妹背牛町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日
地域事業者の持続的発展について
2017年3月10日、妹背牛町議会の一般質問で、赤藤敏仁議員が「地域事業者の持続的発展について」質問し、企画振興課長 三山弘、町長 寺崎一郎が答弁しました。
- 質問者
- 赤藤敏仁 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 三山弘、町長 寺崎一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 赤藤敏仁
(登壇) 通告に従い、一般質問させていただきます。1つ目の質問ですけれども、地域事業者の持続的発展についてであります。小規模企業振興条例の制定と支援の充実について。人口の減少、高齢化、競争の激化、地域経済が低迷する中で、小規模事業者の持続的発展を原則とした小規模企業振興基本法が平成26年6月に施行されました。本町においてもかつて1万人近くいた人口も、今年の広報もせうし2月号には振り袖やスーツ姿でピースをし、新成人の仲間入りをいたしました21名と町長、議長、教育長写っている写真の下に町のデータ、人口3,110人、掲載されておりました。この表紙を見たときに、町の将来を改めて考えなくてはならないと感じたことは言うまでもありません。この写真の若い人たちのほとんどが他町で働き、また学校に通い、資格を取得し、他町で就職を目指しています。頑張ってほしい、応援したいと思いますが、何人かでも残って町の発展に力をと思いますけれども、就職先がほとんどない状況では仕方ないことだと思います。平成29年度町政執行方針の商工業の振興について、地域内消費の向上対策が重要であると書かれておりますけれども、町においては定住促進事業における商工会商品券の活用、住宅等環境整備支援事業、買い物おもてなし助成事業、モスピーカードの贈呈支援事業、また各種イベント事業の開催による地域経済の振興に努められ、町の小規模事業者への取り組みを理解しているところであります。これまで取り組まれてきた事業を総合的、計画的に推進していく上で、小規模企業振興条例の制定と支援の充実について、1つ、今後の考え方と事業者支援策の充実について、町の考えを伺いたいと思います。2つ、小規模企業振興条例の制定について、町の考えを伺いたいと思います。2つ目の質問ですけれども、地域事業者の地域受注機会の拡大についてでありますけれども、地域事業者の雇用促進についてでありますが、町内の事業者は妹背牛町内、隣町という狭い商業圏の中で活動しているところが多く、人口の減少、高齢化や経済の低迷などの問題に直面しながら経営しています。多くの事業者は規模の拡大を目的として経営しているのではなく、地域の雇用や住民生活の維持のため地域の人と触れ合いながら仕事をしているのが現状であります。厳しい経済環境の中、必死に仕事に取り組んでいるところです。町においては、工事の発注、物品及び役務の調達等の契約については自治法や条例の規定に基づき公正な競争性を確保しつつ、受注機会の増大に努力されていると思いますが、少しでも地元の雇用につながるのであれば妹背牛町施設管理事務組合や随意契約範囲内で区分発注等検討いただきまして、地域事業者に受注機会の増大に努めていただきたい。また、必要と考えますけれども、町の考えをお伺いしたいと思います。以上、再質問を留保して終わります。
答弁 企画振興課長 三山弘(企画振興課長は2017年3月まで)
それでは、私のほうから初めに地域事業者の持続的発展についてということでご答弁をいたします。小規模企業振興基本法は、平成26年6月に制定され、人口減少、高齢化、グローバル化の中での地域の雇用を支え、地域に必要な商品、サービスを提供する小規模企業に光を当てるもので、国が小規模企業の施策について5年間の基本計画を定め、小規模企業者による多様な需要に応じた商品の販売、新規事業の展開、経営資源の有効活用、人材の育成、地域活性化などに資する事業活動の推進を基本としており、これらに基づく小規模事業の振興対策を講じるものでございます。地方公共団体は、小規模企業の振興に関し、国及び道との適切な役割分担を踏まえて施策を制定し、実施する責務を有することと規定されております。道は平成28年4月に制定しており、町といたしましては現在のところ条例を制定しておりませんが、これまでも議員ご指摘の事業、商店の活性化、商工振興につきましては数々のご支援を推進しているところでございます。本町においては、中小企業がほとんどでございまして、小規模事業者であり、基本法では小規模企業対策の一層の推進を図るため、小規模企業の持続的発展や小規模企業対策に関する基本計画の制定を盛り込んだ条例化を進めようとしております。