紋別市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日
(1)「紋別市総合計画」と「紋別市総合戦略」における人口減少対策について/(2)空き家の対策について/(3)小・中学校における「特別の教科道徳」について/(4)外国語教育について
2017年12月11日、紋別市議会の一般質問で、石田久就議員が「「紋別市総合計画」と「紋別市総合戦略」における人口減少対策について」「空き家の対策について」「小・中学校における「特別の教科道徳」について」「外国語教育について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、市長政策室参事 菅原雅志、市長政策室参事 川代悦矢、学務課長 小林昌史が答弁しました。
- 質問者
- 石田久就 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、市長政策室参事 菅原雅志、市長政策室参事 川代悦矢、学務課長 小林昌史
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質問 12番 石田久就
私は市政会の一員として、さきの通告の順に従い質問させていただきます。初めに、紋別市総合計画と紋別市総合戦略における人口減少についてですが、この人口減少問題への対応は非常に重要であり、一部の大都市圏を除く多くの自治体が抱える共通の課題であることは言うまでもありません。10月6日付の新聞記事にもありましたが、北見市の人口は2006年3月に周辺3町と合併したことで江別市との人口の順位が逆転していたものが、本年9月末現在の住民基本台帳に基づく人口で道内9位であった江別市が8位の北見市を上回り、11年ぶりに再逆転となったとの報道でありました。また、その理由として、北見市、江別市ともに人口は減少傾向でありながら、江別市では昨年度に設けた子育て世帯向けの住宅取得支援制度などにより、2016年は9年ぶりに転入者数が転出者数を上回る社会増となり、人口流出に歯どめをかけたとのことでありました。このことは、江別市の子育て世帯向けの住宅取得支援制度の実施によるものだけではなく、その解消のために地域が有する特徴を生かしたさまざまな対策による総合的な結果であるものと推察されます。このように、人口減少に対する危機感を持つ各自治体は、魅力あふれる地域創生を図っていくことが重要であり、人口が確保されることによって生産活動と消費活動が営まれ、初めて地域活性化に結びつくのではないかと考えます。そこで、何点かお尋ねいたします。1点目に、紋別市においてはさきの新聞報道の中で、地域づくりの基本となる紋別市総合計画の策定を今後は行わないとの記事が掲載されており、その理由として、2年前に策定した紋別市総合戦略をよりどころにしていくという内容でありました。しかしながら、もともとこの総合戦略の位置づけは、第5次紋別市総合計画の個別計画として人口減少対策、地域経済活性化施策を総合的、計画的に進めていくための方向を明らかにするとなっております。そうした場合、上位計画に当たる総合計画は今後どのような形となるのか。2点目に、当市の人口減少について、自然増減、社会増減を含めた現状認識と、他の自治体と比較して当市はどのような特徴があるのか。3点目に、平成27年に紋別市総合戦略を策定し、人口減少への歯どめをかけ、当面の人口減少に適応していく方策としてこれまでどのような施策を実施してきたのか。4点目に、総合戦略に掲げた各項目に関しては、重要業績評価指標、いわゆるKPIを毎年度検証し、その有効性などを分析されていると思いますが、このKPIを踏まえ、人口減少対策に係る施策を講じてきたことでどのような効果が見られているのかお尋ねします。次に、空き家対策についてですが、この質問に関しては、平成28年第3回定例会で空き家対策及び空き家除却補助制度について質問させていただきましたが、その後の対応と移住・定住、住み替え支援について何点かお尋ねいたします。1点目に、平成28年度に実施した当市の空き家実態調査で、老朽度合いにより判断基準を4段階に分類し判定するとのことでありましたが、この調査の最終結果はどのようになったのか。2点目に、平成28年度の一般質問の答弁において、実態調査終了後に空き家対策に関する計画策定を行い、あわせて空家等対策特別措置法の趣旨を踏まえ、適切な管理を即したいとのことでありましたが、当該計画策定の内容と特定空家の指定と適切な管理としてどのようなことを行ったのか。また、専任担当者の配置を検討する時期に来ているので内部議論を深めるとの答弁でしたが、その後どのようになったのか。