紋別市議会 平成25年第2回定例会 2013年7月17日
(1)「まちづくり」の基本的事項について/(2)紋別市社会福祉協議会の赤字経営について/(3)体育の振興について
2013年7月17日、紋別市議会の一般質問で、宮川正己議員が「「まちづくり」の基本的事項について」「紋別市社会福祉協議会の赤字経営について」「体育の振興について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、総務課長 長谷川哲也、社会福祉課参事 飯田欣也、生涯学習課長 酒井弘道が答弁しました。
- 質問者
- 宮川正己 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、総務課長 長谷川哲也、社会福祉課参事 飯田欣也、生涯学習課長 酒井弘道
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 宮川正己
おはようございます。宮川市長、3回目の当選おめでとうございます。どうか健康に留意され、自信を持って紋別市政のますますの進展のために努力いただきますよう、ご期待を申し上げます。私は、新風の会の代表として、さきの質問通告に従い、以下質問をいたします。なお、私は本定例会一般質問4人目の登壇でありますので、さきの質問者と重なるところもありますが、お許しをいただきたいと思います。3期目の始まりの議会でありますので、最初にこれからのまちづくりの基本的な事項についてお尋ねをいたします。まず、都市経営の基本となる人口問題についてお尋ねをいたします。紋別市の住民基本台帳人口を見てみますと、今年平成25年4月末の人口は1万2,381世帯、2万4,235人であります。1年前の平成24年4月末の1万2,177世帯、2万4,276人と比較いたしますと、形の上では大幅な減少はないことになっておりますが、これは平成24年7月19日に住民基本台帳法が改正され、外国人住民が住民台帳人口に含まれることになったことによるものであり、これを従前の方式に置き直しますと1万2,079世帯、2万3,925人となりますので、この1年間で98世帯、351人の減となったのであります。4月18日付北海民友新聞では、年間400人から500人の減少には歯どめがかかったとする小石市民生活部長の話が報道されていたように、ひところのような大幅減には歯どめがかかった形にはなっていますが、絶え間のない人口の減少、流出という危機感はいまだ消えていないと思うのであります。そこで、お尋ねをいたします。1点目であります。市長の3期目の任期満了となる平成29年の人口はどの程度と見込まれているのか、お知らせください。2点目、その人口減少対策としてこの4年間に取り組まれる主な事業と、それによる人口増見込みについてお知らせください。3点目であります。このことは平成20年第3回定例会で第5次総合計画の提案にあわせ議論をさせていただいておりますが、一定程度の都市機能を有し地域活力ある地域自立型・地域完結型のまちの人口規模はどの程度と考えるのかとの私の質問に、市長は3万人から5万人との見解を示されておりますが、現在もそのように考えられているのか、お知らせください。4点目であります。国立社会保障・人口問題研究所の日本の市町村別将来推計人口によりますと、10年後の2025年の紋別市の推計人口は2万人を割り込み1万9,442人、滝上町1,984人、興部町3,270人、西興部村908人、雄武町4,295人。4町村合わせて1万457人、西紋5市町村で2万9,899人となることが推計値として発表されております。私は、この推計が絶対とは言えないまでも、残念ながら大きな流れとしては避けて通れない現実だと思っております。地域自立型・地域完結型のまちづくりのほか、地方財政の効率化の観点からも一定程度の人口規模は必要であります。一休みしているかのようにみえる市町村合併問題でありますが、今こそ冷静沈着にこの圏域を見詰め直し議論を深めるべきと思いますし、各自治体の体力が弱りきってからの合併では将来への希望が描けません。ある程度元気のある状況の中で取り組まなければならない課題であり、宮川市長の3期目のこの4年間がラストチャンスであると考えていますが、いかがでしょうか。市長の見解をお知らせください。また、国や道の考え方についてもあわせてお知らせください。人口問題についての2つ目は、人口増の重要な対応策となる企業誘致、住友グループによる木質バイオマス発電についてお尋ねをいたします。住友グループによる国内最大級のバイオマス発電所が紋別市に建設されることが、5月10日に公表されました。このことについて、宮川市長は選挙の第一声で、バイオマス発電所は雇用増だけでなく余剰熱量を使った新たなビジネスの展開や林地残材と混焼させる石炭、ヤシガラの輸入実績の向上により、漁業者が希望する港湾整備の可能性が広がるなど多面的な効果が期待されるとして、紋別の希望でありしっかり取り組むと力を込めたと報道されており、私もその一人でありますが、このことを聞いた多くの市民の期待は大きく膨らんでいるのであります。そこで、以下お尋ねをいたします。1点目、まず木質バイオマス発電所の概要についてであります。建設場所、工場の規模、総事業費、工事スケジュール等、その概要についてお知らせください。2点目であります。先ほどご紹介をいたしました市長選挙第一声の報道や今回の所信表明でも述べられておりますが、余剰熱量を使った新たなビジネスの展開について、誰がいつごろ何をやるのかお知らせください。また、港湾整備の可能性について、漁業者の希望する整備とはどのようなことなのか、さらには12メートルバースは当時の取扱貨物量などにより中途半端なおさまり方となっていますが、その辺の整備はどうなっていくのかについてお知らせください。3点目は、インフラの整備についてお尋ねをいたします。伝えられるところによると、1日平均、昨日の答弁で4,000トンということでございますが、4,000トンを超える上水道の利用があると聞いております。また、これだけの水を使うわけでありますから温排水も相当量に及ぶものと類推されるわけでありますが、その辺の上下水道のインフラ整備はどうなっていくのか。内容と費用、工事予定等についてお知らせください。4点目。3点目の上下水道のインフラ整備による投資と利用料金増による企業会計のシミュレーションはどうなっていくのか。誘致前と誘致後の比較でお知らせください。また、赤字がかさんでいる港湾特別会計について、土地売却等によりどのように改善されていくのか、その見通しをお示しください。5点目であります。大量なことが予想される、温排水による沿岸漁業や港湾施設への影響についてお知らせください。また、煙害大気汚染についてもお知らせください。さらには、操業後の環境への影響について、市民が安心できる検証と、誰がどう取り組む予定なのかお知らせください。6点目、紋別漁協とは公害防止協定の締結等は出てくるのか。出てくるとすれば、どのような項目なのかも含めてお知らせください。また、市との公害防止協定の締結についてもお知らせください。次に、まちづくりに基本的な事項の2つ目として、市民の経済的な豊かさ、市民生活を支える市民所得、市民の収入についてお尋ねをいたします。