現在商工会では、経営発達支援計画を策定し、国の認可申請中であり、今後小規模企業振興条例の制定に向けた検討を進めるとともに、商工会をはじめ関係機関と連携し、現在行っている事業を継続、また新たなもの、小規模企業への支援充実を図るとともに、商店経営の改善や雇用の拡大など地域経済の活性化に推進すべき支援を講じてまいりますので、ご理解をお願いし、答弁といたします。続きまして、2番目でございますが、本町の商工業は地方の人口減少や景気の低迷から工事関係の受注が少なくなり、正社員、技術者の確保が難しく、受注ができないなど深刻な状況でございますが、企業努力され、対応されていることを聞いております。建築、土木工事につきましては、各種工事による妹背牛町入札参加資格審査申請により格付をし、工事ごとに妹背牛町競争入札参加者審査委員会により審査基準により指名し、入札の執行となっております。各町内会のLEDの防犯等などの設置につきましては、地元での工事の協力もいただいております。特に食料品などを扱う商店は大型店、コンビニ店、移動販売などの影響が大きい中、特売日の設定、ポイントカード、満点特典などで努力されております。町といたしましては、定住、移住支援、人口減少対策支援など商工会の商品券での助成などを行ってきております。今後とも商工会で実施しております事業の助成と各施策の助成を継続するとともに、町の各施設での修繕、物品購入、役務など町内業者で行っているものにつきましては財務規則に基づきまして今後も継続してまいりますので、ご理解をお願いし、答弁といたします。
質問 8番 赤藤敏仁
1つ目の地域事業者の持続的発展についてでありますけれども、私ごとではありますけれども、各町の商工会関係者とお話しする機会がふえて、その話の中でどうして商店街が衰退していくのかという話題の中で、多くの方々が大型スーパーとコンビニは今始まったことではない。大きな理由の一つに、ちょっと固有名詞を出せばわかりやすいのですけれども、なかなか言えないので、1つは大手組合による定期配送システム、大手宅配業者による冷蔵、冷凍宅配システム、インターネットによる通信販売という意見が多く、その対策を考えていかねばならないと思っております。どこのことを言っているのかといいますと、シロクマのマークと猫のマークでしょうか。この2つに大きく流れている。離島でも来るという、シロクマのマークが来ているということで、猫のマークのほうは今人手不足と人件費の未払い等で大変なことになっていますけれども、今後注目したいと思いますけれども、対策についてですが、そんな中、町の施策として住宅環境整備助成事業の商工会商品券の活用、またモスピーカードのポイント贈呈支援事業、大変有効であると考えられます。また、これから75歳以上の高齢者ドライバーの運転免許の自主返納がふえると考えることや、閉じこもり、ひきこもりにならないように、わかち愛もせうし広場を活用した新しい生きがいづくりの場への活用に大変有効であると考えます。宅配は楽ではありますけれども、もっと商店街に来ていただく、町内で消費していただく、そのことが少しずつではありますけれども、地域経済の発展と地域雇用につながると考えられます。町長の考えを伺いたいと思います。小規模企業振興条例の件ですが、小規模企業振興基本法が施行され、道は平成28年4月より北海道小規模企業振興条例を施行され、道内151市町村において36の市町村が制定されている状態であります。この条例は、先ほど課長からも説明ありましたけれども、小規模事業者の施策の総合的かつ計画的な基本計画や基本的施策、市町村の責務、事業者の役割、商工会の役割、町民の理解と協力や施策の検証、公表を基本とする条例ですが、道内の4分の1程度の自治体が制定され、空知管内では岩見沢市と浦臼町が制定されているだけで、今後充分研究しながら条例制定に向けて取り組んでいただきたいと思います。町長の考えを伺いたいと思います。地域内事業者の受注拡大については、また私ごとで申しわけないのですけれども、他町での仕事を受注いただくには大変で、地元の業者にも配慮しながら、できるだけ地元のもの、資材、宿などを使うようにしています。それでも嫌がらせを受けたり、その分経費もかかります。努力しているのは皆さん当たり前ですけれども、住宅環境整備助成事業のように地元業者が仕事の少ない時期に受注予定が立つ、また商品券で商店街の活性化にもつながる、大変すばらしいことだと思います。本町の住宅戸数はおよそ1,000件として、全体の5%が何かしらリフォーム、建てかえなど検討していると言われています。そのとおり例年応募者が50件前後、工事見積額が5,000万前後、そのうち当選者が40%前後、全員に当たればよいと思いますけれども、他町では全員に当たるところもありますけれども、多くのところは定住対策として、また金額も大きいのですけれども、1度きりのところが大半であります。妹背牛町の場合、当たっても2年を経過すればまた申し込めるようになっております。再三申し込んでも当選しない方、当選しなければ次回まで待つ方、抽せんで最後の端数により当選者が絞られる等々若干問題もありますけれども、助成額の増大も必要ですけれども、ぜひ継続していただきたいと思います。助成について商店の延命措置だとか、ばらまきだとかいう人がいます。しかし、商工会会員数が100件を割れば、局長の北海道商工会連合会からの助成が打ち切られます。もちろん商工会活動に制限も出る。また、役場より出向を頼めば今よりもっと助成が必要になります。また、生鮮食品店がなくなれば何億もかけて新店舗をつくらなければならなくなる。このことは現実で隣町で起こっている事実です。商店の中でも広域で活動するところがふえています。建設業でもいろんな業種が少なくなってきていますが、専門職に絞り広域で受注しているところがふえています。人口が3分の1に減っているのですけれども、店舗の売り上げが横ばいであるなら、これはもう発展していると同じことであると考えられます。そのような店の後継者が、また農業の後継者たちが青年部の活動を通して地域内問題にかかわりながら、やがてその地域の人、それなりのなるほどの人となっていくわけであります。人材は湧いてくるわけではありません。今力をつけられれば、これからの展開に希望が持てます。受注機会の拡大について、地元の業者があるのであれば町内業者の持続的発展のためにも雇用促進のためにもぜひ検討していただきたいと思います。町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
まず、条例について答弁をしたいと思います。小規模企業振興条例についての質問でありますが、道内各自治体におきまして中小企業の振興を重要施策と位置づけ、住民、企業及び自治体の役割や責務を明確にし、一体となって地域経済の活性化を推進していくことを基本とした小規模企業振興条例を制定する動きがあります。本町におきましても現在行っている事業を継続するとともに、小規模企業振興条例を通して経済の活性化と元気なまちづくりを目指し、地域の経済団体などが積極的に参画できるように取り進めていくことが大切であり、生きた条例になるものと考えており、条例制定後の実効性も生まれてくるのではないかと考えておりまして、今後商工会とともに協議しながら制定化に向けて進めていきたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思いますし、またおもてなしタクシー事業ということで、昨年の12月に商工会さんのほうから新年度の予算の要望ということで、何とかおもてなし買い物支援を増額ということで平成29年度の予算案に増額計上しておりますので、どうか議員の皆様のご理解を賜りたいと思いますし、今後とも商工会に対しましてもできる限りの支援をしていきたいというふうに考えておりますし、タクシー事業につきましても今は商工会だけですけれども、今後役場に来る用事とか、そういう面も進めていかなければならないのかなと考えておりますので、その辺もまたこれから協議をしていきたいと考えております。また、2番目のこれにつきましては、リフォーム支援事業につきましては私が町長になって2年目の12月の予算要望で当時の商工会の三役さんが来られて、町長、ぜひ商店街のために現金でなくて商品券を発行してくれという、私も本当にそれはいい意見だと思って現在に続いておりますし、今後も続けていきたいというふうに考えております。また、リフォームの当選率が40%ということで、今回商工会からもこの案につきましても増額の要望がありましたが、ちょっと厳しい財政情勢を考えて今回は見送ったわけですけれども、今後また町民の要望を聞きながら、ふえるのであればまた増額をしたいと思いますし、今回はスノーフェスティバル、今まではJAの青年部単独でしたけれども、今回からは商工会青年部も合同で青年部、そして農協のフレッシュミズと3団体で行っていることは、本当にこれから画期的なことかな、もちろん青年部の数が減っていますけれども、そういうふうにできるところは青年部、女性部で合同でやる機会もこれからいいのかなというふうに考えているところでございます。また、町発注の建設工事などは、できる限り地元の施工業者の受注機会が確保されるよう今後鋭意努力していきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。