中札内村議会 令和2年6月定例会 2020年6月17日
今後の対応について
2020年6月17日、中札内村議会の一般質問で、宮部修一議員が「今後の対応について」質問し、教育長 髙橋雅人、教育次長 阿部雅行が答弁しました。
- 質問者
- 宮部修一 議員
- 答弁者
- 教育長 髙橋雅人、教育次長 阿部雅行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 宮部修一
それでは、最後の質問をさせていただきます。今回、3名の方がほとんど学校教育の関係での質問ということで、ちょっとしつこい質問になってしまいますけれども、よろしくお願いをいたします。それでは、小中学校の臨時休校に伴う、学習状況の遅れを取り戻す対応について。新学期が開始してからまもなく、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、臨時休校の措置がとられたわけですが、5月18日より分散登校を実施し、ようやく6月1日より学校が再開されました。休校中も教職者の献身的なご努力で、ドリルの配布や心のケアを中心に連絡をとられたことと存じますが、児童・生徒・保護者の方々も学校の再開を心待ちにされていたことと思います。今までに経験したことがないような事態が発生し、教育現場も今後の学習状況の遅れをどのように取り戻すか、頭を悩ませておられると推測いたしますが、今後の対応について伺います。1点目、夏季休業も授業時数確保のため短縮するようですが、冬季休業の短縮までは必要ないのか。2点目、5月末まで当初終える予定の授業時数は何時間ほどだったのか。また、5月末までに終えた授業時数は何時間か。小学6年生と中学3年生についてお伺いいたします。3点目、1学期に予定していた修学旅行・運動会・体育祭については、2学期以後に延期するようですが、保護者の理解は得られるのだろうか。以上、伺います。
答弁 教育長 髙橋雅人(教育長は2021年3月まで)
小中学校の臨時休校に伴う学習状況の遅れを取り戻す対応についてですが、1点目の冬季休業の短縮についてですが、現状では、夏季休業の短縮と時間割編成の工夫、併せて学校行事の精選などを行い、学びの保障に対応していく考えで、今後の感染拡大による急遽の臨時休業等が発生しないことが前提となりますが、小学校の冬期休業は短縮しない予定でおりますが、中学校は4日間短縮と考えております。2点目の小学6年生・中学3年生の授業時数についてですが、5月末までに終える予定だったのは、小学校6年生で179時間から191時間、中学校3年生で182時間の授業を予定しておりました。授業を終えたのは、小学校6年生で77時間から81時間、中学校3年生では81時間となっております。このように現状では欠課が生じておりますが、年度当初にインフルエンザや災害など不測の事態に備えて余時数を設定しております。今後の夏季休業の短縮、学校行事の工夫などで、全学年を通じて授業時数を確保してまいります。3点目の学校行事の開催時期延期についての保護者の理解についてですが、新型コロナウイルス感染症の対応については、2月末以降、国、北海道教育委員会など関係機関からの通知などにより、保護者の理解や協力をいただいた中で対応してまいりました。学校行事についても、教育委員会から各学校に学校行事の意義や必要性などの再確認を行い、感染防止対策に努めながら実施することを通知し、保護者も学校便りや通信によって延期などの周知を受けている状況でございます。全国では修学旅行・運動会などの学校行事を中止とする報道も出てきておりますが、本村では開催時期の延期にとどめております。学校行事は人間的に成長する場でもあるので、保護者の皆さんも同様にご理解いただけると考えております。
質問 7番 宮部修一
先にお二人でかなり聞かれたので、私から聞くことが減ってしまったのですけども、何点かお聞きしたいと思います。それと、私、休校という言葉を使っていたのですけども、先ほど、教育長のお話の中で、先生方が出てこない場合は休校だけども、多分出て来られていたので休校という言葉がちょっと適当ではなかったのかなというふうに、今思っています。申しわけございません。まず1点目ですけれども、冬期休業の短縮は、感染拡大が発生しなければ短縮の予定はないと。中学校については、今朝、4日間ほど冬期休業も短縮したいという報告があったということでございますけれども、その中で、学校行事の精選などを行い、学びの保障に対応していくと答弁の中であるのですけれども、先ほど、中西議員の質問の中でも、学習発表会ですとか文化祭ですか、そういったものについては、準備期間等を短くして、なるべくそういうことで授業数を減らさないような工夫をするというような答弁があったのですけれども、そのような中におきましても、今回、かなり授業が遅れているということで、幾つかの行事を取りやめるようなものというのはあるのでしょうか。その点まず1点お聞きします。
答弁 教育次長 阿部雅行(教育次長は2022年3月まで)
行事の取りやめですけども、大きい行事の取りやめというのは考えておりません。ただし、行事を、例えば、中学校であれば、体育祭と文化祭、これを精選して、合わすような形も一つの案ですし、あと、上札内小学校のイベント、石見神楽の演舞等もほかの行事と合わすような形で確保していると。それに併せて、準備時間も短くして、授業時数を確保する。そのような工夫をしてまいりたいと考えております。
質問 7番 宮部修一
分かりました。幾つかの行事を合わすような方法で進めていきたいということでございますので、理解をいたしました。それでは、2点目ですけれども、文科省やら道教委の方からの通知で、多分、6年生と中学3年生、卒業生においては、年度内に学習指導要領の内容を身に着けられるようにというような通知が出されているのかなというふうに思うのですけれども、中札内では、全学年が夏休みだけの、最初の答弁、ちょっと夏休みだけの短縮だったのですけれども、中学校は冬期も4日間休むと、短縮するということでございますけれども、それだけで授業時数を取り戻せることができるのかなというふうに、私は思います。私の2点目の質問で、6年生、中学3年生が5月末までで終えられていない授業時間というのは100時間ほどになるのかなというふうに、自分の計算ではそのように思います。単純に1日6時間授業をやったとしていきますと、約17日間程度が必要になってくるのではないかなというふうに思うのですけれども、インフルエンザやら不測の事態に備えて、当初から予備の時数を設定はされているようでございますけれども、本当にそれだけで十分なのか。また、冬期間になって、やっぱりインフルエンザ等がまた発生して、休校といいましょうか、休業といいましょうか、なる場合もあるのではないのかなというふうに思うのですけれども、本当にこれ、小学校あたりですと夏休みだけで、短縮だけで十分なのか。その辺をちょっとお聞きいたします。
答弁 教育長 髙橋雅人(教育長は2021年3月まで)
現在の感染状況、若干落ち着きを見せているようにも思われるのですが、今の状況であれば、計画どおりいけば対応できるという形で伺っています。また、先ほども答弁させていただいたのですが、時間割編成上、いわゆる時間割の工夫なのですけども、先ほども申しましたが、1授業時間を40分や45分に短縮したもので、1授業増やしたり、また、今は推し進めていませんが、土曜日も活用することは可能でございます。また、学校行事の精選化、重点化ということで、これに伴う準備時間をなるべく割かないような形で授業対応していくと。また、今般、この文科省の指示指導の中に、学習の重点化というキーワードが出てきております。これは、いわゆる学校再開後、教科書の単元を左から右まで、最初から最後までびっしりやろうとするのではなくて、家庭でできるものは家庭でする。しかしながら、学校で児童生徒同士、教員と一緒になってやらなければならないところは、しっかりと学校授業の中では対応するという形のメリハリ、区別を付けながら、時間割編成等をしてくれと。この学校でしかできないものということなのですが、先生と児童生徒の関わり合いの中で、学習に対する動機付けを付けていくというような学習は、これは絶対授業でやってくださいと。また、児童生徒同士がお互いに協力しながら、自分の考えを発表したり、人の考えを聞いたりというような視野を広めるような活動も学校でやってくださいと。あと、3点目なのですが、いわゆる授業中の安全性に伴うもの、体育的なもの、もしくは実験などで、先生等がいなくて自宅で何かしら実験等をやりなさい、自習等をしなさい。これはやめてくださいと。これは学校で必ずやってくださいと。それ以外につきましては、教科書の内容、それと教育課程に基づいたしっかりとした安定した家庭学習課題、いわゆるプリントをつくってくださいと。そのプリントは、回収をさせていただいて、丸バツなどの評価を付けさせていただいて、成績に参考とさせてくださいというようなやり方をしてくださいという流れの中で、今回、計算上はじき出した数字で、今の状況であれば、生徒の状況にもよるのですけれども、対応できるであろうと考えている状況でございます。
質問 7番 宮部修一
当初から、インフルエンザやら不測の事態に備えての予備の時間数というのは、どの程度の時間数を見ておられたのでしょうか。
答弁 教育次長 阿部雅行(教育次長は2022年3月まで)
当初からですけども、余剰時数ですけども、小学校でいえば30時間から60時間の範囲。そして中学校においても、例年であれば50時間と見ています。ただし、今回はこのような、先ほど教育長答弁したような形、工夫して、例年よりは少ない形となっております。小学校で言えば、30時間から50時間、そして、中学校では、今現在で余剰時間見ているのは、およそ30時間を見ております。例年より今年度はちょっと少ない状況です。
質問 7番 宮部修一
分かりました。結構な時間が見られていたのだなということが分かりました。それでは次に、先ほど中西議員も質問されていたのですけれども、今回のコロナの関係で、不登校になっている児童生徒はいないのかという質問があったのですけれども、今、ある自治体あたりの報道を見ていますと、持病を持っているような子の保護者が心配をして学校に通わせないというような報道もされておりました。そんな中で、うちの村としては、そういったコロナの関係で登校数が減っているということではないということで理解をしてよろしいでしょうか。
答弁 教育長 髙橋雅人(教育長は2021年3月まで)
コロナの関係で登校を辞退したいという状況はありません。
質問 7番 宮部修一
分かりました。それでは次にですけれども、学校行事、児童生徒にとっては集団での規律行動や体験学習の場として大変重要なものであるというふうに思っております。答弁の中で、教育委員会から、各学校に学校行事の意義や必要性などの再確認を行い、感染防止対策に努めながら実施することで通知したとありますけれども、これは教育委員会からの一方的な押し付けではなくて、学校側も同じ考えであったということで理解をしてよろしいでしょうか。
答弁 教育長 髙橋雅人(教育長は2021年3月まで)
これは、学校は管理職の校長先生、教頭先生からの意見も踏まえて、学校側から一様に何等かの形を模索してやらせてあげたいと。教育委員会の方もそれに同調するわけなのですが、安全対策、密にならないようなやり方、それと、種目の工夫、開発をしてくださいよという中で決めた状況にございます。
質問 7番 宮部修一
分かりました。学校側も理解をしてということで、そういうことで受け止めさせていただきます。あと、運動会・体育祭につきましては、先ほど、中西議員がお聞きしていましたので、省かせていただきますが、修学旅行についても、コースなどを変更しながら、それと宿泊数も減らしながら延期してやりたいということでございました。道教委だったかどこだかの方で、今年は白老のウポポイあたりもできれば見学しなさいとか、そういった何か話も出されていましたけども、函館方面ですので、そういったところにも寄れるのかなというふうには思います。いろいろとコースの選定やら宿泊先、バスなどいろいろ考える点も多いかと思いますけれども、今後、やっぱり保護者の方々との打ち合わせというのはかなり重要になってくるのではないのかなというふうに思いますけれども、いつもですとそんなに保護者と打ち合わせはしていないのかもしれませんけども、今回については、そういった保護者との打ち合わせ等は考えておられるのでしょうか。
答弁 教育長 髙橋雅人(教育長は2021年3月まで)
今回、中学校は特に、4月から8月、8月から10月ということで、非常に3回目の日程が変更になっているような状況なものですから、学校側の方も保護者の方も、その辺の件も含めて、また、安全性の確保についての創意工夫等々も含めて説明をして了解を得ると。教育委員会としても、学校側、やりたいやりたいではなくて、保護者さんの方から、欠席がないように、それでは行かせられないということにならないようにきちんと説明をしてという形でお話を差し上げている状況でございます。
質問 7番 宮部修一
分かりました。それでは、最後になりますけれども、多分、19日以降ですか、国内でも県外への移動等が解除といいましょうか、そういう方向で進んでいっていると思うのですけども、やはりそれによりまして、かなり人の移動等も活発化していくのではないかなというふうに感じております。今後、このコロナウイルスが3次、4次と感染拡大が広がっていかないことを望んでいるわけでございますけれども、このコロナウイルスだけではなくて、やっぱり冬期間、インフルエンザ等の発生、流行もやっぱり考えていかなければならないと思いますし、冬期休業などもやはり、中学校は今回4日間出ましたけども、小学校あたりも本当に大丈夫なのかなというふうに不安に思うところもございます。先ほど、教育長も言っていましたように、詰込み型の授業を進めるのではなくて、やはりなるべく少し時間的に余裕を持った授業をしていっていただきたいなというふうに思います。また、運動会・体育館・修学旅行等の実施にあたりましては、保護者の皆さん方とよく連携を取って、納得をしていただくような形で進めていっていただきたいなという意見を申し上げまして、終わらせていただきます。