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紋別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月5日

(1)空き家対策について/(2)紋別葬苑の管理及び整備について/(3)市道の整備計画について/(4)紋別市職員について

2022年9月5日、紋別市議会の一般質問で、保村幸二議員が「空き家対策について」「紋別葬苑の管理及び整備について」「市道の整備計画について」「紋別市職員について」について質問し、市長 宮川良一、土木課長 谷口隆行、副市長 鈴木英樹が答弁しました。

質問者
保村幸二 議員
答弁者
市長 宮川良一、土木課長 谷口隆行、副市長 鈴木英樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 保村幸二

私は、市民の声の一員として、さきの質問通告に従い、以下、質問をいたします。初めに、空き家対策についてお尋ねいたします。人口減少等に伴う空き家対策につきましては全国的な課題であり、かつ、早期に対応方針を決定し、長期的な視点を持って対策を講じなければならない問題であると認識しております。平成27年に空家等対策の推進に関する特別措置法が整備、施行され、この法律に追随した形で各自治体において空家等対策計画を策定しているものの、財政面、そして、運用面を見てもまだまだ難しい点を抱えているのではないかと感じております。2019年4月に総務省が発表した2018年10月1日時点の住宅・土地統計調査では、全国の空き家数は846万戸に上り、これら放置された空き家に苦慮している市町村は多く、倒壊等のおそれや衛生上の観点から早期の対策が急務となっていることが浮き彫りとなっております。なお、この調査による空き家には、廃屋や空家特措法に基づく倒壊などのおそれがある特定空家は含まれないということですから、その数の多さに驚かされるところであります。以上を踏まえ、以下、質問をいたします。1点目に、紋別市の現在の空き家数と特定空家と位置づける家屋は何棟存在するのか、お聞きいたします。2点目に、今定例会の補正予算の中に市内の老朽テナントビルの解体に向けた提案が含まれておりますが、この提案を含め、今後、行政代執行等を精力的に進めていく方針であるのか、お尋ねいたします。次に、紋別葬苑の管理及び整備についてです。紋別葬苑、いわゆる火葬場に関してお聞きいたします。この火葬場は、昭和52年の供用開始で、建設後40年以上を経過しており、私たち市民にとってなくてはならない必要不可欠な施設であることは言うまでもありません。毎年、市から示される予算書を見ますと、紋別葬苑整備事業として火葬炉の更新をはじめとした施設の長寿命化を図るための予算が確保されております。ただし、私は、設備はともかく、施設そのもの、軀体自体についての検討も必要な時期に来ているのではないかと考えております。以上を踏まえ、以下、お尋ねいたします。1点目ですが、市民の方より、火葬場の雑草がひど過ぎる、高齢者に対して玄関には手すりが必要だなどと様々な意見をお聞きしております。確認しますと、車椅子の設置はあるものの、つえを持った高齢者などが歩きづらいなど、火葬場の利用の際、不便と感じている利用者が数多くいらっしゃいました。高齢者、そして、障害を有する方が安心して円滑に利用できるよう、また、施設の特性を踏まえ、景観や衛生面に配慮するなど、これら改善を求める市民の声に応えなければならないと考えますが、本市のお考えをお聞かせください。2点目ですが、先ほど申したとおり、紋別葬苑は市民に不可欠な施設であります。設備のメンテナンスなどで現在利用されているものの、老朽化が著しいことは誰もが感じていることではないでしょうか。施設の建て替えに関わる検討を含め、今後の整備方針をお聞かせ願います。3番目の質問になります。市道の整備計画についてでございます。私は、このたびの市議会議員選挙において、市内の幹線道路のみならず、枝道などを回らせていただきました。昔とは違い、舗装道路が増え、車社会にも適応した道路整備が進んでいるものと感じるとともに、同じ市議会議員であります橘議員が精力的に政策提案してくれております防雪道路などの大動脈網、ネットワーク網の整備進捗に道路が有する重要性を改めて実感したところであります。一方、傷んだ道路や路肩のほか、幅員が狭いところ、ガードレールが必要な箇所などを数多く見かけ、交通基盤として道路整備を積極的に進めていかなければならないとも痛感したところであります。以上を踏まえ、以下、お尋ねいたします。1点目に、市民の方が毎日利用する、そして、日常生活を営む上で非常に重要な生活道路、生活路線に対する現状の整備方針をお知らせ願います。2点目に、中長期的視点から今後の生活道路に対する整備計画についてお聞かせ願います。4番目の質問であります。紋別市職員についてであります。市役所を辞める職員が多いといった話を最近多く耳にいたします。一方、一部の自治体では、人口減少等に伴い、市の職員も減らすべきという乱暴な議論がなされていることも承知しております。しかしながら、全国の公務員の8割を占めると言われる地方公務員、中でも市民の方と密接な関わりがある市職員は、地域住民の行政窓口として、さらに、基礎的な行政サービスを担う存在として不可欠なものであります。この住民の暮らしや福祉に直結するサービス業務を行う職員が定年退職を待たずして早期に退職するという状況を非常に危惧しているところであります。ほかの業種を含め、早期退職の理由には、給与への不満や業務上のストレス、労働時間など、様々な要因があると言われております。また、早期退職への対応策として、職場でのコミュニケーション、採用段階におけるミスマッチの解消、やりがいを見いださせることが必要などと言われ、就職に対する価値観の変化や多様化に対応しなければならない時代になっているのだろうと感じております。紋別市の人事異動を見ても、他の自治体同様に3年から4年に1回ほどのスパンで実施されており、この人事異動により様々な部署を経験できるといった利点があると同時に、やっと仕事を覚えたという時期に異動になるのは嫌だと考える人もいるのではないでしょうか。また、市職員になる前に抱いていたイメージと実情との乖離にやりがいを感じないという職員や、個々の特性、性格から、窓口や住民対応が苦手など、早期退職に様々な理由があると思います。以上を踏まえ、以下、お尋ねいたします。1点目として、昨今、市役所を辞める職員が後を絶ちませんが、形式的な内容ではなく、実情としての辞める理由を把握しているのでしょうか、お尋ねいたします。2点目として、最近の傾向として、若者の早期退職のみならず、定年退職を間近に控えた中堅職の退職も耳にしますが、地方公務員としての経験を重ね、次代の職員を育成すべき管理職の退職に対する市の見解と対応策についてお尋ねいたします。以上で質問を終わりますが、再質問は留保いたします。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、保村議員のご質問にお答えいたします。初めに、空き家対策についてであります。1点目の現在の空き家数と特定空家の存在についてでありますが、空き家数は、令和3年度末時点で1,009棟となっております。現在認定している特定空家はありませんが、現地調査などを進め、適切に認定してまいりたいと考えております。2点目の行政代執行の方針についてでありますが、空き家等は、本来、その所有者が適正な管理や除却を行うべきものであります。しかしながら、地域住民に危険が切迫する場合や生活環境に深刻な影響を及ぼしている場合などは、紋別市空家等対策協議会の意見を踏まえ、総合的に勘案し、やむを得ないと判断した場合は行政代執行等を行わなければならないと考えております。次に、紋別葬苑の管理及び整備についてであります。1点目の紋別葬苑の景観や衛生面の改善についてでありますが、紋別葬苑の草刈り業務は、今年度から受託業者が、月1回、定期的に実施していることから、苦情については解決されております。玄関前の階段の手すりにつきましては、高齢者や障害のある方も、安心・安全に利用できるよう設置してまいります。2点目の施設の建て替えを含めた今後の整備方針についてでありますが、昭和52年の供用開始から45年を経過し、建物や設備の老朽化が進んでいるため、整備の手法に関し、現状の施設の改修か建て替えかについての協議を進めているところであります。次に、市道の整備計画についてであります。1点目の市道の整備方針についてでありますが、本市の市道は、これまでに車両の走行性確保を主たる目的に道路の簡易舗装を行い、市街地を中心とする生活路線の舗装化をほぼ終えているところであります。その後、舗装化を終えた路線における凍上や経年による劣化などに対し、日常的に行っている維持補修や舗装、路盤及び排水施設の機能向上を目的とした2次改修工事を進めることで対応しておりますが、加えて、近年は、幹線道路の舗装修繕工事、道路照明などの附帯施設の更新にも注力することで老朽化が進む各種の道路施設をバランスよく整備することに努めているところであります。2点目の中長期的観点からの市道に対する整備計画についてでありますが、さきに述べました道路の老朽化へ恒久的に対応するため、起債、補助事業などといった長期的に安定した財源確保の基となる過疎地域持続的発展市町村計画、公共施設等適正管理推進事業債などによって進めるとともに、今後の日常点検なども適宜加味し、利用される方が安全で快適に通行できる優しい道づくりに努めてまいります。次に、紋別市職員についてであります。1点目の職員が辞める理由を把握しているかについてでありますが、職員が中途退職する理由として、近年は、民間企業や他の官公庁への再就職のほか、結婚、家庭の事情など、それぞれに様々な事情があり、退職することとなったと聞いております。2点目の管理職の退職に関する見解と対応についてでありますが、現在、日本社会では終身雇用にとらわれない働き方が浸透しつつあり、公務員も例外ではない風潮にあります。そのため、管理職であっても、新たなキャリアを選択するため、退職するという決断をすることはやむを得ないものと考えております。今後も、職員採用試験を実施するなど、職員の新陳代謝を図りながら、人材確保に努めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)

