みんなの議会

中札内村議会 平成27年12月定例会 2015年12月11日

中札内村教育大綱と今後の村内教育の在り方

2015年12月11日、中札内村議会の一般質問で、森田匡彦議員が「中札内村教育大綱と今後の村内教育の在り方」について質問し、村長 田村光義、教育長 上松丈夫、教育次長 高桑浩が答弁しました。

質問者
森田匡彦 議員
答弁者
村長 田村光義、教育長 上松丈夫、教育次長 高桑浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 森田匡彦

それでは1問目の質問をさせていただきます。1問目、中札内村教育大綱と村内教育の進め方ということです。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正を受け、本村においても教育委員長と教育長が一本化され、村長と教育委員会で構成する総合教育会議が設けられたところです。これにより、教育長の責任が明確化され、村長のリーダーシップが発揮されることにより、行政と教育の連携強化が一層図られることとなり、より民意を反映した効果的かつスピード感のある教育行政の執行が期待されております。そして、この新しい教育の振興に関する根本的な方向性を示すことになるのが、首長が総合教育会議において策定する教育大綱であります。本村でも先日、素案を公開し、パブリックコメントを実施して村民に意見を求めたところであります。地方創生に絡み、子どもたちを育てたいと思ってもらえる村づくりを目指す上で、教育の一層の充実は欠くことのできない重要施策であり、教育大綱にはその姿勢を明確に打ち出すべきと考えます。以上の観点から、中札内村教育大綱と今後の村内教育の在り方について見解を伺います。一つ、第6期中札内村まちづくり計画をはじめとする教育に関する各種基本方針や計画と比較して、今回の中札内村教育大綱に新たに盛り込んだ目標や方針にはどのようなものがあるか。また、この教育大綱に、地方創生の視点をどのように反映しているか。2点目、中札内村教育大綱を踏まえ、具体的に実施を検討している新たな施策はあるか。3点目、子どもたちの確かな学力の向上、英語でのコミュニケ―ション能力の向上が教育大綱では謳われておりますが、より具体的な目標、例えば全国学力調査で国内トップレベル、中学校卒業までに英検4級以上取得などを掲げて取組んではどうでしょうか。4点目、選挙年齢引き下げに伴う主権者教育導入について、教育大綱の方針に盛り込んではどうか。以上、答弁をお願いいたします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

中札内村教育大綱と村内教育の進め方についてですが、改正地方教育行政法律に基づき、本村教育委員会は本年5月16日から新体制に移行しました。これまでは、教育委員と直接意見を交わす場がなく、総合教育会議は教育、文化等の施策に関して協議及び調整する場として期待しています。教育委員会に事務委任して、10月に私と教育長、教育委員で構成する総合教育会議を開催し、教育大綱の策定を進めてきました。12月2日までにパブリックコメントを終え、現在教育委員会で最終調整を行っており、ほぼ策定作業を終えております。ご質問のありました中札内村教育大綱と今後の村内教育の在り方については、教育長から答弁いたします。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

中札内村教育大綱と今後の村内教育の在り方について、4点のご質問をいただきましたので、教育委員会としての見解を答弁させていただきます。1点目の、教育大綱に新たに盛り込んだ目標や方針ですが、学校教育では、学力・体力向上サポート委員会の充実、外国人語学講師の派遣等による英語でのコミュニケーション能力向上、栄養教諭と連携した給食指導の充実を。社会教育では、PTAとの連携強化、ノーテレビ・ノーゲームデーの取組み、指導者・後継者の育成を新たな方針として盛り込むとともに、地域全体で支援する体制づくりの確立を大項目として加え、共育の日の具現化の取組みとして、コミュニティ・スクール、学校運営協議会の推進を盛り込みました。地方創生の視点に関しては、現在村が策定を行っている、まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標の一つ、活力あふれる個性豊かな村づくりの推進の中で、地域を支え、次代を担う人づくりを掲げ、中札内村教育大綱と整合性を図りつつ取組みを進めるとしており、大綱は人づくりという大きな視点で策定しています。2点目の、具体的に実施を検討している新たな施策については、一つは、平成28年度に導入をめざしているコミュニティスクールであります。保護者、地域住民、校長などで構成する学校運営協議会を設置し、中札内村共育の日を具現化するため、地域住民が学校のパートナーとして学校運営に係わり、連携する仕組みづくりを進めたいと考えています。また、小中一貫教育、土曜授業の導入についても調査、検討し、環境が整い次第、この大綱の期間内を目標に取組んでいきたいと考えております。3点目の、より具体的な目標を掲げることについてですが、基礎、基本を定着させ、確かな学力の向上、生き抜く力を育成することが学校教育の大きな目標であります。まちづくり計画では、施策の目標、数値目標は基本計画で掲げています。教育大綱はまちづくり計画でいえば基本構想であり、大要を定めるものであり、具体的目標については、個別計画で設定することが適当であると考えます。学校教育においては、中札内村学校教育推進基本指針、平成24年度改訂がありますが、大綱の策定を受けて見直しが必要となっていることから、28年度改訂においていくつかの数値目標の設定を検討したいと考えています。4点目の、選挙年齢引き下げに伴う主権者教育導入に関して方針に盛り込んではどうかということですが、中学校、小学校でどう教えていくか、課題になってきています。文部科学省では、高等学校等における主権者教育に関して、当面の対応として、高校生向け副教材と教師用指導資料が作成されました。今後、次期学習指導要領の見直しの中で新科目を設置することなどについて検討されるようです。中学校、小学校における主権者教育は報道情報ですが、小学校からの主権者教育について、文部科学省内にプロジェクトチームを設置するようです。今後、省内での検討、中央教育審議会での審議を経て、学習指導要領の改訂、教科書の改訂といった手順を踏んで、中学校や小学校の「社会」の教科において主権者教育に関する事項が盛り込まれ、指導方法などが示されてくるのではないかと推測しています。学校における教科ごとの指導は、学習指導要領に基づいて行っており、教育委員会では現在の学校教育推進基本方針にも盛り込んでいないことから、大綱においても盛り込む考えはありません。

再質問 2番 森田匡彦

それでは、再質問をさせていただきます。ただいま教育大綱と教育の進め方について、具体的な内容については教育長からご答弁いただきました。それで、この実は教育大綱については、最初の質問でさせていただいた通り、村長、首長が策定するということで定められております。改めて村長にちょっと伺いたいのですけれども、地方創生時代、教育の充実ということが人口増、人口維持につながるものと考えておりますが、村長として、今後の教育、今回案として示されているその教育大綱で特に重視している部分だとか、教育に関するビジョンみたいなものをお話いただければなと思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

これ全体については、教育委員会に委任をしてということで、大変申しわけないのですが、私としてのビジョンがうまく今、突然質問を受けて、うまくまとまるかということがちょっとあるものですから、あちこちいくかもしれません。ただ、ずっと言われてきているこういう教育の状況について、垣間見ているというか、直接現場と接触がない中で、こういう立場でずっと見ておりました。いじめ問題、あるいは、学校全体としてどうあるべきか、あるいは、町村としては義務教育の部分をどういうふうに運営していくのかということを都度、特に教育委員さんと意見交換という場が、書きましたように、なかなかないものですから、教員の方とも直接意見交換をする場がないということで、非常に細部についてなかなかわからないということが、今回こういった仕組みが変わることによって、もう一歩入れることで、もう少し熟度の高い、私なりの考えが今後まとまっていくのだろうなというふうに、こんなことを考えながら、今日も答弁の打合せの中でさせていただきました。したがって、今、例えば、学習指導要領の中身まで熟知をしているものでもありませんし、うちで発生した問題等々の対処として、教育委員会からその都度問題の解決についての提案を受けながら、私としては、当然議会に提案をして予算を付けてやるというこういう立場なものですから、森田議員からの提案もなかなか理解というところに行っていないことをまず申しわけないなというふうに思います。ただ、教育委員会が掲げている力を付けるといいましょうか、勉強ばかりでなくて、生きるそういった力の必要性についてはずっと感じてきておりまして、教育といいますと、いろんな面にお金も使うわけですけども、私として一貫しているというのは、子どもたちにかかる分については、そういった課題解決のためのそういった予算については、できるだけ他よりも優先してやってきたつもりもしているものですから、今後とも、ここでいろいろ提案されたこと、あるいは、特にきちっと仕事で、村づくりの中の教育というのは、どれだけ義務教育だけ考えると差をつけることがいいのかどうなのかというのは一つあるのですけども、最低限やれることをやって、他に負けない子どもたちをつくり上げたいという大きな意味で考えておりますので、少しそういう意味では整理できていない答弁になるかと思いますが、そういう思いでこれまでも当たってきておりますので、よりそういった意味で、今後とも勉強も含めて、理解を深めてやっていきたいと、こういうふうに思います。

再質問 2番 森田匡彦

田村村長についての見解はわかりました。今後ぜひ、首長として積極的に教育にかかわっていただいて、本村教育、よりよいものにしていただくように努力していただきたいと考えております。引き続きまして、質問させていただきます。先ほど、教育長からご答弁いただいた中で、教育大綱、大きな方向性を定めるもので、具体的な目標設定がそぐわないということで、それについては学校教育推進基本方針のほうで盛り込んでいく方向で検討しているというふうにお話いただいております。実は私も今回一般質問させていただいて、少々具体的にすぎるということは十分認識した上で質問させていただいたのですけれども。実は、あえてそういった質問したのは、今回、大きな教育委員会に関する制度が変わった中で、今回の教育大綱、教育の骨子としてはやや消極的ではないのかなというふうに受け止めたものですから、そういった質問させていただいております。実は学校教育に関する本村の状況を見ますと、全国学力調査の生徒率で、全国平均以上を大体継続されているということで、いろいろな場でお話いただいております。となれば、確かな学力の向上というこれまで掲げてきた方針は、十分に関係者の皆さんの尽力によって達成できているのではないかというふうに私は受け止めているのですね。そして、実は平成25年度の学力調査です。これ、去年の決算審査特別委員会のときに、教育長がご答弁されているのですけれども、実はこのときの結果は、その当時の中学校3年生と小学校6年生が、秋田県を上回る大変素晴らしい結果だったということで、教育長自身このときの答弁で、これを落とさないように、全校的な取組みにするよう努力したいというふうにご答弁されております。であれば、これはまさに全国トップレベル、学力で全国トップレベルを目指すという意思を、方針を示したとほぼ同じ意味だというふうに私は受け止めるのですね。であれば、これまで何度も繰り返してきた確かな学力の向上というところから、一歩進んで、ある程度次にステップに進む目標を掲げてはどうかというふうに考えて質問をさせていただいております。実は上士幌町、今年度一番最初に教育大綱を定めたのですけれども。この上士幌町は、学力、体力、体験の3分野で、道内トップレベルを目指すというふうに大綱に明記しているのですね。私としては、日頃の生活習慣を含めて、総合力が求められる学力向上への取組みは、結果としては体力の向上にもつながるというふうに考えております。であれば、本村については学力面の向上に焦点を絞って、そこで全国トップレベルを目指すというきちっとした指針を示して取組んではどうかというふうに考えるわけですけれども、いかがお考えでしょうか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

学力の向上という視点でご質問あったと思うのですけども、いろんな観点でお話されたので、まず最初に、総合教育会議という形でセッティングしたということを私は大いに拍手しているところであります。今までも村長と教育にかかわる連携というのは密にしているつもりであります。そういう形で、今度もっとそういう形で明快なアドバルーンが上げられたということについては、より教育の充実につながるものというふうに思っております。その結果として、例えば教育予算を考えても、27年度予算は20%を超えている状況であります。ほかの市町村と比較する必要はありませんけども、少ないところでは、その5%とか、あるいは平均的な12%、13%と。計算したわけではないのですけども、そういう感じであります。そういう意味では、村長が教育に対してご理解をいただいて、子どもたちのために、子どもたちのためだけではありませんけども、教育にかかわって、大きな予算を付けていただいているということでは、教育長としては非常にうれしいことでありまして、これが子どもたちに、あるいは村民に還元されるものというふうにしているところであります。そういう意味で、この総合教育会議というのは、ますますこれが進むだろうと、私も期待しながら進めていきたいなというところであります。それで、学力向上において、ちょっと認識が違うのですけども、その目標設置というかな、全国レベルと、これは結果としてそうなるのであって、取組みは、私が来てこの学力を向上した。確かに今、全国平均を超えています、この何年か。今の高校3年生は、秋田県を超える、先ほどの中で言うように成績も出しております。トップレベルといったらその通りなのですけども、では、それでは安心できないのですね。これでいいかというと、結局それは平均値ですから。もっと取る子はもっと取っていますし、ちょっと理解の少ない子どももいるわけですね。平均したレベルですから。私は、2極化と言っています。要するに、理解している子と理解していない子の2極化、これを何とか是正しなければならない。もっと言い換えれば、その理解できない子どもたちをもっと底上げしなければならないという課題は次にあるわけです。これはやっぱり、これで満足なんていうことは一切ありません。だから、これで私の目指すものは、全国一という言葉は使いませんけども、やっぱり100点満点です。全員が100点満点取れるように、やっぱり教師も、もしかしたら家庭での学習の、家庭も含めて、総合力でやっぱり高めていかなければなりません。もしかしたら、社会教育、社会スポーツ的なスポーツ少年団や子ども会や、その辺のかかわりもやっぱりあるのかもしれません。まさに地域ぐるみでそういうことを取組んでいかなければならないということで、後程につながると思いますけども、このコミュニティスクール、あるいは共育の日の設定をしながら、地域全体で学校を支えていくような仕組みづくりをしようとしているのですね。これは、やっぱり学力だけでなくて、知・徳・体、いわゆる体の部分もそうですし、あるいは心の問題、これもやはりあると思います。うちの子どもたち、私の目から見ると、礼儀正しいし、真面目な子が多いです。しかし、それでいいのかということもあります。では、社会に行ってそれで通用すか。そう甘いものではないと思いますから、いろんな観点から、子どもたちのいわゆる生き抜く力といいましょうか、生きる力を育成しなければならないと思いますね。だから、まさにそういうふうにして、具体的に、ではどのレベルということが、この学力についてはなかなか難しいと思います。そういうことで、それを一つの網の目という、よく教育用語で転位という言葉使うのですけども、その学力という網を上げると、体力も心の問題も上がってきますよというところの取組みを、いわゆる地域総ぐるみで育てていきたいなというのが基本的な考え方であります。まさに森田議員のおっしゃることと私は一致していると思いますね。言葉の表現はちょっと違うけども、目指すところは同じではないかなというふうに私も同感しているところであります。

再質問 2番 森田匡彦

まさに今、教育長のご答弁いただいた見解は、本当に一致するものだというふうに私も聞いていて思いました。であるからこそ、実は教育大綱、この言葉というのは非常に重要だと思うのですね。目に見える形、その今の教育長の思い、2極化を縮めて、全体を底上げして、全員が100点を目指すというその方向性をもっと明確に示すような言葉を選べないのかというふうに思うのです。確かな学力の向上というのは、これまでと何も変わりはない表現ですよね。その言葉から今の教育長がおっしゃったお話は、どこからも伝わってこないのです。教育長がいろんな議会とかそういったところで答弁されている話を聞けばわかるのです。ただ、それが多くの村民に伝わっているかというと、そうではない。そうではないかもしれない。であれば、これはやはり、それを、教育長、村としてそういった学力向上に向けて全力で、地域ぐるみで取組んでいくのだ。そして、本当に素晴らしい成果を上げたいのだという思いが、やはり目に見える形で表現されてしかるべきではないかと考えるのですが、その辺についてどうお考えでしょうか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

目に見えるというか、大綱ですから、大筋なのですね。これは村長と教育委員会と、教育に関して大まかな範囲でこういう方向でいきましょうというのが大綱ですから。その後に指針があって、これ指針も見直さなければなりません。まだ質問を受けていないのでそこは答える必要はないのでしょうけども、指針においては、その辺の具体的なことを、私の思いというものをやっぱり載せていきたいなというふうに思っています。指針も大分、目まぐるしく変わりますから、教育の動向が。そういう中で、もう使えないところもあったりして、達成したところもあったりして、変えていく。指針の中で、それは具体的に今後表現していきたいなというふうに思っています。

再質問 2番 森田匡彦

それでは、そのより詳細な目標については、学校計画方針のほう、そういったその計画の中で示していくということでお話いただきました。その目標についてなのですけれども、実は、特に先ほど、知力も体力も心の問題でしょうか、そういったものを上げていくためには、実はなかなか目に見える形での評価というのが、学力と体力以外で難しい面があって、そこでしっかり子どもたちが自分たちの成長を実感できるような、そういったその目標というのが設定することが大切だと思うのですよね。よく使われている目標設定で、まちづくりアンケートの満足度を何%上げるというような数値目標って意外と使われたりするのですけれども。こういったその目標というのは、例えば、子どもたちを保護者が見ても、何となくボヤっとしかわからない。何となく、ああ、満足度は上がっているのだけど、具体的にはどう満足度が上がったのかわからないという目標設定で、こういった目標というのをぜひ教育に関してはなるべく使わないようにしてほしいというのが私の考えであります。とにかく子どもたちの生き抜く力を育むためには、どんな小さなことでもいいので、小さな成功体験をしっかりと積み重ねていく。つまり、努力したことが結果となる。そして、また次の目標に挑戦するということを繰り返していくべきだと考えております。なので、そういったことには本当に、先ほどおっしゃったように、1人ひとりにしっかり目を配るような教育が必要ですし、そのために学校全体、地域全体で、ある程度きちんとした目標、情報を共有して取組んでいく必要があると考えております。それと、目標設定、今後設定していくということなのですけれども、具体的にこういった目標を設定していこうという何か考えていることってあるのでしょうか、数値的な目標ですね。このような数値目標が例としては考えられるというものがあればちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

森田議員のそういう数値目標というのがちょっと私も理解できないのですけども、1人ひとりの子どもに対して、例えば、学校では学校評価というのをやっています。子どもにアンケートして、このことについてはどうでしたかという質問をして、学校的にまとめております。そういうのを見ながら、先生方は個々の子どもたちに対して、いろいろな日常的な指導なり相談に乗っているというのが事実です。それがどのぐらいきめ細かにやられているかということは、これは限られた時間の中で、それは満足は十分かとなると、それは首かしげるところがあります、限られた時間の中で。ただ、方向性としては、そういうふうにしてある程度数値で示す、それを漠然と言われるかもしれませんけども、限界もありますからね。ただ、意識としては、先生方も含めて、子どもたち1人ひとりを大切にしながら取組んでいただいています。これは私もいろんな学校回っていて、これだけ先生方が熱心に1人ひとりの子どもを見守りながら進めているところはなかなかありません。例えば、何かが起こったというときに、心の問題として、学校に来られなくなった。担任は行くの当たり前かもしれませんけども、行った後も継続して、何回も何回も家庭訪問をして、子どもと接点を持ったり、それから、保護者とセッティングをしたりして、課題解決に当たっているのですね。私、本当に頭下がりますよ。それだけ先生方が一生懸命やってくれている。以外とポンと、私も旭川の校長やってきたのですけども、以外と冷たいですよ。そこまで行きません。この村は一つの特質として、1人ひとりの子どもたちを見守る姿勢というか、そういう体制はできつつあると思います。これで十分かと言われたら、私はイエスとは言えないかもしれませんけども、そういう方向にあるということは理解していただきたいなと思いますね。具体的な数値目標というのは、そこで難しいのです、正直言って。だから、大まかな取組みで、やっぱり例えば、学校評価の中では5段階評価にして、これは3.4ですよとか4ですよとか、平均をすると2.8ですよと、そういうものを見ながら、課題解決に向けて努力しているというのが現状ですね。そういうのを一つひとつ数値目標を出せというのは、教育の世界でちょっと難しいかもしれません。正直言って。そういうふうにお答えしておきたいと思います。

再質問 2番 森田匡彦

なかなかその数値目標が難しいというのはわかるのですけれども、実は一般質問での最初の質問の中で、一つの例として言わせていただいた。例えば、いろいろな検定というのがあって、全国のある町では、中学校卒表までに英語検定3級の取得を目指して取組んでいるような町も関西のほうにあったりします。そういった目標ですね、数値目標という言い方がちょっと間違っていたのですけれども、そういった何かを成し遂げるための具体的な目標というのが考えられるでしょうか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

そのことですよね。ご存じのように学校というのは、学習指導要領があって、教育課程をつくって、年間決められた時数の中で、例えば英語であれば、例えば何時間扱いで年間をやるのですよという決められた中では、なかなか今言った英検の例を目標として上げる場合には、なかなかいかない。ただ、個人的に何人か挑戦している子どもたちはいますよね。先ほどの指標の中に、英語によるコミュニケーション能力をできるだけ多くの子どもたちに取らせたいという思いが私の中にあります。中札内で英語だよなと、国際交流もしているし、英語に力を入れて、私のこれ希望ですよ。中学校3年生までに、ある程度の英会話できるよというところまで持っていきたいと思います。今、国では学習指導要領の改訂に伴って、小学校3年生から英語教育をやると言っています。そして、5年生から教科化していくと言いますね。こういう話が今出ています。これは恐らく具体的になっていくだろうと思いますね。それに輪をかけて、では、中札内では1年生からやったらいいのではないだろうかと。これは私の考えですから決まったわけではないです。もしかしたら、私の管轄ではないけども、保育園から英語に親しむことしてもいいのではないだろうか。いうような結果としてずっといって、そういう教育課程の中ですから、そこの英検をそこに取るというのは、今のところは個人の一つの目標であると思います。ただ、これが取組みが進めていく過程の中では、将来、今言われたように、英検目指す子どもが増えてくるだろうと思います。それは、期待をしているところなのですね。そういうふうにして、私は、ただ英語だけに絞れば、そういう捉え方をしているところです。要するに村としては、ここに挙げたように、英語能力というか、特に会話能力、コミュニケーション能力を身に付ける取組みができる環境にあるというふうに思っていますので、今後の課題として、目標設置というか、目標に、指針としたわけであります。

再質問 2番 森田匡彦

先ほどご答弁いただきまして、コミュニケーション能力の向上という目標を掲げておりますけれども、なかなかコミュニケーション能力の向上というのを評価するというのが難しいのですよね。実は、英語検定を取得したからといってコミュニケーションが上がるわけではないのですけれども。要するに、何か物差しになるような英語力、コミュニケーションというのは後から付いてくるものだと思うのですけれども。まず、英語は要するに基本的には中学校1年生からみんなスタートして、同じところからスタートライン立てて、基本的には言葉なので、これはほかの教科とはちょっと違って、みんなが同じスタートラインから出発できる唯一の教科なのですね。要するに、英語検定というのは一つの例ですし、いろんな英語に関するそういった達成度を計るツールというのはいろいろあると思うのですけれども、ぜひ、そういった子どもたちが自分たちの英語力が上がったんだということを実感できるような取組みを積極的に進めていただきたいなというふうに思います。今、教育長からお話あったように、確かに学校教育ではいろんなカリキュラムが決まっていて、なかなかそこから一歩踏み出してというのは難しいと思うのですけれども、そういった面で、今後、社会教育で地域の教育力というのも必要になってくると思うのですけれども。そういったところに、今回もコミュニティスクールの推進ということで盛り込まれておりますが、コミュニティスクールを推進することにどんな効果を期待しているのか。それがちょっと実は私なかなか見えづらい、全国にもいろいろとコミュニティスクール設置しているところあるのですけれども、その効果がどういうものがあるのかがなかなかちょっと見えづらい面もいろいろ調べてもあるものですから、コミュニティスクール、こんな効果が期待できる。こんな取組みができるというような具体的なお考えあれば、お聞かせください。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

コミュニティスクールについては、この何年かちょっと検討してまいりました。全国でもいろんな取組み、特に東京都の三鷹市あたりは先端を行っていると思いますし、北海道あたりでは、三笠から始まったのですけども、今私の目から見て、コミュニティスクールが進んでいるなというのは浦幌町であります。これは教育長がかなり力を入れてやっていることであります。要するに、子どもたちに、これは話はできるだけ短くしたいと思うのですけども、この共育の日、共に育つ共育の日ですね、普通の町は教える教育なのですよ。なぜ共にしたかということなのです。私が7年前に来たときに、村の方針が自律と協働という言葉で、私それに惚れ込んで来たのですけども。そうだよな、自律と協働だよなと思って来たのです。正直言って。そういうときに、教育の意味はどうだろうかと考えたときに、先ほどのその人づくりのところにもつながるのですけども、大人が子どもたちを共に育てるという視点。これが特にコミュニティスクールの中に大きくかかわっていますけども、それだけかと、違うのですね。そういう活動を通して、大人も共に育つという視点がなければ、これは人づくりにつながっていかないのです。だから、このコミュニティスクールというのは、一つの地域が学校を支えていくのですよ。今までも支えていますよ。地域本部と言ってボランティアが学校に入って指導したりしています。いろんな形でやっていますし、学校評議員もいますから、学校をいろいろな形で支えていますけどね。もっと一歩進んだときに、そのコミュニティスクールで、そういう共育の日の視点の流れの中で、そろそろもう学校をみんなで支えていくのだと、地域で。その取組みをしながら、いわゆる人づくりをしていきたいなというのがコンセプトにあります。これは大きな。それは大人が変わっていくということです。大きな視点です、これは。まさに。そういうことをしていかないと、では人づくりって何って聞いたときに、ちょっと飛躍していくのだけども。私は、端的に言えば、今、私的に人が、私ごとに走りつつある傾向にある中で、もっと公、地域のためにとか、学校のためにとか、公にかかわる人を増やしていくことだと私は思っているのですね。そんなことを考えたときに、このコミュニティスクールというのは、やっぱりそういう意味で、大事な一つの起爆剤になるだろうという視点でやっています。内容は、いろいろな取組みがあるので、短い時間の中でお話できないのですけども、校長先生の学校経営方針を承認するというのがあるのですよ、内容に。これ、チェック機能かと。学校を支えるのにチェックするのかと。これ違うのです。要するに、承認するということは共有化することですから。その委員会の中で共有化するということ、承認するということは、自分たちもそこにかかわっていく、共有化するということですよね。今までは、評議員にしても何にしても、意見は言ったとしても言ったに過ぎないのです。変わっていきません。そんなことで、この承認するという意味合いは、学校をチェックするのではなくて、その共有化するための一つの大きな捉え方だというふうに抑えていますね。そういうことが一つ。それから、その協議会が教育委員会や何かに意見を言うことができるということが一つ。それから、もう一つは教職員の人事ありますよね。教職員の人事に関しても意見を言うことができるという。ちょっと厳しい面ですけどね。そういう要素が入っているのですね。そういうことをしながら学校を支えていきましょうよと。学校だけの閉鎖的なある面での世界がもっとオープンになっていく。地域のものになっていくという視点がコミュニティスクールの根本的なものの考え方だと私は押さえながら、そういう方向に進めていきたいと。ちょっとサイレンも鳴りましたので、この辺にしたいと思いますけども。後程まだいろいろあると思います。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

先ほどはちょっと時間切れで、途中で終わってしまって申しわけないと思っていますけども。まだやっていないので、成果どうかというのはここで言えないのですけども、期待として、あるいは全国的なとか全道的なコミュニティスクールの取組みの傾向として幾つか申し上げたいと思います。まず地域の人が学校にかかわることで、子どもたちの自主性とか社会性がより高まってくると。同じ先生ばかりで毎日習うのでなくて、地域の人が先生役になっていくということで、やっぱり子どもたちの構えが変わってくるのですよね。そういう人とかかわることによって、さっき言ったように自主性、社会性が大きく育まれるのではないかなということはあります。期待として、家庭、地域、それから学校が連携がより強くなるということも言えるのではないかなというふうに思っています。それから三つ目としては、活性化。まさに先ほどの地方創生のものの基本的なこととつながるのですけども、やっぱり人づくり、まちづくりにつながっていく。いわゆる、活性化につながるのではないかなという期待があります。時間もありませんので、具体的なもの一つとしては、これ群馬県のある小学校の取組みでしたけども、非常に天候の悪いときに、これが組織化されてくると、今まで学校の先生が、今日は危ないから送っていきますみたいなことをやっている、うちもやっているのですけども。ここの地域では、そういうコミュニティスクールが中心になって、そういう日には、地域の人がこぞって街路地に出て、あるいは学校に赴いて、子どもたちを連れて、そして岐路につくとか。それから、ちょっと場所は忘れましたけども、中学校で生徒指導が荒れていて、中学生が学校の中でナイフをちらつかせて歩いているようなものすごい考えられないような状況の中で、そのコミュニティスクールの中に、大きい町でしたから、その中に弁護士も入っているのですよね。そして、そうなってくると、その辺の取組みをその弁護士だとか協議会でもってきちっと方向付けをして、もう学校任せにしないで、同じ共通課題として捉えながら、課題解決に当たった。先ほど大きな三つの視点言いましたけども、具体的にはこういうことが進むにつれて取組まれてくるだろうなと。これが大きな、成果が期待できるところ。もう一つ、最後に、先生方は今多忙です。頑張ってくれて一生懸命、生徒指導も含めて家庭訪問したりして、何とか解決に当たっている。そして、教科もきちっと指導しなければならない。学級づくりもしなければならないという。先生は多忙なのは私は当たり前だと思っていますけども、それにしても忙しいということが言えます。そういう先ほどの例を挙げながら、先生方の仕事の軽減、いちいち見送らないでもいい。地域の人がきちんと来て、その変わりを務めてくれるとか、何かいろいろな例としては、進んでいるところは着々とそういう方向に進んでいると。まさに地域が学校を支えている状況はつくられつつあるという報告を聞いているところであります。

再質問 2番 森田匡彦

コミュニティスクールに関する期待できる成果、効果ということで、今理解しました。実はそれに関連して、実は一つ確認をしたい、聞きたいことがあって、地域の人が、多様な人材が先生役となって、子どもを育てる、社会性を身に付けるというのは本当にぜひそうあってほしいものだなと思うのですけれども。それに関連して、子どもたちにとても重要なのは、先ほど何度も何度も言っているのですけど、要するに自分たちの可能性を否定しない。信じて目標に向かって進み続けられる、そういった子どもを育むのが教育の理想形だというふうに思っております。それでは、先ほどから申し上げている通り、学校だけでは当然難しくて、家庭の教育力の向上も必要ですし、地域の教育力の向上も必要だと思っています。実は本村、優れたスポーツ選手を何人も輩出しております。村民栄誉賞を送らせていただいた石澤さん、押切選手、こういった素晴らしい選手たちいるわけですね。彼らは、まさしく自分の夢を追い求めて、オリンピック出場というアマチュアスポーツにとっては最高の目標を達成した人たちです。特に石澤選手は今、石澤さんはもう引退されて、今社会的な活動されているわけですけれども。この石澤さんは、先日帯広建設業協会の100周年記念のトークショーにご出演されて、有森さんらとトークショーをされて、非常にいい話されておりました。それ以外にも幕別のある小学校で講演会もされて、夢を口にすることの大切さ、自分ができないことを環境のせいにしないことの重要性、こういった本当に知性にとんだお話をされているのですね。こういったその素晴らしい人材を中札内村は輩出しているのですけれども、こういった人材を、それこそ先ほど教育長おっしゃられたように、教育の現場に何らかの活用、これまでされているのか。それをちょっと、実態を教えていただけますか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

議員の言われるように、子どもたちは自分の可能性を信じて、日々努力すると。それを支援していくのが教育の、大人の役割というふうに認識して同じであります。まさに今の子どもたち。うちの子どもは少ないのですけども、自尊感情とか、自己肯定感、言い換えればそういう言葉で表されると思いますけども。そういうものをやっぱり身に付させるということが非常に大事なことだろうというふうに思っています。私も中学生と、例えば、国際交流の面接をしたり、川越の面接をしたりしても、そこに参加する子どもたちは、しっかりと自分の考えをもって、そういう夢といいましょうか、目標に向かって取組む姿勢がたえず見られて、非常に私も今のところ安心しているところであります。そういうことで、最後のほうの質問で、夢を失わずに、夢を持って日々生きていくといいましょうか、学校生活を送っていく。そういう中で、そういう地域の人材、優秀な人材を活用するということについては、今のところは特に計画はありません。ただ、日々いろんな実践の中で、こういう選手はいるし、オリンピック選手だけではなくて、例えば今、高校生になっている全国で優勝した高校生もいるわけですよね。野球だって、目立たないけども、ファイターズのいわゆるジュニアチームというのでしょうか、それでもって全国大会に男の子1人、女の子1人が参加するとか、身近なところでそういう人もいますので、そういうことは日々いろんなところでもって、子どもたちの話題も乗ったり課題に挙げたりしていますけども。あえて、例えば今、石澤選手、元ですね。それから今、押切選手も頑張っているようですけども、そういう人をあえて、講演に来てもらうとか、そういう計画は可能性としてはありますけども、現実にでは今すぐやりますとか、そういうことにはならない。方向性としては、議員の言われる通り、活用してみたいものだなという思いはあります。

再質問 2番 森田匡彦

ただいまの答弁からすると、これまでは残念ながら活用した実績はないし、今現在も具体的に活用する計画はないということ。ただ、活用したい気持ちはあるということでの答弁いただきました。これはぜひ、活用してください。本当に私も、新聞報道、先日、帯広建設業協会のトークショーを私は拝聴させていただいたのですけれども、本当にいい話されております。これは本当に、彼女は学校にも色紙を多分贈られて、そこに書かれている言葉、夢を持ち続ける大切さを多分書かれていると思うのですけど、これはやっぱり、本当にそれを経験した、しかも彼女、彼らは、いろんな挫折や苦しみを乗り越えてそこまでたどり着いた。必ずしも順風満帆にあそこまで行ったわけではない。そういった経験を子どもたちと共有するというのは、なぜこれが活用されないのか僕は不思議でしょうがいないです。本当にすぐにでもこれ、計画立てて取組んでほしいと思います。それで、実はそうする上で、要するに中札内村では村民栄誉賞2人に贈りました。ただ、贈っただけで、ややもするとそのままその記憶、彼らが活躍した偉業、風化してしまいかねません。これからどんどんリアルタイムで知らない子どもたちが増えてくるわけですから。であれば、そういった私たちの村が本当に誇る、中札内村が誇るべき人材、これを村全体でもっともっとリスペクトというか尊敬する尊重するような、何かそういった目に見える形の取組みは必要ではないでしょうかね。というのは、これまでもいろいろな場で、ほかの議員の方も言っております。これはどんな形でも、大掛かりなものではなくてもいいと思うのですけれども、そういった偉業を忘れないため、私たちの先輩たちがこんな素晴らしいことを成し遂げたのだということを、いつでも見られるようなメモリアルコーナー的な、そういったものの設置というのは考えられないでしょうかね。これは、そうすることで、この地域の人材の教育力効果はぐんと上がると思うのですよね。その活用方法にもよると思うのですけれども。まずは村として、賞を贈った、それで終わらせない取組み、次のステップ、どう人材を活かしていくか。そういった視点で取組んでいく一つの方策として、まずは彼らをもっとリスペクトする、その偉業をずっと次世代の子どもたちにも受けついでいくというような取組み、ぜひやってほしいと思うのですが、そういった考えについてはいかがですか。どちらからの答弁でも構いませんが。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

黒田議員でしたか、何かのときにそういう話が出たということでありますけども、今のところは具体的には何も考えていません。ただ、私の頭の中には、今まで中札内村でスポーツ賞だけではなくて、文化方面も含めて、いろいろ貢献したというか、努力した人というのを、今はスポーツの話しかされていませんけども、交流の杜の施設も開いていますし、もしかしたら中学校の中にもそういう場所を設けながら、きちっと歴史的にも調べて、どんな努力をされて、そういう成果が上がったのだろうということをきちっとまとめてみたいなというふうに思うのですね。例えば、オリンピックの着たものとか、そういう飾るのも一つの手かもしれませんけども、村としての歴史的な、どこまで調べられるかは別にしても、過去にかなりそういう人がいたのではないかと思うのですね。それは今も、検討しようというかな、そういう気持ちではいます。ただ、オリンピック選手とか、そこだけの、最近の動きだけではなくて、やっぱりそういうことも考えていきたいなと。今までの歴史の中で、村の名誉というのでしょうか、頑張ってくれた、子どもたちだけでないのかもしれません。大人も含めて、そういう実績をもうちょっと調べて、それを何らかの形にしていくということは考えられるだろうなというふうに思います。ただ、子どもたちには、絶えずいろんな場面で、先ほども言ったかもしれませんけども、石澤選手なり、今頑張っている押切選手。それから、去年までいた戸水君ですね、今高校生ですけども。最近の話では、今小学生も頑張っている子もいますし、そういうところの中では、私の、例えば、スケート大会の挨拶のときだとか、こういう選手がいて、頑張ったよね。皆さんもぜひ頑張ってねと、絶えず話をしていますね。だから、全く啓発といいましょうか、していないわけでなくて、子どもたちの心の中に、そういう位置付けというのは努力しているつもりですけども、形はいろんな方法があると思いますけども。そんなことで、もうちょっと深く、いろんな歴史的なことも押さえながら、考えてみたいなというふうには今思っているところであります。

再質問 2番 森田匡彦

すみません、先ほどからスケート選手ばかり特化してお話させていただいたのですけども、考え方は同じです。本当に先ほど、スケート以外でも少年野球で頑張っている子どもたちもいる、それこそ戸水君のように全国の中学校のスケートで優勝された選手、甲子園に出場された選手もおります。そういった自分の実体験を持っている、自分の子どものときと、今の子どもたちと、そんなに違わなかったけれどもこんなふうに夢を実現したのだというところ、きっと彼らから話を聞けると思うのですね。なので、本当はオリンピック選手だけではなくて、いろいろなそういったその夢を叶えた人たちの体験を、ぜひいろんな子どもたち、これは子ども、これは子どもたちだけではなくて、大人にもぜひ共有してほしいと思うのですよね。ぜひそういう共有して、地域全体として、とにかく夢を持ち続けるということを一つの目標として、ぜひ邁進していただきたいなというふうに思っております。それと、もう1、2点質問させていただきますが、教育大綱の中でICT、情報通信技術に関する目標も掲げられております。情報の正しい方法やルール、マナーの指導ということで、案にも掲げられているのですけれども、実は私が今すごく懸念しているのが、ラインだとかフェイスブック等のSNS、ソーシャルネットワークですね、こういったことで犯罪に巻き込まれるというような難しさ、もしくはデマがたくさんインターネット上には流れているという情報を分別するリテーラといっていいのでしょうか、こういった能力を磨くことも大切なのですけれども。実は、全国学力調査で、スマートフォンや携帯電話を使用する時間が長いほど、正答率が低くなるという、これはものすごい見事な相関関係が出ております。なので、非常にラインだとかフェイスブック、携帯電話やスマートフォンすると、ラインなのでしょうか。非常に便利なのですけれども、実はそこに潜む危険性というか、大人も中毒になりうるこういったものを、実はきちんとルールを決めて取組むべきだというそういったことを積極的に進めていただきたいなと思っておりまして、ノーテレビ・ノーゲームデイということで今、共育の日で取組まれているのですけれども。ぜひ、スマートフォンの使い方、こういったものもきちんと家庭内でルールを守って取組むべきだというような、そういったその推進もぜひ進めていただきたいなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)

おっしゃる通りでありまして、教育委員会、各学校、それからPTAとしても問題意識を共有しているところであります。昨年、PTA連合会との役員の懇談会というのがありまして、その中で、教育委員会の岸梅指導主幹から、今の問題に関する話題提起をして意見交換も行っているところでありますし。教育研究所あるいは教育委員会、あるいは体力向上サポート委員会としても、同じく問題を共有して、やれることからということで、今年の5月、6月からだったでしょうか、ノーテレビ・ノーゲームデイ、毎月第2土曜日を家族の団らんの日、ゲームをしない、テレビを見ないで団らん、会話をしましょうと、コミュニケーションしましょうということを啓発しているところであります。広報にも掲載していますし、毎月の暮らしのカレンダーにも忘れないように入れているということと。今月からは情報無線を通じて、さらに啓発の手段を多くしているところであります。引き続き、さらにやれることがあると思いますので、PTAとも連携をして進めていきたいと考えております。

再質問 2番 森田匡彦

それでは質問時間も大分少なくなってきていますので、あと1点。主権者教育に関することは、教育大綱には盛り込む予定ないということで、これはある程度理解しております。ただ、実際来年から18歳から選挙に参加できるということで、きちんとした取組みは進めていかなければいけないのではないかなというふうに思っております。そういった意味で、来週でしょうか、中学生の模擬議会というのが開かれます。これ、一つの主権者教育の一つだというふうに受け止めているのでしょうけれども、これ本当に、ぜひここでいただく中学生の意見ですね。これが例えば村政の何かにかかわっていく形になるというような経験があれば、非常に政治に関心を持てる一つのきっかけになるのではないかなというふうに私考えております。ただ、提案内容実際聞いているわけではないので、それが本当に具現化できるのかどうかはわからないのですけれども。ぜひ、真摯にその意見受け止めて、子どもの意見だというような認識はまず捨てて、村民の1人からの貴重な意見だということで、前向きに村政に取り入れるような、そういった姿勢でぜひ臨んでいただきたいなというふうに考えておりますが、模擬議会を来週に控えて、どのような姿勢で臨まれるか、ちょっと意向を聞かせてください。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

模擬議会の話が出ました。内容はまだ一切私もわかっておりませんので、今、学校と担当がやり方について協議している段階です。ちょっと以前にも模擬議会がありました。言われることを否定するのではないのですけど、ちょっとやっぱり、持っていき方が、どういうふうに整理をして子どもたちが言ったかというの私は現実わからないのですけども。それで今回は、できるだけ素朴に、ここで前は、うちにないものだったかな、都会の、申しわけないですけど、フルセットのデパートだとか、いわゆる足りないものというような視点に偏って、グループ分けでやられた中からは、なかなか、今森田議員言ったように、取り上げるものは、記憶ではあまりなかったかなということを思って、今度はあまり先生があまり入りすぎないで、素朴なのがいいのではないかということを、今庁議の中の課長会議の中で、特に課長のほうにも指示しましたので。どういうものが出てくるかわかりませんけども、本当に子どもたちの目で見て、私たちが気が付かないことを提案していただければ、真摯にお答えもしますし、そのことが本当に将来担う子どもたちの意見が村づくりになるということになれば、さっきの教育長とのやり取りもありますけど、大人の方も地域の方も、また改めてこういう行政の運営にも関心持っていただけるようなことになれば大変素晴らしいと、こういうふうに思っておりますので、ご意見の通りだと思います。

再質問 2番 森田匡彦

本当に、最初の答弁で、私はきちんと評価していなかったのですけど、確かに学力の向上で小中一貫教育とか、土曜授業の導入なども検討されている。これちょっと正直、僕も想定していなかったことで、そこまで踏み込んだ答弁いただけると思っていなかったので。これが正しいかどうかという見解は別にして、こういった前向きにいろいろと考えられているということはよくわかりましたので、ぜひ、確かな学力の向上を通じて、人づくり、きっちりと地域全体でつくり上げていったほしいなと思います。最後ですみません、意見というか要望的になってしまいましたけれども、引き続き2問目に進ませていただきます。

出典:中札内村議会 平成27年12月定例会 2015年12月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる