中札内村議会 平成25年3月定例会 2013年3月14日
4年間の総括と3期目に向けての考え方について
2013年3月14日、中札内村議会の一般質問で、知本正幸議員が「4年間の総括と3期目に向けての考え方について」質問し、村長 田村光義が答弁しました。
- 質問者
- 知本正幸 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 知本正幸
それでは、1点だけ質問させていただきます。2期町村政執行に対する総括と今後の対応についてということで、村長は2期目の村政執行にあたり、最初の定例会で5つの柱と22項目の公約を、確実に実行し「住んでみたい、住んでよかったと実感できる村づくり」に、全力で取り組むと決意を述べています。この間、地方自治体を取り巻く環境は、地域主権指向や地域経済の衰退、TPP問題、過疎化・少子高齢化の進行など、多くの課題に直面している中、本村においては定住化対策、子育て支援、財政健全化などの面での取組みに対して一定の評価をするものです。一方で、まちづくりの基本である協働のまちづくり、住民参加によるまちづくりの面で十分でない面もあると思われますが、2期目最後の定例会にあたり、予算議会としての最後の定例会です。4年間の総括と3期目に向けての考え方について伺います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
2期町村政執行に対する総括と今後の対応についてでありますが、1期目の就任からの思いとして、自律を選択した村としてじりじり衰退していくことにはならないという思いを持ち、村政執行にあたってまいりました。2期目の5つの柱の22項目を総括してみると、一定の評価をいただいた点に結びついていると感じられるものもありますが、成果が上げられない、あるいは、まだ不十分と感じる項目もあります。全体的に見ますと、基幹産業の農業では、農業関係者の努力により、生産高も順調に推移してきていますし、特にえだ豆については、全国、世界に販売され、事業拡大により雇用が生まれ、人口増に結びついています。観光においても、道の駅をはじめ民間観光施設も好調であり、入込数も好成績であると感じております。また、人口動態を見てみますと、4年前と比較して約百人の増加があり、多くの市町村が減少している中で、「住んでみたい」と思っていただけるようなまちづくりが進んでいると感じており、村が分譲したヴィレッジときわ野も完売するなど、定住促進対策、子育て支援など、重点施策の成果もうかがえると感じています。この4年間の財政状況は、地方交付税が増加したこともありますが、主な財政指標である経常収支比率や実質公債費比率が安心できる数値を維持し、村債残高の減少、基金の増加など、健全財政を持続することができました。これらのことを総合的に判断いたしますと、就任時の村を衰退させないとの思いの面では、及第点にぎりぎり達したのではと思っています。次に、まちづくりの基本である協働のまちづくりについて、十分ではないのではないかとのご指摘についてですが、協働のまちづくりという視点では、さまざまな仕組みを用意しながら、住民参加に取組んでまいりました。まず、協働のまちづくりを進めるための人材の発掘と育成では、総合行政推進委員にこれまで経験したことのない村民を多く委嘱し、政策決定段階で村政に参画していただいているほか、男女共同参画推進計画の策定における女性の参画、食生活改善推進員の養成、花づくりガーデニング講座による人材養成などを行ってまいりました。各施策の実施においては、食生活改善推進員の協力による各種食育事業の実施、花づくりにおける住民や事業所の参加、8地区で自主的に組織され農地・水保全管理を行う地域組織による道路や明渠排水の維持管理などが実施されております。教育の分野では、北の大地ビエンナーレや中札内村共育の日における住民主体の実行委員会による取組み、通学合宿における地域住民の支援、図書館や学校図書やボランティアの参画による読書活動の支援などが実施されており、まだまだ一部ではありますが、意識が芽生え、協働のまちづくりが少しずつ実践されてきています。さらにすそ野を広げ、より多くの住民と共に各種事業を進めていく必要があると感じております。反省点として、「合併論議後の自治意識の盛り上がり」をまちづくりのさまざまな場面に誘導することに関しては、不十分であったと感じております。次に、3期目に向けての考え方ですが、近く判断をしたいと思っております
質問 3番 知本正幸
4年間の総括としては、私もこういうことだろうなというふうに思って受け止めております。具体的な政策個々についてはこの場で質問するつもりもありませんが、答弁の中で、及第点ぎりぎりに達したと思っているというふうに述べております。ちょっと謙遜気味に点数付けているのかなというそんな気がしております。この中で、ちょっと住宅政策ですね。この件でちょっと触れておきたいと思います。他町村においては、過疎化が大きく進む中で、4,000人台の人口を維持してきたということは、かなり評価ができるかなというふうに思っております。ただ、村の住宅政策もそうですけども、一番の要因はやっぱり農協とか会社、企業ですね、これらの雇用努力というかな、これがかなり僕は大きいかなと思っています。そういう面で、定住政策、村としての取組みもそうでしょうけども、そういう中で、かなりの従業員の方、帯広、更別も結構いるみたいです。そこから通っている職員というかな、かなりいるかなと。教職員も含めてですね。村に来ている人。逆に、村から帯広に通勤している人もいますけども、その何倍もきっと来ている人の方が多いかなと思っています。それらの方に対する定住化の対策かな。賃貸の補助なんかもいろいろあるのでしょうけども、やっぱりもうちょっと企業等々と行政と連携しながら取組んでいく余地があるのかなと。これは大きなこれからの村の課題かなというふうに思っていますので、そこら辺についていろいろな対策、そういう部分について期待をしたいと思っております。田村村政、8年前、17年の6月スタートしました。その2年後に、村の憲法と言えるまちづくり基本条例、これが制定されました。村長、いろんな場で、また、執行方針の中でも毎年のようにまちづくり基本条例の理念である共同のまちづくり。これを基本に村づくりを進めると述べております。このことについては、私も去年の3月の定例会でも質問をしておりますけども、ちょっと違った視点で3点ほど質問したいと思います。1点目については、この条例の基本理念であります情報の共有。情報公開ですね。その二つが村長としてどのぐらい進んでいると思っているのか、考えているのか、率直に思っていることを述べていただきたいということと、あと、2期目を終えようとしている現在、村長としての説明責任、これをどのように捉えているのかなということと、3点目として、共同のまちづくりを進める上で、村政のこれから向かう課題というのかな、それをどのように捉えていくのか。いろいろな課題があると思いますけども、そこら辺について、以上3点伺いたいと思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
住宅関係、ちょっと背景だけ。特に村が直接やれる公営住宅の関係においては、戸数の増という計画でないために、随分私もお叱りを受けました。例えば、申し込んでもなかなか希望通りには当たらないというようなことで、そういったことで、特に世帯向けについてはなかなか増えないということで、民間で少しやっていただいたのですけども、どうしても後手後手をそういう部分では引いていたので、今ご質問にあった部分は率直にあって、隣村へ行ったぞとか、帯広行ったぞとかいうような、こんなお話も聞いていましたので。ただ、投資も必要なこともありますし、公営住宅は長期の計画の中で実施をしているということで、そういった面ではちょっと不足だったということは現実としてありましたので。今後の話として、まだ課題であるということは間違いないと思いますので、そういうふうに受け止めさせていただきます。特にまちづくり基本条例の理念で3点ほど、あるいは共同という視点で3点ほど質問受けましたので、ちょっと整理して答弁させていただきたいと思いますけども、いわゆる村民の方が知る権利を保障して、さまざまな場面で情報公開ということが、まずはスタートだろうということで、そのことがどれぐらい進んだり、あるいは実行としてどうなのだというこういう質問かなというふうに思います。そういったことでは、いろんな場面をつくりたいということで、具体的には総合推進委員会には政策評価の外部評価ということで、内部だけにはとどまらず、こういった状況ですよということをお知らせするだとか、これは事業ごと見ていただくというようなことで、大変理解がいただけるかなというようなことをやってまいりましたし、また、あまり意見は残念ながらいただけませんけど、各種計画についてはパブリックコメント方式を常に取りながら公開をする。あるいは、専門分野の課題に対応するまちづくり推進委員会それぞれの、物をつくるだとか、あと、行政区長会議、村おこし懇談会、各種団体の懇談会、あるいはホームページ、情報宅配便、地域担当制、予算概要の全戸配布だとかいろいろ取組みとしては積極的にある程度やれている部分、仕掛けとして。他のところとも比べても、そういう仕掛けについてはやっている方かなというのが、この条例をつくった後の活動として思っているのですけども、それがでは、捉えとして、熟度、どれぐらいかというのは、先ほども申し上げましたけども、全体として見たときに、なかなか時間のかかるといいましょうか、逆に場面によっては自律のときのいわゆる論議よりも、ものによってはなかなか戻りつつあるなという言い方はおかしいのですけど、そういった部分も感じながら、実はやっているということで、かなり苦慮しながら、その方法については大きな課題があるという現状でございます。後ほど、質問をいただいたちょっと具体的な、黒田議員からも質問いただいていますので、ちょっとお話したいなというふうに思いますけども、そういうのが実感でございます。今、2期目を終えようとして、村長の説明責任ということですけども、厳しい時代、こういったことで共同でやっていくということは、たまたま、状況、そう急変しなかったので、ゆっくりこの間流れたようなところもあったのですけども、当然これからのことを考えますと、基本であることには変わりはないというふうに思いますし、ちょっと1点目でも触れましたけど、なかなか誘導という意味では満足した状況ではないということを感じながら、例えば、防災あたりだと、共同、共助、自助というようなことで、例を出してわかりやすく共同の概念というのでしょうか、ということがなかなか今までやってこれませんでしたので、これからそういったことを誘導するための説明の仕方という、こういうことが非常にやっぱり、終えようとして不足している部分もありますので、工夫が必要な部分というのが、感じながら、今説明をさせていただいています。共同のまちづくりを進める上で、村政に向かう方向として課題ということですけども、この8年ぐらいやってきて、共同の村づくりというのは、なかなか一朝一夕に、言葉はいろいろ説明できるのですけども、実際に振り向いていただいて動かすということに、非常に大変だなというふうに思っています。ただ、村民一人ひとりが担い手として参加できなければ、この後非常に大きな動きになってくるだろう、やっぱり地方にとっては行政課題だとか情報を提供しながら、一緒に同じテーブルに立って知恵を出し合って、村づくりをしていかなければならないと、こういうふうに感じているところでございます。
質問 3番 知本正幸
共同のまちづくりの面については、答弁書でも書いておりますけども、やはり長い目で取組んでいく必要があるのかなと。裾野を広げて、多くの村民の方が加わってもらうという基本姿勢に立って、取り進めていく必要があるのかなと思っています。特に情報の共有、あるいは情報公開、住民参加、この二つについては、共同のまちづくりを進めていく上で、車の両輪の役割を担っているのかなというふうに思います。いろんな角度から多くの村民がかかわってもらう。そういうことが一番大切かなというふうに私は思っております。特に答弁はよろしいです。最後ですけども、三期目に向けての考え方ですね。村長の評価はこれから住民がされることになるかと思います。今この時期に、近く判断したいということですね。村長の今の揺れる心情というのかな、それを察しているところであります。新聞報道なんかでも、立起する方もいらっしゃいます。村民の方、心配している人もたくさんいますので、首長のけじめとして早い時期に表明されることが一番賢明なのかなというそんな気がしています。以上、特に答弁はいりません。質問を終わります。