昨年9月議会に、平成23年度の教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価報告書が報告されましたが、それを見て驚きました。私が驚いたのは、小中学校就学援助事業についての記述であります。なんと小学校では1,129人のうち314人、27.8%が、中学校では606人のうち161人、26.5%、なんと4人に1人以上が何らかの就学補助を受けており、全道的な傾向とはいえ大変な状況であります。単純に考えると、親御さんに収入がないからこの制度で就学を支援しているということになろうかと思うわけでありますが、このことをベースに、以下お尋ねをいたします。まず、この制度の趣旨と制度の概要についてお知らせください。2点目、この制度のほか生活保護世帯を加えると、支援を受けている児童生徒はどのくらいになっているのかお知らせください。3点目、就学援助比率が高いこの状況をどう分析されているのか、お知らせください。4点目であります。私は、親の収入が一定程度確保され、この制度で支援しなければならない児童生徒数が少なければ少ないほど豊かな地域社会であるということができると思うわけでありますが、市長はこの8年間、この市民の豊かさ、市民の所得を高めるという政策とどう取り組み、また今後4年間どう取り組もうとしているのかお知らせください。市民の経済的豊かさの2項目めは、生活保護についてであります。8月から生活保護基準が引き下げられますが、私は受給者が増え続ける生活保護の現況は、支給水準の抑制や不正受給対策だけで克服できるものではないと思っています。大事なのは、働ける受給者の就労を支援し、生活保護から脱却してもらうことだと考えていますが、いかがでしょうか。以下、お尋ねをいたします。1点目であります。1月28日付北海道新聞に、生活保護費の見直し例が掲載されており、例えば夫婦40代と小中学生の4人家族で横浜市や名古屋市の大都市圏の1級地1では、現在の28万2,000円が平成27年4月からは26万2,000円にと2万円も減額されることになると報道されておりましたが、物価が下がったわけでもありませんから、受給者にとっては大変重大な問題であります。そこでお尋ねをいたします。紋別市では、受給額がどのように変わっていくのか。新聞報道にあった9例に即してお知らせください。2点目であります。私は、生活保護対策で大事なことは、働ける受給者の就労を支援し、生活保護から脱却してもらうことだと思っておりますが、市長は就任以来8年間この点についてどう取り組んできたのか、そして今後はどう取り組んでいこうとしてるのかお知らせください。3点目であります。さきにお尋ねした小中学校就学援助事業が、この基準引き下げにより影響を受けるのかお知らせください。また、このほかでも影響が大きく出るものがあればお知らせください。市民の経済的豊かさの3項目めは、官製ワーキングプアについてお尋ねをいたします。ワーキングプアとは、百科事典ウィキペディアによりますと、正社員並みに、あるいは正社員としてフルタイム働いてもぎりぎりの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準以下の収入しか得られない就労者の社会層のことである。直訳では働く貧者だが、働く貧困層と解釈されるとあり、また連合総研の2012年の共同研究によるワーキングプアの定義としては単身世帯で年収200万円以下、複数人世帯で年収300万円以下と定めており、単身世帯で年収200万円から300万円、複数人世帯で年収300万円から400万円を予備軍とし、高齢者で年金生活者は除外されているとされております。現在の生活保護費をベースに私なりに試算をしてみますと、夫婦30代と20代と4歳の子供1人の世帯への生活保護支給額は月額18万5,300円程度と聞いておりますので、この世帯の年間の生活保護受給額は222万2,500円であります。これが最低限必要な生活費ということであります。しかし、給与所得者が働いている年収というのは、これと意味が違います。生活保護で得られるのは税金とか社会保険料とかの自己負担分はありませんし、医療費も扶助されますから、全部使えるお金ということになるわけであります。一方、働いて得た年収には税金とか社会保険料、年金、医療費がかかりますので、実際に使える金額は減ることになりますが、一般的には収入の25%ぐらいが公租公課として必要だと言われています。ですから、先ほどの生活保護水準のサンプルでいう222万3,000円の生活費を確保するために必要な給与生活者の年収は、222万3,000円掛ける1.25倍になりますので、277万9,000円となるわけであります。また、夫婦40代と小中学生の4人家族の生活保護支給額は月額25万470円、年間の生活保護受給額は300万5,630円であり、これを給与生活者の年収に置き替えますと375万7,000円となりますこともあわせてお知らせをいたしたいと思います。以上を議論のベースとして進めたいと思います。5月10日、北海道新聞の第1社会面で、落札額はアップ、でも最低賃金との見出しで、札幌市の公共の仕事で働く労働者が貧困に苦しむ官製ワーキングプアとして問題になっているとの報道を衝撃を持って読まさせていただきましたが、それに関連して官製ワーキングプアについてお尋ねをいたします。1点目は、前段の私が申し上げました年収レベルをベースとして、市役所ほか関連事業所で働く方々の状況はどうなのかということについてであります。次の項目について、平均年齢と平均年収についてお知らせください。市役所の臨時職員、指定管理で発注されるオムサロ、公園等の作業職員、包括委託で発注されるアクアセンターの作業職員、市のごみ収集作業職員、西紋衛生組合のごみ焼却処分場の作業職員、第三セクターである紋別振興公社、ガリンコタワー会社の事務職員、社会福祉法人紋別市社協の事務職員と介護関係職員、NPO法人体育協会の職員と作業職員、社団法人観光協会の職員、以上についてお知らせください。なお、市が直接支払わず、団体や企業からの支払いであり、その給与実態がわからないものについては予算計上額で結構ですのでお知らせください。2点目であります。市役所は紋別市のリーディングカンパニーであり、以前から商工会議所や漁協のほか市内企業の多くが市役所職員の給与や賃金を参考にしていると聞いております。私は、健全な地方財政の確立はいつの時代でも課題でありますが、豊かな市民生活あっての健全財政でなければならないと考えています。民間でできるものは民間での合い言葉のもと行政改革が進んできていますが、そのことにより行政も民間もともによくならなければならないのであります。市が直営でやっていたときの担当職員の人件費を含めた管理費が、民営化によって軽減されていることは一定の理解をいたしておりますが、直営のときを100として、民営化されるとそれが半分以下になっているとしたら、行政改革に名をかりた人件費減らしでしかなく、官製ワーキングプア発生の源になるとしか言いようがありませんが、例えばスポーツセンターやアクアセンターを例に、この辺の状況と今後の展望についてお知らせください。3点目であります。ワーキングプアとは具体的にどんな状態かということを考えてみますと、収入で言いますと年収200万円というのは月でいうと約16万円であります。