みんなの議会

むかわ町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日

学校給食について

2017年6月20日、むかわ町議会の一般質問で、山崎満敬議員が「学校給食について」質問し、教育長 長谷川孝雄、生涯学習課長 齊藤春樹、町長 竹中喜之が答弁しました。

質問者
山崎満敬 議員
答弁者
教育長 長谷川孝雄、生涯学習課長 齊藤春樹、町長 竹中喜之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 山崎満敬

通告に基づきまして質問をいたしたいと思います。まず、学校給食についてであります。学校給食の開始が6月1日から6月30日に遅れましたが、委員会または全員協議会でもある程度の説明があり、今の行政報告の中でも説明がありました。しかしながら、議会ということで改めてお伺いしますが、最大の学校給食が延期になった原因と対応について、改めて伺いたいと思います。

答弁 教育長 長谷川孝雄

開始時期が遅れた原因につきましては、学校給食の導入に対する準備不足があり、調理、配送業務の受託者が行う実務トレーニング期間を十分に確保することができなかったため、安全・安心な給食提供に万全を期することができないと判断したものと総括をしております。具体的には、実務トレーニングに入る段階で備品、調理器具等の不足が明らかになったこと、また、実務トレーニングを行うために必要となる献立表、調理作業指示書等が給食業務システムの導入段階で環境整備とデータ入力に思った以上に時間を要し、結果として遅れが生じたこと。そして、さらに給食センター調理場に虫や土ぼこりの侵入があり、5月中に対応はできましたが対応確認に時間を要したことなど、3つの要因が開始予定直前の5月に集中して明らかとなり、開始延期の決断をさせていただきました。それぞれの対応内容につきましては、1つ目の備品、調理器具の不足につきましては、昨年10月の受託事業者のプロポーザル選考決定以来、事業者と順次打ち合わせを行い準備を進めてきたところでしたが、準備期間の前半は要員確保に向けた打ち合わせが中心となっており、後半に入りまして何とか要員確保を得て、4月中は社員教育に時間が費やされ、開設に向けた現場での確認等が実質的には4月後半になっていたこと。そして、現場トレーニングを得て備品、調理用消耗品の不足が明らかになってきたのが5月に入ってからとなってしまいました。不足品等につきましては、学校栄養教諭の確認を得て対応することとしましたが、備品につきましては、受注生産品も多かったため納品に時間を要するものもあり、5月末から6月上旬にかけて順次そろえてきたところであります。2つ目の給食システムの導入ですが、学校栄養教諭の配置が4月に行われましたが、給食システムの選定協議を経て、4月中旬に北海道学校給食会のシステムを導入させていただきました。その後、地域の食材の活用などの対応をとるため、基礎データの入力作業を行ってきましたが、新規立ち上げシステムのため時間を要し、結果として、全ての出発点となる6月分献立表のでき上がりが5月中旬となりました。3つ目の調理場の問題ですが、穂別給食センターにおいて、5月12日に虫の侵入、鵡川給食センターにおいては18日に土ぼこりの侵入が報告され、それぞれ技術部門を通じて設計・施工業者に対応を依頼し、状況確認後、5月28日までに現場対応を行って解決を図っております。以上が主な延期となった原因と対応内容となっておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 1番 山崎満敬

ただいまの説明、委員会等でお聞きしたより大変詳しく説明していただきましたので、延期の判断については賢明な判断でなかろうかと思います。ですがしかしながら、当初は、もともと8月の夏休み明けの開始というふうに進んでいたのが、6月開始できるということになりました。これも委員会である程度説明を受けましたが、このことについても、今思えば、もともとこれが前倒しし過ぎて、ちょっと今回の勇み足というか、原因が出たのを解決する時間がなかったということにもつながっているんではないかと思います。そこで、改めてこの6月1日に早めたということについてを再度伺いたいのと、さらには、6月30日の開始に向けて現在準備を進めているかと思います。先ほどの説明でもありましたように、安心・安全な食を提供するために、また、おいしい食を提供するために、今度は失敗が許されません。本当に自信を持って開始をできるのか、改めてお伺いします。

答弁 教育長 長谷川孝雄

当初のスケジュール会議ではどうだったのかという議員の指摘でございますが、4月1日までにスタッフの確保をして、6月中は基礎教育、訓練期間、5月の1カ月間で実務トレーニングを得て、6月1日から実施は可能だということの判断の上で、6月1日という形に進めてきたところであります。しかしながら、全体として日程等も含めまして遅れたことによる今回の延期という形になりました。現在、全てのスケジュールについて会議をし、週1回の定期会議等も進めております。そういった部分で、実務作業上も、そしてトレーニングも今進めている最中であります。そういったことで、6月30日の給食提供開始日については問題がないものと判断しております。以上です。

質問 1番 山崎満敬

やはりもともとの予定が甘かったということがあろうかと思いますが、ここで少し細かなことを確認させていただきますが、安心・安全のための細かなことですが、給食の配送時間ですが、鵡川小学校と穂別小学校には給食センターが併設しているわけですが、宮戸小学校と鵡川中学校、穂別中学校には給食を配送しなければなりませんが、御存じのこととは思いますが、学校給食においては、責任者を定めて、これは学校の校長になるかと思いますが、児童生徒の摂食開始時間の30分前までに検食を行うとされています。また、検査用保存食として、大量調理施設衛生管理マニュアルによれば、原材料及び調理済み食品を食品ごとに50gずつ清潔な容器に入れ、摂氏マイナス20度以下の状態で2週間以上保管することとされています。さらには、原材料は購入した状態のまま、特に洗浄、殺菌を行わず保存することとされています。配送時間と責任者による検食ということと検査用保存食について、どのように行われるのか確認をさせていただきたいと思います。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

今の御質問についてお答えをさせていただきたいと思います。今、議員がおっしゃったとおり、30分前までに実際に給食をする施設、学校まで食事を届けまして、主に校長先生になりますけれども、校長先生がいらっしゃらない場合もありますから、そういった場合も含めて検食を必ず実施することになっております。その時点で異変がないかとかそういったものを確認して、その後、30分後に児童生徒さんが食事をするというような流れになっておりまして、それに基づきまして、それぞれ鵡川給食センターと穂別給食センターからの配送ルート時間を設定して、それぞれ対応するようになっております。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

あともう一つ、保存食の部分です。保存食の部分については、各給食センターのほうでそれぞれ毎日つくったものの検体といいますか、そういったものを冷蔵庫で保存するような形になってございます。

質問 1番 山崎満敬

今お聞きしたことは学校給食の危機管理ということの一部と思いますが、アレルギー食など細かなことがたくさんありますけれども、学校給食を開始してから、実際に調理委託している業者や給食責任者との間で、先ほどは週1回会議を持っているということですが、実際に調理が始まってからは、安心・安全な給食の提供のために、業者も含めた中で毎日のように話し合いが必要かと思いますが、行政側としても今後任せるだけでなく、危機管理体制をどのようにとり、担当する人員も含め学校給食を進めていくのかお伺いしたいと思います。

答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)

学校給食を進めるに当たりまして、いろんなマニュアルを定めてございます。異物混入マニュアルですとか、アレルギー対応マニュアルですとか、そういった部分で学校現場と、それから教育委員会と連携をしながら、もちろん調理業者もそうですけれども、連携をしながらそれぞれの対応について、リスク管理といいますか、危機管理をしていくというような方向で進めてございます。かなりの中心的な部分が、調理業者に関してはそれなりのノウハウを持っている業者さんで、その辺については十分社員教育も行っております。あと教育委員会と学校栄養教諭の関係でその辺の連絡調整というか、そういったものを万全にとるような形ということで、今は導入に向けて週1回程度の打ち合わせをしながら進めてございます。

質問 1番 山崎満敬

学校給食が始まってからは、いろんなこと、ミスが1年間はまず許されない。いろんな話題にのらないという、順調に進むことを望むんですが、そのためにも、できれば鵡川地区、穂別地区も業者の人間が一人張りつくぐらいの気持ちで危機管理に当たっていただきたいと思います。それで、行政として気の緩みが先ほど言ったようにあったわけではないと思いますが、結果的に学校給食の開始が二転三転は少なからずはしたと思われます。そこで、町長と教育長に考えをお伺いしたいと思います。決して責任がないとは申しませんが、そういうことを踏まえての二人のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

今回の延期の件についての責任の所在というのでしょうか、そういうことをお聞きなのかなと思います。今回につきましては、教育給食開始への準備不足といった要から、延期の措置は事故の未然防止というふうに受けとめていただきたいかと思います。そのことからも、今回の事案というのを通しながら、あくまで責任所在の明確化、この目的というのは、行政として果たすべき役割として原因究明、さらには再発防止、ここを徹底を図ることと捉えているところでもございます。そのためにも、今回の課題対応、体制強化というこれからに向けての強化というのを図りながら、先ほどから、あるいは行政報告でも触れておりますように、子どもたちが待ち望んでいる安全・安心の給食の実施というのを最優先ということを捉えながら、一日も早い開始に、そして円滑に学校給食を提供していくことが、私の果たさなければならない役割、責任と捉えているところでございます。

答弁 教育長 長谷川孝雄

むかわ町の教育委員会の教育長といたしましても、今回の遅延に関しましては、打ち合わせのあり方、タイムスケジュールの管理、機材・器具等の確認など、もっと綿密に連携調整していればと私自身深く反省するところであります。これからにつきましては、先ほど申し上げたとおり、毎週1回の関係者会議の開催、組織体制の見直し、事務分掌の調整を図りながら保護者への適宜適切な給食情報を提供しながら、6月30日の提供開始に向けまして万全に体制を整えることが私の責任だと考えておりますので、御理解のほうをよろしくお願いします。以上です。

質問 1番 山崎満敬

子どもたちの喜ぶ顔、私も給食を勧めてきた立場として、笑顔でおいしかったという顔をぜひ見たいので、30日の開始にはぜひ気張っていただきたい。安心・安全を含めた中で開始していただきたいと思います。

出典:むかわ町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる