中札内村議会 平成29年9月定例会 2017年9月20日
議事録に件名の記載なし
2017年9月20日、中札内村議会の一般質問で、中西千尋議員が質問し、村長 森田匡彦、福祉課長 髙島啓至が答弁しました。
- 質問者
- 中西千尋 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦、福祉課長 髙島啓至
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 中西千尋
それでは、質問に移らせていただきます。一昨日、9月18日、台風18号の被害、南十勝や管内でも相当報告がありましたけれども、お聞きしましたところ、当村では風の被害が若干、停電があったのと、先ほどご報告のあったデントコーン等の倒れがあったことぐらいでの報告で一安心しているところでもございます。それでは、質問でございますけれども、先の7月6日の第3回中札内村村議会臨時会において、森田村長は、今回の村長選挙の立候補にあたり示された公約についてお話をされました。その中に、第一に、住民のさらなる幸せのために、住民第一、現場主義を進め、一つに、共に支え合う共生の村づくりの公約など、30余りの約束を挙げられました。現代社会、超高齢化社会に向かっている今、中札内村の高齢者福祉の充実に向けて、村内の各福祉団体との連携を密にし、より効果的かつ効率的に各事業が運営できるよう積極的に支援をしていく。そして、高齢者の方が、また、障害を持っておられる方々が安心して暮らし続けられる村づくり等約束をされました。それでお伺いをいたします。この件について、公約どおり進められることと思うわけでありますけれども、併せて、就任から3カ月が経ちました。具体的な連携並びに支援の取り組みの内容等々お聞かせいただければ。そしてまた今後の新たな政策についてお考えをお聞きいたしたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ただいま質問いただきました、高齢者福祉の充実に向けた各福祉団体との連携と支援についてですが、本村におきましても、核家族化の進行や高齢単身世帯の増加などにより、高齢者を取り巻く情勢が年々変化しています。団塊の世代が全て75歳を超え、高齢者人口がピークを迎える2025年に向け、中・長期的な視点に立って、地域ぐるみの高齢者福祉施策を進める必要があります。そのため、地域内における相互支援体制の構築や住民同士の相互扶助意識を高める活動のほか、地域福祉の担い手である社会福祉協議会や社会福祉法人・NPO・ボランティア団体・老人クラブ・行政区・民間事業者などの主体的活動を尊重しながら、さらに行政が関わりをもつことで、相互の連携と協力体制を兼ね備えた、福祉のネットワークづくりを進めてまいります。具体的には、昨年より始動いたしました「生活支援体制整備事業」による協議体において、高齢者に対するこれまでの福祉サービスなど、地域における資源を検証するとともに、新たに必要なサービスを発掘・開発する作業を順次進めてまいります。併せて、サービスを提供する担い手について、既存のサービス事業者やボランティア組織以外にも、住民の支え合いによる新たな供給体制を構築するため、人材育成に取り組むとともに、サービス提供主体相互のネットワーク化を図ってまいります。また、社会福祉協議会や社会福祉法人に対しては、運営を支援する目的で補助金を交付しておりますが、事業の効率化と効果的な事業推進のため、意見交換による相互の連携を図る中で、自主的な取り組みに対し支援を強化するなど、高齢者福祉の充実につなげてまいります。最後に、新たな施策についてですが、先ほど申し上げた協議体での論議を踏まえるとともに、社会情勢の変化への対応を常に意識し、トップの姿勢として公約で掲げております「村長茶話会」など懇談の機会を積極的に活用し、村民に有意な福祉行政を推進してまいります。
質問 4番 中西千尋
それでは少し数字的にお聞きをいたしたいと思いますけれども、9月の15日、村の敬老会も開催されております。8月末の村内の人口数、3,942名という発表になってございますし、その中で65歳以上の高齢者比率1,131人で約28.69%という数字かと思いますけれども、全国平均からすると若干うちの村、1%ぐらい低い高齢化率かと思うのですけれども、それでも年々この高齢化率伸びてございます。昨年は27%。平成9年ですけれども、村の人口が4,000人を超えていた時代がございます。4,054人、65歳以上が708人、高齢化率として17%強という時代があったわけでありますけれども、この時代によく村のスローガンとして、福祉の村づくり、高齢者に優しい村づくりというスローガンが前村長は挙げられて対応されていました。考えますと、高齢者を支える方式として、早い時代にはお神輿方式と申しますか、何人もで一人の高齢者を支えていく。そういうような時代があったわけでありますけれども、近年、それが4人で一人を。そして現代では、騎馬戦になったと申しますか、3人で一人を支えていく。これかはもう本当に、今後は一人で一人を支えていかなければならない、そういう高齢社会が現に迫っておるわけであります。そういう中で、昨年も議会で質問をさせていただきましたけれども、今日お答えをいただいております在宅医療・介護連携の推進、それから、認知症対策・施策の推進、そして、最後に生活支援・介護予防サービスの体制整備の推進。この大きな三つを挙げられておるのですけれども、この最後の介護予防サービス体制の整備、先の議会で、多分ここかと思うのですけれども、包括的支援事業、生活支援体制整備事業、ここで若干社協へ対しての補助金の減額等がありました。多分、この生活コーディネーターを配置してこれを進めていくという事業だったかと思うのですけれども、何か社協の方の職員の配置等もありまして、未実施になっておるかと思います。この事業、今現在どういう形で進められておるのか。ちょっとお聞きをしたいのですけれども。
答弁 福祉課長 髙島啓至(福祉課長は2020年3月まで)
28年度における社協への委託の関係でよろしいでしょうか。実を申しますと、昨年の10月、社会福祉協議会と村との間で委託契約を交わしまして、先ほど村長の方からはありました協議体、あとは生活支援コーディネーター、こちらの方を設置いただく予定をしておりましたけれども、担当する職員が、前回の議会でも若干お話させていただきましたけれども、12月に退職されたということで、それ以降、事業の進展がなく、一度だけ会議が開かれて、関係者が集まって、協議体をつくる準備会というのを一度開いています。あと、村民に向けた講演会というのを1回開いております。そういった関係もございまして、半年間の委託料という設定をしておりましたけれども、職員が辞められた3カ月間分の委託料ということで半分の減額をさせていただいております。これは村の方から社協の方に説明させていただきまして、納得いただいて減額されたものであります。それ以降、今年度に入りまして、社協への委託が無理だという話になりまして、それではどうしようかということで、村の直営で事業を進めなければならないなというところにきております。4月以降、協議体の準備会というのを1回開きまして、これは関係者です。誰が協議体のメンバーになったらいいかという議論をしまして、現在まで2回会議を開催させていただいております。1回目は、どちらかといいますと、どういった事業を進めていかなければならないかという説明をさせていただくのと、協議体のメンバーそれぞれの顔合わせという意味を含めた会議を1回持っております。2回目につきましては、中札内村の地域でのサービス、現状のサービスはどうかということ、他に何が必要かというような、これは自由に意見を出していただくということで、その場では議論をしない中で、意見を出していただくという会議を1回開いている状況であります。
質問 4番 中西千尋
状況は社協の方のコーディネーター配置の職員の問題もあったかと思いますけれども、前々からお話をされていますように、これは非常に重要な整備体制かと思います。再度、生活コーディネーター配置を社協にお願いするのか、今申したように、村が新たに何か職員を配置できるのか。今後のお考えをお聞きいたしたいと思います。
答弁 福祉課長 髙島啓至(福祉課長は2020年3月まで)
実を申しますと、社協の方で、職員の募集をかけても応募がないという状況です。今のところ。これについては継続して募集は進めていくような話で聞いておりますけれども、体制が整わないうちに村の方から社協の方に丸投げは出来ないので、整備が整った時点で移行の話を徐々に進めていければなというふうに、今のところ考えております。
質問 4番 中西千尋
分かりました。大切な施策整備事業でございますので、ぜひ、社協と連絡を密に取って、この生活コーディネーターの配置をお考えいただき、進めていただければと思うことでもあります。それでは次に、続けて質問させていただきますけれども、前回も福祉の件で、いちげ荘の生活支援ハウスといちげ荘の高齢者グループホームの件でお聞きをしました。前回の答弁では、現状維持で進めるということでありましたけれども、新たに新村長、これに関してのお考えがあればと思います。ご承知のように、要支援1、2まではいちげ荘入所判定の中でオーケーという形であります。自立した生活が可能な者というところの中で、要支援1、2までは入所可能。それ以上になる、要介護1、2がつくと退所していただいて、在宅介護ということに変わる。前回もお話をさせていただきましたけれども、入所者の中でこの規定に当てはまってしまい、退所せざるを得ない者が何人かおりました。その方々は、村内にずっと住んでおられた方々で、ここにおりたいというそういう願いはあったのですけれども、施設と、それから自宅介護は無理ということで、帯広の関係の中間施設で転所している方が何人かおります。こういう施設は国の決まりもありますけれども、他町村ではこういう施設を持っているところでは、要介護1、2でも入所が可能という町村施設があるわけでありますけれども、村長新しくこの件について、今までどおりなのか、何か新しくこういうところ重点的に少し考えておられるか、お聞きをいたしたいと思います。
答弁 福祉課長 髙島啓至(福祉課長は2020年3月まで)
いちげ荘の入所者の関係でありますけれども、現状、議員のおっしゃられたとおり、自立して生活、自分のこと、身の周りのことが出来る方という限定で今のところ入居の申請を受けております。実際、何でもなかった方が、要支援1が付き2が付き、要介護の1が付きという形で進行していくことが予想されますけれども、あくまでもいちげ荘につきましては、一人で生活するのが不安な方という限定を今のところ付けているのを、当面の間は崩すつもりはございません。いきなり要介護が付くわけではございませんので、徐々に身の周りのことが出来なくなって、判定も随時やっているわけではありませんので、ある程度数箇月のスパンで要介護の判定というのもしておりますので、ただ、要介護の1が付いたから、明日から出ていってくださいという言い方では、今までさせていただいたことはありません。ある程度の目星が付いた段階で、ご家族の方も含めて話し合いを持っていただいて退所いただくという方法を今のところ取っておりますので。すぐにどうこう変えるという形では今のところは考えておりません。
質問 4番 中西千尋
村長、一言何かあればお聞きしたいのですけれども。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
先ほどご説明申し上げたとおり、制度もあるものですから、すぐにどうこうということはないのですけれども、これから、先ほど中西議員質問あったとおり、高齢化どんどん進んでいくと。その状況に合わせて、どのようなサービス、対応が必要なのかということはしっかり研究して今後に活かしていきたいなというふうに考えております。
質問 4番 中西千尋
それでは、続いて、私も議員になってまだ日が浅いので、こういう場での質問に慣れておりませんので、固有名詞等々が出たらまずいのかなというふうな思いはありますけれども、村内における社会福祉団体、先ほど、村長も説明されましたように、社会福祉協議会、それから、社会福祉法人ポロシリ福祉会、それから、NPO法人夢といろ、その他に、各老人グループ、民間団体といろいろ申されましたけれども、その中で一つ、ご承知のように、当村の高齢化福祉を担っておるポロシリ福祉会、法人の助成金の問題で、平成27年度も在宅ホームヘルプ事業の減により、助成金等々が補助金として結構出ていますし、今年はデイサービスの利用の減ということもあって、また、介護度の変更により、ここも今年もまた増になっておることではありますけれども、国の高齢者福祉の制度見直しがどんどん改正になっておるわけであります。そういう中で、今申した法人、ご承知のように、入所者50名、それから、規定では、要介護3以上、特例有りという項目は付いておりますけれども、そして50人中村内の在住者の入所者が60%、村外から、ポロシリ福祉会の恵津美ハイツにおいては、広域を目的にしてありますので、村外からの入所者も残りの40%、近隣、帯広市、それも中札内に近い地区、中島地区、大正地区、岩内地区とか、こちら側の地区、それから、隣の村、更別、忠類、大樹、広尾も含めて入所者があるわけでありますけれども、40%あります。現在の、聞きましたところ、平均の介護度3.2から3.3という入所者の介護度ということでありますけれど、先ほど申しましたように特例が付いてございます。1、2の人も特例で入所可能ということにはなっていますけれども、この要介護1、2の方が今10名ぐらい恵津美ハイツには入所しておられることでありますけれども、現在、こういう福祉関係に対して国の施策がどんどん変わっていく中で、全国の高齢者施設を持っておるいろんな団体、非常に赤字経営が続いておる。ちょっと私も前に関わっておった関係もありまして、こういう施設の30%ぐらいが赤字経営を余儀なくされているという、そんな状況もあるわけでありますけれども、そういう中で14人から15人ぐらい待機待ちということもあります。近年、この施設については、ご承知のように、平成5年に村と、それから、施設を運営していく法人と、それから、各種団体とが立ち上げをいたしました。平成5年の4月1日オープンでありますけれども、このときの工事費が10億円ぐらいかかっておるのですよね。国、道の補助金が3分の1、それから、村の補助金助成が3分の1以上と言っています。そして、借入金2億5,000万円強で10億円ぐらいの施設が完成したことでありますけれども、平成5年の開設から25年、この施設は経っておりまして、老朽化が非常に激しくなっておるのも現状でございます。早急に建物、設備等環境の改善を図る必要がありますけれども、そういう改修等が行われた場合、非常に答弁難しいかと思いますし、先ほど申しましたように、固有名詞を出してしまいましたけれども、行政からの補助金、助成等の大きなテコ入れが出来るのかどうか。1点お聞きいたしたいと思います。
答弁 福祉課長 髙島啓至(福祉課長は2020年3月まで)
今、議員のおっしゃられた関係ですけれども、老朽化が激しくて、一度見に来ていただきたいということで、村長就任しまして、副村長と私で今年度に入ってお伺いさせていただいております。実際問題、必要なところという、改修が必要だという認識はさせていただいております。ただ、村の方の手出しをするかしないかというのは、言われたからすぐに出来るものではありませんので、1回持ち帰らせていただいて、今、どういった形で助成ないし補助をしていくべきかというのを検討させていただいております。具体的には、出来るだけ国ですとか道の補助金、こちらの方を活用いただくというのが前提です。残った自己財源に対して、村の方である程度補てんしていければいいかなという段階でありますけれども、ただ、法人側の負担なしに村が負担するのはちょっとおかしな話ですので、そこら辺は法人さんの方と細かな協議をした上で進めていきたいなというふうに考えておりますし、村の方につきましては、ある程度、まちづくり計画、この中に網羅する中で、複数年かけてやるべきか、単年度で一括してやるべきか、ここら辺の判断もありますけれども、協議させていただいた上で、今後進めていきたいなという今の段階の話になります。
質問 4番 中西千尋
分かりました。いろいろと村も大変な中で、こういう補助金助成等々考えていかれることでありますけれども、新村長、就任から確か一度法人施設へ出向いておられるかと思いますけれども、もしそのときのご感想等、また、今申したことに関して、ご自身として何かありましたらお聞かせいただきたいと思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
先ほどご説明させていただいたとおり、私も含めて3人で現場の方を見せていただいて、いろいろとご説明いただいたところです。老朽化しているというのは重々承知しておりまして、また、あの施設が中札内村にとって非常に重要で大切な拠点だということも重々認識しております。その上で、中札内村の財政状況もございますし、出来るだけ有利な補助等を活かしていただきながら、村としてはやっぱり必要な支援があれば、じっくり検討して対応してまいりたいなというふうに考えております。
質問 4番 中西千尋
ありがとうございました。今、村長からも係りからも前向きなお返事をいただいております。当村にとって大切な老人関係の福祉施設でもございますので、村の情勢等々もありましょう。ただ、当村には高齢者関係の施設、法人が持っておるここのみの三つの施設、それからデイサービス、介護を含めてここだけでございます。帯広市等々へ行けばいろんな各民間団体の持っておるいろんな施設もあります。高齢者サービス付住宅というような言い方で言うのでしょうか。サ高住、サービス付き高齢者を略して、そういう言い方の施設がどんどん増えておるのも現実でもありますが、当村においてはそういう施設なり民間の住宅がございません。サ高住、サ付住とかと略して、福祉関係では申すかと思うのですけれども、そういうことも含めて、ない中で、今、村の社会福祉法人が抱えておる問題も含めて、前向きに、大きなテコ入れがあった場合、お考えをいただければと思うことであります。以上で質問終了いたします。