労働基準法は、1日8時間、1週40時間が法定内労働でありますから、この制限の中で月16万円とか年収200万円を得るということになるわけであります。月平均の労働日数というのは21.7日くらいだそうでありますから、月間の労働時間は173.6時間になります。月間の労働時間173時間で16万円ということは、時給にすると922円でなければなりません。ですから、これ以上の時給で働かないとワーキングプアになってしまうのであります。今、北海道の最低賃金は時給719円ですが、それではワーキングプアになってしまいますので、私は最低限1,000円程度の時間給は必要だと考えなければならないと思っております。ちなみに、6月中旬に各家庭に配布されたどうしんかわら版のハローワーク求人情報、6月12日現在の市役所の臨時事務職員の賃金は月額13万3,770円、日給6,370円と表示されておりますので、時給にすると822円となるわけでありますが、この賃金ではワーキングプアとなってしまうのであります。そこで、前段申し上げましたように時給1,000円をベースとしたものに変更し、これをベースとして各種人件費単価をスライドさせた予算計上に取り組むべきと思いますが、いかがでしょうか。市長さんの認識と今後の展望についてお知らせください。次に、紋別市社会福祉協議会の赤字経営についてお尋ねをいたします。6月6日付北海民友新聞に、監事が異例の付帯意見、事業の継続を憂慮、市社協24年度経常収支で2,700万円の赤字の大見出しで社会福祉協議会の赤字経営が報道されました。報道された記事を見てみますと、紋別市社会福祉協議会玉谷信会長の、平成24年度決算で経常収支が2,773万円の赤字となった。さらに、25年度予算でも経常収支で約3,000万円の赤字が見込まれるなど、苦しい経営状況が浮き彫りになっている。このため、2人の監事は決算書の監査結果報告書に、現状での事業継続はまことに憂慮されるとして市からの財政援助の増額を求めるなど、執行部に最善の努力をするよう促す異例の付帯意見をつけたと始まり、その後決算内容の分析が続き、市社協は訪問介護、訪問入浴、デイサービスなどの介護保険事業や市から受託した給食サービス支援事業などの各種受託事業、ふれあい広場などの自主事業、市総合福祉センターはーとぴあ21の管理など幅広く事業を展開しており、地域福祉の中核的存在。それだけに一般市民に理解される透明で安定的な財政運営を望む声は強い、と記者の署名入りでまとめられています。この新聞報道に多くの市民が驚き、紋別市の地域福祉は大丈夫なのかと不安が広がっているのであります。そこでお尋ねをいたします。1点目であります。市社協の赤字経営をどのように捉え、どのように認識しているのかお知らせください。2点目、25年度も3,000万円という多額の赤字が予想される法人運営となるようであります。新聞報道から1カ月を経過いたしましたし、第1・四半期を過ぎた現在、一日も早いその改善策の樹立が必要と思うわけでありますが、これをどう指導していこうとしているのかお知らせください。3点目、社協の役員会等では赤字の要因の一つに介護保険事業の収益性の低さがあるとの説明に、介護事業に取り組む民間事業者が多くなってきているということもあり、撤退すべしとの声が出ていると聞いております。そこでお尋ねをいたします。社協ではデイサービス、訪問入浴、訪問介護、居宅介護支援等の介護保険事業に取り組んでいると思いますが、現在それぞれに何人がお世話になっているのか。そして、それがもし撤退ということになれば、それらの利用者を誰がどこでお世話をすることになるのか。市の介護保険事業の展開上、支障はないのかについてお知らせください。4点目であります。あえて逆説的な言い回しでの尋ね方になってしまいますが、社会福祉協議会が介護事業を営む事業者であることを踏まえても、なお市が財政支援する意義についてお知らせください。また、幾つかの福祉サービスを業務委託されておりますが、民間事業者ではなく社会福祉協議会に業務委託することにより得られる効果とは何であるかについてお知らせください。次に、体育の振興についてお尋ねをいたします。まず、スポーツ少年団への支援についてであります。少子・高齢化、核家族化の進行や情報化の進展など、社会の急激な変化の中で次代を担う子供たちがスポーツ活動を通して心と体を鍛え育てることは、極めて重要なことだと言われています。紋別市のスポーツ少年団は、平成24年度で登録14団体、254名の団員と61名の指導者が登録し、スポーツを通した人間形成を目指し日々活動をしています。市も従前から行ってきた活動費への支援のほか、平成24年度からは運動用具を整備するための支援、各種大会参加経費の支援回数の拡大など、スポーツ少年団に対する支援が拡充されてきていることは、私も水泳協会の会長を仰せつかっておりますので感謝をいたしておりますし、水泳少年団の父母からも大変ありがたいことだと聞いております。しかし、現在はそれぞれのスポーツが専門化し、競技レベルも飛躍的に向上しており、それに伴い昔と違い用具費用の負担増大のほか、地方大会、各種大会の拡充などによる参加費用の増大など、各団員や父母の費用負担も多額となり、それぞれの活動に重くのしかかっているのが現状であります。そこで、スポーツ少年団の総会等で出されている要望の多い事項について、宮川市長に強くお願いするとともに、以下お尋ねをいたします。1点目は、活動に対する支援、スポーツ少年団助成についてであります。現在は、市内の14団体に全少年団共通ルールでありますが、全日本分、北海道分合わせた選手登録料として1人当たり600円掛ける254人分、15万2,400円、指導者登録料として1人当たり1,200円掛ける61人分、7万3,200円が、それに活動費助成として1団体当たり5,000円掛ける14団体分、7万円の、合計29万5,600円が助成されています。この金額は、平成14年度以来12年間同額であると聞いております。そこでお尋ねでありますが、先ほど申し上げました補助内訳のうち、各団体当たり一律に5,000円とされている活動費助成の額を増額してほしいというのが各少年団の強い要望でありますので、ぜひご理解をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。2点目は、運動用具整備費についてであります。これは、昨年度からスポーツ少年団の必要な運動用具を整備するということで50万円が計上され、サッカー少年団2団体と野球少年団3団体に対して各10万円の助成が実行されました。今年度も同額の予算が計上されておりますので、各少年団は今年こそうちの番だとそれぞれ期待をしていたところでありますが、先日のスポーツ少年団の総会で3年間同じ少年団に助成するということが公表されましたが、関係者からはなぜ同じ少年団に3年間なのかという疑問の声が大きく出ており、私のところにも複数の団体から疑問の声が寄せられました。そこで、私もこの制度について担当の方をお尋ねするなどして中身を教えていただきましたところ、この制度の対象は市内1小学校区だけで構成される少年団のみであることを知らされたのであります。私は、この制度はこの制度として理解はいたしますが、各少年団からは毎年どの少年団にも同じように応援してほしいとのたくさんの声が出ています。来年度から、限度額の扱いも含めて少年団の希望に応えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。宮川市長には特段のご理解をいただき、ぜひ実現に向けて検討いただけるようお願いをいたします。全道大会や全国大会で活躍する子供たちのニュースは、市民に夢や希望を与えるほか、オホーツク紋別の都市PRの大きな力になることは間違いありません。値のある支援拡充だと思いますが、ぜひ実現するようお願いをいたします。3点目は、各種大会参加経費の一部助成についてお尋ねをいたします。昨年度その支援回数が年3回から5回へと改正され、遠征の負担も軽減されると期待をしておりましたが、複数の少年団が4回目の申請をしたところ、予算の関係もあり我慢してほしいとのことであったようであります。せっかく制度が改正されたのに今までと変わらないというのは、どうしてだったのでしょうか。本年度以降そのようなことがないようにお願いしたいと思っていますが、本年度の予算額と内容について、5回助成していただける見通しなのかも含めてお知らせください。次に、弓道場の整備についてお尋ねをいたします。弓道場は昭和49年12月に武徳殿の一部を改修し、現在の場所に設置されました。協会員や愛好者が早朝練習、夜間練習と毎日心技体を磨く修練を重ねております。弓道場では、月2回の例会をはじめ紋別市長杯等の大会も行われ、管内からも多くの愛好者が参加し盛大に開催されているほか、近年は初心者を対象とした弓道教室を開催するなど底辺の拡大を図る会員の増強にも力を入れた活動がなされており、昨年の利用人数は小学生から大人まで約2,000名が利用し、自己修行のため練習に励んでおります。そこでお尋ねをいたします。1点目は、弓道場の射場の床の補修についてであります。武徳殿本体は昭和62年と平成14年に大規模改修がなされましたが、弓道場は昭和49年の開設以来現在までの40年間大きく手を加えることもなくきていますので、老朽化が進み、射場の床は落ちてしまっている状況であります。射場の公園側の床は歩くたびに揺れ、ウグイス張りのようにきゅっきゅっきゅっと鳴いている状況であります。もともと予算の関係もあったのだと思いますが、床の基礎は本格的なものではなく、土の上に地ぐいを置き、その上に床を張った簡単なものでありますので、冬場は凍上も激しく、射場と外を仕切るはめ込み式パネルの壁はその出し入れがスムーズに行えないほか、実射中の選手5人と次の出番を待つ5人のほか、審判員等を入れて12人から13人が射場にいて競技が進められるわけでありますが、そうなると床は落ちて直接土についている状態になっているとのことであります。さらに、紋別市長杯など100人規模の大きな大会になりますと、開会式を弓道場ですると床が完全に抜け落ちてしまいますので、隣の剣道場、柔道場を借りて行っているのが実情だと聞いております。これが一日も早い改善を願うものでありますが、いかがでしょうか。その見通しについてお知らせください。2点目は、弓道場の安全対策についてであります。開設当時は、道場周辺には家もまばらで人通りも少なく、練習中放った矢が間違って安土を超えることがあっても事故につながることもなく現在まで来ることができたと聞いておりますが、愛好者が増えるにつれて錬度、修行の度合いによる個人差が拡大していることや、上手の手から水が漏れるとの例えのごとく上級者でも絶対はないことのほか、現在では道場周辺の住民からも弓矢の場外飛び出し事故に対する安全対策が強く求められている状況であります。そこで、これら命にもかかわる危険な状態を回避するため、早急に防護ネットの設置をすべきと考えますが、いかがでしょうか。以上、2点について紋別弓道会からも強い要望が市宛てに出されていると聞いておりますが、その整備予定についてお知らせください。また、整備費としてどのくらいかかるのかについてもお知らせください。次に、体協への指定管理事業についてお尋ねをいたします。現在の体育協会は、市の体育施設の管理民営化にあわせ、その受け皿が必要となり、市の肝いりと大きな支援によりNPOとして法人化されたのがその始まりであります。体育協会では、平成18年度から市の指定管理者として指定され、市内の体育施設の管理運営を担っており、今年で8年目となりました。この間、不採算と言われたリフト会社の営業を肩がわりするなど、市営大山スキー場も含め、市内の体育施設のほとんどの管理者として現在まで良好で効率的な管理運営を行ってきています。また、今年度は単位協会の支援協力のもと、今まで積み重ねてきた指定管理事業から出た益金の一部200万円を非営利事業に振り替え、市民のスポーツ振興に役立てるための予定で準備が進められているところであり、このことは指定管理を受けた体育協会の努力のたまものであると評価してもよいものと思っております。しかし、体協の理事会では、指定管理者として事業を任せられるようになってから8年がたち、やっと安定した管理や運営ができるようになったと内部評価している一方、指定管理の期間が3年であることから、指定管理者となるために法人化したが次の約束がなされていない、職員が常に将来に不安を持っている、一般民間企業とは違いいろんな営利事業には手を出せない法人ということを市に理解してもらうべき、体協が管理運営しているから各体育団体と連携がうまくとれているということをアピールすべき、稚内のプール管理は札幌の専門業者がやっている等々、体協の経営の将来に不安の声が上がっているのが実情であります。そこでお尋ねいたします。体協では、市の競争の原則や公平公正な発注、利用者へのサービス向上等を担保するための契約更新であることは十分に理解をしながらも、現在の一契約による指定管理の期間を3年間から5年間に延長できないかという強い要望があるようであるようですが、いかがでしょうか。体育施設のほか市施設の指定管理や包括委託等も含めて、今後の見通しなどについてお知らせください。以上で私の質問を終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、宮川議員のご質問にお答えいたします。まず、まちづくりの基本事項についてであります。初めに、人口問題の1点目、人口推移についてでありますが、平成29年の人口見込みにつきましては第5次紋別市総合計画でお示ししておりますとおり、コーホート要因法を用い、2万2,844人と推計しております。次に、人口減少対策につきましては、引き続き企業誘致をはじめUIJターン事業やおためし暮らしなどの移住対策に取り組むとともに、生産基盤の整備や担い手の確保などによる力強い産業づくりや地域医療の再生など市民が安心して暮らせる環境づくり、中心市街地の再生などにぎわいにあふれるまちづくりを進め、いつまでも住み続けたい、住んでみたいまちづくりを進めてまいります。また、ガリヤ地区の観光施設のリニューアルをはじめ、広域観光の推進やスポーツ、音楽合宿の定着、さらにはオホーツク紋別空港の利用拡大など、交流人口を増やす取り組みをさらに進め、地域の活性化につなげてまいります。次に、活力のある人口の規模につきましては、地方自治法や合併特例法における市の人口要件などから、3万人から5万人以上が財政効率化の観点からも適当な市の人口規模と一般的に論じられている旨、平成20年第3回定例会でお答えしたとおりであり、現在もその考えに変わりはございません。また、日本全体が人口減少局面に入る中、たとえ人口が減少したとしてもその地域に住む人々が安心して快適に暮らせるまちづくりを目指すことが重要であると考えております。次に、市町村合併につきましては、単に人口規模を一つの大きな基準として考えるのではなく、地方分権の進展、経済社会生活圏の広域化、少子・高齢化等の経済社会状況の変化に対応した自治体の行政体制の整備はもとより、いかに共通して合併後の自治体の将来像を描くことができるかにより初めて議論を深めていくべきものと考えております。また、平成22年4月に自主的な合併の円滑化のための措置を中心とする合併特例法の改正がなされたところであり、国や道におきましても自主的な合併をはじめ共同処理方式による周辺市町村間での広域連携や都道府県による補完など、それぞれの自治体に最も適した仕組みをみずからが選択し地域づくりを進めていくことが重要であるとしているところであります。次に、人口問題の2点目、住友グループによる木質バイオマス発電についてでありますが、住友グループによる正式決定には至っていないため、住友林業より提示されている内容に基づく答弁となることをご了承いただきたいと存じます。初めに、木質バイオマス発電所の概要と余剰熱量を使った新たなビジネスの展開につきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、港湾整備の可能性について、1つ目の漁業者の希望する整備につきましては、発電所運転には助燃料として使用するヤシガラ、石炭の輸入が見込まれます。このことで、北海道開発局予算配分における検討要素となる港湾取扱貨物量が増加することとなり、紋別港の配分要求が有利となります。紋別港の港湾整備は、現在漁港区の整備を重点的に行っており、予算配分が増額されることにより漁業者の希望する整備が促進されるものと考えております。2つ目の12メートルバース周辺の整備につきましては、12メートル岸壁を補完するためのマイナス10メートル岸壁並びに小型船だまりが未整備となっておりますが、岸壁の施設整備は貨物量が多く岸壁が不足していることが国の採択基準とされており、現状での紋別港の取扱貨物量では着手が難しかったことや、平成22年8月国土交通省が行った重点港湾に選定されなかったことにより新規の直轄事業が認められなかったものでありますが、木質バイオマス発電所の建設に伴う港湾取扱貨物量の増加を機に、国に対し未整備施設の着手を強く求めてまいりたいと考えております。次に、インフラの整備につきましては、冷却水として1日の必要水量が約4,000トンと伺っており、これを上水道で対応しますと既存の施設は供給できないことから、別ルートでの約4,200メートルの配水管及び貯水施設などの整備、さらに既存施設の改修が必要となり、概算事業費といたしましては約10億3,000万円と試算しております。また、下水道につきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えいたしましたとおり、温排水をアクアセンターで適切に管理するには約1,700メートルの管渠整備が必要となり、概算事業費といたしましては約2億9,000万円と試算しております。なお、工事予定といたしましては、計画がより具体的になった時点で施設の整備に向け着手してまいりたいと考えております。次に、上下水道のインフラ整備投資と企業会計ほかシミュレーションにつきましては、上水を安定供給するための事業費や維持管理コストの回収に関しましては、水道利用者の新たな負担を伴わないように適切に対応してまいります。また、下水道につきましても事業実施に見合う負担のあり方を十分検証していく予定であります。次に、港湾特別会計につきましては、現在のところ土地は貸し付けを希望すると伺っており、計画する面積相当分の収入が見込まれることなどから、収支不足改善に大きく寄与するものと期待をしております。次に、温排水による沿岸漁業への影響及び煙害大気汚染につきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。また、温排水による港湾施設への影響はないものと判断しております。次に、操業後の環境への検証につきましては、施設及び設備の整備状況に応じ環境関連法に基づいて国や道と連携し、市民が安心していただける対応をしてまいります。次に、公害防止協定につきましては、温排水をアクアセンターに接続し、水質、水温等を管理することから、アクアセンターと紋別漁協との協定を見直すこととしておりますことでご理解願います。市との協定につきましては、施設の内容が明らかになった段階で適切に対応してまいります。次に、市民の所得、市民の収入についてであります。市民の豊かさや所得を高める政策について、地方都市の置かれている状況につきましては経済低迷の長期化をはじめ、過度な規制緩和による格差の拡大、交付税削減などによる地方財政の疲弊、地域経済に大きな影響のある公共事業の大幅な縮減などにより、地方の活力がそがれているものと考えております。こうした中、私は市長就任以来、地域の産業力を高めていくため、農業では乳牛ほ育育成預託牧場の整備や大規模農業生産法人の設立への支援、よつ葉生クリーム工場の誘致、6次産業化の推進、林業では日本一の規模となる森林認証エリアの取得や首都圏への森林認証材の販路拡大、路網の整備、漁業では加工原魚の安定確保に影響が大きい沖合底引船の建造や衛生管理機能を充実させた市場建設への支援、水産加工業では検査センターの運営やHACCP対応の施設改修に対する支援、商業では新規開店や既存店舗の新増築工事への支援、観光では空港の利用拡大やスポーツ・音楽合宿の定着などに取り組むとともに、道立紋別病院の移管や休日夜間急病センターの開設、中学生までの医療費無料化、西紋別地区広域ごみ処理センターの整備、道立オホーツク流氷公園の誘致、学校施設の耐震化など、市民の皆さんが安心して豊かに暮らせるまちづくりを進めてまいりました。また、今後におきましては農業の生産基盤の一層の整備や担い手・後継者の確保・育成をはじめ、森林認証材のさらなる利用促進や林業経営の低コスト化に向けた取り組みへの支援、漁業者の使いやすい港づくり、ホタテ協業船の更新や水産物の鮮度保持に欠かせない製氷工場建設への支援などに取り組むほか、地域活性化の大きな力となる木質バイオマス発電所を誘致するなど力強い産業づくりを進めるとともに、ガリヤ地区の観光施設のリニューアルをはじめ、オホーツク紋別空港東京直行便の通年運航化に向けた取り組みや広域観光の一層の推進を図るなど、交流人口を増やし、地域の活力を高めてまいりたいと考えております。また、広域紋別病院の一層の充実をはじめ、安心しあわせプランの推進や中心市街地の再生に向けたまちづくりビジョンの具体化など、市民の皆さんが豊かさを実感できるまちづくりを進めてまいります。2点目の生活保護基準の引き下げについてであります。初めに、本市における平成25年度の基準の見直しによる影響につきましては、新聞報道の9例に沿って、30代と20代の夫婦と4歳の子供の世帯が3,230円、40代の夫婦と中学生と小学生の世帯が5,130円、70代の単身世帯が310円とそれぞれ減少し、60代の単身世帯が70円の増の予定となっております。また、70代以上の夫婦世帯が730円、60代の夫婦世帯が300円、41歳から59歳の単身世帯が400円、20歳から40歳の単身世帯が1,220円、30代の母と4歳の子供の世帯が1,080円とそれぞれ減少する予定となっております。これは、厚生労働省で試算したモデルとなりますが、町村部よりは都市部、単身世帯よりは多人数世帯で増減幅が大きくなっており、都市部の引き下げ額は町村部の2倍から3倍であり、地域格差が縮まるような内容となっており、多人数世帯につきましては消費実態との比較において世帯人員が多いほど乖離が拡大するといった傾向に対応したものであります。本市の級地区分は3級地の1に相当し、引き下げ幅は町村部に近い状況であります。次に、就労支援につきましては、過去5カ年の稼働による自立の件数は平成20年度で8件、平成21年度で2件、平成22年度で1件、平成23年度で3件、平成24年度で12件となっております。自立支援の推進につきましては、稼働年齢層で就労に向けて阻害要因のない方について就労支援事業への参加を積極的に促しております。これに加え、平成24年度はハローワークとの連携による福祉から就労支援事業を実施し、また本年度は厚生労働省委託事業であります民営職業紹介所の活用も検討しております。次に、就学援助事業及びこのほか影響が大きいと思われる事業につきましては、影響を受ける制度約40種類についてはそれぞれの省庁より国としての対応が示されているところであります。議員ご質問の就学援助制度及びこのほかの制度につきまして、厚生労働省は制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながらできる限りその影響が及ばないよう対応することを基本としておりますが、地方単独事業につきましてはこの趣旨を理解した上で自治体において判断するよう依頼するとされております。本市といたしましてもこの趣旨に十分配慮し、また他市町村の動向を注視しながら適切に対応してまいりたいと考えております。3点目の官製ワーキングプアについてであります。初めに、市役所ほか関連事業所で働く方々の状況についてでありますが、市役所の年間雇用臨時職員につきましては、保育所の調理員で平均年齢49.2歳、平均年収約193万1,000円、休日夜間急病センターの事務職で平均年齢37.8歳、平均年収約299万8,000円、保育士で平均年齢36.7歳、平均年収約215万3,000円となっております。なお、一般的な9カ月雇用の臨時職員につきましては、保育所の調理員と同額の単価で設定したところであります。また、その他の関連事業所の給与実態につきましては不明でありますが、市が人件費相当分として当初予算で計上しているものは、オムサロの作業員が2名、486万円、公園の作業員が7名、1,060万4,000円、次にアクアセンターの作業員が16名、8,446万1,000円、次に市のごみ収集作業員が15名、5,424万7,000円、西紋衛生組合のごみ焼却処分場の作業員が20名、6,554万円、次に紋別振興公社の事務職員が20名、7,628万4,000円、次にガリンコタワー会社の事務職員が6名、1,306万1,000円、次に紋別市社会福祉協議会の事務職員が5名、1,498万7,000円、次にNPO法人紋別市体育協会の事務職員が5名、1,844万3,000円、作業員が10名、1,064万1,000円、次に一般社団法人紋別観光協会の事務職員が7名、2,371万2,000円となっております。次に、民営化後の状況についてでありますが、平成18年度に指定管理制度が導入されたスポーツセンターでは、市で管理していた平成17年度には職員6名で人件費4,324万9,000円、平成20年度に包括委託されたアクアセンターでは、直営であった平成10年度には職員18名で人件費1億2,228万6,000円であり、職員の経歴や年齢構成などの違いにより単純に比較することはできませんが、直営のときを100とした場合、スポーツセンターは51、アクアセンターでは78となっております。民間への業務の委託等に当たりましては、今後とも職務内容をはじめ民間や他市の状況等も勘案の上、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、各種人件費についてでありますが、臨時職員の賃金はその職務内容に鑑み、高卒初任給を基本として賃金日額の単価を決定しているところであります。また、関連業務に係る賃金単価につきましては、正規職員の高卒初任給をベースに資格や経験、業務の専門性を考慮して算定をしているところであります。市といたしましては、今後とも臨時職員の賃金単価については職務内容や職員給与との均衡等も勘案の上決定するとともに、市の関連業務に係る賃金単価につきましては勤務形態や職務内容及び責任の度合い、民間や他市の状況も勘案の上、決定してまいりたいと考えております。次に、紋別市社会福祉協議会の赤字経営についてであります。1点目の赤字経営に対する市の認識につきましては、新聞報道後速やかに過去3年分の決算報告書の提出を求め、その提出資料により平成24年度赤字決算の事実を確認したところであります。社協側から概要説明は伺ったものの、市の要求した資料作成に時間を要しているため、現時点では赤字決算に至った明確な理由は判断できておりませんが、決算報告書に基づきその要因を分析しているところであります。社協は、地域福祉を推進するための中核的な役割を担うものでありますことから、赤字に至った明確な理由を明らかにするとともに早期に経営改善を図られ、今後とも地域における福祉意識の醸成やボランティア団体の育成などノーマライゼーションの浸透と定着に向けた積極的な活動に取り組まれることを期待しているところであります。2点目の経営の改善策の樹立とその指導についてであります。社会福祉法人である社協におきましては、社会福祉法の規定に基づき事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的に経営基盤の強化を図るとともに事業経営の透明性を確保することが求められるものであります。市といたしましては、社協の自主的かつ速やかな経営改善策の構築を基本に早期の経営安定化に向けた指導を行い、市民の不安感の払拭に努めてまいりたいと考えております。3点目の介護保険事業の撤退による影響につきましては、各介護保険サービスにおける利用人数は、本年5月のサービス提供分利用実績において、通所介護が予防を含めて45名、訪問入浴介護が9名、訪問介護が予防を含めて34名、居宅介護支援が65名となっております。次に、社会福祉協議会が撤退した場合の受け皿につきましては、一般論として介護保険事業から撤退する場合の利用者の処遇につきましては廃止する日の1カ月前までに指定権者に対して廃止届を提出することとなっており、その場合現にサービスまたは支援を受けている利用者に対して事業を廃止することを説明するとともに、介護保険事業者として責任を持って移行先を探し、円滑に利用者がサービスを受けることができるような措置をとることとなっております。次に、本市の介護保険事業運営への影響につきましては、3年ごとに介護保険事業計画を策定し、各サービス供給量などを見込み、それに応じて基盤整備を行っているところであります。仮に社協が介護保険事業から撤退することとなった場合、特に訪問入浴介護は他に介護サービス事業者がないことから、当該利用者に対する影響は避けられないと考えております。4点目の社協に対する財政支援の意義と業務委託の効果についてであります。初めに、財政支援の意義につきましては、社協は高齢者や障害者の見守り活動、共同募金活動、ボランティア団体の育成など地域における相互扶助活動を力強く牽引する役割を担うとともに、営利を目的としない民間組織として特殊車両による福祉有償運送や訪問入浴事業など収益性の低い事業にも取り組むものであります。議員ご指摘のとおり、介護保険事業など一部の収益事業も行ってはおりますが、同時に他の民間事業者による参入が困難な社会福祉事業を行うものでありますことから、市が社協に対して財政支援を行うことは本市における地域福祉を安定的かつ公平・公正な視点で推進する上で必要なものであると考えております。次に、社協に業務委託することにより得られる効果につきましては、社協に対する委託事業は総合福祉センターの指定管理業務、まちなか道営住宅ふれあいサロン事業及び地域ネットワーク推進事業など、社協へ委託することに合理性がある事業が公共性・公益性の高い事業であり、市民や団体に対して中立的な立場で事業を行うことが期待できるとともに、地域福祉を推進するための現場の知識を豊富に兼ね備えておりますことから、民間事業者ならではの創意工夫を取り入れながら地域における多種多様な福祉ニーズに公平・公正に応えることができるものと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、宮川議員の教育問題についてお答えいたします。初めに、小中学校就学援助についてであります。1点目の制度の趣旨と概要についてでありますが、教育委員会では児童生徒が義務教育を円滑に受けられるよう、経済的にお困りの保護者に対しまして学用品や給食費など一定の就学援助を行っております。援助の申請対象者は、本市内に在住し小中学校に通学している児童生徒の保護者のうち、世帯の年間収入額が生活保護基準の1.3倍未満であることが条件となっております。申請後、認定者には学用品、医療費、給食費などの援助費目ごとに支給を行ってまいります。2点目の支援を受けている児童生徒数につきましては、平成23年度の数値で申し上げますが、小学校全児童数1,129名のうち就学援助児童314名、生活保護世帯児童33名、小学校で支援を受けている児童数は合計で347名、比率は30.7%となっております。また、中学校では全生徒数606名のうち就学援助生徒161名、生活保護世帯生徒15名、中学校で支援を受けている生徒数は合計で176名、比率は29%となっております。3点目の就学援助比率の分析につきましては、平成21年度以降援助比率は25%を超えており、その理由といたしましては経済状況の変化、離婚等による母子、父子家庭の増加及び就学援助制度の周知により、就学援助比率が高い状況にあると認識しております。次に、生活保護についてであります。生活保護基準引き下げによる小中学校就学援助への影響についてでありますが、本年度につきましては基準引き下げに基づく就学援助への影響はありません。また、本年8月から引き下げ基準が適用されますが、年度当初の就学援助申請者と基準引き下げ後の申請者に不均衡が生じないよう、引き下げ後の申請者につきましても年度当初での就学援助認定基準に基づき認定処理を行う考えでおります。なお、来年度以降につきましては、今後就学援助制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限り影響が出ないよう適切に対応してまいりたいと考えております。次に、体育の振興についてであります。初めに、スポーツ少年団への支援についてお答えいたします。1点目の活動に対する支援についてでありますが、スポーツ少年団への補助について昭和57年度当時は日本スポーツ少年団への登録料と傷害保険料の2分の1相当額を支援することとし、少年団11団体へ18万円を補助した経過があります。その後増減はありますが、平成18年度から現在の14団体43万円を補助しております。先ほどご質問にありました選手登録料や活動費助成など個々に算出した額が29万5,600円とのことですが、市といたしましてはそれらに事業費、事務経費等を考慮し総額43万円の補助をしており、補助額については現状適正と考えているところであります。2点目の運動用具整備費につきましては、学校教育におけるクラブ活動に準ずるものとして主な活動拠点を学校施設としている運動クラブに対し、活動に必要な共用の用具、備品類の購入に対し補助を行うもので、現在は野球が3チーム、サッカーが2チームとなっております。議員ご指摘のとおり、全道、全国で活躍する子供たちのニュースは市民に夢や希望を与えるとともにスポーツの体験を通して知識やルールを学び健康な体を培う知・徳・体の向上に資すると考えられることから、今後各団体の実情とニーズを把握し、充実策について研究してまいりたいと考えております。3点目の各種大会参加経費の一部助成でありますが、全道、全国、国際大会などに出場する団体及び個人を対象としてスポーツ振興助成金を交付しております。平成24年7月1日付で要綱を改正し、これまで地区大会に相当する少年団の遠征費は原則3回までとしておりましたが、保護者等の負担軽減を考慮する上から5回を限度として拡充を図りました。しかしながら、昨年度は好成績をおさめ全道、全国大会に出場した一般社会人団体が例年以上に多く、地区大会分におきまして何件か要望にお応えできなかったものもありました。本年度につきましては、一般社会人等の枠を含め、昨年度より60万円増額し260万円の予算措置を行っており、前年度ベースで推移しますと要望に応えていけるものと考えております。次に、弓道場の整備についてでありますが、1点目の弓道場の射場床の補修及び2点目の弓道場の安全対策における防護ネット設置につきましては、現場を確認し、補修に向けて検討しており、補修費用は合わせて550万円程度かかると思われますが、来年度予算計上へ向けて関係部局と調整を図ってまいりたいと考えております。次に、体育協会への指定管理事業についてでありますが、体育協会には平成18年度からスポーツセンターをはじめそよかぜほーるや運動公園、大山スキー場など10施設の指定管理者として各種スポーツ教室や市民のスポーツ振興に貢献していただいております。体育施設を含め、市の施設の指定管理期間は5年としている総合福祉センターなど2件の施設を除き、3年間となっているところであります。平成26年度は、多くの施設が3年間の指定期間の最終年となり、新たに指定管理者候補を選定する年であります。その際は、指定管理業務への新規参入の機会を阻害しないよう配慮するとともに、地域住民や施設利用者の意見を参考にさせていただき、施設ごとの特性に即して当該施設の目的を達成するために適切と考えられる指定期間に設定したいと考えております。なお、包括管理委託では、アクアセンターにおきまして維持管理全般を平成23年度から25年度までの3年間で委託しており、来年度から新たな契約となるところですが、委託期間につきましては3年間で公募する予定であると担当部署よりお聞きしております。以上、答弁といたします。
質問 5番 宮川正己
どうもありがとうございました。何点か、時間の関係もありますので簡単に確認やらご質問をさせていただきたいと思います。まず、住友グループによる木質バイオマス発電についてでありますが、その4点目、インフラ整備と企業会計についてでありますが、答弁されてたんですけど、ちょっと確認だけさせてください。上下水道ともでありますけれども、一つとしては、このことに係る市民の新たな負担増はないということかということと、それから2つ目として企業会計は改善される、悪化することはないと考えてよいのか、確認を込めてお知らせをいただければと思います。以上です。
答弁 総務課長 長谷川哲也(総務課長は2015年12月まで)
お答えいたします。1点目の企業会計への新たな市民の負担増ということでございますが、議員ご指摘のとおり、そのとおりでございます。2点目の企業会計が悪化することはないかということでございますが、悪化させることはないように考えてございます。以上でございます。
質問 5番 宮川正己
わかりました。じゃ、次へ進ませていただきますが、生活保護の3点目に関連をしてお尋ねをしたいと思います。生活保護基準の引き下げ、私もそうでありましたが、多くの市民は自分は関係のないことなんだというふうに思っていると思います。私がこの質問をさせてもらったのは、それはちょっと違うんでないかということを市民の皆様にもわかっていただければいいかなということから質問させていただきました。生活保護基準の引き下げということは、私が申し上げることもありませんけれども、言い替えますと国民の最低生活水準が下がるということだというふうに理解をしてもいいのではないかというふうに思います。これによりまして税の非課税世帯の基準が連動して下がるということになるのではないかというふうに思います。一般的にはそういった人たちの階層が引き下がるわけですから、税の負担が出てきたり保育料や介護保険料などの軽減基準、国民健康保険の保険料が変わる人たちが出てくるのではないのかと。それも、強い立場の人じゃなくて経済的に弱い立場の人たちの中で出てくるのではないのかということが心配されるから聞いたのであります。答弁では、できる限りその影響が及ばないように対応したいというようなことを基本としているというようなご答弁でありました。影響を受ける制度について、大まかなところで結構でありますので、その事業名、全部っていうと何か市長さんの答弁の中で40ぐらいあるというお話でしたけれども、大まかなところとか、地方単独の部分があったら大まかなところで結構でございますので、事業名だけで結構でございます、影響額はまだ、これから出ないようにしたいということですから、出るとしたらこんな事業ということだけお知らせをいただければと思います。
答弁 社会福祉課参事 飯田欣也(社会福祉課参事は2013年12月まで)
お答えいたします。影響を受ける制度については、厚生労働省より38種類の制度が影響を受けるとされております。主な制度としましては、保育所の保育料の免除にかかわる階層区分、養護老人ホームへの入所措置制度、介護保険料や高額介護サービス費などの段階区分があります。個人住民税の非課税限度額を参照しているものについては、26年度以降の税制改正を踏まえて対応するとされております。以上でございます。
質問 5番 宮川正己
わかりました、ありがとうございました。それでは次に、官製ワーキングプアについてであります。この件は、私は好きで、私なりに自分の分析といいますか、考え方を申し述べさせていただきまして、大変市長さんにも迷惑をかけたのかなというふうに思います。答弁はかみ合わないところもありましたけれども、再質問というよりもちょっと申し上げたいと思いますが、時間の関係もありまして、担当課長さんの手元に私なりに分析した資料をけさもまたお届けをさせていただきました。連合総研の定義を先ほど私申し上げましたけれども、私の試算とそれとをあわせていきますと、労働者への支給予定額で見ますと、アクアセンターの作業員と私が分析してみますと、振興公社の事務職員だけがワーキングプアでない。その他は生活保護受給額より低い金額の生活をしなければならないという、理論的にですよ、いうようなことになろうかなということがうかがい知れるようになっております。市長さん以下市の職員の皆さんに今後このことを強く認識をしていただきまして、いろんなことでお考えをいただければと思います。今回は、私も時間不足ですし勉強不足でありますので、私はこれからこのことについての勉強を深めてまいりたいと考えております。また、別の機会にこのテーマで議論を深めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。次に進ませていただきます。次に、社協の赤字経営についてでございますが、市と社協は地域福祉を展開する車の両輪であります。甘やかすことは必要ありませんけれども、今後とも適正で気配りのある温かい支援を期待いたしたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。最後に、体育の振興についてであります。スポーツ少年団への支援についての1点目、活動に対する助成についてお尋ねをいたします。ヒアリングでもいろいろ勉強させていただきましてありがとうございました。何度か足を運びまして、ご迷惑をおかけいたしました。勉強してみますと、答弁の中にもありましたように予算額の43万円を少年団がもっとうまく運用できる方法があるような気が私もしております。そこでご相談なんですけれども、私も何団体か少年団から相談を受けましたので、その方々にもお話をいたしますが、少年団とも相談をしてみますので、この運用について今までとは違うような形で運用できるんじゃないかと思ったりもしておりますので、ぜひ理解を深めてほしいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。お答えをいただければと思います。
答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)
お答えいたします。議員のご意見と同様、スポーツを通して心身ともに健全な育成を目指すスポーツ少年団への市からの補助金であり、有効な活用を図っていただきたいと願っているところであります。以上、答弁といたします。
質問 5番 宮川正己
すみません、よろしくどうぞ、わかるようなわからんようなかったんですけど、よろしくどうぞお願いします。それから、スポーツ少年団への支援についての2つ目の運動用具整備に対する補助、それと弓道場の整備につきましては前向きなご答弁をいただいたと私は受けとめました。ぜひ来年度予算に大きく期待をしておりますので、教育長さん、頑張ってください。それから、市長さん、よろしくどうぞお願いをいたします。以上で私の質問は終わります。どうもありがとうございました。