みんなの議会

中札内村議会 平成27年6月定例会 2015年6月12日

フィッシングを活用した地域振興について

2015年6月12日、中札内村議会の一般質問で、森田匡彦議員が「フィッシングを活用した地域振興について」質問し、村長 田村光義が答弁しました。

質問者
森田匡彦 議員
答弁者
村長 田村光義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 森田匡彦

続きまして、2点目のフィッシングを活用した地域振興について質問させていただきます。十勝は国内有数の良好なフィッシングフィールドとして知られておりますが、中でも中札内村は大型のニジマスなどを狙える絶好の渓流釣りスポットとして釣りファンの間で認知されてきている状況にあります。道内外から多くの釣り人が訪れており、新聞報道でもありましたように、フィッシングを通じて中札内村に魅力を感じ、関東から移住して飲食業を始めた方もいらっしゃいます。十勝帯広空港から非常に近い地理的メリットを勘案し、本村を拠点にフィッシングガイドサービスを提供する事業者がすでにあるなど民間によるソフトの充実も図られてきているところです。フィッシングを中札内村の重要な観光資源として捉え、地域振興策につなげていくことに大きな可能性を感じることから、次の点を伺います。一つ、釣りを目的とした本村への観光入り込み状況について。2、渓流釣りの絶好スポットとして、いかに本村の売り込みを図るか。PRの現状と今後の広報戦略について。以上、ご答弁よろしくお願いいたします。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

フィッシングを活用した地域振興についてですが、本村を縦断する札内川は、全国でもニジマスの宝庫として知られており、土・日には渓流釣りを楽しむ釣り人が多く中札内村に訪れている状況にあると聞いております。1点目の釣りを目的とした本村への観光入り込み状況は、把握する資料等がなく、釣り人の入込状況については把握しておりません。2点目の渓流釣りの絶好スポットとして売り込むPRの現状と、今後の広報戦略についてですが、釣りを観光資源として位置付けしていないことから、特にPRは行っておりませんが、札内川園地ややまべ放流祭のPRの中で渓流釣りが楽しめるとして、ホームページ、観光パンフレット、各雑誌や新聞広告に掲載しております。今後の広報戦略については、釣りを観光資源として大きくPRすることで、村の地域振興を図ることは、可能性はあると思われますが、問題点も多いと考えております。釣りを楽しむ方々のマナーの問題も最近多く言われ、ごみの放置により動物に与える影響、立ち入り禁止を無視し危険箇所への立ち入りなど、釣りを禁止する河川が出てきている状況もあると聞いております。このような状況の中で、観光としての位置付けをすることは、河川管理者の開発建設部を含めた管理体制の確立、継続可能な資源の確保などが必要であると思われることから、難しいと考えております。なお、趣味として楽しむフィッシングは、これまで同様、帯広開発建設部のホームページ、釣り雑誌、インターネット等を活用され中札内にお越しいただければと考えております。

質問 2番 森田匡彦

先ほどの答弁にございました釣りを観光資源として位置付けしていないということでPRを行っていないということのご答弁ございました。それで、実は私、何人か釣りのガイドの方で知り合いがおりまして、聞くところによりますと、答弁の中にもありましたとおり、札内川、戸蔦別川、その他の各スポットで、本当にニジマスが非常に人気であって、オショロコマも釣れるということで、通年で釣り人が多くいらっしゃっていると。ガイドされている方がそのようにおっしゃっておりまして、私も今、商店に努めておりますから、非常に釣り人が多く、宅配便の荷物を持ってきて、本州の方に荷物を送り返すと、そういったお客様も数多く拝見しております。特に、これからの時期、夏場から秋にかけてが非常にハイシーズン、釣りをする上では、釣り人にとっては絶好の、札内川にとっては時期だということで、まずその現状を把握するということも必要ではないかというふうに考えております。要するに、現状がわからないからそのPR、観光資源としての位置付けができていないということでありますから、まずその現状を把握する、そういった方策を検討すべきではないかというふうに考えております。それでもう一つ、中札内の釣りを売り込むことによる問題点の発生というのも、実はこの釣りのガイドの方からも同じような指摘がございます。釣り人のマナーの問題。また、当然山の中に入っていくこともありますから、野生動物、ヒグマ等の野生動物の接触の危険もあるということ。また、資源としての魚が減るということ。そういったことの問題は確かにあるのですけれども、それを守る上で、それこそこちらに書いてあります札内川の管理者の帯広開発建設部になりますから、こちらとどんな管理が可能であるのか。そういったその協議を、話をしてみる。それが重要ではないかというふうに考えております。その資源の継続的な確保についても、一般の釣り人については、自ら稚魚を放流するそういったことで資源の確保を、自腹を払ってそういったことをされている方もいらっしゃいます。ここで、そういった開発建設部を含めた管理体制の確立。また、継続的な資源の確保などを必要と思われるから難しいというのを、どこが具体的に難しいのか、実はこの答弁ではちょっと私、はっきり理解しかねますので、その辺どういったところが具体的に難しいのか。まだ話し合いのテーブルについていない段階で難しいというのは、ちょっと答弁としては早すぎる判断ではないかというふうに考えて、その点について再質問をさせていただきます。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

最後のところで言われた、本当に把握をしていない中での、ある程度方向性も回答すべきことかなということで、浅いのは大変、私自身もそうですし、村全体でこの釣りのことについては、断片的におっしゃっていた話を知らないわけではないのですが、本当に全体としてこのフィッシングのことをどう理解すればいいのかが不足しているということはそのとおりですので、まずその前段でそういうことのお話をして、ちょっと視点がずれるのかもしれませんが、フィッシングで我が村の観光はこうですよと言ったときに、村が責任を持ってPRをしようとしたときに、先ほどの河川管理者には別の、いわゆる国が管理をして、では村として資源を守る。例えば、ちょっとケースとして合うのかどうか知りませんけど、漁業権を村なり違う団体が持っていて、そことタイアップしてやるようなことが可能であれば、うまく村としての責任とか仕掛けができるなと思ってこういう答えになったということなのです。では、どこからどこまで札内川も村がPRする上での責任、仮に進んだとしてもそういったことがやはり難しいのではないかということで、その程度の状況で判断して答えを出させていただいていますので。申しわけないのですが、開発建設部とも打合せしたものではなくて、ちょっと答弁させていただきましたけど、札内川の資源は多分個人の方の話もどれだけどういうふうにやったかは知りませんけど、やっておられるという話と、村がイベントで放したものが自然に産卵したのではないかということで、そこに仕掛けたかかわりでないために、この理論立ても村が提案を受けてやろうかというときの理論立てもなかなかできないことで、こういう消極的な答弁になっていますので。特にそういった情報を入れるべきだなということであれば、またそういった動きはしたいと思いますし、具体的に森田議員からもこういうような仕掛けがどうなのかというようなこんな提案もあれば、今後、駄目と言っているわけではなくて、現段階での判断として、この程度しかできないという答弁だということをお断りをしたいと思います。

質問 2番 森田匡彦

札内川のその釣り場としての魅力なのですけれども、水が本当に素晴らしく美しい。自然環境が本当に豊かで、札内川を釣りする方々にとっては、そのニジマスが野性的というか野生ということなのです。要するに放流した、養殖した魚ではなくて、自然に再生産された、繁殖して今生きている。その釣り場としては、札内ダムから上流の場所になるらしいのですけれども。ということで、中札内の水が素晴らしいということ。それと、自然環境が素晴らしいということで、今の絶好の渓流釣りのスポットができ上がっていると。そういった観点で、まず、中札内村として論理立てた釣りを観光資源としてPRしづらいという面が現段階ではなかなかそういった面もあるのかと思うのですけれども、視点を変えて、中札内村の水が素晴らしいということ。これは本当に、先日先輩議員もそんな話をされていて、中札内村の水が本当に素晴らしくこれはPRのポイントになるのだということ。非常に豊かな自然が育まれているのだということ。これを絶好の釣り場である根底とする理由として売り出すということは十分可能ではないか。それを裏付ける専門家のお話もインタビューして聞くこともできます。そういったものをホームページ等で発信していくこともできるのではないかというふうに考えております。本当は資源管理の問題だとか、釣り人のマナーの関係で漁業権等、村が何らかの形でかかわってコントロールすることができればベストなのですけども、それはまだもうちょっと先の課題かなというふうに思っておりますけれども。まずそういった、その中札内村がもともと持っている、なぜ釣り場が素晴らしいのかというのは、水と自然が素晴らしいということ。これをしっかりPRすることで、中札内村の全体としてのブランディングにもつながっていくのではないかというふうに考えております。札内川上流が絶好の釣り場だというふうにPRすることで、本当に素人が気軽に行って釣れるような場所ではありません。なので、本当にいらっしゃっている方は、ガイドと一緒に来たり、相当に全国各地で釣りを嗜まれているベテランの方々が来ていらっしゃいます。なので、そういった方々は本当にこちらがPRしなくても、いろんなルートを通じて、インターネット等通じて中札内村の渓流釣りのスポットとしての魅力も知って、勝手に来てしまうのですね。また、そういった道外からいらっしゃる釣りファンというのは、非常に経済的にも豊かだというふうに私は認識しております。なので、ぜひそういった経済的に豊かな方々にお金を落としてもらうような方策。ひいては、札内川上流にそういった方々が来ていただけることで、それこそ札内川園地のPRにもつなげられる。桜六花公園のPRにもつなげられる。もしかすると、アイディア次第によっては上札内地区の振興にもつなげられるのではないかと、そのように考えております。だからぜひ、まずできるところからPRしていく術、広報戦略を構築して取組む術というのをぜひ検討していただきたいと思いますが、それについての考え方をご答弁いただければと思います。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

質問の中にありましたように、飲食の方とか話を聞きました。今言われているようなその方だなということを今、お話の中で聞きました。ああそうかなということを改めて、1人、2人しか知りませんので思いましたし、ちょっと現実的な問題で引っかかるのが、この辺は国ともやらなければいけないのですが、今上流という話だったものですから。では、ガイドさんが歩いていけば許されるのでしょうかね。ダメなものは入ってはいないという原則になりますけども、もしそういう売り出しをすると、大変今年も問題を抱えて、いわゆる園地から上についてはどうなのかなということで、今、ようやく開通したのが園地だとかそういう問題も含めて、現実的な問題があるなと思って聞いていましたし、売り込みが、今言うような視点で、いろんなことの発信はできますけども。先ほど言ったように、少し研究をしたいというのをどこまで責任を持った発信もあるのかということ。先進町村もこういった例ではあるのかなというふうに、日本中いろいろあるのだろうというふうに思いますし、そういうことについては、国土交通省というか、開発建設部ともうまくリンクしたりPRしているところ。実は、これから調べて聞かせてもらう必要があるかなという、そんな中でうちの売りというのを今提案いただきましたから、もう少し、何と言うか、研究をする余地がいろんな角度あるなということを思いながら、今ご意見聞いていましたので。決してダメとか、やらないとかというのではなくて、少し時間を、そういう時間をかけて消化をしたいなというのが正直ですし、その上でまた、いろんな場面でその意見交換もできれば大変いろんなアイディアも含めて、そうやってかかわって、ガイドもされている方、お会いはしていませんけど、来られているということも聞いていますので、そういった方からも、中札内の現状としてどうなのかというのが第2段階で聞ければ、それをどういうふうにするかという、もう少し判断に時間とデータの蓄積とか例だとか、そういうものをやりたいなというふうに考えます。

質問 2番 森田匡彦

時間をかけて研究したいということで、なるべく時間を短い中で取組んでいただきたいというのが思いとしてあるのですけれども。本当に、まず、釣りが観光資源であるというそのような認識に立つことがまず第一歩だと思います。釣りについては、最初の答弁にもございましたとおり、中札内村の観光のホームページの中にも実は記載が非常に少ない形になっております。なので、まずそこからしっかりと情報収集して、先ほど村長おっしゃられたように、しっかり消化して、本当に中札内村のPRにうまく釣りを活用するということですね。そういったことで広報戦略を練って、できる限り早急に取組んでいただけたらと思います。札内川の上流については、札内ダムの上流については、実は開発建設部もこういうふうに行ったらいいよということは一切ホームページには書いていないのですけど、そこも絶好の釣り場ですよというような情報は提供しているので。あまり細かく情報提供する必要は僕もないかなと思っているのですよね。そこに行ってほしいというよりかは、そういった素晴らしい資源があるのだということを多くの人に、全国の人に、もしくは世界中の人に知ってもらえるような取組みをぜひ、今後進めていただきたいなというふうに思います。ちょっと最後お願いみたいな形になってしまいましたけれども、それで質問を終わります。

出典:中札内村議会 平成27年6月定例会 2015年6月12日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる