紋別市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日
(1)町内会の現状と課題について/(2)紙おむつ等の無料収集について/(3)高齢化における安全安心な社会づくりについて
2017年9月12日、紋別市議会の一般質問で、梶川友子議員が「町内会の現状と課題について」「紙おむつ等の無料収集について」「高齢化における安全安心な社会づくりについて」について質問し、市長 宮川良一、介護保険課長兼参事 山本晃男が答弁しました。
- 質問者
- 梶川友子 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、介護保険課長兼参事 山本晃男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 梶川友子
議長のお許しをいただきましたので、さきに通告しておりました項目に従い質問をさせていただきます。初めに、町内会の現状と課題についてお伺いいたします。明るく安全で住みよい地域づくりを目指して、地域住民相互の連携と親睦を図りつつ、今町内会は冠婚葬祭を含めさまざまな課題を抱えながら、さまざまな取り組みに挑戦しています。総会や役員会、班長会議等を行って、高齢者世帯への声かけ、見守り訪問や安心・安全のための早朝街頭交通安全啓発、地域によっては青色回転灯装着車両による犯罪防止のための地域安全パトロールを行っています。また、きずなづくりのための野遊会、子供盆踊りや花火大会、カラオケやパークゴルフ、花見やふれあい芸能発表会などの各町内会の特性を生かした各種行事、新1年生への入学祝いや米寿、喜寿の方への長寿お祝い期の贈呈などを行っている町内会もあります。地域に住んでよかったと生きがいを持って楽しんで暮らす寛容な地域社会、健康できずなの深い優しい地域づくりを目指していくことが肝要であると思います。しかし、最近では地域住民の中でも戸建てとマンションの住民の感覚の違いや、働き盛りの若い世代等の町内会への関心の希薄さ、無関心なども一部見られ、担い手不足が懸念されております。また、冠婚葬祭へのかかわりも減少し、町内会の役割も主に福祉、防災という点に移りつつあります。そこで、積極的に情報の発信をしつつ、気づきとつながりの交流の幅や質も変化をさせ、それぞれの個性や暮らしにフィットできる多様性とチャンネルの多さをあわせ持つ仕組みが期待される時代となってきていると考えます。そこで、1点目に、近年町内会の活動の多くの時間が、広報の配達係はもとより、行政の各部門からの伝達係としての時間に多くを費やしております。本来、自主、多様な支え手役の活動が、担い手不足で限界集落の体を見せ始め、その内実は弱体化、高齢化しております。また、会館を擁する町内会は財源不足も喫緊の課題であります。対岸の火事ではなく、現実に時計が回り、急がねばならない地域社会のこの問題を市長はどのようにお考えかお伺いいたします。2点目に、財源不足、担い手不足の実態をアンケートや聞き取りなどで具体化し、存続か併合か援助か共助の当事者が同じテーブルに着き、実態把握の状況を見詰める必要があると考えます。スケジュールを作成し、リスクチェックをしながら必要な予算措置の可能性を探る等、委員会の立ち上げ等、プランニングを始める考えはあるのかお伺いいたします。3点目に、個人情報の保護と手挙げ方式による情報提供の連動の可能性、防災連絡網体制の現状と今後の対策、現状の位置づけと行政としての防災対策連携体制をどのように考えているのかお伺いいたします。次に、紙おむつ等の無料収集についてお伺いいたします。子育て世代や高齢者、障害者世帯への経済的な負担軽減の方策として、紙おむつのごみ袋無料収集についてお尋ねいたします。紋別市において、昨年度は140人、一昨年では129人の赤ちゃんが誕生しております。また、在宅の介護支援が必要な寝たきりの高齢者や、重度の障害者で紙おむつや尿取りパッド等を使用している市民は、福祉サービスを利用している方だけでも年間250名ほどと考えられます。紙おむつは、燃えるごみで収集されますが、その量はほかの燃えるごみと比較してもかさばるものであり、家計費に係る負担の割合も小さくはないと考えます。全国でも、福祉施策としておむつ処理に係るごみの無料収集を実施している自治体は多くあります。八王子市では、おむつ専用袋を2種類の大きさで準備し、1回に交付できる数はおむつ使用者1人につき30枚まで、里帰り出産などで一時滞在する方も対象となります。また、秩父市でも少子高齢化対策として、秩父広域市町村圏組合の有料指定ごみ袋を支給しております。道内でも、江別市では要介護4または5の認定を受け、在宅で常時おむつを使用している方、身体障害者手帳1級または2級の交付を受けている方、脳性麻痺などによる運動機能障害で身体障害者手帳の交付を受けている方、2歳未満の乳幼児のいる家庭など一定の要件を設け、該当する方に指定ごみ袋を無償で交付しております。また、帯広市では独自に市民ルールをつくり、収集コストをかけない取り組みとして、市が販売する燃えるごみ袋を使用せず、中身がおむつであることがわかる半透明の一般的な買い物袋の使用を認めております。北見市でも、本年6月より中身の確認ができる透明もしくは半透明の45リットル以内、重さは10キロ以内にする要件で、紙おむつ、布おむつ、紙パンツ、尿取りパッド、お尻拭き等の無料収集が始まりました。紋別市も、乳幼児を育てる若者世代に対する少子化対策から高齢者、障害者への福祉対策として、紙おむつの無料収集に取り組むべきと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。最後に、高齢化における安全・安心な社会づくりについてお伺いいたします。超高齢化社会と言われる状態が今後ますます深刻化していくことは間違いないと思うのですが、自分自身がまだ事の重大さを本当に把握できているのかがまず大きな問題点と思います。看護師や医師などの人材不足、社会保障の増大、生産年齢人口の減少など、高齢化が進むということは少子化も進むということであり、国はもとより、各自治体や企業までが率先して対策を行っていることも知りました。そこで1点目に、高齢者のボランティア活動のポイント制度が今年度から開始されましたが、ボランティアが苦手という高齢者の方もおられると考えます。しかし、医療費抑制の一助と高齢ドライバーの事故防止の観点から、歩行数または歩行距離によるポイント制度を設けてはと考えますが、市長の見解をお伺いいたします。2点目に、高齢者の方へ健康プールの無料化の考えについてお伺いいたします。3点目に、大きな社会問題となっております高齢者の消費者被害に関する相談が全国の消費者センターに多く寄せられている問題ですが、高齢者はお金、健康、孤独の3つの大きな不安を抱えていると言われています。悪質業者は、言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切にして信用させ、年金や貯蓄などの大切な財産を狙っています。高齢者は自宅にいることが多いため、電話勧誘販売や家庭訪問による被害に遭いやすいのも特徴です。紋別市においても、消費者センターへ相談された方については把握されていると思いますが、相談までとはいかなくても、必要のない比較的高価な商品を購入してしまい、家庭内で処理できた事例を過去に数件お聞きしたことがありました。実態調査をされたことはあるのでしょうか。ありましたら、どのような内容だったのかお伺いいたします。トラブルに遭わないために、高齢者に多いトラブルの事例や手口などの情報を集め個別に配布することはとても有効であると考えますが、紋別市の状況をお伺いいたします。以上で私の質問は終わります。再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。初めに、町内会の現状と課題についてであります。1点目の担い手不足、財源不足につきましては、人口減少や高齢化、住民の生活習慣の変化により町内会への未加入者が増加しているほか、役員の高齢化を招いていることは大きな課題だと認識しております。また、会館を擁する町内会の財源不足につきましては、町内会活動費などの助成、街路灯のLED化と電気使用料の全額補助、さらに町内会館借地料の全額補助、固定資産税の減免などにより、町内会の負担軽減対策を行っております。2点目の、実態を把握しプランニングを始める考えにつきましては、単位町内会の活動に関しては自主性が基本でありますので、プランニングなどを行う考えはありませんが、相談があった場合には単位町内会及び町連協と協議させていただきます。3点目の個人情報の保護と情報提供の連動の可能性につきましては、市では災害対策基本法に基づき、市内に居住する要配慮者のうち、生活基盤が自宅にあり、みずから避難することが困難な方を対象に、避難行動要支援者名簿を作成しており、平常時から自主防災組織などに名簿提供するため、対象者の同意確認を現在行っているところであります。災害時には、本人の同意を得ていない場合でも、避難支援の実施のため、避難支援等関係者となる自主防災組織に名簿の提供が可能となることから、個人情報の保護につきましては、提供先に守秘義務が課せられていることを説明するとともに、厳重な保管を指導するなど、個人情報の保護に十分配慮したいと考えております。防災連絡網体制の現状と今後の対策は、現在9町内会で自主防災組織がつくられ、災害時の連絡網によって市が会長に発信した情報がスムーズに伝達される体制となっておりますが、今後も各町内会に対して、災害時の連絡網の必要性を周知してまいります。災害への対応につきましては、市民一人ひとりの自助、町内会や自主防災組織など地域の共助、行政機関の支援活動である公助を連携して進めることが重要と考えており、自助と共助につきましては町内会での防災講座や自主防災組織の結成を働きかけていくとともに、市民との連携を強めながらさらなる地域の防災力の向上を図ってまいります。次に、紙おむつ等の無料収集についてであります。紙おむつや尿取りパッドは、軽度の要介護認定者や障害者も含めて多くの方が使用しており、高齢者等が在宅生活を継続するためのさらなる支援策として、紙おむつ等のごみ無料収集は有効であると考えております。さきの第1回定例会で野村議員のご質問にお答えいたしました子育て世帯の支援もあわせて、紙おむつ等の無料収集について検討してまいります。次に、高齢化における安全・安心な社会づくりについてであります。1点目の歩行等によるポイント制度につきましては、健康づくりや介護予防など、さまざまな事業を展開している状況であることから、ポイント制度の導入は現在のところ考えておりません。2点目の高齢者の健康プールの無料化につきましては、健康づくりを目的に65歳以上の高齢者は使用料を5割減免としていることから、無料化につきましては現在のところ考えておりません。3点目の高齢者の消費者被害につきましては、近年全国的に高齢者をターゲットとした詐欺被害が報告されております。本市におきましても、さきに青木議員のご質問にお答えいたしましたとおり、消費者センターへの苦情、相談として報告が寄せられております。また、被害の実態調査は行っておりませんが、毎年高齢者宅及び高齢者福祉施設を訪問し、交通安全啓発にあわせ消費者被害防止の啓発を紋別警察署、民生委員と連携して実施しているほか、各種相談窓口についても広報もんべつで周知しているところであります。訪問の際には、被害防止のチラシや啓発グッズを配布し、会話の中で詐欺対策を伝え、被害者には消費者センターへの相談を勧めておりますが、現在まで実績はありません。今後とも、消費者センターにおいて効果的なチラシを作成するなど、一層の被害防止に努めてまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。
質問 5番 梶川友子
紙おむつの無料収集の件で1点だけですけども、実施に向けてということですけれども、いつごろから実施していただけるのかという、大体の時期でいいんですけれども、答弁をお願いします。
答弁 介護保険課長兼参事 山本晃男
お答えします。実施の予定につきましては、市民周知、あと入ってくる予算等々の話も内部調整しなくてはいけないので、新年度及び新年度中に開始したいと考えてございます。以上です。
質問 5番 梶川友子
ありがとうございました。以上で質問を終わります。ありがとうございます。