3点目に、空き家除却補助制度については、当初予算額1,000万円、除却に係る工事見積額の10分の8で100万円の上限の補助となっておりますが、創設年度以降、制度の周知等により毎年度件数が増え、今年度は国費追加要望を行い、追加補正予算で対応し、14件になる見込みと伺っております。今後はさらに応募が増えることが予想されますが、この除却補助の新年度当初予算の増額の考えはないか。また、収入要件の350万円で補助対象外となる方は何人となっているのか。さらに、このような方に対する収入要件の段階的な制度拡充などの考えはないか。4点目に、北海道の空き家情報バンクについては北海道が運営しており、登録方法は空き家の所有者が制度内容や情報の公開、個人情報取扱いについて、同意を条件に北海道が正式に登録申請を行うこととなっており、その情報をもとに公開することとなっております。また、この利用者は空き家情報を閲覧し、仲介事業者または個人等の物件所有者の連絡先を情報提供する流れとなっており、現在、道内で437件が登録されております。しかしながら、この北海道の空き家情報バンクの紋別市の登録はゼロ件となっています。市内には、居住可能と思われる空き家等が多数あると思いますが、不動産業者による取り扱いのない物件が多数あると聞いております。一つの事例として、鷹栖町では、今年度から町外に転出される方を対象に空き家等対策計画で、移住・定住、住み替え支援として町民課において転出届を受理する際に、これまで居住していた住宅の利活用方針の確認を行い、データベースを構築し、空き家等の不動産の情報を積極的に収集、発信しているそうであります。この鷹栖町のようないろいろな手法による情報収集や、実態調査の中で居住可能と判断した住宅等を活用するなど、市外から当市へ転入を希望する方に対し、移住・定住、住み替え支援として空き家等の情報を提供する新たな仕組みづくりをすることができないものなのかお尋ねいたします。次に、小中学校における特別の教科道徳についてですが、全国的ないじめ、そしていじめによる自殺などを受け、政府は平成25年に特別の教科道徳を提言し、正式に小中学校で施行されることとなりました。しかし、一部では道徳教育はいじめ解消に資するものであると言われてはいますが、果たしていじめの原因は道徳の劣化によるものであるのかは疑問であります。その後、平成27年3月に小中学校の学校指導要領等が一部改正され、道徳の時間が特別の教科道徳として実施されることとなり、7月には学習指導要領解説、特別の教科道徳編も示され、小学校では平成30年、中学校では平成31年に全面実施となることを受け、平成27年から小中学校ともに移行期間となっています。平成28年7月22日の文部科学省、道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議の資料を見ると、道徳科の指導方法としては、単なる話し合いや読み物の登場人物の心情の読み取りに偏ることなく、道徳科の質的転換を図るためには、学校や児童生徒の実態に応じて問題解決的な学習など、質の高い多様な指導方法を展開することが必要とされています。確かに、評価のあり方は正しいと感じるものの、簡単に質的転換が可能か否か不安に感じるところであります。また、授業内容は従来からの講義形式ではなく、課題発見、その対処法の検討、成果として発表するといった、実践的活動によるアクティブ・ラーニングについては賛成できますが、それを評価する教師の指導力の向上や、教科化を推進することで子供たちに価値観を押しつけることによる個々の内面の自由が侵されるのではないか。加えて、道徳科に移行する上で専門の教員免許は必要ないとされているものの、原則的に学級担任が指導することとなっており、そうなると現場の教師の負担が増えるのではないかと考えます。市内小中学校での取り組みも変わると考えますことから、何点かについてお尋ねいたします。1点目に、市内の小学校で使用する検定道徳教科書はどのようなものでどのように決められたのか。また、平成30年を待たず、各学校の判断によって特別の教科道徳の実践を行えるとされていると思いますが、現在の市内の各学校の状況について。2点目に、特別の教科道徳の教科化の狙いはどのようなもので、今後、授業の内容は具体的にどのように変わるのか。3点目に、他の教科と異なり、特別の教科道徳の評価は数値で行うものではないとなっていますが、その場合、どのような評価が行われるのかお尋ねいたします。次に、外国語教育についてですが、学習指導要領の改訂に伴い、平成32年度から小学校の外国語活動を3、4年生に下げ、5、6年生の外国語を教科化する方向が打ち出されています。これらは、平成23年度より小学校において第5、6学年で外国語活動が必修化されたこと、また平成26年11月からは中央教育審議会において今後の学習指導要領等の改訂の方向性として外国語活動の実施学年の早期化や高学年の外国語活動の教科化が検討されたものによるものと推察されます。これら外国語教育については、児童の将来を考え、将来的にグローバル時代に対応した人材、能力づくりを進めることは大切なことであると考えます。しかしながら、文部科学省所管の教育に関する総合的な政策研究機関である国立教育政策研究所がまとめた小学校英語教育に関する調査研究によると、外国語へのなれ親しみやコミュニケーションへの積極性に成果が上がっているという結果が出ている反面、既に1割程度の児童が英語や外国語の授業に苦手意識を持っていること、外国語活動が歌やゲームだけで終わってしまい、児童が自分の立場で自分の考えや気持ちを指導者や友達と伝え合うコミュニケーションにまで至っていない可能性があると指摘されています。また、文部科学省は否定していますが、現状だけ見ると、小学校における英語の教科化は、中学校の英語教育を単純に前倒ししているように捉えられても仕方ないのではないかと思われます。さらに、小学校は学級担任制であり、教科担当制ではなく、中学や高校のように英語を専門的に学んだ教員が指導するのではなく、基本的に1人の担任が全教科を指導しなければならないことから、この外国語教育に関しては従前より教える側の教員の英語教育能力も課題として上げられています。英語の教科化は、目標として具体的な知識や技能を前提とするもので、これらが十分とは言えない教員による教育を強いることになるのではないかが危惧されます。そこで、何点かお尋ねいたします。1点目に、小学校5、6年生の外国語の教科化の狙いはどのようなもので、評価はどのように行われるのか。2点目に、英語を専門としない教員は任せられることを不安視していると思いますが、当市においてはどのような対応を考えているのか。また、外国語指導助手、いわゆるALTの活用は有効と言われていますが、これらを含め指導体制が変わっていくのか。3点目に、小学校で身につけた知識等を中学校でどのように引き出すのか。また、それを受け、小中学校の英語教育を高等学校の英語科指導にどのように生かしていくのかなど、これらをどのように考えているのかお尋ねいたします。以上で私の質問を終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。初めに、紋別市総合計画と紋別市総合戦略における人口減少対策についてであります。1点目の紋別市総合計画の今後につきましては、さきに加藤議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の紋別市における人口減少につきましては、過去10年における人口の推移を見ると、自然増減と社会増減、合わせて平均で約370人が減少しております。内訳として、自然減は約160人、社会減は約210人であります。紋別市総合戦略を策定した平成27年以降、近年の2年間平均では人口は約390人減少し、内訳として自然減が約210人、社会減は約180人であり、社会減が回復しているものの自然減が大きく進行しております。社会減の回復は、進学などによる若い年代の流出は引き続き多いものの、バイオマス発電所などの企業進出やUIターンなどによる転入、転出抑制が主な要因と考えており、一方、自然減につきましては、過去10年の平均出生数160人と比較し、近年は130人程度であることから出生数の減少が大きなものと考えております。道内35市における平成28年のデータを分析したところ、自然増減は千歳市を除く34市が減少、社会増減は札幌市と周辺自治体である千歳市、恵庭市、江別市、北広島市、石狩市のほか帯広市を除く28市が減少しており、北海道人口ビジョンにおいても分析されていましたが、近年も札幌市及び周辺自治体に人口が集まっている傾向があります。なお、北海道全体では、約7割の25市において社会増減より自然増減の減少数が大きく、本市の特徴と同様、死亡数が出生数を上回る現象が全道各地で進んでおります。3点目の紋別市総合戦略における人口減少対策と、4点目の重要業績評価指標の検証による人口減少対策の施策の効果につきましては、関連いたしますのであわせてお答えいたします。人口減少対策につきましては、定住人口対策を進めるとともに、地域経済に波及する交流人口の増加を目的とした事業の実施が重要な施策と考え、実施してまいりました。定住人口対策ではこれまで同様、継続した企業誘致活動の推進のほか、UIターン事業では資格取得助成など、事業の拡充や紋別高等養護学校卒業生などの定住を目指し、障害者就労支援対策として植物工場の建設事業などについて取り組んでまいりました。また、交流人口対策では、観光入込客数の増加を目指し、タイやベトナムなど東南アジアを中心とした外国人誘客プロモーション事業や、市内飲食店のデジタル案内サイト「まるごと紋別」の作成、避暑地化推進事業として大山山頂コテージやお試し暮らし用住宅の改修事業などについて実施してきたところであります。これらの効果につきましては、まだまだ継続した検証、分析のほか指標等の見直しの検討も必要と考えておりますが、企業進出や観光入込客数の増加など、一部の事業実績効果から着実に定住人口や交流人口の増加と地域経済の活性化に結びついているものと考えております。次に、空き家の対策についてであります。1点目の空き家実態調査の最終結果につきましては、調査対象空き家376棟に現地調査にて12棟を追加した388棟を空き家として目視点検し、老朽度や他施設への影響度の高いものからSランク120棟、Aランク15棟、修繕により居住可能なBランクは245棟、すぐに居住可能なCランクは8棟の4段階に分類したところであります。また、建物登記簿などの行政情報を利用した調査を行った結果、所有者や納税管理人を特定した建物は277棟、所有者が死亡や不明の建物は111棟であり、特定した所有者のうち市内居住者の割合は36.8%、市外63.2%であり、市外居住者の割合が多いことも把握できたところであります。同時に行ったアンケート調査の有効回答168件のうち、大半の所有者が空き家の管理に苦慮していること、除却や売却を検討していることから、今後も行政としてフォローアップが必要であると考えております。2点目の空き家等対策計画の策定内容と特定空家につきましては、空き家等対策計画策定は空家等対策の推進に関する特別措置法において市町村が定めることができ、外部の有識者を含む協議会を組織し、その策定及び変更並びに実施に関する協議を行うことができるとされております。特定空家の指定は、この協議会の議論を踏まえ指定するものとされており、現在、空き家等対策協議会設置条例案の作成作業、対策計画の素案づくりなど、協議会の立ち上げに向けて準備を進めているところであります。空き家の適切な管理は、建築基準法の措置命令、民法の規定に基づく相続財産管理人の申し立てを行うなど必要な対応を図るほか、近隣住民から通報のあった空き家に対しては、所有者、管理者に対して適正管理の通知をするなど、注意喚起を引き続き行っているところであります。専任担当部署については、空き家問題に対する総合的な窓口としての体制の構築を図るべく庁内協議を進めているところであります。3点目の空き家除却補助の新年度当初予算増額と制度の拡充につきましては、本制度は4年目を迎え、毎年10件程度、1,000万円の予算内で募集をし、昨年度までは2次募集を行っておりましたが、本年度は1次募集で対象者が当初予算を超えたことから、新年度につきましては当初予算の拡充を検討してまいります。また、収入要件の350万円で補助対象外となったのは、平成26年度3件、平成27年度2件、平成28年度2件、平成29年度1件で、4年間の合計で8件であります。収入要件の段階的な制度拡充は、現在の補助要件で成果が出てきていることから、今後の応募状況等を見ながら検討してまいりたいと考えております。4点目の移住・定住、住み替え支援につきましては、議員ご提案の空き家等の情報を提供する新たな仕組みは、移住希望者が住宅を選ぶ際の選択肢を広げることにもつながることと考えられますことから、これら空き家等の情報提供と移住に伴う生活全般に関する情報提供を行う専任担当部署の設置を新年度に向けて検討するなど、空き家等の有効活用と移住希望者のさらなる利便性向上に努めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。初めに、小中学校における特別の教科道徳についてであります。1点目の市内小学校で使用する検定道徳教科書でありますが、自分とのかかわりで道徳的価値を捉え、自分なりに発展させていくことへの思いや課題が培われるように、体験的行為や活動を通じて学んだ内容から道徳的価値の意義などについて考えを深めるように工夫されております。来年度から使用します小学校教科書の採択につきましては、平成28年度に文部科学大臣による検定が行われ、本年8月に開催されましたオホーツク管内の市町村で構成されます第9地区教科書採択教育委員会協議会により共同採択がなされ、同月の紋別市教育委員会で最終決定しております。現在の市内各学校の状況でありますが、道徳の時間において、文部科学省作成の「私たちの道徳」などの教材を使用し、授業を行っております。2点目の教科化の狙いと授業の内容についてでありますが、教科化の狙いの一つとしていじめ問題があります。教育活動全体でいじめ問題に対応していく必要があり、道徳の教科化で指導内容の充実を図るという意味合いを持っております。今後の授業内容につきましては、主体的、対話的で深い学び、いわゆるアクティブ・ラーニングへの質的転換を図るとともに教育活動全体での道徳授業になります。3点目の評価についてでありますが、数値などによる評価は行わないこととなっており、評価する際には児童生徒の学習状況や道徳性にかかわる成長の様子を継続的に把握すること、ほかの児童生徒との比較ではなく、一人ひとりがいかに成長したかを積極的に受けとめ励ますようにするなど、記述式による評価となります。次に、外国語教育についてであります。1点目の小学校5、6年生の外国語の教科化についてでありますが、中学年から、聞くこと、話すことを中心とした外国語活動を導入し、外国語になれ親しみ、外国語学習への動機づけを高めた上で高学年の外国語を教科とし、読むこと及び書くことを加え、中学校の外国語教育につなげることを目的としております。評価につきましては、平成31年度までの移行期間は現行の外国語活動と同様の評価規準に基づき行われることとなり、平成32年度以降につきましては今後、国から通知される予定となっております。2点目の小学校の外国語教育の指導体制等についてでありますが、市教育委員会といたしましてはALTの活用を3、4年生からの外国語活動へ拡充させ、学級担任と連携した指導を行うとともに、小学校英語教育の中核教員や学級担任への英語指導力向上研修の充実や英語指導力を備えた教員の配置を道教委に要請してまいります。3点目の中学校、高校への英語教育にどのように生かしていくのかにつきましては、各学校段階で学びを接続させる観点から、小学校3、4年生で聞く、話すことを、5、6年生で読む、書くことを加えた言語活動を行い、中学校へつなげるよう系統的に指導することになっております。このため、昨年8月に市内小中学校の情報交換や課題解決を図るため設置しました紋別市小中連携ネットワーク会議で、小学校と中学校の英語教育の接続が一層円滑に行われるよう取り組むとともに、小中高等学校の一貫した学びを重視し、中学校英語教育についても一層の充実を図り、高校の英語教育の高度化につなげてまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。
再質問 12番 石田久就
何点か再質問させていただきます。まず、人口減少対策についてですけれども、全道的に自然減が大きく、当市も同じ傾向であって、また札幌市やその周辺に人口が集中しているということもわかりました。そんな中でも、9年ぶりに社会増となった江別市の子育て世帯向け住宅取得支援制度、これについてわかる範囲で結構なんですけども、実績などわかりましたら教えていただきたいと思います。
答弁 市長政策室参事 菅原雅志
お答えいたします。江別市の子育て世帯向け住宅支援制度についてでございますが、平成28年度の実績で交付件数が162世帯、交付金額が3,990万円となってございます。平均すると1件当たり約25万円程度の支援額というふうに聞いてございます。また、このうち市外からの転入者でございますが、88世帯324人と伺っております。以上でございます。
再質問 12番 石田久就
わかりました。紋別市の人口も毎年減少傾向でありますので、先ほど数字が370人とか言われてましたけども、5年後とか10年後減少されることが単純に予想されるんですけれども、この人口減少に歯どめをかけるためにこれから新たにどのような対策が必要と思われているのか、考えているのか、お尋ねいたします。
答弁 市長政策室参事 菅原雅志
お答えいたします。人口減少に歯どめをかけるための対策についてでございますけども、市長答弁にもございましたが、企業誘致や障害者就労支援対策事業、これは継続して実施していきたいというふうに考えてございますが、そのほか具体的な事業ではございませんけども、今後、市民の方はもちろんですが、移住者の方にも紋別で暮らしたい、紋別に住んでみたいというふうに思えるような情報発信などによる対策が必要だというふうに考えてございます。いずれにしましても、定住人口対策が最優先課題だというふうに考えてございまして、これを補う部分としまして交流人口対策であります観光客の誘致事業だとか避暑地化推進事業という経済効果のあるような、交流人口対策も引き続き進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 12番 石田久就
わかりました。次に、空き家の対策についてですけれども、平成28年12月に空き家実態調査が終了して1年ほど経過していますので、答弁にもありましたけれども条例の制定とか協議会の設置、また専任担当部署についてなるべく早目に進めていただきたいと思います。また、空き家除却補助制度の新年度当初予算の増の拡充を検討するということでしたか。それと、あと収入要件の段階的な制度の拡充についても検討するというような答弁でしたけれども、よろしくお願いいたしたいと思います。この2点については答弁は結構です。次の移住・定住、住み替え支援についてなんですけれども、紋別市以外の方が当市に移住を検討する場合に、今、紋別市でもやっていますUIターン、仕事に関する情報の提供ということでしょうけれども、このほかに通常私が同じような立場で紋別市に移住を検討するようなことになった場合に、仕事のことであったり、またそれとあわせて住む場所について同じように検討をしなければならないし、また市外にいてなかなかその情報がつかめないという状況であると思いますので、仕事の情報と住むところの居住の場の情報、これをあわせた形でやっていただけるのが一番いいと思っています。市長答弁にもあった、この仕事と居住の場のほかに、またこれまでにない一歩進んだ形で生活全般に関する情報の提供をするとの答弁ありましたけれども、市長が言われるとおり、ぜひ新たな仕組みづくりを進めていただきたいと思います。この生活全般に関する情報は、やはり仕事もそうですし、住むところもそうですし、ほかに移住される方がいろいろ心配なことだとかいろんなことがあると思いますので、このことについてもよろしくお願いしたいと思います。そこで、1つだけちょっとお伺いしたいんですけれども、この生活全般に関する情報提供については今現在どのようなものを想定されているのか教えていただきたいと思います。
答弁 市長政策室参事 川代悦矢(市長政策室参事は2018年3月まで)
お答えいたします。移住に伴う生活全般に関する情報についてですが、移住希望者の世代や家族構成のほか、個々が移住を検討している地域で描くライフスタイルは多種多様であると考えておりますけれども、例えば移住フェア等での相談内容を例に挙げますと、現役世代であれば市内での求人状況などの就労情報、子供のいる世帯では市内の認定こども園の入所状況、あるいは各種子育ての支援制度の内容、シニア世代であれば趣味を楽しむための市内サークルの活動の情報などの問い合わせがあります。また、道外からの移住希望者につきましては、雪かきですとか冬道運転などの北海道の冬の暮らしに関することなどの相談もあります。また、移住することとなってからの手続ですとか、あと届け出についてのサポートなども考えられますことから、これらの多様な問い合わせや相談だとか不安、心配事などに対して、可能な限りきめ細やかに対応できる窓口が求められているんじゃないかなというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 12番 石田久就
わかりました。移住される方にとってみたらいろいろなケースが考えられるので、紋別市に移住を考えている方の選択肢が広がるように頑張っていただきたいと思います。特別な教科道徳について、1点お聞きしますが、道徳が教科化されることによって現行の道徳の授業時数との違いはあるのかどうかお尋ねいたします。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。現行の道徳の時間も、年間35時間が設けられております。特別の教科道徳として教科化されても、年間35時間に変更はございません。以上です。
再質問 12番 石田久就
わかりました。次に、外国語教育についてですけれども、外国語指導助手、いわゆるALTと連携した英語教育を進めるとの答弁でしたけれども、現状のALTの体制で運用が可能なのかどうかお尋ねいたします。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。来年、平成30年度から平成31年の移行期間につきましては、現行、小学校5、6年生は最低でも15時間増えまして、年間で50時間、小学校3年生、4年生につきましては新たに外国語活動の時間が35時間増えます。それにつきましては現行のALT体制で運用できると考えております。平成32年からは、小学校5、6年生が70時間になります。ここになりますと、ALTは2名体制ですので、この場合、民間の人材を登用するなどのことを検討していきたいと考えております。以上です。