再質問 4番 保村幸二

2点ほど質問がありますので、再質問させていただきます。紋別市の市道というか、枝線の整備についてですが、これを本当に全部やるとすれば、実際のところ、何年ぐらいかかるのでしょうか。アバウトで構いません。

答弁 土木課長 谷口隆行

市道整備に関するご質問についてです。我々の持っている市道は幹線と生活道路がありますが、生活道路の事業で市道改修を行っているものとしては、全体でおおよそ50キロメートルの計画を平成11年から持っております。その整備を終え、残りがおよそ21キロメートルとなっておりますので、例年の市道整備のペースでいくと、計画を終了するまでに20年から30年程度かかることとなります。

答弁 副市長 鈴木英樹(副市長は2023年6月まで)

私から補足させていただきたいと思います。市道整備につきましては、今、土木課長から、50キロメートル程度、整備しなければならない路線があるというお話がありましたけれども、通常の舗装の耐用年数としては10年と言われてございます。これは、当然、通行頻度、あるいは、凍結状況、さらには、地域事情によって変わってくるところがあるのですが、基本的には、整備が終わった後、10年、20年と、その状態で使用されることになります。また、維持補修として少し大きめの改修をしなければならないということもございますが、整備が終わったとしても、そのサイクルで補修を続けていかなければならないということについてご理解をいただければと思います。

再質問 4番 保村幸二

最後の再質問になります。紋別市職員についてです。私の主観というか、感じ方が悪いのかどうかは分かりませんが、今、皆さんの職場が非常に暗い雰囲気なのです。極端に言うと、笑い声一つ聞こえない、本当に静かな職場だなと感じています。私は議員を4年やっていますけれども、そう思っております。これから、新庁舎の建設に向け、職場も一新します。数年後の話ですけれども、そうなっても、辞めた方は補充していかなければならないと思います。でも、係長・課長・部長クラスの皆さんが定年退職した後、そういう人材が本当にいるのかなと心配をしているのです。要は税金といいますか、市民の負託を受け、きちんとやっていくことが本当にできるのかが本当に心配だということを今日は言いたかったのです。最後に、申し訳ないのですが、宮川市長から何かご答弁をいただければと思います。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

今、働き方改革という言葉が出ていますけれども、これは、労働時間を短くするということではなく、その職場の中でどう働きやすくするかです。今までやってきた業務を整理し、アウトソーシングできるものは出し、合理的に仕事をしていくということかと思っております。特に、福祉や教育もそうですけれども、非常に専門的な知識が必要なものが多くなってきているので、そうしたものは、従来の採用の仕方ではなく、福祉は福祉の専門という感じで採用する時代になってきているのかなと思います。ですから、採用形態も考えながら、その職場に希望の持てるように、今、保村議員がおっしゃられましたけれども、明るい職場にしていきたいと考えております。そのためには、トップダウンではなく、今働いている方でどう変えていきたいかを話し合える場をつくることが大切だと思います。ご心配については十分承知をさせていただいておりますので、そういう取組も含めてさせていただきたいと思います。

再質問 4番 保村幸二

庁舎内の職員が足りないというのは何となく気づいていて、自分の主観では、先ほども言いましたけれども、例えば、1階の窓口にしても本当に大変そうだなと思っているのです。市長が言われたとおり、一日でも早く職場改善をしていただきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

出典:紋別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月5日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる