただきたいと思っています。そのように除雪をしても、すぐ後から雪が捨てられてしまうこともありますが、毎年冬になると必ずと言っていいほど繰り返されていることですので、有効な手だてを考えてもらえないものでしょうか。次に、除雪相談窓口ですが、除雪で困っているという声が多い割には利用が少ないように思われます。利用しやすい制度になっているかどうか、少し疑問があるところです。平成13年の第6期総合計画策定に当たっての住民アンケートでは、除雪など冬期間の暮らしに困っているという人が368人もいます。さらに高齢化が進めば除雪支援を求める人がふえると思います。利用しやすい制度を設けるべきではないでしょうか。例えば除雪ボランティアですが、無償というイメージがつきまとって、頼む方には遠慮がありますし、ボランティアに登録をと呼びかけても、重労働で時には危険も伴う除雪作業をほとんど無償に近い形のボランティアで行うことにはやはり無理があると思います。この除雪ボランティア、除雪相談窓口のほかに、今除雪支援としては町が実施主体となっている高齢者世帯等除雪支援事業がありますけれども、これの対象にならない人が除雪相談窓口を利用する形になっているのだと思います。2本立てというような形かとも思いますけれども、この二つの事業を統合できないでしょうか。片方の高齢者世帯等除雪支援事業の方は実施要綱が定められていたりして、この事業の対象になる方が限られているわけです。この対象をもっと広げて希望する高齢者世帯として、そのかわり費用については原則利用者負担にすればよいのではないかとも思います。除雪を担うのはボランティアとか個人ではなく企業にすれば、冬期間の企業の仕事や雇用の確保にもつながるのではないでしょうか。大変雪の多い地域なのですから、除雪支援にはもっと力を入れていただき、財政支援が無理ならせめて業者、企業に働きかけ、除雪をしてもらいたい人との間に立ってコーディネーターの役割をしていただきたいと思うのです。除雪支援の方法については、長野県栄村、札幌市など雪の多い地方の制度、手法に学ぶところも多いと思います。先ほどの町政執行方針で快適に暮らすことのできる生活環境の整備やだれもが健康で安心して暮らすことができる保健、医療、福祉の充実を取り上げておられましたが、除雪の問題が解決しなければここの地域では快適な暮らし、安心できる暮らしにはならないと思います。以上ですけれども、交差点の除雪のことと、それから除雪支援事業のことをお尋ねいたします。
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
交差点の除雪についての再質問についてお答え申し上げます。毎年道路への雪捨てをしないよう広報等でもお願いしているところでございますけれども、降雪のたびにドーザーでの交差点の除雪を行っております。なお、それでも交差点付近に雪を捨てられておりますので、その都度お願いしているところでございますけれども、なかなかご理解を得られないという状況にございます。今後も協力をいただくようお願いをしていきたいと、このように考えております。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
除雪ボランティアの関係ですが、ただいま申し上げられたように、確かに現状では2本立てのような形で高齢者世帯とボランティアということで行っております。毎年12月、2月にボランティア等の登録も勧めておりますけれども、今のご質問につきましては私どもの方で実施していることよりも少し広目の意味もあるのではないかなと思っております。一つの提案なのかなともとらえております。料金のことだとかいろいろなことが申されましたので、一応今の状況では登録者数は個人では6名の会社では1名ということなのですが、もう少し募集等も続けていきながら、今後どういうふうにしていったらいいのか検討していきたいと思っております。
再々質問 5番 本多夕紀江
再々質問をさせていただきたいと思います。交差点の件ですけれども、以前もそのようなお話を聞いたことがあります。ですから、交差点の除雪をする。雪を捨てないようにお願いするけれども、なかなか協力が得られない。また、引き続きお願いをする。これが毎年毎年長いこと繰り返されているのですから、そろそろもう少し有効な手だてを何か考えられないでしょうか。それから、除雪支援事業ですけれども、ボランティアの企業や個人の募集を続けるということですけれども、ボランティアでやるということに私は無理があると思います。ボランティアということを考えずに、それなりの負担をいただいて除雪を支援するという考えで行った方がよいと思います。ボランティアといっても、きのう、きょうのような大雪が降ったときには、やはり自分の家なり職場なりの除雪もあったりするでしょうから、さらにほかのところへボランティアに行ってやるという時間的な余裕だとか体力的な余裕はなかなかないのではないかと思います。そこで、先ほど申しましたように企業にボランティアという形ではなくて応援を求めて、仕事としてやってもらってはどうか。冬場の雇用を確保するということにはならないかどうか、そういうふうに言ったわけです。町長は、住んでいてよかった、これからも住み続けたいと思えるようなまちづくりを目指していらっしゃると思うのです、前もおっしゃっていましたので。除雪の心配があるために住み続けられなかったり、住み続けたくないと、そういう方もいらっしゃって大変残念なことです。お金がなかったら、知恵を出し合って工夫できることもあると思います。住みなれた地域でいつまでも住み続けられるように、新規事業は一切取り上げないのではなく、住民にとって価値あるもの、ぜひ必要なことには厳しい中でもお金を回すべきではないかと思います。以上です。
答弁 産業建設課長 尾本導弘(産業建設課長は2006年3月まで)
再々質問についてお答え申し上げます。繰り返しの状況でございますけれども、その対策といたしましてもいろいろと検討しております。平成15年第3回の定例会の質問でもお答え申し上げたとおりでございますので、その点をご理解をいただきたいと、このように考えております。
答弁 保健福祉課長 石川篤(保健福祉課長は2012年3月まで)
私の答弁不足かとも思いますが、社会福祉協議会で行っている除雪ボランティアにつきましては無償ではございません。企業につきましては、除雪を頼んだ本人と企業がお話し合いの上、料金を設定していただくということにしております。それから、個人のボランティアについても有償ボランティアであります。したがいまして、個人がお金を出して頼むようなスタイルをとっておりますので、決して無償で頼みづらいとかそういうことではございません。その上で募集をして、先ほどお答えいたしました6名が今までに頼まれた件数というのは、平成13年度に2件、14年度で1件、15年で4件、16年で5件ということでございまして、決して頼みづらいという状況をつくって募集をしているということではありません。
再々質問 5番 本多夕紀江
頼みづらいという状況をつくっているわけではないと設置する側では思っていても、頼む人が頼みづらいと思っているのではないかと思います。また、ボランティアという言葉のイメージから、やはり頼む方も頼まれる方も無償ではないと言ってもほぼ無償に近い状態をイメージするので、先ほども申し上げましたけれども、頼む方は受け取ってくれと言っても受け取ってくれないし、気の毒でということがあって、それから除雪の仕事をやってもいいと思うけれども、ボランティアではちょっとと、収入のことを考えたりするとそういうこともあるのではないでしょうか。頼む人、頼まれる人の気持ちをよく考えて、みんなが利用しやすい窓口なり制度なりをいろんな方に話とか聞いたりして充実させていただきたいと思います。特に答弁は要りません。これで私の質問を終わらせていただきます。